2025-03-15 1:01:06

第113回:「モノ」ど真ん中の捉えなおしでブランド鮮度を更新。「物性シズル」を掻き立てるアプローチ

国民食やロングセラーのお菓子など、日常にすっかり溶け込んでしまったおなじみ商材の魅力を改めて喚起するには「物性シズル」を別のアングルから捉えなおさせることも有効。商品の物性ど真ん中を新鮮な角度で見せることで妙に気持ちが掻き立てられ「ひさびさに食べてみたくなる」ようになる。

新発売時の感動はやがて薄れていくが、アングルを変えて訴求し続けることで鮮度を更新しながらブランドのライフサイクルを延ばせる。

物性シズルを掻き立てるアプローチはそのまま「噛んでみたい」「嗅いでみたい」という気持ちに直感的につなぎ込めるので強い。改めてモノに立ち返りながら、大胆な捉えなおしによってコト消費のツボを押さえるアプローチについて、蒟蒻畑やアロエヨーグルト、丸亀うどーなつ等の直近の事例を基に考察していきます。


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関連記事:「モノ」ど真ん中の捉えなおしでブランド鮮度を更新。「物性シズル」を掻き立てるアプローチ - アトリエライフ通信

サマリー

「物性シズル」をテーマに、ブランドの鮮度を更新するためのアプローチが議論されています。特に、古くから親しまれている商品を新たな視点で再評価し、その特性を強調する方法が紹介されています。このエピソードでは、こんにゃく畑のブランドが物性シズルを通じて再評価され、鮮度を向上させるアプローチが探られています。特に、三上愛さんを起用した新しいCMが物性の強調や食感体験の重要性を伝える取り組みとして紹介されています。また、アロエヨーグルトのブランドをリフレッシュするためのアプローチとして、アロエの捉え直しが取り上げられています。丸亀製麺のドーナツとその独特なもちもち感に基づく、物性シズルの観点からのマーケティングの新しい視点も探求されています。さらに、丸亀製麺の「うどうなつ」について、消費者のスイーツニーズや食事とのバランスの取り方が考察されています。この新たな商品が市場でどのように成功を収めているのか、うどんとの組み合わせや食事体験の重要性が焦点となっています。最後に、「アポ調整ツール」の便利さとその使用に伴うストレスについて議論されており、特にUIの使いやすさや古い慣習との対立に焦点を当て、時代の変化について考察されています。

マーケティングの導入
みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォンマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ観で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で打ち手を模索する、みなさんのヒントになる視点をお届けしていきます。
スタートアップの思いを文化に変える戦略マーケターチーム、株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
天地志摩でコピーライトをやってます。ジンボーです。よろしくお願いします。
さて、今日のテーマは、モノど真ん中の捉え直してブランド鮮度を更新、物性しずるをかきたてるアプローチですが、このテーマ、取り上げた理由は何なんでしょう。
はい、あの今回の話は、ちょっと前にじゃがりことかどんたこ酢とかの話もしたと思うんですけど、ああいうもう定着しまくってる、もう国民食と言っていいだろうみたいな。
そうね、コンビニのスーパー行ってもどこに行っても選んでるもんね。
そうそうそう、だから逆にもう買ってないかも最近みたいなぐらいの商品とか、割と多いと思うんですけど、そういうめちゃくちゃ定着し尽くした感じのロングセラーのお菓子とか、
そういうお馴染み商材の魅力ってどうやって換気するのかなつって、最近でいくとSNS絡めて改めて接点を作るとか、そんな感じのアプローチもありますけど、
もう一個別の観点で、ど真ん中でもう一回そのもの自体の魅力をアピールし直すみたいなこともいいんじゃないかなと思っていて、
なんかそんな感じのアプローチをご紹介したいなと思ってます。
再評価の重要性
はい。
で、今回はそういう議論のためのコミュニケーションワードみたいなところで便利な言葉を作りたいなと思って、物性しずるっていう言葉を立てて、そういう観点をご紹介したいなと思うんですね。
だから今後はマーケティング会議とかでね、今回のアプローチはあれかな、物性しずるが鍵になりますよね、みたいなそういう議論が生まれたらいいかなと思いますね。
で、他の人がね、物性しずるってなんすかとか言ったらね、え、前中ラジオ聞いてないんすかみたいな、物性しずる知らないとかちょっとマーケティング会議としてどうなんですかっていうワードになるといいですね。
いいねー、なんか漢字悪くていいね、それね。
ちょっとね、あのー、頭でっかちマーケター感のあるね。
ある感じでいいよね。
でもなんかね、物性しずるって例えば、もちっととか、にゅるっととか、なんかそういう、擬音語が多分多いんですかね、しずる感を感じる、その商品が持っているものをしずる表現にしたものを物性しずる、あのものに性質という漢字を書いて物性しずるというふうに呼んでると思うんですけど、
まあこういうワードが一個あるとコミュニケーションするときに少しスピードが速くなるかもしれないですもんね。
そうですよね。
あとは発想の一つの手がかりになりますよね。常に再現性を持って検討できる発想の手持ちの札が一つ増えることになると思うので。
