00:02
みなさんこんにちは、小松正史です。
新しい一週間が始まりましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
今日は、久しぶりに耳トレや音トレの話をまとめてお伝えしたいと思います。
この話題をお伝えしたきっかけは、【女性セブン】という小学館から出ている雑誌がありました。
この雑誌は、11月28日に公開されました。
小松正史が取材を受けて、耳トレや音トレの特集が2ページにわたって紹介されています。
概要欄にURLを貼っておきますが、実質は11月14日の木曜日に発行されました。
週刊誌なので、1週間くらいは見ることができるという感じになっています。
タイトルは、「科学的に正しい音や音楽の聴き方」という4ページにわたって紹介されています。
最初のページの内容は、「科学的に正しい音楽の聴き方で音楽について、音楽と感情との関係」です。
こちらは神戸学院大学の心理学部の準教授の川瀬先生が、演奏者の感情表現と演奏した音の特徴ということで、
ポジティブ・ネガティブ・鎮静・覚醒の4つのカテゴリーに分けて、それにふさわしい音楽をピックアップして紹介されています。
なかなか面白い記事ですが、そこから僕のところは、耳の老化を防ぐ耳トレ、そしてメンタルを整える音トレということで2ページにわたっております。
102ページと103ページです。
ここをざっくり伝えますと、まず耳の老化という現象は誰しもあるわけですが、おそらく50歳前後からどんどんと音が聴こえづらくなる、
生理的に音が聴こえづらくなるというような状態になってくるわけです。
高い周波数から聴こえづらくなってきて、結果的に脳に入っていく音の情報量が減ってしまって、
音というのは脳を活性化させたり、新しい発想とか新しい感覚を動かすためのきっかけとなるような大事な刺激なんですけど、
それがどんどん聴こえづらくなってくることによって、脳が衰えていったりとか、
場合によってはアルツハイマーという、すごくきついと言いますか、大変な状況にもなりかねないということでよく言われているところがあります。
03:01
それで元々の生理的に聴こえづらくなった耳の気候を減らすと言いますか、そこを修正することは不可能なんですけれども、
音の聴こえ、音への注意力を増すために、それを維持するために意識、注意を向けさせるような音の聴き方、
つまり耳トレの方法をいろいろとヤマハの本であるとか、音声配信も含めてお伝えしているわけですね。
それでその方法とすれば、大きく分けて簡単に日頃ずっと継続的に実はやってほしいなと思うんですけれども、一応あります。
それがまず背景の音を聞くという、善意識と僕は言っておりますけれども、その音を聞くためにだんだんと音が小さくなる、
そんな状態の音を鳴らしていって、音が消える瞬間を感じたらすぐに周囲の背景音に耳を傾けていくという、
これも王道といいますか、耳トレの最初に必ずやるやつですね。
例えばピアノとかでもいいですし、トライアングルでもいいですし、あとはリンですね。
仏壇にあるリンを使って、それがどんどん小さくなりますよね。チーンとなってだんだん小さくなると。
その小さくなった瞬間を感じることによって、善意識で聞いている音っていうのが意識の上に上ってきまして、
その音が自然と自分が聞こうっていうよりも、そういうふうに小さな音にも敏感になるような音の聞き方、
つまり音の刺激を与えることによって、そうした音まで聞いていけるというような、そんなことになっております。
ただ、これ1回では絶対良くならないというか、改善されないので、毎日1回とか2回はやったほうがいいんじゃないかということですね。
それで、耳取りの方法で今回お伝えしたのは2番目の話になるんですけれども、1分間聞こえた音を記憶して紙に書くという方法も紹介しました。
これはですね、例えば公園とか街角、これ家の中でもいいんですけれども、くつろぎながら周りの音に耳をすますということなんですね。
例えば1分間測ってみて、聞こえた音をまず記憶していくんですよ。
今、車の音が聞こえたなとか、足音が聞こえたなとか、人の声聞こえたなとか、そういうのを記憶するんですね。
これ紙に書いてもいいんですけど、記憶して1分間経った後で、その記憶した音の名前を紙に記したりとか、
人によってはね、スマホのアプリのメモでもいいと思うんですけどね、それに書いていくということで、
音の聞こえについての注意も向けられるし、感覚的に頭に定着された音を記憶してまた書くという、これ記名と想起という記憶の方法なんですけれども、
06:10
それも鍛えられるので、一石二鳥になるわけですね。
それによって、今までも聞きづらかった音とか、聞こえていたけれども意識に昇らなかった音に対して、注意とか意識が向けられるので、
この耳トレ、かなり脳が活性化するという、そういうことになりますので、この2つ、全意識の音をまず聞いて、そして1分間聞こえた音を記憶して紙に書くという、
この2つを試していただくと良いかなということで、詳細をこの記事で、取材で記録されているということになりますね。
そして続いて、メンタルを整える音トレなんですけど、耳トレと音トレってちょっと違うんですね。
この音のトレーニングっていうのはですね、割とメンタルがネガティブになるというか、心理面に対して割と働きかけやすいものというのが、この音トレっていうことなんですね。
普段我々はですね、周りの情報をたくさん耳からゲットしてますよね。
それでポジティブな音もネガティブな音も含めて、脳に入っちゃってるわけなんですよね。
なのでそこで知らず知らずのうちに不安とかですね、ネガティブなことが音からどんどんと膨らんでくるっていうところがあるので、
まず音を逆に敏感に感じさせないようなね、そういう耳取りは音を注意して聞くと。
音トレっていうのは、ちょっと注意とか、かなり活性化しすぎてる音の聞こえ方をやや鈍くしたりとか、体の内面であるとかですね、内側に対して意識を向けていったらいいんじゃないかなという、そんな感じで提案しているようなトレーニングなんですね。
簡単に言うと自然界の音を積極的に聞くというか漂わせるっていうような、そういうところがすごく大事なわけなんですね。
例えばなんですけど、緊張感を柔らげさせる、緊張をほぐすとかリラックスに持っていくためにどうしたらいいかということなんですけどね。
これは僕よくやってるのはですね、音をぼーっと聞くというか、あまり考え事とかね、どんどんあれをしなくちゃとかこれもしなくちゃということを考えずにですね、ちょっとぼーっとする時間がとても大事なんじゃないかなということで、音トレの提案をさせてもらっています。
例えばですけど、朝起きたらベランダとかですね、部屋の窓を開けてですね、遠くの音に耳を傾けながら、僕なんかはロングブレスとかですね、ストレッチをやったりしてるんですけど、そういう何もしない時間帯っていうのをね、ぼんやり聞く時間帯を設けるっていうのが、僕は朝起きたときと寝る前の2回設けてるんですけど、
09:16
そうしていくと、このネガティブなメンタルがややこうゼロに近づいていく。ポジティブすぐになるとは言えないですけど、そんな風にちょっと音をぼーっと叩き合わせるというね、積極的に聞かない、考え事をしないっていうね、空白の時間を設けることがすごく大事かなと思ってですね、ちょっとお伝えしてみましたというそんな会でございます。
ということで女性セブンの今週号、よかったらまたお手元のところまた見ていただいたらと思います。それでは今日もここまで聞いていただきましてありがとうございました。今日も良い一日、音の一日をお過ごしください。バイバーイ。