大山崎山荘美術館の紹介
おはようございます。小松でございます。 今日ね、今ちょっと漫画ミュージアムにいるんですけど、ちょっと同じミュージアム系のね、話をちょっとしたいなというふうに思います。
数日前なんですけれども、京都府の大山崎っていうところがありましてですね、そこで行ってきたミュージアムがあって、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれないんですけど、朝日グループ大山崎山荘美術館というのがあってね、
これは大正から昭和初期のですね、洋館を活かした美術館で、日本の工芸とかヨーロッパの近代美術を中心に展示している施設なんですよね。
駅から阪急の駅もだし、JRの駅もなんですけど、歩いて10分ちょっとぐらい、天皇山に上がる、ちょっと手前にあるところで、10分ぐらいあると行けるような感じの場所なんですよね。
標高で言うと、30メートルとか40メートルぐらいのところに上がるんで、若干ですね、あたり一面が結構見れますとですね、目の前に淀川が見えたりとか、奥の方に宇治川とか金沢川が見えたりとかして、
そういう見栄えがすごくいいんですよね。そして庭園がものすごく洗礼されてましてですね、僕は元々昔の洋館を上手くアレンジしたところなので、それに合わせて庭園も作られているんですけど、
水環境すごいんですよね。音がね、いろんな水の流れがあるんですけど、全ての水の流れの音色が違っててですね、しかも周りが割と静かなんですよ。山の中腹にあるのでめちゃくちゃ静かで、
その水音がじっくりと、人工音ですけどね、ゆっくり聞くことができるっていうのが割といいところですね。しかもね、周りの皆さんが建物の中に入るんで、庭がすごくあんまり混んでないんですよね。これがまたいいなっていう感じですね。
それで僕は、ちょうど10年くらい前かな、11年前にポーラ美術館、箱根にあるんですけど、そこのポーラ美術館の所蔵しているクロードモネっていうフランスの画家さんがね、インシュアの画家さんがおられますけどね、その方が描かれたエプトガマのですね、バラ色のボートっていう娘がね、娘さん2人が
モネさんがね、ボートに乗っているという、すごく有名な絵がありましてですね、そこにじっくり見るっていう企画展で、僕が音環境デザインやったんですよ。絵画には音が出ないんだけれども、そこに環境音をね、入れることによって、視覚的な見栄えのする絵画であっても、奥行きとか立体感とか実感みたいなものがすごく出てくるっていうような、
そういう見せ方ですよね。それの聴覚的な刺激を演出するっていうことで、そういう水の音とかですね、ボートが漕ぐ音とか、歯のスレアウトね、樹木の歯のスレアウトとかを上手く、スピーカーの位置とかね、音色を変えながら作っていったっていうのは、
ちょっと11年前だったんですね。その印象のね、モネの絵めちゃくちゃ好きなんだけど、僕モネの絵に音環境デザインをやっちゃったっていう、生の絵ですよ。すごくないですかね、みたいな感じですけど、そのモネの絵がですね、いくつか、水蓮っていうシリーズがめちゃくちゃ有名ですけどね、ゆっくりと眺められるような、そういう場所なんですね。
あれこれ、たぶん1996年にですね、建築家の安藤忠夫さんが、元々あった別荘のところの一角をですね、モネの絵が眺められるような、地中ですね、地下の円形状の、ちょうど展示の部屋を作られた、設計されたんですよね。
そこの場所がまたすごく良くてですね、地中に入っていく感じなので、まるでモネの水蓮の、水蓮の絵って、わりと皆さんよくご存知かもしれないけど、池というかね、そういうところに水蓮があって、それを眺めていくような感じの絵なんですけど、その絵の中に入っていくかのようなね、そういう雰囲気でね、見ることができるというか、
半地下、地下ですよね。地下に入って潜って、そこで眺める。池もね、さっきの日本庭園、日本庭園っていうのかな、洋風かもしれないけど、その庭園のですね、あのところで、ゆっくり入りながら見ることのできる雰囲気っていうのが、やっぱりあってですね、そこがすごくいいなっていうのが、特徴だと思いますね。
だからね、すごく質感もいいし、その山の修復にあるっていうところもまたまた素晴らしいですし、そういう良さが出ているような美術館っていうのをね、ちょっと体験したので、少し今日はここでシェアしたいなっていうふうに思ってね、話しているというわけですね。
それでね、ちょっとそこの場所でね、じっくりと周りほとんど人いなくて、お正月に行ったんですけど、1月4日の日やったかな。周り人ほとんどいないんですよね。それでゆっくりとあの、モネの絵をね、久しぶりに、もう数年ぶりにスイレンをじっくり鑑賞したんですけど、ちなみにスイレンの絵ってものすごくたくさん描いたんですよ、モネが。だから世界中に存在していると思うんですけどね。
