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2025-05-19 21:59

建築でもめちゃAI使える件

サマリー

建築業界におけるAIの活用について、デザインや構造、環境設計の各分野での役立ち方が詳しく語られています。特に具体的な設計事例を通じて、AIがどのように効率を高め、決定をサポートするのかが紹介されています。このエピソードでは、建築におけるAIの活用方法を探求し、デザインや機能性の観点からのアプローチが示されています。また、AIが建築設計において従来の職業をどのように変革するのかについても考察されています。

建築におけるAIの導入
フェッシナレンテ、この放送はSWC、スロースフィズクリエイターズ、コミュニティメンバーのマスコットがお送りします。
今日のテーマは、建築でもめちゃAI使える件、ということについて話していきたいと思います。
僕は建築家で、今も実際に建築の設計をしています。
要は図面を描いたりして、実際に建物を建てるところを管理といって、それがちゃんとできているかなというのをチェックするようなことをしています。
その建築業界においても、建築のことに関しても、結構もうAIを使うようになってきています。
本当、ちょっと前までは全然AIを使うなんてことなかったし、そもそもやっぱり今思うと、頭の過剰みたいなのがすごく大きかった気がします。
例えば何か疑問に思ったとしても、建築関係だったら事例とかを調べて、細かい部分を見て、じゃあ今回のプロジェクトではどう反映し、どう作っていこうかって考えたりとか。
もちろんそういう意味ではいろんな本とかも持っていて、そういう本とかをいろんな方の事例とかも見ながら参考にしながらみたいなこととかやってたりだとか。
あとは法関係とかそういう関係も結構あったりするので、調べたりすることもあるんですが、そういうのもネットで調べる場合はグーグったりしてたんですよね。
だからそれがやっぱり身に、そのやり方がずっとやってきたのが自分の中で浸透して、それは当たり前になっているので、今までそういうふうにしていたんですが、もう最近はAIをやっぱり使った方がいいなと思って、
できるだけ頭の過剰を外して、何でもかんでもAIに聞いてみるみたいなことをやっています。
建築ってめっちゃ幅広いんですよ。業界によってすごい広い業界もあると思うんですが、どういう風にかというと、大きく分ければ3つあって、一つは建築のデザイン、衣装ですね。
機能的な部分も含むんですけども、そういった部分を考えていくこと。
2つ目が建築の構造ですね。 耐震強度とか精神構造とか、いろいろそういう構造の種類とかあるんですが、要は壊れないようにするためにどういう風にするかということ。
3つ目が環境設計という、建築の環境ですね。 断熱性能だったりだとか、音とかもそうですし、熱環境とかもそうだし、あと水周りですね。
あと空気、吸気とか排気とか、下水と給水とかそういったこと。
ガス電気とかそういうのも含むんですけど、結構多岐にあたるとか広いんですよね。家1軒建てるってなっても、そこの部分、今話した3つっていうのは必ず必要になってくることなんです。
それぞれ結構プロフェッショナルと分かれていて、 僕は建築の衣装、デザインとかそういった部分が専門になるんですけども、
もちろんだとしても図面描くときとか、 個人でやってても構造設計とかもやる方もいらっしゃいますし、
環境系、照明だとか、給排水だとか、空調とかそういう関係は図面とか描くので、ある程度理解していかないといけないんですよね。
僕は構造設計とかに関しては、結構衣装と絡んでくるという大事な部分になってくるので、
チャレンジングなことをする建築家の人は基本的には構造設計者の人と一緒に組んでやることが多いです。
というのも構造設計者の人はもうそれのプロフェッショナルなので、結構こういう前例にあまりないようなものをやろうとしたときに一緒に見てもらうと、
ここの部分だとこういうふうにチャレンジできるよ、とかアドバイスをいただいたりだとか、一緒に考えてやっていくことができるので、構造設計の方に僕は頼むようにしています。
ですが、一般的な建築地方とかの人とかだったら割と、それこそソフトがあるんですよね、構造計算のソフトみたいなのがあって、
そういうのを用いて構造設計、というか計算をしている人もいます。
そこら辺も細かく言うといろんなことあるんですが、それは言わないですが、今回はそういうふうに、要は幅広いわけですよね。
設計におけるAIの具体例
