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今日の本題は、音色ってなんだろう、という話題をお伝えしたいと思います。
結論から言いますと、非常に難しくて、未だに解明されていないというところがあるんですね。
とはいえ、それをちゃんと整理するために、今日は2つの概念をお伝えしたいなと思います。
まず1つ目、JIS企画というのがあります。日本工業企画というのがありまして、そちらの定義をまずお伝えするのと、その後で別の定義があるので、そこでもちょっと解明できないというところがありますけど、やってみましょう。
まず、JISによる定義なんですけれども、ちょっと読んでみますね。
聴覚に関する音の属性の1つで、物理的に異なる2つの音が、たとえ同じ音の大きさ及び高さであっても、異なった感じに聞こえるとき、その相違に対応する属性というね。
これ、例えばですけども、同じドの音があったとして、ラッパの音とトランペットの音とピアノの音が、楽器があったとしてね、それを同じドの音を同じ音量で鳴らすと、もちろん違うということがわかるじゃないですか。
それが音色なんだ、その相違に対応する属性なので、その違いに対応する属性って何か書いてないわけなんですけど、明らかに違うっていうことが言えますよね。
そんなときに音色が存在するんだよっていう、その違いの手がかりの属性というのが音色なんだよっていう、そういうね、わかったようでわからないような、そういう内容になっておりますね。
これね、めちゃくちゃ批判があるんですね。日本工業企画、これちょっとわかんないなっていう。そこでですね、ヘルムホルツっていう方がいらっしゃるんですけども、その別の定義をちょっと読んでみましょうかね。
音源が何であるか認知するための手がかりとなる特性であるとともに、音から受ける印象の所属面の総称っていうような感じですけど、これちょっとわかりやすくはなったけれども、まだまだちょっと一体何なのかっていうのがね、これ、つかみづらいところがあるかなっていうふうに思うんですね。
これで感覚的にはわかる。音源が何であるかを認知するというかね。これ、先ほどのものと違って、手がかりみたいなもんですね。この2つの音の違いを手がかりとして、これ何なのかっていうのを調べていこうとするんですけれども、ここで1つ疑問が出るんですね。
これ、初めて聞く未知なる音源っていうのがあったとしたら、これも音色があるんだけれども、手がかりにならないでしょ。それってね、未知な音、音色っていうのが世の中存在してるんですけども、今の表現と言いますか定義だとしたら、もう既に知っている音色の特性に応じて、ある音と別の音の区別が作っていくことなので、既存の自分が知ってる意識上というか、
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記憶上で知ってる音色の属性じゃないとわかんなくなっちゃうっていうことなので、これもね、分かったようで分かってないような、そんな感じなんですね。
で、これ間違いなくなんですけども、この音の物理的なその周波数がありますよね。その周波数でもってこう、様々な音があるわけなんですけれども、
そこでね、単純な音と複合的な音があって、音色っていうのはもう完全に複合的な音の属性なわけなんですよね。その複合音と呼ばれている音の、もう本当にもう、
これ純音って言いますけど、この周波数がですね、定期的に存在していると言いますかね、周期があるっていうのを、その存在を、のやつを純音って言うんですけれども、
いろいろな様々な純音が重なり合わせて、複合音があるわけなんですけどね。そのあたりで多分、複合的な音が存在しているっていうことの中で、多分そこに音色があるんだろうっていうふうなとこしかまだ言われてないっていうね、
なんともこれね、難しい部分があるんですけど、まあというふうに音色っていうのは、人は必ず近くで違いがわかるんだけど、それが何なのかっていうのが未だにですね、解明されてないっていうことを、今日それをお伝えして、ちょっとこんがらがある話ではございましたけど、まあそんなものだと思って聞いていただけましたら幸いです。