そうですね。
そういう意味では最近はブランドミームとか売り場のモンタージュとかその辺りのコンセプトと同じように、手持ちの札をちょっと増やしていただきたいなみたいな感じの会ですね。
物性はそのものの特徴みたいなところ。しずるっていうのはお肉を焼くときのジューみたいな感じとかが語源だと思うんだけど、ビールでいくと缶とか蒸気についてる水滴とか、あの表現にこだわることで思わず飲みたくなるとか書き立てられる感じですよね。
それを表現することをしずる感を高めるとかって言うんだけど、そういうことね。だから物性しずるっていうのはその商品本来が持っている特徴を改めて書き立てる。再認識させて書き立てるみたいな、そんなアプローチのことを言いますと。
ビールとか多いですね。ビール入れていった時に泡と金色の部分が分かれているところとかシュワーって言ってるところとか、ビールは結構しずる感のある表現がたくさんあるし、CMでもよく使われてますね。
そこが多分肝だと思うんですよね。なのでその辺りってビールとかだけじゃなくてあらゆる商材に言えるので、特にもともと売り出しの時に特徴があったものとそれがより強いですよねというところですね。
物性を書き立てるって何がいいかって、周辺的なものじゃなくてその商品の特性ど真ん中でもあるので、それをこれまでは無視してた、素通りしてたけども、新鮮な角度で見せることで、これなんかいいねみたいな妙に気持ちが書き立てられて、改めて。
で、なんか久々に食べてみようかなみたいなそういう気持ちに至らせることができるっていうところで割といいかなと思っていて、これってマーケティングの目的って差別化ですよね。この商品じゃなくてこっちを選びましょうっていうとの説得でもあるので、それをいかにやるかっていうところではあるんですけど、物性しずるって商品特性のど真ん中なので、
それを改めて再ブーストすることで、そのまま差別化に繋がりますっていうことですよね。なので、商品って今はお馴染みになってしまった30年選手でも、もともと売り出されたときって他にはない何かしらを入れて商品化されてるわけなので、もともとは固有の何かがあるわけなんですよね。
だからそこをね、徐々にその鮮度は失われてきたにせよ、なんか新しい角度で訴求することで、改めてこのリニューアルなのか新発売し直すみたいな感じにさせてってやることで、ブランドのライフサイクルを伸ばすことができるんじゃないかなと思っていて、その辺りのアプローチかなと思っていますと。
あとは今今のマーケティングでいくと、割とこと消費文脈ですみたいな話が主流なので、そのコミュニケーションの上では割とこの商品の機能的価値、スペックはどうですとかではなくて、それを使って何ができるのかとか仲間と何ができるか、それをすることによってどんな自分になれるのかみたいな感じの訴求が多くて、思わずやってみたくなる要素っていうのを含ませる。
コミュニケーションが必須になってきているわけなんですけど、今回の物性シズルを掻き立てるアプローチっていうのは、それをすることで思わずそのままこんなグミ噛んでみたいなとか、このフレーバー嗅いでみたいなとか、そういう気持ちに直感的に繋ぎ込めるんですけど。
でもそもそもはめちゃくちゃ物なんだよね。すごいど真ん中の機能訴求なんですけど、それとこと消費文脈の思わずやってみたくなる要素をうまく混ぜ込んだコミュニケーションができるので、改めて物に立ち返りながらも大胆な捉え直しによってこと消費のツボを同時に抑えられますよみたいな、そういうアプローチになるかなと思っているので。
新しい消費の観点
今まで言うと技術が進化している中で改めて表現できることも多いので、そういう検討する余地のあるアプローチなんじゃないかなと思っています。
というところで、本編先に収録していますが、山本さん的に今回の内容っていうのはどんな辺で明日使える機器になりそうでしょうか。
そうですね、2つ思ったことがあって、1個こと消費のツボを抑えるっていう観点で考えたときに、こと消費を作ろうとするとイベントをしなきゃいけないんじゃないかとか、何か新しく体験を作らないといけないんじゃないかと思いがちなんですけど、
別にそんなことをする必要はなく、物自体を味わう時とか感じる表現というものを作ってあげることで、物消費自体は変えなくてもそれをことに変えることって全然できると思うので、
そういう意味でこと消費に変えるためのきっかけとして、この物性シズルというのを作っていくっていうのは新しい観点というか、そういう作り方も確かにあるよなというふうに思ったのが1つですね。
あとは物性シズルがあると、ちょっと買ってみたいな、1回体験してみようかなと思いやすいので、食品とか、特に今回取り上げる昔からある商材って手に取るのはすごく簡単なので、別にコンビニに行ってもスーパーに行ってもあるけれども、
昔から知っていて、手に取る機会を失っているようなものについては、そういう物性シズルを思い出させて、そういえばあれ美味しかったよな、今度買ってみようって思わせるのはとても効果的だなと思いましたね。
むしろ物性の方が、みんなと一緒に味わいたくなるみたいな、ことしょうじ的な文脈にも割とつながりやすい気もして、商品の開発のタイミングでいくと、2020年代に作られるものよりも、たぶん1990年とかに作られたものの方が選択肢が多いじゃないですか。
選択肢が多いっていうのは?
これまでまだ開発されていない商品が多いからね。
あーそうね、確かに確かに。
だから、物自体のインパクトはでかいはずなんだよね。
だからそれを改めて、当時はでかかったけど忘れられているものに改めて、やっぱりでもいいよね、あれ、みたいな感じで。
やることで、なんちゃらパーティー?
