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2025-05-08 24:01

自邸について

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フェスティナレンテ、この放送はSWC、Slow Sweets Creators、コミュニティメンバーのマスコットがお送りします。
今日のテーマは、自邸について話していきたいと思います。
毎日、毎日、結構自分の悩みとか、そういうことを話すことが多いんですけども、最近は。
たまには、ちょっと建築の話をしようと思います。
ただ別に専門的な話をするわけではなくて、今考えている、今作っている、設計図とかも書いている自分のお家の話です。
今ですね、僕長野に住んでるんですけども、奥さんの両親の近くに住んでいます。
というのも、僕3なんで、奥さん、妻が一人っ子でというのもあって、別にそれはどういう意味か。
あれなんですが、向こうに入っているので近くにいます。
と言っても、中学の同級生なので、僕の本当のというか、父母の実家も車で20分ぐらいで行けるような距離にいるので、すごく近くにいます。
今回、妻のお父さん、お母さんと一緒にクラス2世帯の住宅を今設計しています。
長野ってイメージすると、田舎っていうイメージも結構強いかもしれないですけど、
僕が住んでいるところは長野市から結構近いので、長野駅から結構近いので、まあまあ都会とは言えないけど、全然都会じゃないですけど、全然田舎でもないですね。
まあ多分地方とかの、地方というか関東郊外みたいなぐらいの感じなのかなと思います。
そんなところに家を考えていて、もともと6年前ぐらいに妻のお父さんお母さんの家を設計しました。
その時は僕、6年前ぐらいまでは大学の時の建築の友人と一緒に建築活動というか仕事をしていました。
一緒に考えたんですけども、その家が6年前にできたんですが、まあ諸事情というか、別に壊れたとかそういう理由とか汚れたとかそういう理由ではないんですけども、近くにせっかくいるし、これからちょっとどうなっていくかもわからないみたいなのもあるから、2世帯で暮らせたらいいよねという。
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あとついでに、1階建ての平屋建ての住宅を作るよりも、同じ面積、床面積だと延び床面積だとしたら2階建てを、層2階建てのようなものを作った方がコストパフォーマンスはいいんですよね。
なぜかというと、例えば同じ面積だとして、平屋建て、100平米の平屋建てとかだとして、層2階の、1階と2階合計で200平米になっているとすると、基礎の面積が単純に2分の1になりますよね。
基礎ってコンクリートでできているので、それが結構値段高いんですよね。だから基本的には一番コストパフォーマンスがいいのは層2階建てなんです。層2階建てというのは、1階と2階の面積が同じ建物です。
というのもあって、あと今僕が住んでいるお家が、それももともとお父さんお母さんが昔住んでいた家で、ちょっとだけ自分で手を入れて、リノベーションというままでいかないぐらいなレベルですけど、一応手を入れてそこに住んでいます。
ただ、やっぱり昔の家って基本的に断熱材が入っていない家が多いんですよね。というのも別に断熱材って法律で義務化されていなかったので、ですし、今も去年ようやくできた省エネ法という法律があるんですけども、それは昔からあって、
今年の4月から法改正があって、それによって省エネ法に適応した住宅にしなければいけないというふうになったので、もう断熱材を入れていないという家は確実になくなりましたし、そもそも新築で建てようとなったときに、このご時世、断熱材を入れないなんてことはありえないんですけど、
だから基本的に今の家はもちろん断熱材が入っていますが、昔の家って別に法律的な義務がなかったから、もちろんそれを入れていない家ばかりなんです。うちも絶対入っていないですね。50年前くらいの家で、めちゃくちゃ寒いし、寒さの原因ってもちろん断熱材もあるんですが、あともう一つあるのが大きな窓ですね。
窓って光を取り入れてくれるからすごくメリットが大きいんですけども、一方で窓ガラスがシングルガラスっていって、一枚のガラスとかだとむちゃくちゃ熱を入れてしまうんですよね。出ていくっていうのもありますけど。
