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こんにちは、ポロです。今日は、なんでもかんでも仕組み化すればいいというものではないという話をしていきたいと思います。
ここでいう仕組み化というのは、いわゆるWebマーケティングにおけるファネルと呼ばれるものを仕組み化と呼んでいるのですが、
ビジネスを勉強してくると、そういう仕組みとかファネルとかを知ると思うんですよ。
あの形を必ず作らないと商品って売れないんじゃないかというふうに考える人も多いと思うんですよ。
だから必ずあの形を組み立てないといけないと思っているんですけど、それは商品によるんですよね。
それを理解せずに、ただ仕組みだけ真似しても逆効果になったりすることがあるわけですよ。
例えば、いわゆるファネルと呼ばれるもの。
2ステップマーケティングというんですけど、フロントエンドを作ってバックエンドを作るというのが一般的なやり方ですよね。
で、なんでこの形にするのかということですよ。
これはフロントエンドを作った方がバックエンドの制約率が上がるからですね。
要するにバックエンドで売るものが教育が必要なものだったりとか高額な商品の場合というのは、1ステップでは売れないわけですよ。
例えば、家を買うときにAmazonとかみたいなサイトを見て、よし買うぞって言って、そこですぐ決済とかしないですね。
やっぱりいろんな顧客に対しての説明だったりとか、そういったものを受けたりとかね、セミナーを開催して集めたりとか、住宅展示会とかね、やったりとか。
必ずそのステップを踏ませると思うんですよ。
というのはもうそんなすぐにね、衝動買いとかでポンって買うものじゃないから。
だから2ステップする必要があるし、僕たちが売っているようなコーチとかコンサルとかっていうのも無形商品だから価値がわからないわけです。
だからそういう、いわゆる教育のプロセスっていうのが必要になって、しかもその買い段が高いんですね。
例えばAmazonとかで1000円とか2000円のものってその場ですぐポンと買うじゃないですか。
それは金額が安いから購入ハードが低いから、もう即断即決みたいな感じで買うわけですね。
だけどバックエンドが例えば30万とか50万とかだと、やっぱりその前段階としてステップを踏ましておかないといけないわけですよ。
例えばフロントエンドが5000円だとして、5000円すら払わない人は30万の商品とか絶対買わないわけじゃないですか。
だからそこでもまず5000円の商品を買ってもらうっていうステップを踏ませて、そこからさらにね、濃くしていって30万のバックエンドを買ってもらうみたいな。
まあそういう流れにしていく必要があるわけですね。
それからいきなり30万ですバーンとやっても誰も買わないからフロントエンドっていうのを作って今2ステップマーケティングしてるってことです。
だけどこれはさっきも言ったみたいにバックエンドに何を売るのかによって決まるわけですよ。
高額な商品を売る、もしくは教育がすごく必要な商品を売る。
この場合は2ステップが必要なんですけど、世の中にあふれている商品のほとんどとかね、大部分は1ステップですよね。
もうその場で買うみたいな。さっきのAmazonもそうじゃないですか。
例えばその辺のスーパーマーケットでもいいですけど、人参買うのにわざわざ教育なんか必要ないじゃないですか。
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人参ポーンと置いておけば100円ですとか置いておけば買うわけじゃないですか。
だからそんなものはもうそういったややこしいステップはいらないわけですよ。
人参1本売るのにね、じゃあ人参試食会ですとかってやらないじゃないですか。
そんなことやってたらキリないしね。もうとてつもない人件費もかかるとか。
普通に考えたらそうだと思うんですよ。
だからそういったものっていうのはむしろ2ステップにしない方がいいんですよ。
だから何でもかんでもね、フロントエンド、バックエンドみたいな形で作ればいいってもんじゃなくて、
例えば自分の売りたい商品が1万円ぐらい、もしくは1万円以下のものだった場合、
それを売るためにフロントエンドを作るってなったら、
フロントエンドを作るとどういうことが起こるかってことですよ。
まずはそのフロントエンドを買うのに人数がある程度絞り込まれるわけですね。
そのフロントエンドを買った人の中からまたさらに絞られてバックエンドが売れるっていうのから、
そもそもそういう安いものを売るためにさらにその前にフロントエンドを作っちゃうと、
そこで人数がかなり減ってしまうわけですね。
その中からさらに減った人数がバックエンドを買うっていう風になるから、
全然数が売れないわけですよ。
であればダイレクトに売った方がまだ売れるっていうのは、
1万円以下ぐらいの商品であれば1ステップでも売れるからです。
2、3万とかでも売れますけどね。
僕もそういう商品売ってて普通に1ステップで売れてるんで。
そういったものって別にあえてフロントを作らなくてもいいわけですよ。
もちろんフロントを作った方がバックエンドの制約率は上がりますけど、
その分人数が減ってしまうから。
だから変にそもそも集客できない人がね、
全然数集められない人がそういう形でフロントバックみたいな感じでやっちゃうと、
全然人数が集まらない中でフロントでもほぼ人数が残らない。
でバックは1人も買わないとかね。
っていう風になってしまうんで、
なんでもかんでもフロントエンドバックエンドすればいいってもんじゃないんで、
やっぱ習って教科書通りになんでもやろうとしすぎないというかね。