こんにゃく畑パーティーは、そんな感じはするけど。
でもね、昔の友人と会った時とか、車でどっか遊びに行く時にこんにゃく畑を出して、おやつで出したらちょっと面白いね。話題の一つにはなるね。
こんにゃく畑ちょっと懐かしいね、みたいな。
確かにね。
今はレトロブームでもあるから、そういうのも面白いね。
なっちゃんとか、当時流行ってたお菓子とか飲料だけでのパーティーするとか面白そうだよね。
ちょっと楽しいですね。
そういうところって大体もう出てくるの、2回売ったものになるじゃないですか、ハッピーインターンとポテトチップスとみたいな。
それはね、昔から当然あるけれども今も普通に食べられてるから、そうじゃなく当時食べてて、今はあるけれども意外と食べられてないものって、ちょっと昔を思い出したりするのにはとてもいいかもね。
そうだよね。
その辺がいいですよね。今はだからどっちかというと味とかフレーバーもそうだし、あとは食感も含めたその体験価値全体がわりと響きやすいので、改めてそういう物性シーズルが強い商品に関してはそこをかきたてるっていうことをやることでリブーストできるっていう可能性があるかなという感じですよね。
それでは本編、ぜひ聞いてみてください。
本編は約33分あります。
途中で聞けなくなった時のためにもここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
さて、じんぼうさんの今週のピックアップ。テーマはこちら。
物ど真ん中の捉え直しでブランド鮮度を更新。物性シーズルをかきたてるアプローチです。
さあ、どんな内容なんでしょう。
オープニングでもお話しした通り、今回はうまく物性シーズルっていうものをかきたてて、
もうずっと知ってたけども、今更みたいなブランドが妙に食べたくなるとか、もう一回使いたくなるとか、
ブランド鮮度を上げるみたいなアプローチの最近の例をいくつかご紹介しながら応用例を考えたらなというふうに考えてます。
僕らがね、青春かな?でもね、今思えば先日もお話したジャガーリコとかドンタコスとかもそうなんだけど、
だいたいね、なんかいい商品って90年代半ばぐらいにバーっと出てるんだよね。
そうか、だからそれ以降はそんなに新しいものが売れるのではなく、その時に定番になったものが今も売れ続けてるってことなんですかね?
そうだと思うね。あれかな、バブル崩壊後だから、バブルの時は人間あんまり何も考えてなかったのかもわかんない。
なんか技術的なところもあるのかもしれないですね。お菓子をああいう形で作る、工場でたくさん作ってとかがちょうどうまくはまって、
こんにゃく畑とグミの進化
それブームでどんどんできて、それ以降はもうそれを超えるものはなかなかできなくなったのか、どうなんだろうね、確かに。
大量生産は昔からあったと思うから、どうなんだろうね。
グミとかはこの頃に生まれて、最近はめちゃくちゃさらに進化してるから。
新しいグミね、どんどん出てますね。
僕らの頃のグミってまずかったから、噛んだ瞬間に虫歯になるような感じの味しかしなかったけど。
僕昔から果汁100って書いてある、たぶん一番グミといえばのやつ?
結構好きですけどね、昔から好きで今も好きですけど。
そうなんだ。
ずっと果汁100ってなんやねんってツッコミ思いながら。
絶対100じゃないもんね。
果汁100ってさ。
パーセントって書いてないじゃんみたいな。
そうそう、おかしい。果汁100はもうだって果物だからさ。
濃縮果汁を還元して結果100になってるんですってちっちゃく書いてあるけど。
なんか騙されてる気はするけど、グミ好きですね。
次食べちゃう。
去年ふるさと納税でグミマスカット味2kgっていうのを頼んじゃって、2kgのグミが届いて。
しかも、個放送されてたらさ、食べたり誰かに配ったりできるけど、2kgのグミが袋にいっぱい詰まってるんですよ。
2kgって真偶やねん。枕みたいなもんやねん。
本当に枕みたいなグミが1個の袋に入って届いたわけ。
で、これどんなにしようって言って、知らないからジップロックに小分けにして、しばらく冷蔵庫に入れながらちょっとずつ食べたっていうことをしてました。
ちょっと余談でしたね。
ペタグの潜伏プロモーションみたいなやつで、靴底の底のような味みたいなさ、食べ頃を伸ばした身のような味みたいなのをやってました。
あれもだから物性シズルなんですよね。
物性シズルの重要性
確かにね。そうかそうか。そう言われるとどんな噛み心地なんだろうって気になるもんね。
なりますよね。
あんな感じで思わず噛みたくなる。思わず匂いを嗅いでみたくなるとか、そういうものが物性シズルなんだけど、それを掻き立てることで妙にやってみたくなる。食べてみたくなるっていうので。
僕ら世代の鮮烈な思い出の1つはコンニャク畑ですよね。マンランライフのコンニャク畑。
確かに。これはCMよく見ましたね、当時ね。
なんかね、オシャレな感じで、当時は新しかったかなという感じがしますが、既にもう30年ちょっと経っちゃったんでね。
そうか。なんかこれ出た時はね、ゼリーの代替というかね、ゼリーっぽいけどゼリーとはちょっと違う商品として、インパクトありましたね。
ありましたよね。
うん。
食物繊維がブームだったからね、当時。
そっかそっか。
今もそうだけど、ファイブミニとかも出てて、日本人の認識の中に、あ、ビタミン、カルシウム以外に栄養素があったんだねみたいな。
食物繊維大事なんだねみたいな時代の中で、お菓子で摂れたらこれに越したことはないですよねみたいな感じのコンニャク畑っていう提案はすごい新しかったんだよね。
しかも美味しかったよね。
美味しかった美味しかった。普通に美味しかった。あれ結構だからあれですよね、痩せたりとかするのにいいみたいなそういう訴求だったと思うんですけど。
そうそうそう。
ですよね。僕はね、痩せすぎって健康診断で言われるので、その価値は全く感じないんですけど美味しかったんで、好きでしたねコンニャク畑はね。
美味しかったよね。
うん。
なんかイメージも良かったしね。
うんうん。
最近でいくとね、ちょっとなんか事故が相次いじゃったりとかしたのもあって。
あ、そうなんだ。
なんか喉に詰めて死亡事故みたいなのがね、ちょっと続いたんですよね。
へー。
別にね、コンニャク畑が悪いわけでもないとは思うんだけど。
そうだよね。しょうがないよね。確かにちょっと硬いけど、餅詰まらせる人がいるから餅が悪いって言われてもって感じはね。
そう。
するよね。
