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はい、皆様おはようございます。このラジオでは、片付けコンサルタントのまっちゃんが、自分の日常を好きになるための片付け、テンプルライフ、日々の学びについて、ほぼ毎朝10分よりお話をしていきます。掃除や片付け、朝活のお供にぜひ聞いてみてください。
はい、皆様おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。
この時期になるとね、日本人は広島とか長崎の原爆のことがあるので、平和についてちょっと考えさせられるなぁっていつも思うんですけど、
私は今片付けのお仕事と一緒に、週に数回リハビリをデイサービスにしに行ってるんですけど、そのデイサービスはすごいご高齢の方が多いんですよね。ご高齢でかつ話せる人が多いんですよね。
私、あんなにしゃべれるご高齢の人たちがたくさん笑われるところって、ちょっと初めてなのでびっくりしてるんですけど、95を超えてる男性の方が結構いらっしゃって、びっくりしてるんですけどね。
そこで、何人かの人と喋ってて、今までの経験上もあるんですけど、戦争を経験している今85歳以上の人たちの中でも95とかぐらいを超えてる。
ある程度物心ついてる年齢の時に、戦争を経験している人たちはですね、例えば認知的な症状とか脳の機能障害とかがあったとしてもですね、ある一定の気迫と心の強さみたいなものを喋っているとすごく感じるんですよね。
だから普段おちゃらけている人でも、戦争の話とかになると途端に表情が変わって、すごく急に貧困な顔つきになって、戦争のことは皆さんあんまり語られないんですね。
皆さんが口を揃えて言うのは、もうあんなに酷いことはないから、二度と起きてほしくないって言うんですね。
口をどちらかというと、つむい…なんて言うっけ、閉じるっていうの?閉じるんですね。ベラベラベラ喋る人ってほぼほぼいないですね。
お会いしたことないです。
唯一98歳の人で、本当に認知機能が全く衰えていない方はですね、細かくお話ししてくれてましたけど、
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いつもその話を聞くたびに、こうやって語る人はどんどん減っていくんだなっていうのと、
私も広島県民でも長崎県民ではないですが、一応そういう戦争はよろしくないことだとね、知った上で、
そういう人たちと戦争のことはよろしくないから話を聞きたいなーって思って、
仕事中にですけど、お話をする機会があったらするんですけれども、それでもやっぱり私たちの年代には理解されないんだろうな、
ものすごくギャップを感じているっていうことを思われているって、ひしひしと感じながら話をするんですよね。
今起きている問題とか、私たちが悩んでいる悩みとか、全く理解できないって皆さん言うんですよ。
片付けの仕事もしているんですよ、リハビリと一緒にって話をしたときも、
なぜ片付けごときで悩むのかわからないって私は言ったことがあって、
悩みの種類はきっと違うんだろうなーってすごい思うんですね。
でもその年代の違いも乗り越えて、理解し合えないことも分かった上で、
あの人たちは私たちと喋っているし、伝えようとしているし、
分かり合えないんだけど、一緒に生活をして、
世の中をつなげていこうとしている人たちっていう年代が95より上だと私は話をしててすごく思います。
私も演奏を経験せないから、朝から重い話するけどね、
全くその時代のしんどさとか、丸っきり理解できるかって言われたらわからないし、
私はほとんど裸足の弦が上方弦になってたりするんですけど、
でも今も朝にね、いろいろ戦争が起きてて、昔と違って今の戦争はSNSっていうものがあるから、
リアルに伝わってくるものがあるので、起きていることを見ないふりはしたくないなといつも思います。
というわけで今日はちょっと戦争の話がたくさんになっちゃいましたけど、
無理矢理じゃないですけど、片付けとすごくつながっているのは、
見たくないものを見ないままの世界にするんじゃなくて、
ちゃんとそれが大切なものだったら、ちゃんと逃げないように目を向けるっていうことが、
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片付け云々というか人生においてすごく大切だなって思います。
戦争の話だってね、見たいものじゃないですからね。
見たいものじゃないし、聞きたいものじゃないし、話したいものじゃないと思うんですけど、
でも目を背けたら、そのどんでん返しじゃなくて、
その分帰ってくるものってまさに私たちだし、私たちの子供の年代だと思うので、
人間は学習することができるはずの生き物ですから、
今まである歴史を学ぶっていうのはすごく大切だと思うし、
だから私は学習というものが好きです。
最後に一つだけ、片付けの話をね、98歳の人に話した時に、
ちょっと私がびっくりしたのが、勝手な思い込みですけど、
私の親の世代より上とか、私の祖母の年代、それこそ90とかね、
の人たちって、私全員捨てられないっていうか、
物がない時代を、私の親は違うか、私の祖母の年代、
80代、今後半からにかけての人たち、
おじいちゃん90ですけど、物がない時代を経験している人たちは、
物の考え方が私たち30代とか40代とかの人間と違うから、
結構片付けに関して揉めたりとか、
どっちかっていうと物をため込む人の方が多いと思ってたんですけど、
私が喋ってた90、最近78になった、
頭すっごいしっかりされてる、仏のような方はですね、
物はもうすべて捨ててきたって言ってたんですよね。
え?と思って、物をため込む人じゃないんだって、
素朴な謎に思ったんですよね。
なんで物は捨ててきたの?って聞いたら、
私がこの先、物を必要とする年数はないんだろうし、
残しておくと若い子たちがどうせ捨てなきゃいけなくなるんだろうし、
私は本当に大切な物っていうのは何かを知っているって言ってたのが、
すごく印象的だったんですよね。
すごく大切な物って何ですかって聞いたら、
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それは物じゃなくて、家族であり、私たちの孫であり、非孫であり、
そして健康であるって言ってたんですよね。
だからこの98まで生きてるんだと思って、
何食べてるんですか?って聞いたら、
朝はグラノーラ食べてるって言ってました。
グラノーラかーい!と思ったけど、
グラノーラとヤクルトだそうです。
というわけで今日はちょっと戦争のお話になりましたけど、
こういう戦争とか死とか、
トイレの排泄とかもそうですけど、
人があんまり喋っちゃいけないんだろうな、
なんか目を背けた方がいいんだろうなっていうことを、
普通に話せるようになりたいですよね。
というわけで、
今日ここまで聞いてくださってありがとうございました。
世界が平和になりますように、
また次回のポッドキャストでお会いしましょう。
ではでは。