2023-09-30 10:07

プロダクトアウトからマーケットインへ【マーケティング】

個人がビジネスをやる場合は、まずはプロダクトアウトから始めるべきというのが僕の考え。


一般的にプロダクトアウトで考えると失敗するといわれていますが、なぜ僕がそう考えるのかお話しします。



00:00
Grow your business. Transform your life.
アポロオフィシャル・ポッドキャスト ジョー・ブラグ志向
こんにちは、ポロです。
今日はですね、プロダクトアウトからマーケットインへという話をしていきます。
マーケットイン・プロダクトアウトというのは、すでにご存知の人も多いと思うんですけど、ビジネスの世界で使われる用語です。
プロダクトアウトというのは、まず商品ありきですね。自分の作りたいもの、売りたいものを世に出して売っていく。これがプロダクトアウトですね。
マーケットインというのは、市場の需要ありき、どういうものが求められているかによって自分の作る商品を決めるというのがマーケットインなわけです。
一般的なセオリーとしてはですね、やっぱりマーケットインで考えないといけないというふうに言われているんですね。
どんなに自分の作りたいもの、売りたいものを世に出しても、誰も求めていなかったら当然売れないし稼げないわけなので、プロダクトアウトで考えるのは良くないというふうに言われるんですけど、
個人の場合は僕はそうだとは思っていない。企業とかそういうちゃんと会社としてやっているような、組織としてやっているようなところっていうのはやっぱりプロダクトアウトでやっちゃうとそこに膨大な費用がかかったり、売れなかったら赤字になって最悪会社が倒産してしまうとかそういったリスクがあるので、
必ずマーケットインから入るというのは鉄則だと思うんですけど、個人の場合は僕は必ずしもそう思わないんですよ。
まずは自分のやりたいこととか、挑戦したいこととか、自分の売りたいものとか、売っちゃっていいと思うし。
で、何でかっていうと、例えばマーケットイン思考で考えた場合ですね、それが自分に合っていない可能性があるからです。
分かりやすい例で言うと、もう需要なんかなんとなく分かるじゃないですか。
例えば、恋愛関係とか、人間関係とか、健康とか、ダイエットとか、お金とかね。
ダイエットしましょうか。
ダイエット市場なんかめちゃくちゃ大きいわけじゃないですか。
マーケットインで考えたら、ダイエットに儲かるからダイエットやろうかなってなるわけですけど、それが自分に合ってなかったら当然うまくいかないわけですよ。
だからビジネス初心者のよくある間違いが、儲かるかどうかでビジネスを選択してしまう人って多いんですね。
今この市場がすごい伸びている、この市場がすごい儲かっているから自分はそれをやろうみたいな。
一切そこに興味も何もないのにいきなりそういうブログを書き始めてしまうみたいな。
これがよくある失敗パターンなんですね。
それは需要がなかったからうまくいかなかったんじゃなくて、単純に自分と合ってないからですよ。
自分がそこに興味もないし、情熱もないし、当然スキルもないし、他の人より引い出るものを何も持ってない。
情熱がない、興味がないってことは結局それをずっと続けていくのは苦痛になるんで。
どっかで苦しくなってしまっても続けられないってなってやまいっちゃうわけです。
だから個人の人に関して言えばですね、やっぱりまずはプロダクトアウトから入る必要があるわけです。
自分が売りたいもの、作りたいものは何なのかっていうことから考えて、それをマーケットに合わせていくみたいな考え方ですね。
だからプロダクトアウトにしてそのままにしとくんじゃなくて、それをマーケットに寄せていくわけです。
03:03
何でもいいですけど、例えばピアノを自分が売りたいとした場合、ピアノってももちろんピアノを習いたい人がいっぱいいるので需要があるんですけど、
仮にそれが全くないと想定した場合にどういうふうに考えるか。
自分がやりたいことはピアノを弾くことですってなったときにどう考えるかっていうと、