その中でやっぱり疑問に思うこととか考えて図面を描いていくうちに、確実にめちゃくちゃいろいろ、そこの部分どうしようかな、とかっていうのが起きるんですよ。
衣装的なもので、例えば縦具という扉ですね、とかを製作していて、自分で既製品のものを使うんじゃなくて、
例えば縦具屋さんというね、家具屋さんみたいな感じで、そういった縦具屋さんがあるんですが、
兼業のところもありますけどね、そういうところの人に、職人さんに作ってもらうということになるんですけども、
その時も図面をもちろんこっちで描かないと職人さんは作れないので、職人さんにお任せですというわけでももちろんいかないし、こっちの意図したものの通り作っていただきたいので、
そういう図面を描きます。
で、それ時にも、縦具って一つ、その扉一つでとっても、例えば断熱性能って、外部につける縦具、扉だったとしたら、
熱を通したり、射熱といって熱を通さないようにしたりとか、
そういう部分を見たりとか、あとは反らないかどうか、太陽の光が当たったりして木を使ったりすると確実に木は動くので、
そういう部分を動かないようにどういう風に作っていくかとか、そもそもじゃあ厚みはどれぐらいの方がいいかとか、
あとガラスを入れるならどういうガラスがいいか、ガラスもシングルガラスっていって1枚のガラスを入れるのか、
ペアガラスっていって2枚入れて、その間に、ペアガラスにもいろんな種類があって、
専門用語を出すとちょっとよくわからないと思うんですけど、そういういろんなことを考えていかないと。
考えて、その結果図面に落として、要は描いて、文字でもこういう指示を出してってことをするんですよね。
細かく本当にいろいろあるんですけど、
じゃあそれ時に、例えばやったことがあるのだったら、扉に関しても、扉でも構造は大切ですよね。もちろん壊れちゃいけないので。
でもそれってやったことがないことをやろうとすることもたくさんあるわけですよ。
じゃあそういう時にどうするかというと、やっぱり事例が大切になって、他の方の作品とかで見ているとこういう事例が、
実際にこの厚みでこの高さでなっているから、構造的にも持つだろうとかっていうふうな目安になるので、
そういうことを考えていくんですが、そういう部分に関しても結構AI使えるんですよね。
僕がびっくりしたのはその扉をやっていて、
このぐらいの厚みでこういう感じでっていう具体的なことを入れ込んで、それこそ図面をスクショしたものとか、PDFでもいいと思うんですけども、
をChatGPT内に読み込んだんですよ。そしたらここの部分だったら上の枠の部分は100ミリ必要、下も100ミリ必要で、
中の3はこのぐらいが必要でとかって細かく出してきて、
もしペアガラスでこういうふうに、ローウィーペアガラス、そういうペアガラスにするんなら46ミリ以上は必要ですとか厚みがとかってそういう細かいところまで
言ってくれて、もちろんAIが全部正しいっていうわけではもちろんないけど、
よっぽど僕が調べる範囲って調べられても、数冊の本から、
そこからこういうものが、何ていうんだろう、事例があるからとかっていう判断をしていくんですけども、それも絶対このデータの量がたくさんあるわけなんで、
めちゃくちゃ、それは信憑性は僕よりは高いから、使えるなぁと思いました。
今の話も、
すごい細かい部分ですし、実際の、
例えば図面とかそういうのってあんまり、他のお客さんとかだったら、あまりっていうか、多分載せちゃいけないのかなぁ。
でも著作権とか、ああいう、何て言うんだろう、そういう関係が僕もよくわかってないですし、他のお客さんのやつでは僕もやったことなくて、今時程なので
やってる部分がありますというのだけ最初に伝えておきます。 とにかくそういう細かい部分も
めちゃめちゃ使えるわけですよね。そういうのは、今のは結構実務に即した、そういったもので、
あと法関係とか設備関係とかもめちゃめちゃ役に立って、設備関係でよくあるのが、冷暖房系ので、
イニシャルコストとランニングコストっていうのが、
結構大事になってくるんですよね。イニシャルコスト、皆さん普通にご存知かもしれないですけど、
イニシャルコストっていうのは初期投資、一番最初にかかるエアコンとかだったらエアコン本体とか、施工して設置してもらうことの代金です。
ランニングコストっていうのは、
エアコン使うんだったら月々の電気代とかですね。 日々かかっていく月々の料金というふうになるんですけども、
そういうのも、例えばじゃあこの大きさでこれぐらいで、どれぐらいの床暖房を考えてるんですけど、どういうのがいいですか