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あとプラス、アルミの昔のサッシとかだと、アルミって熱伝導率がいいので、熱をつまり通してしまいやすいから、だから外の冷たい空気も入れてしまうし、中の温めた空気も逃がしちゃうしというようなもので、断熱材がまず入っていないことと窓が確実にシングルガラスなので、それで寒いっていうのがあります。
ただ何とかストーブとかでやりくり生きてはいたんですが、それも結構辛いよねっていうのもあって、あとお父さんお母さんと一緒に、娘たちもお父さんお母さんすごい大好きなので、だから一緒に暮らそうという話で二世帯を考え始めました。
結構長く考えて、途中で一回予算の関係でゼロに戻っちゃったりすることとかもあったりとか、あって今かなり進んできた段階にありますね。
実施設計というところまで来ていて、わりと詳細、細かい図面も描いています。そこで考えていることというのは話等と思います。
単純に言えば1階の部分をお父さんお母さんのエリア、2階の部分を僕たちの家族、家族というか妻と娘二人が空間にしています。
玄関は別にしていて、インビルというのがあります。なのでプライバシーというのはある程度結構高いと思います。
二世帯住宅っていろんなパターンがあって、玄関が一緒になっているパターンだったりだとか、キッチンとか台所が一緒になっているとか、お風呂も一緒になっているとか、水回り系が一緒になっているというタイプもあれば別々にしているというのもあって、
基本的に今回建てるのはそういうプライバシーが確保されていて、それぞれでお風呂とか水回りもあるし玄関も別だしという風にはなっています。
僕らが住むところは2階になるんですよ。考えていたのが、僕は基本的にあまり間取りからは考えないですね。間取りとは建築家の人は言わないですけど、一般的には言うと思います。
平面図と言われているような、1メートルくらいの高さから床から1メートルくらいの高さを水平方向に切り取って、そこから上から下を見ているような図面のことです。
それで考えていくということが多いのかなと思います。普通に考えて、僕の部屋は6畳は欲しいなとか、キッチンはアイランドキッチンにしなきゃとか考えていくときは基本間取りという平面図を見て考えていく。
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必要な部屋を入れていくという形が多いと思うんですよね。つまり必要な部屋からそれを組み合わせていって、それで考えていくというやり方が割と考えられると思うんですが、僕はあまりそれをしたくなくて、そもそも考えたいのはコンセプトから考えたい部分があって。
でももちろんコンセプトを考えていてもうまくいいことが出てこない場合は割と手を動かしながら結局平面図もいじりながらやっていくんですが、というのを考えてやっていました。
今回に関して言うと、1階の部分に関して言えばお父さんお母さんの要望が結構あるので、それを叶える形、もちろん建築的にこうした方がいいという部分はご提案しながらも進めていきました。
2階はただ僕らが住む家で、もちろん妻の駅もあるんですけども、かなり自由にやらせてもらっています。
単純にどういうふうな特徴があるかと言えば、壁がほぼない、柱もないですけど、かなり大きい空間にホールというふうに書いてあるんですが、ドーンと大きい空間があるんですよね。
ただ、それだけだと構造はもちろん持たないので、梁って言われているような、上に横に木が通るんですけど、家の中というのは。
横に柱があって、梁がある。梁って一般的か、わかるかな。柱と柱をつないでいる横の材料です。
というのが入っていて、それをサンドイッチパネル、サンドイッチ構造と言って、わかんないか、ちょっとわかりにくいと思うので、大きい梁があります。
大きい梁があって、大きい梁がまんじ形に入っていて、いげた形というか、に入っていて、それによって巨大な空間を柱と、柱がない、壁もほぼないような状態の大きい部屋を作っています。
なぜそうしているかというと、人間の動きって結構、何十年とか経たずに変わっていくじゃないですか。子供が大きくなれば、今は奥さんと娘たちと一緒に寝ているんですけれども、
同じ戦士で寝ているんですが、それもあと5年経てば、今でも一番上の子は2年生ですが、自分の部屋が欲しいと言っていますね。ただ寝るときは一人では怖いから一緒に寝たいというのがあって、
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今でも子供の部屋というのはあった方がいいという。子供の部屋と言っても寝る必要はないから、小さい子供の勉強ができるだけの小さな部屋でいいから、そういう個人の部屋が欲しいと言っています。