そこはなんでそもそもそういう風にする必要があるのかっていう前提を理解しておかないといけないわけですよ。
だから売る商品とかコンテンツとかもそうですけど、
例えばインフォトップとかで売ってる3万とか4、5万の商品とかってその場で買うわけですよ。
4、5万ぐらいの商品であってもね。
それを1ステップで売れるわけじゃないですか。
それをわざわざフロントエンドで3,000円ぐらいの商品でとかってやらなくてもいいわけですよ。
仮に自分が広告とか使ったらね、何千リストとか何万リストとか取れるんだったら
フロントで3,000円とかでバックで5万とかでもいいですけど、
多分そんなの集められないじゃないですか。
であればそんなことしなくてもダイレクトに売っちゃったほうが母数が増えるから
たくさんの人に買ってもらいやすくなるわけですね。
ただこのバックエンドが得体の知れないもので全然その教育をしないと
何が何なのか全く理解できないようなものの場合はちょっと話は別ですよ。
多くの人がそこにあまり説明をしなくても
これってこういう商品だよねってイメージできるもの。
コーチとかコンサルとかも具体的にどういうものかって分からなくても
だいたいどういう商品なのかってイメージがつくじゃないですか。
それが誰も聞いたことないような商品だったら
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当然そこ説明というかね、要するにその教育が必要になるわけです。
そういったものに関してはさすがに教育のプロセスは必要なく
フロントみたいなものを作る必要はありますけど
大抵の場合僕たちが作る商品っていうのはある程度認知されているというか
こういうものだよねっていうのは理解されていることが多いんで
そこまでしなくてよかったりするわけですよ。
だけどそれが10万とか超えるようなレベルになったら
さすがにそういうフロントエンドとか作らないと
全然売れない、バックエンドが売れないみたいな感じになるんで
この仕組みを作るときにね
何をもってして仕組み化するのかってことで
逆にそのフロントエンドバックエンドを作ることによって
バックエンドが売れなくなってしまうってこともあるわけです。
なんで売れないかっていうと
そもそもフロントエンドに数が集められない。
古いにかけてるわけですね、フロントエンドで。
古いにかけて、もう何も残らない。
そもそも入ってくる人数が少ないから。
その場合はもうダイレクトで売っちゃったほうがいいんですね。
そういうことを考えてやっていかないと
何でもかんでもじゃあ習ったからその通りにやれば
うまくいくのかってそういうわけじゃない。
世の中の他のビジネスとか商品を見ていて
ツーステップになっているものはどういうものかなってことを
自分なりに考えてみるといいと思うんですよ。
そうしないとなんでそれをやる必要があるのか。
なんか思考停止でビジネスしてる人って本当に多いんですよね。
言われたからやってるとかみんなやってるからやってるとか
そういうものじゃないじゃないですか。
学校の勉強じゃないんだから
自分で考えてなんでこれやるんだろうとかって考えないと
本質が見えてこないわけですね。
そういうところを理解せずになんか仕組みか仕組みかって
とにかくあの流れを作れば売れるんだみたいな風に
考えてしまいがちですけどそういうわけではないわけですね。
どういう属性のものとかどういうタイプのものは
こういう風にしたほうがいいとかね。
っていう風になったりするわけですね。
だからその辺りをまずは前提として理解しておく必要があるし
何よりもやっぱり一番ね理解しておかないといけないのは
自分の頭で考えるってことですね。
それがすごく大事。
答えっていうのは自分で見つけていく必要があるわけだから。
それを人に教わってね。
ああそうなんだって鵜呑みにして
こうなんていうんですかね盲信状態で信じ込んでね
思考停止してしまうから
本質が見えないとかねうまくいかないっていう風になっちゃうんで
それを自分なりにこうね
頭で考えてどういうことだろうって考えてやるから
ああこういうことじゃないかなっていうのが見えてくるわけですよ。
それがわからないってなかなかビジネスってうまくいかないんですね。
その教科書通りにね
同じことやってればみんな同じ結果が出るんだったら
そんな簡単なことはないわけだから。
そんな単純じゃないんで。
だからそういう仕組みを作るにしてもね
作ったほうがいいのか作んないほうがいいのかとかっていうのも
自分で精査して考える必要があるわけです。
だからもしね自分が
何でもかんでもこう仕組み化しようとしてるんであれば
一旦ちょっと立ち止まって本当にそれ必要なのかなとかね
そこに無駄な時間とかかけちゃったらもったいないわけじゃないですか。
だったらもっと他のことやってれば
うまくいったかもしれないのにみたいなことも
当然あるわけなんで。
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なので何でもかんでも仕組み化すりゃいいってもんじゃないですし
この仕組み化っていう言葉がすごくね
なんかすごく
いい響きに聞こえるからみんな飛びついてしまいがちですけど
仕組みってそもそも何なんだろうってね
そこも考えていかないといけないので。
機能しても売れない仕組みを作っても
売れないっていう状態ができるだけだから。
仕組みってのは何なんだろうっていうのをまずは
自分でね、その本質を見極める必要があるし
今回言ったみたいに
何でもかんでも2ステップにすりゃいいってもんじゃないですよってことをね
理解しよく必要があるかなと思います。