みたいなのを聞いても、品番とかも出して、なぜこれがいいかということも話してくれたりとか、
そもそも比較してもくれるんですよね、イニシャルコスト。こっちだと使うとイニシャルコストとランニングコストこれぐらいで、
こっち使うとイニシャルコストこれでこれぐらいでとか言って、比較もめっちゃ簡単にできるんで、これ今までググってた時ってめちゃくちゃ
デザインとAIの関係
じゃあ自分でそれを理解しながらメモってて、こっちのメーカーだと電気代これぐらいだから月これぐらいかなとかってもうめっちゃ結構大変なわけですよね。
それも結構時短にできるっていうのがあります。でもちろん法関係とか、いろいろなジャンルでめっちゃ使えるわけですよね。
あと見積もりも使えますね。見積もりは出すんじゃなくて、見積もりを読み込んで精査もできるんで。
だからそういう結構機械的に、もうなんていうんだろう、衣装とかじゃなくて
実際にもう、事例とかから比較した方がより精度が高く出せることは
結構建築のやっているとジズムの中でたくさんあるので、そういうことにはもうそもそもがっつり使えるよっていうのはありました。
で僕は、と言っても、僕が専門にしている衣装的な部分ですね。
例えばさっき言ったのって構造的な部分とか環境とかの部分ですと、つまり最初に話した
3つ建築には大きく分けるとあって、建築の衣装と建築の構造と建築の設備ですね。環境設備の部分の環境設備だったりだとか構造とかの部分ってある程度
見れる。でももちろんね構造はちゃんと構造設計者の人に僕は見てもらっているっていうのもあるし、そこはちょっとね
危ない部分でもあるので、建具とかの部分で、あくまでねさっき話したの建具の構造の部分はちょっと話しましたけど、それは最終段階僕が判断するので
そこは参考の部分が結構大きいですけど、機能的な部分かな。わかりやすく言うと多分そういう部分とかは
AIでかなり簡単にできるようになりました。ただ僕が専門としている建築の
デザインとか衣装の部分っていうのは、AIにはちょっと無理でしょうと思ってたんですよね、まだ。
で一応なんかZGPTに聞いたんですよ。 あなたは建築の平面図とか取り込んでアドバイスとかってできるの?って聞いたら
できますよっていう風に言ってきて、一つ目が空間構成とかゾーニングのアドバイスって言って、ゾーニングっていうのは銅線とかの
繋がりとかって言うあれなんですけど、部屋と部屋との繋がりとかっていうことなんですが、そういうアドバイスできます っていうの。
よく家事銅線とか考えて、洗濯物とか洗濯機入れて干すところまでの距離が近いとか
あとは
寝室とかも割と近くすることによって布団とかのそういった
洗い物とか洗うもの、枕カバーとか布団カバーとかそういうものが近い方がいいとか、いろいろこう なんていうかそういうまとめた方がいいとかっていうこととか
デザインコメントの分析
それは機能的な部分ですけどもね。そういったアドバイスできます?とか できますよ?とか
あと寸法・スパン・構造バランスのチェックとか、あとデザイン的なコメント 実務・申請観点の指摘も可能
みたいなことを話していて 今3つのことはできるだろうなと思ったんですよ。実務的な部分とか
機能的な部分とかっていうのはできるなと思ったんですけど、その中でデザイン的なコメントというふうに 書いてあって
デザイン的なコメントできるの?あなた?と思って どういうふうにデザイン的なコメントをやるんですか?って聞いたら
いろいろ分けて考えますって言って
①コンセプト・構成 まずはなぜこの形なのか?空間に一貫性はあるのか?チェック
一貫したストーリーがあるか?とか無駄なゾーニングがないか? 無駄にデコってないか?とかっていう部分が①
②プロポーション・スケール・寸法のバランス 美しさはまず比率で決まる
図面でも現場でも必ず見るポイント 窓・開口の比率・バランスがいいか?
スパン・天井のバランスが自然か? 外壁と屋根の厚みのバランスは?
③光・風・抜けの流れ 空間は止まって見えない
空間の流れ 視線の抜けを直感で判断
抜けが意図的に作られているか?光のコントロールがあるか? 通風や湿気対策に開口が生きているか?
④素材・質感・収まり 材の切り替え位置が自然か?
見切りがちゃんと処理されているか? 光の当たり方を提案しているか?
⑤人間スケール・体感の感触 体験の感触
最後に人がそこにいて気持ちいいか?を想像する
イコール一番大事 理屈を超えて大事なところ
座った時目線の抜けがあるか? 子供が走り回れる導線があるか?
