2022-12-14 10:38

リバースエンジニアリング

リバースエンジニアリング(Reverse engineering)という言葉はあまり聞きなれない言葉ですが、

海外のマーケティング系のチャンネルを聞いていると良く耳にします。


この意識を持つようになると、ビジネスの知識習得が加速します。

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ファンを生み出すコンテンツがビジネスを加速させる
アポロオフィシャルポッドキャスト
超ブログ思考
はい、こんにちは、アポロです。
今日はですね、リバースエンジニアリングという話をしていきます。
このリバースエンジニアリングという言葉ですね、海外のポッドキャスト、
マーケティング関連のポッドキャストを聞いていると、
ちょくちょく出てくる言葉なんですけども、
簡単に言うとですね、完成品を分解するという、
もともとの意味があるんですけど、
つまり、例えば何か商品が売られているとか、
その仕組みをですね、自分で分解して、
なぜこれがうまくいっているのかというのを分析するようなことですね。
その行為のことをリバースエンジニアリングというふうに言うわけですけど、
これってすごくいいビジネスの勉強になるんですよね。
おすすめはですね、例えば広告とかあると思うんですよ。
Facebookとかね。
他のSNSでもそうだし、
例えばGoogleで検索したら、
一番上のところに広告という表記があるところがあると思うんですけど、
あれをぜひクリックしてみてほしいんですよ。
基本広告って、何ていうのかな、
煩わしいものだからスルーすることが多いと思うんですけど、
あれって絶好の教材にもなっていて、
広告を出すということはある程度やっぱりね、
成果が出るような形に仕上げた状態で広告を出しているわけですね。
そうしないとお金ばっかりどんどん減ってしまうので、
広告を出す側としてはですね、
できる限りコンバージョンするような内容に仕上げているわけです。
つまりそこにはですね、
うまくいくためのエッセンスが凝縮されているわけですよね。
実際にこの広告をクリックしてみると、
売り手のその意図みたいなのがわかるわけですよ。
この広告を見て、
これなんでこんなに売れているんだろうみたいな風に考えると、
ここにこういう仕掛けがあるからかみたいな感じで、
わかるようになってくるんですね。
なるほど、こういう表記をしたらお客さんは反応するんだなとか、
この言葉使えそうだなとかね。
これは一体どういう意図があってこういうことを書いているんだろうかとか、
というのを自分なりに分析してみるわけです。
これをリバースエンジニアリングというふうに言うわけですけど、
やっぱり自動的なインプットよりも、
自分で能動的に学習をしたほうが自分には定着しやすいんですよね。
LearnよりもStudyというエピソードを以前お話したことがある。
単純に誰かの教材とか本とかそういったものを読むよりも、
自分で研究するみたいなイメージです。
という感じでやっていったほうが、やっぱり記憶に残りやすいんですね。
という点においてすごく勉強になりますし、
この売り手の視点に立つというのが大事なんです。
広告をスルーしてしまうというのは、
おそらく自分が買い手の視点にいるからです。
買い手からすると広告って鬱陶しいもんだから、
基本的には見たくないとか読みたくないとか、
どうせ何か宣伝で売り込まれるんだろうという視点で見るから、
広告って避ける傾向があるんですけど、
でも売り手の視点からすると、
この人どうやって売っているんだろうなという分析ができるわけですね。
で、クリックして実際見てみると、
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相手には申し訳ないですけどね、
クリックするたびに相手に課金されてしまうので、
その人には申し訳ないんですけど、
そこの広告の中、一体何が書かれているのかとか、
どんなものを売っているのかとか、
そういうのを調べていくと、
売れるからくりみたいなのが分かるわけですね。
ただ、どの広告が売れているか売れていないかというのは、
パッと見で判断できないので、
継続的に出し続けているもの、
広告を継続して出し続けているということは、
それでも採算が取れるから出し続けているわけです。
単発でパッと出してすぐに広告が出なくなるものは、
あんまり売れていない可能性があるので、
そういうので日々SNSとかもチェックしておいて、
高いので、そういったものを重点的にチェックしていくと、
そうすると売れる要素みたいなものが分かるわけですね。
リバースエンジニアリングということを、
常日頃から心がけて、
もちろん広告だけじゃないですけど、
例えばメルマガとか送ってきて、
この人何でこういうふうに書いているんだろうかとか、
何でこの人はこんなに売れているんだろうかというのを、
いろいろそういう視点で物事を見ると、
今まで見えなかったものが見えるようになってくるんですね。
そういうふうに見えるようになってくるわけです。
実際そういうふうにして習得したものというのは、
定着しますし、やっぱりそういうもののほうが成果が出るんですね。
僕自身もやっぱり知識として得れたものというよりは、
自分が実践を通す中で、
そういういろんな人を見て、
これ何でこうなんだろうとかって感じて、
それを自分の実践に移した時のほうが成果につながったりとか、
結構そういう経験があったので、
経験ピンポイントにあっているとか、
物が見つかりやすいので、
このリバースエンジニアリングという手法というか、
考え方というのはすごくビジネスに役に立つんですね。
何事においてもそうだと思うんですよ。
日常生活においても、それこそいろんなお店とかに行くと思うんですけど、
何でこの店売れているんだろうなとかという、そういう視点で立つんですね。
そこでいろんな要素で分解していくわけですよ。