そのままピアノを教えますよだと売れないわけですよ。
需要がないっていうことだからね。
じゃなくてそのピアノのもたらすベネフィットの部分をマーケットに合わせていくわけです。
例えば人間の本能的な欲求として異性にモテたいみたいなのがありますね。
異性にモテたいんだったらピアノ弾けるようになったらモテますよっていったら、
別にピアノ自体は習いたいと思ってないけども、モテたいと思ってるからじゃあピアノやろうかなってなるわけです。
あるいはピアノを弾くことによってすごく集中力が高まって仕事のパフォーマンスが上がりますよっていったらビジネスマンが買うかもしれないですね。
ビジネスを習った人はわかってると思うんですけど、お客さんは商品が欲しくて買ってるんじゃなくて、
結果が欲しくて買ってるって言われてるんで。
だから商品そのものよりも結果のほうが大事なわけですよ。
このプロダクトアウトって言ってるのは商品の部分なんですね。
この商品自体が売れなくても結果にこっちから合わせに行けば売れるんですよ。
さっきみたいにピアノを直接売っても売れなくても、それをやることによってモテますだったらモテたいって人が買いますよね。
仕事のパフォーマンスが上がりますって言ったら仕事をもっとできるようになりたい人が買いますよね。
みたいな感じです。
だからまずはプロダクトアウトからやる。
自分が何をやりたいか。そこを度外視して先にマーケットインから決めちゃうと、
ビジネス初心者のよくある失敗みたいなことが起こるわけですよ。
何が儲かるのかとかそういうことから考えて自分の適性とか向き不向き、興味関心とかそういったものを全部度外視してやるからうまくいかない。
それは個人だからできるんですね。
個人の内面の部分、自分の感情ですよね。
随分前、本当初期の頃に話したと思うんですけど、ビジネスの辞め時、撤退時の見極め方みたいな話をしたと思うんですけど、
その時に僕が多分言ってたのが、どういう時に辞めるべきかっていうと、
結果が出ない時に辞めるんじゃなくて、もう本当にそれをやるのが苦痛で苦痛で仕方ない時。
っていうのはもう辞めた方がいいですよ。
単純に結果が出てないっていうのはまだ自分の経験が足りてないとか、
まだ十分長い期間ビジネスやってないからね。
結果が出る前の状態だったりとか。
それからそのまま続けていけば結果が出る可能性があるわけです。
目先の結果で判断するんじゃなくて、
自分がそれに合ってるのかどうかってこと。
まったかっていうのはもうやるのが苦痛で苦痛でしょうがないっていうのは、
合ってない証拠なんていう、そういうものすぐに辞めた方がいいんですね。
そこで判断しましょうって話をしてたと思うんですけど、結局そういうことなんですよ。
だからプロダクトアウトから入らないと、自分との感情を照らし合わせて、
自分はこれをやるのがすごいワクワクするとか、楽しいっていうのだったら、
それは自分と合ってるわけですよ。
例えば料理をするのが楽しいみたいな。
料理してる瞬間ハッピーでしょうがない。
ワクワクするとかね。
今日何作ろうかなとかすごいワクワクするとか。
06:01
料理の本買うのが好き、読むのが好きとかだったら、
自分はそれに合ってるわけですよ。
一方で料理をすることが嫌で嫌でしょうがないみたいにいるわけですね。
ってなるとそれをワクワクして自発的に何の苦なくできるってことは、
それは才能なわけですよ。
才能の見つけ方って自分の内面を見ないとわからない。
多くの人が苦痛で一生懸命やってもなかなかできないことを自分はあっさりとできるっていうのは、
自分がそれが好きだからとか向いてるからですね。
だから才能なわけですよ。
その才能を見つけるってのは自分の内側に見つけないといけないから、
そのためにやっぱりプロダクターを執行にならないといけないわけです。
自分のやってることが、自分のやりたいことの向かうところがずれてたら、
絶対にうまくいかないから。
日本の情報発信を見ていると、好きなことと得意なこと。
どっちを選ぶんですか?みたいな議論があったときに、
両方あると思うんですね、意見が。