そうなんだよね。
だからちょっとここに来て停滞感はちょっと漂っていたかなみたいな感じのブランドではあったと思うんですよね。
今回は改めて三上愛さんっていうね、前回の大河の光る君への実質主役みたいな感じの役柄をやってた中宮さんっていうね、紫色部が物語を書いたのは天皇と妃を結びつけるためだったんだけど、
その妃役が中宮さん、三上愛さんで、彼女が道永の娘で、彼女がお人形さんみたいなやらされ妃から女性としての自覚とか自分自身としての自覚を取り戻していくっていう過程がわりと厚かったんだけど、
それを熱にしたというかっていうのが三上愛さんで、今旬にな女優さんですねっていう感じだよね。三上愛さんを起用して、改めてこんにゃく畑のパーセプション更新みたいなことをやってるCMが最近作られましたっていう感じですね。
で、こんにゃく畑は元々ね、そういう万能っていう植物繊維が売りで、食感とか物性がめちゃくちゃ尖りまくりの商品なので、なんかね、あだこうだよりも、やっぱり物性をもう一回多分訴求しましょうってことだと思うんですよね。
他にね、そんなに万能を使ったお菓子とか料理とかってないじゃないですか。
たしかに、あれはもうそうね、アレンジレシピとかないもんね。
ないもんね。
食べるか食べないかだもんね。
万能ってこんにゃくなんですけど、こんにゃくが売れないっていうのが社会問題になってるし、生産者もちょっと困っちゃってるしみたいな感じでもあるので、そういう意味ではね、こんにゃく食材をいかに消費するかみたいなところの提案としても社会性にもかなってるみたいなところもあって、まあいいだろうなというところですね。
で、今回のCMは当時はなかったハイスピードカメラを使って、こんにゃく畑をプルプル振ったときのプルンプルンをめちゃくちゃハイスピードカメラで撮ることで、思ったより全然プルンプルンしてるんだなみたいな感じのところを見せるっていうすごいマニアックな映像にやってんだけど、
それを三上アリさんがムチ、モチ、モチ、ムチ、こんにゃく畑っていうフレーズとともに紹介するみたいな、ちょっと縦付けなんですけどみたいな感じで、だから割とど真ん中なんだけどね。食感はユニークだったんだけども、改めてユニークな食感自体の捉え直しを促すことで、
なんかね、ずっと30年も40年も見てるものだけども、なんか久々に食べてみようかな、もう一回みたいな、そんな気持ちを喚起するようなアプローチかなと。
なるほどね。まあだし、僕らは当然万年ライフといえばって知ってるけど、若い人は知らないかもしれないし、改めて聞くとね、CMとかで見たらそういえば懐かしいな食べてみようかなとかありそうですね。
ブランドの再評価
なんかそこのきっかけですよね。なんかこんなのもあったよな、なんかもう一回食ってみたいな、みたいな気持ちを呼び起こすっていうことですね。なんかね、改めてこんにゃく畑のサイトとか見てみたんですけど、なんかヒストリーとか書いてあって、なんか面白かったんだけど、最初はね、もうやっぱり、え、こんにゃくで作ったゼリー、は?みたいな話で。
まあ確かにね、このオシャレなパッケージじゃなかったら絶対嫌だよね。だってさ、こんにゃく畑、白桃味とかさ、りんご味とかさ、こんにゃく畑って言ってるからいいけど、こんにゃくのりんご味とかこんにゃくの桃味とか絶対まずそうやもんね。
絶対まずそう、なんか臭そうやもんね、匂いがね。 確かに。
なんかその時はメーカーの営業さんがね、小売りにプレゼンするときに、いやすごい新しいんですよっていうところで、やっぱ物性が特徴、クソ新しかったんで、それを表現するのに、なんか机にこんにゃく畑を投げつけるっていうことをやってたらしいんですよ。
今やったら炎上するかもしれない、食べ物を粗末にするなっつって炎上するかもしれない。
他のゼリーはブチョーってなるんだけど、こんにゃくゼリーをポヨーンってスライムみたいに、ミス、ダメージを受けないみたいな感じで、そこのなんかパッと見のプレゼンテーションが割と上手くいったみたいな感じで、やっぱね、これは物性がすごいんだなみたいな商品みたいなんですよね。
なるほど、面白いね。そうか、でも逆に言うともう、昔食物繊維訴求のCMとかだったと思うんですけど、そっちじゃないってことですね。
それは言ってないです、今回はね。
物性しずりに行くってことはね、そういうことだね。
だからそこは時代の変化なんでしょうね。
時代の変化ですね。今で言うと多分体験価値の時代なので、食物、食べ物って食感がめちゃくちゃ大事なんですよね。
だからそこでしょうね。改めて食感訴求みたいなところなんだと思うよね。噛み応えみたいな。
だから強烈に噛んで見たくなるような気持ちに仕向けるっていうアプローチだと思うんですよね。
なるほど。じゃあそういう意味では同じ商品としては変わらないけれども、これを買う人のターゲットとか価値とか、まさに前回話したところは、便宜は変わってますよね、きっとね。
うん、変わってるんだと思いますよね。
なるほど、そうか。そうするとCMも当然変わるし、もともとね、この物性しずるっていうものはこのこんにゃく畑が持っていた価値ではあると思うんですけど、
その持っていた価値の中でこれまで食物繊維推しで痩せるよって言ってたやつをそっちじゃなく、時代に合わせて物性しずるで推すようになったという感じか。
なるほどね。
食物繊維はだから機能ベネフィット訴求だけども、今回はちょっと情緒ベネフィットに振ってるっていう感じですよね。
体験したくなる、噛んで見たくなるみたいなところだね。
こんにゃく畑みたいにわかりやすく強烈に物性が立っているものは、やっぱりいろんな表現手法あるけど、改めてそれをど真ん中ストレートでやってみるっていうのを検討するのがいいんじゃないかなみたいな感じですね。
確かに、そうですね。
これが一番わかりやすい例かなというところなんですけど。
もう一個はね、同時期くらいかな、大好きだったんですけど、森永のアロエヨーグルトですね。
これ好きですね。僕今でも食べてますよ、このアロエヨーグルト。
そう。
大好きです。
なるほど。どうなりたいの?しっとりした大人になりたいわけですか。
これもね、こんにゃく畑って一緒やけど、美味しいから。他のヨーグルトよりアロエヨーグルトが美味しい。アロエって美味しいんだって。でもアロエヨーグルトでしか食さないけれどもね。
そうですよね。
アロエって食べれん?だってさ、昔近所の土手とかにアロエ、土手じゃないな、庭とかにアロエ植わってませんでした?
