1. 小松正史『耳の保養』
  2. ネガティブな音をポジティブに..
2024-06-06 09:55

ネガティブな音をポジティブに変える!心のリセット術

ネガティブな音を肯定的に捉える方法を3つのステップで紹介します まる 感情を脇に置き 音を観察し 点 音環境 全体の一部として捉えて呼吸を整えながら 新たな視点で音を受け入れる方法を解説します。
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みなさん、こんにちは。作曲家で大学教員の小松正史です。この放送では、音や音楽についての話題を1日1つずつお届けしております。
今日はですね、ネガティブな音をポジティブに変える心のリセット術っていう、ちょっと長ったらしいタイトルなんですけど、そんな話をしてみたいなと思います。
こういう話にしようと思ったのは、やっぱり自分の今の悩みとか苦しみがあるんですね。音に対する。これは何かというとですね、
家の隣がですね、今マンション工事をやっておりまして、これかつてホテルが建ってた場所なんですけどね、そこを壊して、そして新しいマンション14階建てとか言ってましたね。
そんなのを建てる感じで、もうまるまるですね、もう2年近く窓鳴りですよ。本当にもう5メートルぐらいのところで、どんすかどんすかしてる状態で、それで逃げられないじゃないですか。
そんな時にね、僕の音の専門的な知識はありますけど、どうしたらこれをないものとして見出すことができるのかとかね、そもそもそれ無理で、
僕めちゃくちゃ短期なんですよね。もう音があったら、なんかもう目の前に大きな壁ができたかのような鉛みたいな壁ができて、もう嫌っていう感じになってですね、
中場はちょっと大きな音がずっと続くとパニックになっちゃうんですけれども、そんな時にですね、どうその音を肯定的に受け止めようかと言った時にですね、
あ、待てよと、僕が今までやってきた耳のトレーニング、これ耳トレって言うんですけどね、そのトレーニングのいろいろな方法があるので、それでちょっと自分なりに試してみて、その良いところをですね、皆さんの周りでもね、
騒音に悩まされている方多いと思います。今もね、交通、今乗ってらっしゃる時にね、音がかなりあるからね、それで音声の配信を聞いておられる方もいらっしゃると思うんですよ。
そんな時にどんなものがいいかということで、またこの段階別にですね、お伝えしたいなと思います。これ段階をまとめて言いますとですね、まずは1段階目、ネガティブという感情を括弧で括って、そして音そのものを観察するっていうのは第1段階です。
そして第2段階が観察した音を広い範囲に広げて、全体の音環境の一部として認識するっていうのが第2段階ですね。そして最終段階として呼吸をゆったり整えて、新しい気持ちで音を受け入れてみようというね。
これは今まで僕が実践して書籍にもしてきました耳トレの方法があるんですけれども、それを複合的に活用してまとめたこういう手法なんですね。これ大体やっていくとですね、4,5分ぐらいなんですけど、偉い自分でね、この空気感変わるんですね。
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それでは一つずつ詳しくお伝えしていきましょう。まず1段階のネガティブという感情を括弧で括って、音そのものを観察するっていうその手法なんですね。
人って音を聞くとですね、それでこの工事の音はうるさいと、うるさいということは自分に危害を与える音なんだっていうような短絡的に感情に直結してしまう聞き方をしてるんですね。
それだとやっぱり音に対してもう先ようがない感情が芽生えちゃって、ニッチもサッチもいかない感じなんですよね。なのでそういう感情ですね、まず一時的に脇に置くのが大事ですね。その置き方としては音を受け止めると言いますかね、観察なんですよ。
自分と音との距離っていうのがあるわけなんですけども、そのあたりをですね、自分ごとじゃなくて遠くでなんか鳴ってるなっていうような、そんな感じでちょっと観察をしながら音に対して向き合うっていうことをしていくわけなんですね。
また問い場なんですけども、先ほどの工事音がしたとき、その音がどのように自分に聞こえたのかをですね、詳細に観察していくんですね。これ具体的にはですね、音の名前をですね、書くんでもいいですし、聞こえた音をそのままオノマトペ、擬音語とか擬態語に書いていくっていうのもいいかなと思います。