それは下の子がテレビを見ているタイミングで上の子が宿題をやらなければいけないというのがあったりして、今だとリビングでやっているんですけれども、下の子がテレビを見ちゃうとどうしても上の子が気になって見てしまって宿題ができないので、そういう意味でも必要だということがあります。
だから今の時期でも小さい子供部屋というのは必要。あと数年経てば子供はもう一人で寝るようになると思うので、そうすると長女の子供部屋、ちゃんと寝れるし勉強もできる部屋が必要と。これも数年で変わっていくんですよね。
そういう事情がそういう状態になっていくとか。子供って実際18歳くらいになったら例えば家に出てくる可能性も大いにありますよね。今だったらもう分からない、今だったら予想もできないですけど、実家にいる可能性もありますけど、そういうことがあると。
そうすると子供いなく家を出てた時に、その空間ってどうなるかというと必要なくなっちゃうので、よくあるのは子供部屋のままにしてて、帰省した時とかにそこで泊まったりとかってできるからそのままにしておくってありますが、時間的なことを考えると全然使われない部屋になっちゃうんで、それはもったいないんだよねっていうのがあります。
だからよくあるのがね、将来的にここにパーティションというか扉とかパーティションとかで壁をつけることができますっていうような対応をする。子供部屋が2つに分かれるんですよとか、子供部屋とリビングくっついています。今くっついてますがそこを仕切ることも将来的にできますみたいなタイプは多いんですけども、そうじゃなくて。
そもそも全体がそういう感じにしてます。なぜそうしてるかというと、僕自身が割と一応家具とかも作ってきたこともあるし、あとリノベーションの案件というかリノベーションをしたことがあるんですけども、そういう時とかも良さの関係で大工さんに頼むのが難しくて、
僕が実際に全て作るところまでやるみたいなこと、全部じゃないですよ、ゼロからじゃないですけど、ある段階からそれをやったこともあります。
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なので結構自分で作れるので、自分で仕切りというか間の壁とかも作ったりとかして、何なら別に嫌だなと思ったら壊して帰ってっていうような感じで、ただダダッピロい箱を用意して、そこに壁とかを仮設みたいな状態になるんですが、いっぱい立てていくっていうのをやろうとしてます。
天井だから高くて、高くて3メーター60くらいにしてるんですよね。普通の家っていうのはだいたい2メーター40センチくらいとかなんで、かなり高い天井になります。
そこでそれは巨大な梁を入れるためっていうのもあるんですが、上空からの光の入れ方とか、ハイサイドライトっていうんですけど、上からの横のところから光を入れたりとか、そういうのを考えてやってます。
その時に大切なのが構造が結構大切になってきて、柱とか梁とか柱をなくすとか壁をなくすとかって、普通の構造設計が計画がちゃんとしっかりできてなければできないわけですよね。
だから僕は昔から信頼のおけるというか、学生時代の時から知っている構造設計の仲間にお願いしています。
構造設計も実際、住宅くらいの規模だったら今年の3月くらいまで構造計算した書類とかを確認申請っていう建物を建てる時に出す資料の中に入れる必要がなかったんですよね。
つまりどういうことかというと、簡易的な構造計算のソフトとかあったりするんですけど、そういうので計算したりとか、何ならやってなくて、一応もちろん基準あるのでそれに沿ってやってるんですけど、詳細はやらなくても大丈夫なわけだったんですよね。
ただ4月からは構造計算書とかも出さなきゃいけなくなったので、小さな規模の住宅でもできなくなったんですけど、そういう裏側というかそういうのもあるんですが。
とにかく構造設計っていうのは僕はすごい大事だと思っていて、新しいチャレンジする時とか特に大事なので、今回走る跡、壁がほとんどないような僕らの住むエリアとか空間を操作しているので、より構造が大事になってくるので見てもらっています。
建築って本当幅が広くて、衣装的な部分、デザインというかそういう部分と、構造設計という今話したような、これだったら持つかどうかというのを計算したりするような部分と、あと環境という部分で断熱とか空調とか、光とかそういうものをやる環境ってかなり分かれていて、
