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こんにちは、ポロトです。
今日は、刺さるメッセージの作り方というテーマでお話していきます。
商品を売っていく上において、メッセージは必須なわけですが、
見ていると、メッセージがないとか、
もしくは、メッセージがぼやけていて曖昧な人も多いんですよね。
だから、自分のメッセージって何なのかをしっかりと組み立てて、
相手に分かりやすく伝えていく必要があるわけですが、
マーケティングの世界におけるメッセージというのはどういうものかというと、
誰に何をどうやってというのがメッセージなんですね。
例えば、私の商品はこういう人が対象で、
こういった悩みをこのような方法で解決しますみたいな、
それが一般的なメッセージです。
これにプラスするとするならば、そこにYが入ってくるわけですね。
なぜ私から買うべきなのかって、
この4つが入っているときれいなメッセージになるわけですよ。
だから、Who? What? How? Yですね。
これがどんな人に向けて、どんな悩みをどうやって解決して、
なぜ私から買うべきなのかっていうのが一般的なメッセージです。
これはおそらくほとんどの人がある程度は思っているんじゃないかなと思うんですよね。
これがないとそもそもどうやって売るんだって話だから、
なんとなくぼんやりとはこういったところは思っているかと思うんですけど、
僕が今回お話しするメッセージってこれじゃなくてですね、
もっと深いところにあるというか、
そういったメッセージなんですね。
情報発信をするときにどういった形で、
自分の価値観みたいなものですけど、
メッセージとして届けるのかみたいな話です。
さっき言ったWho? What? How? Yですね。
この中で1個分解する必要があってですね、
それは何かというとWhoの部分ですね。
誰に?っていうところ。
この誰に?っていうのをもうちょっと明確に細かくしていかないといけない。
だからこそいわゆるその、
ペルソナみたいなことが言われるわけですね。
このペルソナの話はちょっと長くなるんで、
過去のエピソードであげているので、
そっちを聞いてほしいんですけど、
ペルソナってみんな結構、
よくわけもわからず適当に作っているんですね。
35歳、山田太郎さん、東京都在住、
妻1人、子供2人みたいな。
こういうのが趣味で、年収いくらで、みたいな。
でもそれだけではあんまり意味がなくて、
例えば東京都在住35歳男性、妻1人、子供2人、
趣味、例えば草野球とかって別に他にもいっぱいいるし、
その人が何に悩んでいるのかってわからないと思うんですよ。
だからそれだけでは意味がなくて、
その人が何に悩んでいるのかってところも考えていかないといけないわけですけど、
それを考える上においてですね、
その人がどういう価値観を持っているのかっていうのを考えないといけないわけですよ。
例えばビジネスを教える系の商品を売っている場合、
彼らが求めているのはお金を稼ぐ、収入を増やすってことですね。
でもその収入を増やすっていうことに対して、
どういう価値観を持っているのかってことです。
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だから人の役に立って感謝されながら稼ぎたいっていう人もいればですね、
一方で自分さえ儲かればいいみたいな。
とにかく楽して簡単にサクッと儲けたいみたいな。
他の人が悲しもうが傷つこうがそんなことは知ったことじゃないっていう考えを持っている人もいるわけですよ。
だから同じ収入を増やすという目的だったとしても、
価値観が人によって違うんですね。
これを古いにかける必要があるわけです。
古いにかけないと違う人が来ちゃったりするんですね。
このメッセージっていうのはどういうものかっていうと、
言いやすく言うと同じ商品を違う人に売るみたいなものです。
だから商品が同じでもメッセージの届け方によって買う人が変わるんですね。
だからこのメッセージを自分で理想のお客さんに刺さるような形でやっていかないと、
全然意図しないほうの人が来てしまったりするわけですよね。
それが絞り込みっていうところになるわけですよ。
だから自分がビジネスとか収入を増やす方法を教えるんだったら、
自分の強みとか持っているスキルとか知識とか、
そういったものを生かして世の中の役に立って、
社会貢献しながら収入を増やしていきましょうっていうふうに言えば、
それいいなって感じる人は反応する、刺さるだろうし、
そういうふうに感じない人、そんなことどうでもいいから
とにかく楽しく簡単に稼げる方法を教えてよっていう人は反応しないです。
このじゃない方っていうのを明確にしないといけないわけですよ。
だから単純にお金稼ぎましょうだけだと両方来ちゃうわけですよ。
貢献したいっていう人と楽したいっていう人が両方来ちゃうわけです。
これ両方来たらまずいんですよ。絞り込みになってないから。
じゃないと違う人が来て後々自分が苦労したり、
サポートしたくないような人が来たりとか、クレーム繋がったりとかね。
後で嫌な思いするのは自分だから、そこでしっかりと奮いにかける。
今回の場合だったら楽しく稼ぎたいみたいな人は来ないようにしないといけないわけですね。
そういう人たちが嫌がるようなメッセージを発信していく必要がある。
そのためには彼らがどういう価値観を持っているのかっていうのを
理解しないといけないわけですね。
例えばそういう人たちっていうのはね、とにかくノウハウとかテクニックとか裏技とか
そういった表面的なものを好みますよね。
だけど一方で本当にそういう本質がわかるような人っていうのは
