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2025-08-21 15:20

戦争と、日常のあいだで思ったこと

全力でご飯だモリモリ食べて、好きなことして、好きなものや人に囲まれて、好きな人と過ごしたい。そんな自由が許される今に感謝をして🫡

サマリー

このエピソードでは、パーソナリティのまっちゃんが自身の経験を交えながら戦争とその影響について語ります。特に、リハビリを通じて出会った高齢者が語る戦争の記憶が深く、当時の価値観とのギャップについて考察します。

戦争の話を始める
はい、皆様おはようございます。片付けコンサルタントのまっちゃんです。このラジオでは、シンプルに自分の日常をちょっとだけ、昨日より好きになるための真似日をシェアしていきます。
はい、皆様いかがお過ごしでしょうか。今日はですね、片付けコンサルタントとしてではなく、一人のまっちゃんとしてお話をしようかなと思います。
なぜかというと、そのトピックがですね、今日は戦争のお話をしようかなと思います。
で、なんで戦争の話をしようと思ったかというと、最近なんかボーッとテレビとかインスタとか見てると、すごい戦争の、日本のね、戦争の話がたくさん上がってきてて、
戦後80年っていうことと、終戦記念日がね、ちょっと前にあったからだと思うんですけれども、
多分私の年代、30代なんですけど、今私、30代で珍しく戦争の話を聞く機会がとても多い人生だったんですね。
もともと医療職だったので、戦争に行っていた人とか、戦争を記憶があるとき、例えば10いくつの時に経験している人たちと、
理学療法士だったので、一対一で、その方のお部屋で、お家で時間を過ごすこととかもたくさんあったんですね。個別の訪問のリハビリとかだと。
理学療法士って基本患者さんと一対一なので、他の職種の方より話す機会が多いんですよね、患者さんと。
例えば週に1回とか週に3回とか関わってくると、結構そういう戦争の話が出てきたりするんですね。
手足を触るお仕事なので、どうしても普通の骨折ではありえないような足の骨折の形をしていたりとか、血損をしていたりすると、戦争の話に自然となったりするので、
多分他の方よりも戦争の話を聞く機会が広島出身ではないんですけれども、とっても多いので、この話ってシェアしたほうがいいのかなって、最近テレビとかぼーっと見ててね、
思ったんですよ。戦争の話をする人が少ない、いなくなっているっていう話をしてたから。なので今日はちょろっとね、戦争の話をしようかなと思います。
私が今まで見聞きしてきたことと、見聞きして私が感じたことを話そうかなと思います。なので朝に聞くにはちょっと重いなっていう方はちょっと飛ばしていただいて、
気持ちに余裕があるときに聞いていただけたらなと思います。
エピソードの共有
今まで戦争を経験した人の話ですごく私が印象に残っているエピソードをいくつかお話ししたいなと思いますが、まず一つ目が、
少し多分認知症が入ってきていて、普段の会話がちょっとこうつりつまが合わないことがあったりとか、記憶力が低下しているなっていう
男性の方とリハビリとかしていたときに、その方の誕生日の時にみんなでお祝いしたんですよ。
そしたら急にスイッチが入って、認知症の方でも急にスイッチが入って、昔のことだとすごく鮮明に話したりすることってあるんですよね。
その方も普段認知症だったりとか、もともと性格はちょっとおじゃらけてたりして、あんまり真面目な深刻な話をするタイプじゃなかったんですけど、急にスイッチが入って、
ちょっと泣きながらね、本当は戦争がなかったらもうちょっと勉強をして、本当は僕は医者になりたかったって、もっと勉強する環境が欲しかったって。
その人泣きながら話してたんですよ、その誕生日のお祝いの時にね。
普段そんな泣くような人じゃないし、おじゃらけてたし、ちょっと優断認知症も入ってたから、びっくりしたんですよ、私だけじゃなくてその場にいた人がみんな。
泣いてたので、本当に心の底からずっと思ってたことだったんだなと思ってね、すごく心に残ってるんですね。
しかもその人はよく会話で他の人といろんなステータスを比較する性格のタイプの人だったんですよ。
それが給料だったりとか、家の大きさだったりとか、職業だったりとか、いろんなことを人と比較するような方だったので、そういう性格の方なんだと思ってたんですけど、
根本にこういう思いがあっての発言とか行動だったんだと思って、心に刺さる、心に来るものがありました。
もう一つが、私の年代から見てもどう見ても、あなたキャリアウーマンだったよね、みたいな上下、今で言うパンツスーツっていうの。
上下同じデザインのかっこいいパンツのスーツとか、オーダーメイドで作ってもらってたんだろうなっていう、90代の方とお話をしたことがあってね、戦争の。
その人はね、戦後も子供預けてバリバリ仕事をしてたキャリアウーマンなんですけど、珍しくね。
普段はね、全く戦争の話しないんですよ。
親に子供も預けれたし、仕事もできたし、遊びまくったし、めっちゃ旅行も行ったし、もう本当に人生後悔がないって、ハキハキいつも話す人でね。
日本で行ったことがないんだって、いつも字幕に話す素敵な方なんですけれども。
その人がポロッとよく言うのが、戦争の時は物を持っていても、お金を持っていても何の意味もなかったと。