そのスイレンの絵を見るときにですね、近くで見るとやっぱり荒いんですよね、雰囲気がね。絵の状態がもう本当にもう、わーっと一瞬で描いたというかね、そういう状態です。それがどんどん離れていくと、魔法がかかったかのように、立体感というか繊細さが出てくるっていう感じなんですよね。
鑑賞の仕方と建築の重要性
で、まあそのところでちょっと伝えたいのは、その荒いところと、もう見事にこう空間として見ることのできるところの境界線がね、境界線がすごくあるなっていう感じなんですよね。ちょっと、ちょっとなんか、あ、救急車が来た。前にね、あの、その境界線が割と面白いというか、なんていうのかな、ここから先がすごくよく見えて、ここから先が荒いみたいな感じがするんですよね。
それ、なんか魔法にかかったかのような感じなんですよね。魔法っていう感じ、その境界線が明らかにあるんですよ。ここから先が荒い状態で、ここから先がまた全体的に見えるっていうような、なんかね、そういう魔法のポイントっていうのがあって、そこにうまいこと椅子が置いてあるんですけどね。ゆっくり見てくださいよみたいな。
なんとも言えないね、これ、なんかね、にじみ、にじみが出るっていうか、ぼやけるって感じなのかな。それが面白いんですよね。人間の錯覚みたいなね、錯視を応用した感じの見え方なんですよね。
それがなんとも言えない魔法みたいな感じ。ここから先は荒くって、なんかめんどくさいんだけど、ここまでが、ここから先はすごく、もう絵の立体感がものすごく出るみたいな、そんな感じのポイントがあるんですよね。
これは視覚情報とか視覚表現の話をしてるんだけど、音もそうなんだよね。僕はいろいろ音を扱ったりしてるんだけど、ピアノのマスタリングとかするじゃないですか。よく聞くと荒いんだけど、なんかね、しっかり聞くとやっぱりスピーカーから音が出てるっていう状態ありますよね、環境音楽で。
離れていくと、なんか周りの環境音と合わさって、なんとも言えない溶け込み感、調和が出てくるんですよね。そのタイミングが、距離じゃなくって、なんていうのかな、音のバランスみたいな、音楽と背景音のバランスみたいな感じの境界線みたいなところがあるんですけどね。
それがバランスね。決まってなくて、どちらも浮遊してるからね。ここがポイントっていうことは言いづらいんだけど、その感覚とすごく似てるんですよね。すごいこれわかりますかね。これ音声で伝えるのは結構難しいかもしれないけど、あえて伝えてると。その境界線を漂わせるっていうのが、なんかものを見たり感じたりするところの、なんか極意というかな、そんな感じがするんですよね。
ここがポイント、ここまでがなんか荒々しく、素材が個別個別に感じられるんだけども、ここから先がなんかこう、全体的な空間の中に没入していくような感じのポイントっていうのがあるんですよね。
さっきマンガミュージアムで僕行って、久しぶりに僕の曲をね、僕が一番好きな聞くポイントがあるんですよ。自分が流れてる、自分の曲が流れてるポイントで、階段の石の方の、木の方の階段じゃなくて石の方の階段があるんだけど、そこってめちゃくちゃ響くんですよ。
で、そこで僕の音を聞いて、なんとなく背景と響きと音が上手く調和するポイントが今日もあったんですけど、それ聞いて自分が自分の曲じゃなくて別の人の曲に聞こえるんですよね。
だからそこの瞬間がなんかね、うわーこれ人の曲だっていうふうに思える瞬間があるんですよ。それがまさにさっきのモネの絵をいい距離感で眺めた時の遠すぎても別にあんまり力が伝わらないし、近すぎたら荒すぎてちょっと嫌やなっていうポイントがあるんですけど、そういうあたりがマンガミュージアムでもあったしモネにもあったみたいな。
今日伝えたいのは大山崎美術館の3層の話ではあるんだけど、そこはね美術品とかそういうものを見るというよりも木造建築とかね、建築がすごい素晴らしいんですよね。だからそこの中に美術品が置いてあるっていうところが確かにあるんですけどね。
そのポイント、その3層の建物を見るのか、それとも作品を見るのか、そしてモネの絵を見るのか、モネの絵をどの空間で見ていくのか、どのポイントで見ていくのか、そういうそのポイント視点、見立て方みたいなものをすごくね感じさせてくれるような空間だな。ここ今日一番言いたかったとこかな、ちょっと話を教えてね。
そういう、いろんなものの空間とか作品の鑑賞の見立ての仕方みたいなものをちょっと鍛えるというか、発見するには他の美術館にはない良さっていうのが、大山崎3層美術館にはあったなっていうのをね、ちょっと今日お伝えしたかったなと思って、ちょっと話をしてみました。
ちょっとまとまりがない素材的に話すのもいいでしょう、結構ね。いや良かったな、今日話して。じゃあまたです。