リバースエンジニアリングというのは完成品を分解すると言いましたけど、
分解する必要があるんですね。
この時に必要なのが、原理原則みたいなのを理解していないと
リバースエンジニアリングというのはうまくいかないんですよ。
このパーツはこういう役割を持っていて、このパーツはこういう役割を持っていて、
それが分からないと分解しても、
このパーツが何のためにあるのか分からないという状態になってしまうわけです。
例えばコピーライティングのところで言うならば、
例えば限定性とか、人間は損失を回避する修正、
そういう欲求本能を持っているとか、
あとは緊急性もそうだし、
いろいろそういうコピーライティングの原理原則みたいなものがあるわけじゃないですか。
そういった原理原則を理解して分解すると、
これは限定性だなとか、これは緊急性だなとか、
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これは損失回避をやっているのかなとか、
という仕組みが分かるわけですよ。
例えばセールスデータを分解したときに、
この箇所はこういう役割で、この箇所はこういう役割で、
お客様の声とか、ボレットを入れたりとか、
いろいろあるわけじゃないですか、特典とか。
これは何でこの順番で並んでいるんだろうとか、
というのを分解して分析できるんですけど、
そもそもそのパーツの役割とかパーツの存在みたいなものを分かっていないと、
分解してもそれが何のためにあるのか分からないわけですね。
つまり分析ができないということです。
リバースエンジニアリングをするためには、
やっぱりある程度ビジネスとかマーケティングとか、
そういったことの原理原則というのを理解していないと、
結局それを見たところで全然分からないわけです。
だからやっぱり最低限そういった知識を入れておく必要があるわけだし、
その知識を使って実際そういういろんなものを見てみると、
今までお客さんの視点では見えなかったような、
その売り手側の意図みたいなものが見えてくるようになるというわけです。
これは本当に実践的ないい学習方法なので、
ぜひ実践してみてほしいんですけど、
そういうのをやっていくために必要なことっていっぱいあると思うんですね。
だから自分自身の過去にやったそういうものとかも、
リバースエンジニアリングできるんですよ。
うまくいった事例ですね。
例えば自分が過去に売ってみて思いのほか売れたとか、
売れないと思ってたのに売れたとか、
というものがあったとしたら、
それをリバースエンジニアリングするわけですね。
分解して、何でこれ売れたんだろうな、みたいな。
自分の場合っていうのはまさに一番自分に合った事例なわけなんで、
すごく参考になるわけですね。
過去にこういうやり方でやってうまくいった、
じゃあ次また同じやり方でやってみようって。
それでまた成果が出たんだったら、
おそらくそのやり方を継続しちゃっていけば成果が出る可能性があるみたいな感じです。
だから自分のうまくいくパターンみたいなものが見つかるわけですね。
でもそれでリバースエンジニアリングしていないと、
何がその原因で売れたのかって分からないわけですね。
つまりまぐれで売れたみたいな感じですよ。
だから常にそういう運の勝負みたいな。
売れるか売れないか、
とりあえずやってみて売れたらラッキー、売れなかったら失敗したっていう状態になってしまう。
でもそもそもの売れた理由とか、
っていうのが分かってたら、
じゃあここをこうやってやっていけばいいんだみたいな感じになりますし、
あとは自分のお客さんに聞いてみるっていうのもいいと思うんですよ。
何が決めてて買ったんですかみたいな。
っていう風にするとお客さん視点から自分の商品が売れた理由とか、
もしくは自分が選んでもらえた理由みたいなものが分かるわけですね。
それもリバースエンジニアリングになるわけですよ。
相手に客観的に情報が得られるので、
すごくそこには自分の売れるために必要な要素みたいなものが隠されているわけです。
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普段からこういう癖をつけていると、
すごく分析するっていう思考とか能力が磨かれていきます。
なので日々自分が受け取っている情報、
それはもちろんこういうビジネスとかだけじゃなくて、
テレビとかそういったところでも、
これこういうことなんだみたいな。
例えばよくあるのがテレビCMで、
この後大物女優がブチ切れみたいなのがあるじゃないですか。
全然ブチ切れてないみたいな。
あれも要するにティーザーをじらしているわけですね。
これじらしなんだとかって、
そういうふうに分かるわけですし、
そういうの全部人間心理をうまく使ってやっているわけです。
そういう視点に立つと、
こういうふうにやると人間っていうのは動くんだとかっていうのが分かるし、
例えば自分が心を動かされたような何かものがあるのであれば、
何で自分はこれに対して心が動いたんだろうっていうのを、
冷静に分析してみるわけですね。
そうするとこういう要素に人間っていうのは反応するんだなみたいな。
そのパーツが分かるわけです。
そのパーツを使って今度自分の発信に生かしていくということですね。
そうすると同じように反応してくれる人が出てくるということです。
なのでこのリバースエンジニアリング、
完成品を分解してバラバラにしてパーツにして、
そのパーツのそれぞれの役割みたいなものを調べていく。
なぜこれがこういううまく反応したのかみたいな。
このパーツとこのパーツを組み合わせるとこういう化学反応が起こるとか、
もしくはこのパーツとこのパーツを比べるとまた別の化学反応が起こるみたいな、
そういうような感じですよね。
だからその要素に分解して一個一個調べていくというのは
すごくいい勉強になるのでぜひやってみてください。
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