植わってましたね。
植わってましたよね。なんかあの、火傷した時とかにアロエを切ってその液をつけるとかっていうのは、僕の子供の頃はやってましたよ。
うん。なんかね、薬とかなんか保湿とかなんかそんな感じで使ってますよね。
そうですね。
割とトゲトゲなんでね。怪我するけどね。
そうそう、トゲトゲね。でもこう切るとすごい液体が。
切ると液体だよね。
出てきてね。
でもね、なんかアレ出てきた時はね、ああ、アレを食べるん?って思ってたんだけど。
でも30年経ってもアレを食べるん?っていう商品はアロエヨーグルトぐらいしかないもんね。
アロエの捉え直し
そうですね、確かに。美味しいから食べてるけど、アレ食べてんのかってちょっと今思うと若干気持ち悪い気もしてきた。
そうね。
あのトゲトゲのやつの中身食べてんのかって。不思議だね。
すごい感じですね。だから僕ら生活者にとってはアロエヨーグルトっていうのは当時新しかったけど、もう30年前に認知が完了している商品なわけですよね。
で、人間ってさ、スリーヒットセオリーとかって言われる通り、一定認知したら2つ見えんだよね。脳みそがね。
そうね。もうそれは知ってますから、それ以上は僕に言わなくていいですってなるね。
そうそう。なんで認知効率が急に下がるんだけど、こういう日常品はだいたいもう認知が完了したものが多いんですよね。
なるほど。
なんで蓋を改めて開けるにはアプローチ変えなきゃいけませんねみたいなところなんだけど、だからといって全然アロエと関係ないところでいろいろアプローチを取りたがるんだけども、
一番いいのはやっぱりアロエを捉え直させるみたいな、ど真ん中ストレートでこじ開けるみたいなアプローチをしたら差別化も一気にできるし、
そもそもの一番強いところなので、そこが訴求できますよねみたいなところですかね。
なので今回のリブランディングではアロエオーグルトのね、スローバーみたいなブランドコンセプトを新たに立てていて、そのブランドコンセプトがいいアロエはいい畑からっていうコンセプトなんですよね。
へー。アロエ畑でできてるのか。まあ確かにそうだね。
そうね。動きがちでうがってるイメージがあるけどね。
そうそうそう。でもまあ確かにアロエオーグルトに入ってるアロエは畑で作ってるよねきっとね。
これは何を気づかせたいかというと、アロエってイメージがざっくりしてるとか、もともとない人もいっぱいいるから、
アロエ自体の捉え直しで、これは食材とか具材ではなくて農産物なんだよっていう、それをちゃんと畑で大事に育てられた農産物なんだよみたいなイメージを持ってもらって、
アロエ自体を捉え直してもらうことで、アロエオーグルト自体のブランドをリフレッシュするみたいな、そういう狙いがあるんですね。
丸亀製麺のドーナツの魅力
へー、なるほどね。なんか改めて、俺はなぜ一般的に他のオーグルトってブドウが入ってたりとか、
そういうフルーツの何かが入ってるのに比べて、そっちの方が良さそうなのになぜアロエを食べるのかっていうと、
アロエってフルーツっぽくないのにもかかわらず、アロエオーグルトのアロエはとてもナチュラルなフルーツというか、
他のオーグルトに入ってるフルーツって、ナチュラルさが足りないというか、
加工された感じで作られた缶詰に入ってるフルーツ感がすごい強くて、
アロエオーグルトのアロエも別に新鮮かどうかは知らないけれども、
自然に近い感じがするから好きだなーっていうのを、この良い畑からっていうのを見た時にそういえばちょっと思い起こさせられましたね。
たしかに、薬に使われるようなものじゃないですか。だから良い成分があるんだろうなーっていう期待も抱かせる食材ですよね。
なんかよくありふれたブドウとかみかんよりもなんか良さそうな気もするし、しかも美味しいしっていうことでね。
ヨーグルト食べる時ってちょっとこう、体に良いこと、乳酸菌を入れている感もあるから。
あるね、あるね。
なんか体に良いものと一緒にアロエもヨーグルトも一緒に食べれるといいなーって、そういえば思うね。
そういえばいいよなーっていうのをたぶんかきたてたいんだと思うんだよね。
まさにマーケターの仕事ですよね。消費者が気づいていないけれども言われたら、ああそうそうと思うことがインサイトなので。
たしかにそう考えるとアロエヨーグルト好きの僕のインサイトをついている気がしますね。
これまで1日1個だったら、1日2個食べちゃいたくなる。
2個は、それはちょっとあれですね、シーンも作らないといけないな。
僕は風呂上がりにヨーグルト食べるっていうのがあるから、お風呂2回入らない限り1個は食べないかな。
ああなるほど。
お風呂2回入ればいいな。
朝風呂習慣をつけさせないといけないな。
そうですね。
まあでもこれを見ると、アロエヨーグルト以外のヨーグルトも食べるので、その中でもヨーグルトを選ぶときにアロエヨーグルトを選ぶ率をより高める効果はありそうです。
プレファレンスを上げるっていうことですね。
かっこよく言うとね。
森岡さんの方の言葉を使うとプレファレンスを上げていますね。
先行性を上げる。
はい、そうですね。
アロエヨーグルトは僕の、今は最近のものは知りませんけど、発売当初はやっぱり蓋開けたときのさ、蓋についてるヨーグルトの感じが良かったんだよね、アロエヨーグルトは。
え、そうなの?それは他と違うの?