好きなこと派の人と得意なこと派の人。
ちなみに僕は好きなこと派の人なんですけど、
得意なことの方がね、
好きなことをやっても結局世の中に求められてなかったら意味ないですよとか、
やっぱりお金をするんだったら得意なことをしないとみたいな話が出るんですけど、
僕は好きなことの方が絶対いいんですね。
ずっと続けていけるから。
得意でも自分がやりたくないんだったら絶対続かないし、
短期的な視点、すぐに結果を出したいんだったら経験のあること、
得意なことをやったほうがいいですけど、
長期的視点、5年10年20年と続けていくんだったらやっぱり好きなことの方がいいわけです。
海外のビジネス系の、特に成功者関係の動画とか本とかもそうですけど、
見ていると、
Do you love what you do?
Love what you do, do what you loveって言ってるんです。
だから自分のやってることを好きになる。
もしくは好きな仕事をやれって言ってるわけです。
彼らの中に好きなことよりも得意なことをやりましょうって言ってる人は、
僕は今まで一人も見たことがないんで、
やっぱり好きなことをやるっていうのが大事なわけです。
好きなことっていうのは感情ですよね。
感情がどういうふうに動いているのか。
やってるときすごい楽しいとかっていうことですね。
これが要するにプロダクトアウト。
まずは自分ありきで考えるって言ったらプロダクトアウト。
それを出したときに、
いやこんなの売れないんじゃないのかなとかって、
みんな自分で早めに結論付けてしまう。
やってもいないのに決めつけちゃうんですね。
どうせこんなの売れないやって。
ってなるから、
何売ればいいかわからないですってなるわけです。
そうして自分に合わないものを選択する。
今このダイエット業界すごい伸びてるから、
市場大きいからダイエットやろうみたいな感じで
全然自分に興味がない。
今スピリチュアル企業化が増えてるから
じゃあスピリチュアル企業化やろうとかね。
そういうのじゃなくて、
やっぱりまずは自分ありきで考える。
だからそれは企業だとまずいですよ。
企業ってやっぱり利益を出さないといけないからちゃんと。
そういう個性とかも何にもないじゃん。
別に人間じゃないから。
僕たちは人間だから感情とかあるわけですよ。
楽しいとかワクワクするとか適正とか。
会社って組織だからね。
いろんな人がいるし。
そういったものはないから。
だからプロダクトアウトにしなくてもいいんですけど
我々はプロダクトアウトにしないと。
うまくいかないのに。
さっきも言ったみたいに、
もし商品自体が世の中にあんまり需要がなくても
それをマーケットインの形で合わせていけばいいわけですよ。
09:02
多くの人が欲しいと思っている結果に合わせていけばいいわけです。
だから例えば自分は剣玉を売りたいときに
剣玉に全く需要がないとしても
剣玉やったら健康になりますよって。
老化防止、ボケ防止になりますよって言ったら
おじいちゃんおばあちゃんに売れたりするわけですよ。
みたいな感じで自分の売りたいものがまずあって
それをどうマーケットに合わせていくのか。
角度を変えるっていうんですけど
角度を変えていくのかっていうのがすごく大事なわけ。
そうすれば売れるようになるから。
だから特にデジタルコンテンツなんかそうですけどね。
デジタルコンテンツは商品価値ゼロじゃないですか。
だけどその先にベネフィットがあるから
そのベネフィットを売っているわけですよ。
そのベネフィットの部分がマーケットインになるわけだって
デジタルコンテンツ届けるノウハウとかメソッドとか
正直何でもいい。
相手の欲しい結果が手に入ればその手段は何でもいいわけ。
そこの部分が一般的に世の中に求められていないものだったとしても
その先に得られる結果が
ちゃんと需要のあるものだったら売るっていうことが可能なので
まずはプロダクトアウトから入って
マーケットインに変えていくっていうのが
個人のオススメの販売のやり方だと思います。
10:07

コメント

スクロール