朝日が入る寝室 夕日が入るリビング
みたいなこと言ってきて 結論デザインを判断するって見た目の話じゃなくて
空間・構成・寸法・素材・体験を順番に読み解くこと
AIの未来における職業の変革
僕はこの5段階で良さもモヤっと感もロジカルに見れきますとか言ってきたんですよ
いやすごいなってまず思いました
そんなにデザインっていうことに関して
まず解像度高く見れるんだっていう
5つのステップに分けて見れるんだ
もちろんもう少し見る違う部分のあるとは思うんですけど
そんなにちゃんと細分化して見れるんだっていうのに驚きましたね
それで僕実際今計画している時程の図面と
あとパースっていう3Dのやつを入れ込んだんですよ
見てこれどうだろうって今の判断で見てみて言ったら
そうそうそれで判断してくれたんですけど
驚いたのがちょっと南面に関して
自分の中でもこれ結構開口を大きく取ったんです
窓を前を大きく取っている2階の部分で大きく取っていって
日差しが少し短いなぁとも思ってたんです
光がちょっと入るかなと
でもバランス的にはこっちの方がいいかなとか
そういう判断でしてたっていうのもあったりとか
さっき話したみたいに窓のペアガラスにしてローイっていうのを入れると
熱を入れにくいみたいな
そういった窓の作りもできるので
そういうことはもちろん考えてたんですが
その部分がちょっと気になりますねみたいなことを言ってきて
僕も確かにそう思ってた部分だみたいな
だけどその比率としてはそれはすごいいいんだけど
でも実際の環境性能としてその部分はちょっと気になりますよね
みたいなことを言ってきて
確かになってなったんですよね
だから今の話っていうのは
衣装的な判断プラス環境性能的な部分で
ちょっと環境性能的にここどうなのっていう話ではあるんですけども
衣装的な部分の意図もつかんだ上で
そこのバランスを崩さないものがいいですよっていうふうに
ことを言ってきたんで
すげえなって思いました
でもこれ本当にね多分そこら辺の建築家は
そこら辺の建築家はっていうとあれですけど
本当にこれそのうち確かに建築の設計も
結構人でガンガンいらなくなるなというのがよくわかりますね
これだって普通に
確かに僕は建築の知識がある上でやるから
聞けるプロンプトとかもあるし
聞ける判断ができるっていうのが大きいは大きいんですけども
でも割と触りというかそういう部分をある程度理解していれば
聞けることって結構あるので大きいので
これはもう結構なんか
永遠に仕事奪われる仕事奪われるって話あるんですけど
全然使えすぎて
恐ろしくも別に僕にはなってないですけど
正直もうそうなるだろうなって思ってたので
でもそんなに
そこの部分もわかるのねっていうのが驚きでした
なおかつなんかよろしければこの収まりの収まりっていうのは
建具とかだったらなんでもいいんですけど
細かいどういう風な構造っていうか構成?
作り方によってできているかとかっていうのが収まりなんですけども
スケッチを出すよみたいなこともたまに言ってくるんですよ
いやその建具とかの何ミリこれの厚みがあって
ガラスが何ミリでどういう風に配置して
そこに格子とか入れるのかこうやって入れてとかっていうのを
出せるのかなとか思って
文字ではそういう風に言ってきたので
じゃあ書いてみてって言って出してもらったら
本当それらしいスケッチが出てきたんですけど
やっぱり文字の情報と合わせるとやっぱりまだ難しいみたいで
また絵を作ろうとした時に多分難しいみたいで
それは正直ちょっとまだずれちゃったりとか
ちょっと違う風になっちゃったりとかっていうのは結構多くて
使えないなと思ったけど
スケッチまで書こうとしてきちゃうんだっていうのが驚きでしたね
だからここまであんまり建築の実務で
AI使ってる人まだ少ないとは思うんですけど
こんなできちゃうんだ
今までそういう自分の専門分野とかじゃないところで
結構AIを使ってきてたんですけど
専門の分野でもこんだけ使えちゃうってことは
今のは建築の事例ですけども
これ結構他のジャンルの
案外皆さんが気づいてないところで
ガンガンAIって使い方によって実は結構使えちゃう
それに気づいてる人たちは結構実は使ってるみたいなことも起きてるのかなっていうのを思いました
今日はですね
建築でもめちゃAI使える件ということについて話していきました
今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます
それでは皆さんスロースロースロース
21:59

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