いや、アロエヨーグルトは水気が多かった場合だけど、蓋にめっちゃついてたの。
あー、そうね、今もついてる気がするね。
そうだよね。アロエヨーグルトの良さはあれですよ、2度美味しい感がありますよ。
蓋のアロエヨーグルトも食べる?
そうそうそう。
へー。
あれはあれかな、塗る用なのかもしれないけどね、本当はね。
どこに塗るの?
ん?お肌に。
そんなことある?
そんなことはない。
そんな人はおらんやろ。
そんなことはないか。
そんなことはないでしょ。なるほど。
いやーでも良いですね、アロエヨーグルト。面白いねー。
アロエヨーグルト以外で食べない食材って珍しいよね、こんなに。
そうだよねー。
他のシーン。だからそういう意味でアロエジュースとかアロエアイスとか出てもおかしくないけど。
ね。
上手くいかないんだろうねー。
うん、であろうね。アロエアイスクリーム食べたいけどねー。
あっても良いよねー。
良いよね、でも。
あってもおかしくないと。
ナタデココとかも。
あーそうね。
でもあれもナタデココで以外食べないね、ナタデココアイスとか。
あんまり応用されてないね。
ないねー。
当時あの辺がちょっと爆発的に来てたよね、透明でコリコリしたなんか瞬間のサムシングが流行ってましたよね。
あー確かに確かにあったね。
そんな感じで今改めて食べたいよねみたいなこんにゃく畑のアロエローグルトですねー。
もう1個ね最近あーこれもそうだなと思った事例が。
物性しずるね。
そうそう物性しずる。
実はこれもそうなんだろうなっていうのが丸亀製麺のドーナツっていうデザートだよねあれねスイーツだよな。
確かにこれこれも僕大好きなんですよ。
美味しいね。
2回に1回はこのドーナツ。
ドーナツ。
はい。
食べちゃいますねー。
食べちゃいます。
結構あの昼ご飯にランチで丸亀製麺に行ってうどん食べて、でこのドーナツを買っておやつに食べるのがちょうどいいんです。
なるほどね。
僕もね宮本さんとうどんなストークをしようと思ってね。
はい。
青味の丸亀製麺に行ったらねー。
なんかメニューなんか注文のところに全然書いてなくて、あれまだ島には上陸してないのかなーとかって思ってこう。
はいはいはい。
茹でてる人いるじゃないですか。
茹でてる人いますね。
何しますかって聞く人。
うどんのね何のうどんしますかって聞いてくる人ね。
そうそうそう。
はいはいはい。
で冷やぶっかけショーでみたいな感じで言うときに勇気を出して聞いてみたんですよ。
うううううドーナツのありふかんっつって。
確かにちょっと勇気いりますね。
うどん買いに来たのにうどんなつとかって知ってる人からすりゃね当たり前やけど知らない人やったらちょっと恥ずかしいよね。
は?うどんなつ?
は?うどんなつ?
何言ってんのこの人。
なめてんですかみたいな。
みたいになるね確かに。
何食いに来てるんですかここうどん屋だよってなんかいじめられそうじゃないですか。
そうね。
なので勇気を出して聞いたらなんかレジ横にあるんでみたいな感じだったんで。
まあ無事食べましたけども。
よかったよかった。
確かにね美味しいですよね。
何て言うのかなこうふわふわもちもち感が。
ほんとドーナツの中でポンデリングに近い。
けどポンデリングよりも何て言うのかなやっぱうどん粉だからかなこうもっちりしててちょっとコシがある感じはするねポンデリングよりね。
そうだね。
球体の分だけやっぱこうもちっとする体積がでかいから弾力がよりあれかもしれないね。
ポンデリングよりも感じやすいのかもわからないね。
でうどん粉30パーぐらい使ってるんだよねあれね。
だからドーナツよりもこうめちゃくちゃ食感が楽しめるみたいなもんですよね。
いやこれはねちょっとドーナツ好きでかつうどん好きの僕からするとどんずばりでしたね。
あらうどん好きはそうだよね出身地のお育ちがエリートですもんねうどんエリートでね。
はいうどんエリートなんでドーナツも結構好きですよあの大学の時近くにミスドがあってよくミスドで勉強したりとかしてたあれは今でも好きですねドーナツ。
なるほどその結果ちょっとあれか6年ぐらい大学に通われたというか。
通いましたね6年。
ドーナツが好きすぎて。
好きすぎてミスドで勉強するために2年間留年するということもありましたね。
ドーナツって最近ブームですよねまたね。
そうですねコンビニに置いたりとかねありましたね。
そうですよねあとなんだっけペコちゃんの藤谷藤谷もドーナツやったりとかしているし食材としてね20年前ぐらいかな僕ら大学生の一回ミスドブームがありましたよねドーナツブームがポンデリンゴが出た時だったと思うんだけど。
はいはいはい。
でまた今改めて第2次多分ドーナツブーム来てると思うんだよね。
だからその波にも乗ってるんだけどもこの今回の物性沈るっていう観点に行くとこの丸亀うどーなつはもちろんねその合わせ買いで市場売上を伸ばすっていうのはもちろん1個あると思うんだけども。
デザートニーズみたいなのを作ってるのはあるけどもう1個物性沈る的観点に行くとやっぱうどんの中心価値みたいなところやっぱもちもち食感なので。
丸亀鮮明もねそここだわってるらしいんですけどもちろんね。
なんでうどんでそのもちもち食感の良さを伝えるって言ってやり切った上でじゃあもちもち食感もっとなんか豊かに多様なアングルからこう捉え直してもらうことで。
もちもち食感の体験