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大きく分ければその3つに分かれているんですよね。衣装と構造と設備というのが分かれていて、かなり大きいので、割と同じ建築って一工夫にされるんですが、全然やっていることは違って、何なら横断してしまえばある程度のことは多分一般の人よりは分かるけど、結構分からない部分も大きいので、だからその専門性を持っている人にお願いして一緒にやるというのがベストですね。
なおかつ構造の人も衣装的な部分をすごい知っていると、いろんな提案ができるので、そういう構造設計の方と一緒にやっています。結構長くなっていますが、要は壁とかないんですよ。壁と柱ほとんどないんですよ。
なぜそうしているかというと、今話したようにフレキシビリティというか、結局住むというのは長い期間住むんだけど、形ってどんどん変わっていくから、それに合わせて自分でほとんど作っていくようなものにした方がいいと思ったので、そういう結構実験的なことをしています。
自分で壁とか柱も建てちゃう。でもそれは本当にいわばテレビのセットみたいな感じぐらい仮設感が出るんですが、それもいいなと思っていて、何なら別に壁とかだって子どもたちが好きな色にしてもいいし、一緒に作っていくというのもいい経験だと思うので、自分の部屋は自分で作るみたいな感じにしても面白いと思ったので、そういう感じにしています。
僕は結構前から考えていたのが、割と建築ってそういう長く使うからカッチリと決めたものを作ろうというイメージが大きいんですけど、なんかそうじゃなくて、結構もっと柔軟で、どちらかというと人間の生活にただ上に箱をそっと乗せているみたいなイメージの方がいいんじゃないかなということを思っています。
イメージだと蓋が乗っているみたいな、今回で言うと割とおもちゃ箱みたいな感じに近くて、とりあえず何でもガンガン入れていっていいよ、ただ箱、器はあるけど、その中でガンガン入れていっていいよというぐらいラフな感じにして、生活とか気分とかによって変えてもいいんじゃないかというのを実験的にやっていこうというふうにしています。
そういう柔軟性があるみたいな感じの箱を作って、あんまり家というよりもおもちゃ箱を作っているみたいな感覚でできたらいいなというふうに思っています。
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今そういう感じで作っていますね。そこが結構大きい部分かなと思っていて、今ここに至るまで結構いろいろ時間がかかったんですけど、割とこれはその考え方はおもしろいなと思っていて、見るようによっては仮説っぽい感じになっていくと思うね、中身が。
だから安そうとか質素な感じにも見えるかもしれないですけど、僕はそれはそれでいいかなと思っているし、そこでいろいろ作っていく、壊していく、作っていく、壊していくみたいなのをいっぱいやっていく方が結構おもしろいかなというふうに思っています。
だからちょっと建築家らしい建物でもないといえばないのかもしれないですが、そういう自由度の高い箱みたいな感じがいいのかなというのを僕は思っていて、そういうものを作っています。
まだできるので、完成は多分来年の夏ぐらいにはできていると思うんですが、まだちょっと細かい図面を描いていて、かなり時間がかかっています。
ほんと図面って細かい部分をいっぱい描くっていうのもあるし、いろんなことを決めないと家ってできないので、建築ってそうなんですけど、いろいろ大変だなと思いながらやっています。
それが仕事なんで、もちろんやるんですけど。それで細かい部分、今のは大きい部分で箱のように、おもちゃ箱のように作るっていう感じのコンセプトがあって、そういう部分もあるんですが、
ディテールと言われる細かい部分で、どういう収まりといって、どういう細かい部分にするかっていうのを考えるのもまた面白い部分でもあったりします。
今日はね、一応建築ちゃんとやっているよということを伝えようと思って、この他にも、もちろん友人とやっている会社の仕事もリモートではやっていますが、
今は住宅、自分が住む家について、時間をかけてやっている状態ですね。
なんかできたらね、完成というのがないんですよね、ある種。作りながら、壊しながらやっていくみたいなのがあるから。
完成というのはないですけど、ある程度の形になったら、もし長野に来る方とかいたら、ご招待したいなとかって思ったりしてますね。
はい、今日は時程についてちょっと長く話をしました。
最後まで、いつもとはかなり違う内容ですが、最後まで聞いてくださりありがとうございます。
それではみなさん、スロースロースロース。
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