抽象度の高い話とかね、っていうのが刺さったりするわけですね。
逆にそういう表面的なものばっかり求める人っていうのは
抽象度の高い話は刺さらなかったりするみたいな。
だから自分の発信のスタンスっていうのも考えていかないと
意図した人が来ないみたいな感じになるわけですね。
で、さっきのペルソナっていうところですけど、
ペルソナってとにかく細かくしましょうみたいな話をするわけじゃないですか。
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例えばさっきのケースだったら、鬼滅の刃が好きでとかあると思うんですけど
それ自体にはあんまり意味がないんですよ。
だって鬼滅の刃が好きかどうか、その情報が意味がないっていうんじゃなくて
なんでその情報があるのかっていうところも考えていかないといけないんですね。
ペルソナを考えるとき、そういう一人の人物像を作るときっていうのはですね、
今この現在こういう状態の人っていうだけじゃなくて
なぜそうなったのかっていうのを考えないといけないわけですよ。
要するにバックグラウンドを考えて
その人がどういう価値観を持っているのかっていうのを導き出すわけですね。
さっきの鬼滅の刃っていうケースであれば
自分の子供が好きで学校で流行ってるから
それにつられて見るようになったら好きになったっていう人もいればですね
単純に世の中で話題だから、自分もミーハーな人で
世の中の話題に乗り遅れたくないから見てるっていう人もいるわけです。
同じ鬼滅の刃が好きっていうのでもバックグラウンドが違うわけですね。
だからさっきのお金稼ぎたいっていうところで言うならば
例えば初めてこれからずっとサラリーマンやってて
これから初めてそういうオンラインの情報発信とか
ビジネスを始めようとしている人、そういうバックグラウンドを持っている人もいればですね
企業塾とか工学塾とかそういうところに入って
いわゆる騙されるというかね、した人とかがいた場合
その両者、両方とも確かにお金を稼ぎたい収入を増やしたいっていう
悩み願望は共通してますよね。
でもその二人ってそこに至るまでのバックグラウンドが違うわけじゃないですか。
かたや初めてビジネスをする人、かたやいったんね、いろいろやって勉強したけど
工学塾とか企業塾でいわゆる騙されるみたいな
騙された人たちってどういう価値観を持っているかというと
ああいうのは詐欺だとかうさんくさいとかね
こんな小手先のテクニック、表面的なテクニックが通用するわけないっていう価値観を持っているわけです。
だからそういう人たちに対して、今の時代はそういうテクニックは通用しませんよって言ったら刺さるんです。
だからバックグラウンドまで考えないといけないわけです。
こういう人、例えば山田太郎さん35歳、年収300万でお金に困っているから
ネットビジネスを始めてみたいな、ってなるかもしれないけど
じゃあその人がさっきの言うところの会社員でいきなりビジネスを始めたばっかりの人なのか
ある程度そういうのをいろいろ試してうまくいかなかった人なのかによって
届けるメッセージが違うわけです。
だからバックグラウンドから必ず導き出す必要があるというわけです。
でもみんなこのペレソナを考えるときっていうのは
現在、今この時点だけしか考えないから
どういった基礎でそういう状態になったのかと考えないわけです。
だから会社員として働いているっていうところで
親のレールに乗せられて働いている人もいれば
やりたい仕事で志を持って働いている人もいるし
状況が違うわけです。
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当然持っている考え方も違うわけです、そういう人たち。
そこまで考えてメッセージを組み立てる必要があるということですね。
それを発信した後に大事なのが答え合わせをするということです。
自分がそういうメッセージを発信して
実際にどんな人が来たのか、どんな人に刺さったのかっていうのを見て
答え合わせをするわけですね。
僕のところに来る人っていうのはみんないい人ばっかりなんですけど
やっぱり自分が意図したような人は結構来てるんですね。
結構本質のわかる人というか、そういう人たちが多いし
クレーマーとかそんな人はいないですしね。
変な人は紛れ込んでこない。
なぜかというとそれは普段情報発信をしていて
YouTubeなりポートキャストなりに
そういった発信を見たり聞いたりしている人だから
自分の価値観が近いんです。
だから変な人が紛れ込んでこない。
だからこれは答え合わせができるわけですよ。
自分が狙ってて、そういう本質のわかるような人が来てほしいなって言って
そういう人が来たりとかしたんだったら
発信はずれてないんだってなるけど
全然違う人が来たんだったら発信の仕方が間違っているということです。
だから必ず答え合わせをするということですね。
いわゆる大手の人たちが広告で大量に集客して商品を売るっていうのは
そういったことをしていないわけですね。
広告上だから一発でコンバージョンさせるみたいなことをやっているから
当然価値観とかを日常的に発信してではないので
要するに何でもいいから誰でもいいから売るみたいな状態になっているわけです。
さっきの例で言うならば
世の中の役に立ちたいっていう人にも売るし
自分さえも置かればいいっていう人にも売るみたいな
そこのふるいにかけることができないわけですね。
だから変な人も紛れ込んできちゃうというわけです。
なのでこの刺さるメッセージっていうのはそういったような考え方
どういう価値観を持っているのか
そしてなぜその価値観を持つようになったのかっていうところから
導き出して考えていく必要があるということです。