よりうどんの頻度が上がったりとかなんかもちもち食いたいなみたいなそういう気持ちに火をつけるみたいなそういう感じで行くとうどん以外の他のカテゴリーでうどん粉を使ったもちもち食感を体験させることでなんかうどんいいよねうどんの気分だなみたいなことを掻き立ててるんだろうなと思うんですよね。
確かにもちもちした食べ物で他にもちもちしてほしいものとそうじゃないものがありますもんね。
ドーナツは確かにもちもちしてたらちょっと美味しそうだけど。
せんべいとかはなぁもちもちしてほしくないね。
丸亀真逆やな。
それはもうせんべいではない。
せんべいではないね。
ないね。
濡れせんべいってあったけどね。
そうあるあるけどね。
あれもちもちはしてない。
もちもちはしてない。
確かにドーナツ絶妙だね。
絶妙だよね。
うまくブームに乗っかりつつ、でもやっぱりもちもちの捉え直しをうまくやってスムーズに体験させる感じがしますよね。
確かにそうですね。
だから他のメロンパンとかでやっぱダメなわけだね。
やっぱドーナツであるべきなんだ。
そうだね。
確かにそうだな。
メロンパンブームができたら躊躇なく丸亀青年はうどんメロンパンをやると思いますよ。
これでもね、ドーナツ絶妙なんだよな。
メロンパンだとちょっとガッツリ感が。
うどん買うときに一緒に買うので、ちょっとおやつ感が欲しくて。
メロンパンだとね、食事2回買ってる感があって、あれだけど。
ドーナツだとそんな感じじゃなく、昼ごはんはこれで、おやつはうどんなつみたいなので、ちょうど一緒に買えるので絶妙にいいんですよね。
確かに。これね、確かにそうらしくて、スイーツ市場、スイーツニーズを狙いながら、同時に完食ニーズを狙ってるらしいんだよね。
なるほどね。
だから、たぶんあれ、僕が買ったので言うと、300円で5個入ってて、一口で1個食べれるんだけど、
消費者ニーズの理解
だからうどんを食べて、うどんってあれでさっぱりしてるから、そのときに2、3個食べたい、食べるちょうどいいかなみたいな感じと、
で、袋入ってるから持って帰って、仕事やって、ちょっと3時、4時小腹空いたときに残り食べる、楽しみをキープみたいな。
そんな感じだよね。
うまいですよね。うどんなつを買った人が、うどんを買わないことたぶんないじゃないですか。
ないね。
かにばらないっていうのはね、やっぱ食品系って胃袋1個なので、商品出すとかにばりがちだけど、全くかにばらず、いけるのはすごいいいよね。
うどんを頼まずうどんなつを買おうとしたらさ、最初に何しますって聞いてくるあのお姉さんに、いや、うどんなつなんでって言わないといけないよね。
そうね、なんかちょっと恥ずかしいよね。何しに来てん感あるもんね。
何しに来てん感あるよね。
ある。だからやっぱうどん食べて、うどんなつ買ってってなるから、両方売れるよね。
売れるね。
うまい。
そこは丸亀正面スタイルだからこそいいよね、セリフのね。必ず何欲しいですかって聞くからね。これがカフェスタイルみたいな感じで、椅子に座って店員さんが何欲しいですかって聞きに来たりしたら、うどんなつでだけ頼めばいいけど、
セリフサービススタイルで、そこではうどん食わないわけにはいかないからね、なんとなく雰囲気的に。
あれでなかなかね、うどんを頼まないっていうのは勇気いりますよね。
勇気いるね。
昔渋谷のカムクラに行ったときに、深夜から行ったときに、中国の人が一人入ってきて、卵1個って言ったんだよね。
ラーメンじゃなくて。
えーみたいな、ゆで卵1個120円くらいじゃん。
とにかくそれは食いたかったんだと思うんだけど、店員さんが卵1個だけは注文できないってことをどう伝えるかで、店内が騒然としたことあるけどね。
外国人やからね。日本語で伝えるわけにもいかず。
伝えるわけにもいかずね。結局卵食って帰ったけどね。
もう説明すぎるように食べて帰ってもらった方がいいか。
なるほど。
そんななかなか日本人はそういう度胸ないので。
ないね。やっぱり両方買っちゃう。
まあそもそもカムクラの卵はトッピングだからね。トッピングだけはダメだと思うけどね。
そうね。コンビニでも買えるからね卵。ゆで卵はね。
確かにそうだね。
着眼点いい感じだなと思うじゃないですか。うどうなつって。
丸亀製麺ってやっぱシェイクうどんとかヒットちょいちょい出してるじゃん。
それより売れてるらしいねやっぱね。うどうなつの方が。単価は多分低いはずなんだけど。
まあそうね。だってシェイクうどんも丸亀うどん弁当とか他は食べたことないけど丸亀うどうなつは手に取っちゃったもんね。
いやでも不思議で別にそんなプロモーションしてないんですよ。
その天ぷらとかと同じようにうどうなつって置いてあっただけでCMとかも全く見ず。
でもこうそれを見て思わずちょっとどんな感じなんやろ食べてみようって思っちゃったんだよな。
だからこのシーンにぴったり合ってるというか。
うどん食べた後ちょっとスイーツも食べたいっていうことがあって。
消費者も気づいてないけどちょっと思ってたんだろうね。
そうだね。
そこをズバッと察したんだと思うな。
うどん食いたいっていう時はたぶんもちもちモードなんだよみたいなところでいくと。
そこのもちもちに対してこう合わせ技で売っていくみたいなところがうまいんだろうね。
うまいね。そうね。
いやちょっと食べたくなってきたな。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか?