ズドドドドとかね、ガルルルルとかですね、そんなふうに書いていくといいかなというふうに。特にどんな音が聞こえたかとかね、そういうことプラス音の大きさとか音色とかですね、そういうちょっと細かい部分に対しての観察をね、やっていくととてもいいのかなというふうに思いますね。
そして2段階目です。観察した音を広い範囲に広げて、全体の音環境の一部として認識しようということなんですけども、大体気になった音とかネガティブな音っていうのは一つの音に集中している状態になっちゃうので、音をですね、ワイドに捉えていくような、そういう聞き方っていうのがすごく大事なんですね。
つまり望遠レンズじゃなくて、ワイドの広角レンズの形で音を聞いていくっていうことなんですよ。これ、そうするとですね、他の音もやっぱりちょっとずつ聞こえてくるわけですね。僕の家のね、目の前の工事音だとしたら、遠くでちょっと鳥の声とかですね、あと子供たちがこう、まあ峠公する音とか、まあそういう音もね、聞こえてくる時なんかがあるので、実はその工事音っていうのは街中の一部の音だと。
他の音も結構あって、その一部分として捉えていくことがいいのかなっていうふうに思うんですね。悪い音ばっかりね、あるわけじゃないですね。風の音、鳥のさえずりみたいな、まあそういうふうな音とですね、混ざり合って時に調和してるかもしれないですから、まあそんなふうに音環境を全体的に捉えることによって、ネガティブな音がその一部なんだというような形になって受け入れやすくなるんじゃないかなというふうに思います。
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で、その次3番目ですね。呼吸をゆったりと整えて、新しい気持ちで音を受け入れてみようということなんですね。今までの1,2っていうのは準備段階なんですね。そこから今度は自分の内側の音に、内側の感覚です。そこに意識を向けていくっていうことになりますね。
これ具体的にはですね、呼吸をまずゆったり整えていって、そして新しい気持ちでその音を受け入れてみましょうということなんですね。これ呼吸をゆっくりしていくと、自分の環境に対する認識っていうのが内側に向いてきます。内側に向いていくっていうことは結果的に外のネガティブな音ばっかりにですね、意識が向かなくなるんですね。
自分の内側にも意識を向けることによって、意識のバランスっていうのがうまくですね、整っていくっていうことがあるので、僕もですね、不安になったり、少しあの、併症、恐怖症みたいなところが実はあるんで、そういう時にはですね、自分の呼吸音を感じるっていうことをね、積極的にずっとやっていくと、1分ぐらいですね、1分経たないぐらいで心が落ち着いて、
音に対する意識が少し肯定的にならなくても、マイナスからゼロぐらいにはなると思うんですけれども、そんな風にして、今どうしてもですね、避けることのできない、逃げることのできない音っていうのがあったとすれば、この3段階を経て少しは音に対してですね、距離を置くことができるっていう風になるんですね。
で、どうしてもですね、もう嫌だ、もう本当にもうどうしようもないっていう場合は、そういうこう、そこで頑張らなくても、自分がその場所から離れていくっていうようなやり方がいいと思いますよ。それが一番のね、逃げ道だとは思います。
今日の話まとめていきますとですね、ネガティブな音をポジティブに変えるやり方という、これ3段階ですね。まず第1段階はネガティブという感情ですね。まずカッコでくくって音を観察していこうっていうのがまず第1段階目です。
続いて第2段階目としては、観察した音をそれだけ捉えるんじゃなくて、広い範囲で聴いてみましょうというね、全体の音環境の一部にネガティブな音があるんだという相対解放していくっていうことが大事かなと思います。で、それが終わったらですね、3段階目の最後としまして、呼吸をゆったりと整えて新しい気持ちで音を受け入れていくっていうような、まあそういう感じで内側に対するこの意識を向けて、
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そういうやり方で何とかいけるんじゃないかなと思いました。ということで今日はネガティブな音をポジティブに変えるための心のリセット術をですね、お伝えしました。もし音に対して少しお悩みの方がいらっしゃいましたら、一度実践ですね、本当実践です。試してみていただきますといいかなと思います。
今日の放送ここまでお聞きいただきましてありがとうございました。今日も良い音の一日をお過ごしください。
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