着ている服も売り飛ばして、明日のご飯も食べれなくて、親が子供を優先してね、必死に上に耐えていた。
物をすごく大切にしていたからこそ、今の若い子の気持ちが本当にわからないと。
私も含めてね、私も含めてその話をされましたけど。
今の若い子の行動の原理がわからないし、物をポイポイ捨てる気持ちもわからないし、安い物を買ってどんどんどんどん使い捨てをする。
その行動が本当に心から心底を理解できないって、表情をね厳しく何度か言われたことがあるんですよね。
さっきのおじさん、おじいちゃんの場合もそうですけど、皆さんに当時の話をすると表情がスイッチが入るんですよ。表情が変わるんです。
そして普段はそういう話を全くされなくて、穏やかな人だったりおちゃらけている人でも、
当時の話をするとどうしても今の時代とか今の子を責めているわけじゃないんだけど、
当時とのギャップがありすぎて、自分が浮世離れしているような感覚になるっておっしゃいますし、
私に話しながらも、私以外の人にも話しながらも、分かってもらえないんだっていうもどかしさとか、
なんかしんどさとか何とも言えない感覚みたいなものがすごく伝わってきます。
聞いてる私もこういう話すごい大事だから真剣にと思って聞いてるんですけど、返す言葉がね、何て返せばいいからそうだったんですねとか、
しんどかったですねって言うんですけど、やっぱりその言葉じゃ足りないんですよね。軽すぎるんですよね。
やっぱり言葉にすると軽いんですよ、すべてが。
そう、だからそういう話をするとお互い何て言葉を言っていいのか、
言葉で言っていいのかみたいな、何とも言えない感覚にいつもなります。
だから話す人って話すことを諦めてないすごい人だと思いますね。
話しても分かってもらえないことを話すのって、
アウシュビッツの本も読んでて思いましたけど、すごいしんどいことだと思います。
それでも何か伝えたいことがあって、多分必死に言葉に紡いで、
分かってもらえないことを前提で伝えてるんだなと思って、必死にいつも聞いてますが。
もう一個がね、私が今まで出会ってきた中で、すごい一番聡明なご高齢の方で、
その方もよく戦争の話は、話が出てくるとちょろっと話して話題をそらすぐらい、
思い出したくないことなんだろうなって思うんですけど、
その方がね、戦争の話をするときにいつも思うのが、私も経験したけど、私は戦争に戦いにはいっていないから、
私よりつらい思いとか、しんどい思いとかをしている人もいる、広島の方も含めて。
だから私ごときが語るのは、すごく罪悪感を覚えるって言いますね。
罪悪感を覚えるって言ってました。
ふとしたときにね、戦争で見た状況を言葉にして伝えてくれたことがあったんですけど、
防空壕に逃げるときに、ふと後ろを見たら、人の手とか足が電線、紐とか木に引っかかっているのを見て、
怖くなって、振り返らずに走って防空壕に逃げたっていう話をされてました。
その方もすごくね、記憶力はその人すごい、私よりもしっかり、しっかりしてるしすごく聡明なので、
たぶん細かに当時のことは覚えてるし、伝えようと思ったら言葉にできる方だと思うんですけれども、
それでもやっぱりよっぽど話しませんでしたね。話しませんでしたし、誰よりも戦争の話とか、
戦争の話題とかテレビとかが始まるとね、目をそらしたりとか、険しい表情になってましたし、
その方も分かってもらえないと、分からないと今時の若者の考えてることが分からないっておっしゃってました。
戦争の影響と感謝
っていうのが私が今まで見聞きしていた戦争のお話です。
別にね、皆さんね、戦後の人とか私を責めてそうやって言ってるわけじゃないんですけど、
やっぱりそれだけ今のこの世の中と日本での生活と当時とはものすごい隔たりがあるんだっていうことを話を聞くたびに思い知らされますし、
どこまで言っても、理解はできない。
分かる。頭では分かるし、映像とかでもちょろっと見たことあるし、
自分の辛いことを思い出して理解しようと思うんですけど、やっぱり理解しきれないんだなと、いつも話を聞いて思いますね。
でもその上で、今食べているものとか、今安全に生活ができることとか、自由に意見を言えることとか、
女性の立場が昔よりもよくなっていることとか、すべてそれに対して戦ってきた人がいるから今のこの平和な世界があるんだなと
話を聞くたびに今日一日を、私の片付けコンサルタントの根幹にもありますけど、
今日の一日を好きに大切に大事に生きていきたいなといつも思います。
というわけで、今日はちょっと戦争の話になりましたけど、私のちょっとした体験をお話ししました。
ちなみに広島出身の方で広島の話をすることは本当にないです。ないです。
一人だけ言ってましたけど、川が死体でいっぱいだって一回だけ言ってました。
それだけ本当に悲惨なものだったなと思います。
では、皆さんもそんな話を聞いて、人間というのは同じことを繰り返すほどバカな生き物じゃないと思いたいので、
過ちを学んで、明日からの行動とか発言とか一つ一つ考えて生きていきたいなと思います。
ご飯を美味しく食べましょう。お米が美味しく食べれることは本当に幸せです。
では、ここまで聞いてくださりありがとうございました。また次回のポッドキャストでお会いしましょう。
ではでは。
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