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今週の明日使える聞くべき話は以上です。
ご視聴ありがとうございました。
それではまた。
マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
なんか最近ね、XQtwitter。
僕のキャラ上あれか。
ツイッター現Xね。認めないスタンスを貫いてますので。
見てたらね、アポ調整ツールを送ったら先方に切れられたみたいな投稿があってバズってたんだけど。
バズってましたね。
その反応とかを見るとまたそれもそれで驚愕な感じだったんですけどみたいな話なんで。
ちょっとこの気持ちに落とし前をつけたいなと思ってて。
ヤマトさんどっち派?アポ調整ツールを送ったら切れる派?切れない派?
僕切れないですけどね。
てかいちいち切れないって話だよね。
そんなぐらいでどんだけ心狭いねんと正直思うけどね。
別にそれってネクタイ締めずに来たら怒るみたいな。
配慮としてわからんでもないけど、とはいえ今時そんなこと言うみたいな感じもするけどね。
そうだよね。
僕はねそもそも何が悪いのかからわかっていないです。
というのもアポ調整ツールってめっちゃいいと思ってるのね僕は。
日常の仕事で忙しいなとかって思ってるときのあれもこれもあれも回ってないしみたいなのの割と多くの部分っていくつかの日程投げてるけど調整がついてないことのモヤモヤみたいなのあると思うんだよね。
日程の調整つかないくてねなんか候補日出してダメなんでまた候補日出してまた候補日出してってあれちょっとめんどくさいよね。
仕事の隠れストレスの代表だと思うんだよねアポ調整って。
それを割とまるっと巻き取ってくれる画期的なツールだと思っていて何がすごいかって同時に調整できるじゃないですか。
A社さんB社さんC社さんに同時に自分の今空いてる時間をすべて出せるじゃないですか。
逆にそうしない派ですか僕はあのA社さんB社さんC社さんにバンって出してでじゃあここでお願いしますって来た時にもし先にA社さんが決まってたらすいませんそこ調整してる間に埋まっちゃいましたっていうのでそこは僕全部全部一気に行く派ですね。
僕はA社さんにはこの日時B社さんにはこの日時って出す派なんよね。
それとか考えると確かに予定調整よりストレス高まるね。
高まるよねなんか宮本さんのやり方の場合はごめんなさい1回出してたのにやっぱりダメでしたっていう時のストレスが発生するよね。
僕のやり方でいくと調整日時が同時調整してる社が多いほどどんどん広報日時が狭まっていくのでだから調整がどんどんやりにくくなると。
やりづらくなるという感じだね。
だからアポ調整ツールというのはそれを解消するまず広報日時を大幅に増やせるというところが一つありますと。
もう一つはA社さんが決まりましたアポ決まりましたってなったら残りの時間を解放できるわけなんだけどそれがアポ調整ツールであれば即時で解放されるので。
確かに確かに。
僕のやり方だとA社にはこれB社にはこうやって投げてる場合はA社決まったらB社さんには実はこの時間も調整できることになりましたみたいな感じで。
いうことも本来は言ったらよりアポが決まりやすくなるんだけどみたいなことがアポ調整ツールがあることで勝手に自然にできるということで。
営業におけるアポ調整ツール
これは何が一番のメリットかというと多分日本のビジネスマンの時間を増やしてることになると思うんだよね。
でよりアポが早く決まれば商談も早く進むので。
なのでビジネス全体の円滑さを進めると同時にストレスも減らすと。
隠れストレスも割と10パー20パー減るんじゃないかなと思ってるぐらいの。
秘書って大体そういう仕事でしょみたいなことになると。
確かにね予定調整大事な仕事だよね。
そうそうそう。
だから僕は画期的だと思っていて、逆に何か未だにアポ調整ツールなくて向こうから、
こっちのコーヒーいくつかもらえますかとか言われるとずいぶん上からだなって思ったりするし。
3つとか出してんのに数日レスナー5日待たされたことこの間あったけどとか、
マジっすかみたいな感じとかすごいストレスなんだよねみたいな。
これ全部調整ツール、最近で言うと僕アポ調整ツールを投げられることの方が多いから、
候補に一時くれって言われるとすごい違和感がある。
へー。
じゃあねせっかくなんであえて僕じゃあアポ調整ツール切れる派と仮定して話すと。
切れるもんなら切れてみな。
確かにちょっと思うのは何ていうのかな、営業とかで話させてくださいって来るとするじゃないですか。
いいですよって返してじゃあこっから選んでくださいってアポ調整ツール送られてきた時に、
別に僕は当然それで普通にアポ調整ツール入れるんですけど、でもなんかこう手間を省いてる感。
まあ手間省いてるよね。
省いてるね。
手間を省いてるんだけど、それがサボってる感じじゃないけど、大事にされてない感を感じるのはわからんでもない。
そんなもんって思うけどぶっちゃけ。
でも初回の時、しかもアポをさせてください、あなたの話聞きたいんですっていう時は、
予定調整ツール投げられると、みんなにやってるのと同じ扱いされてな感があって、
ちゃんと予定を送ってきたら、手間をかけて俺とコミュニケーションしてくれてるんだなっていう風には思うかもな。
ちょっとよくわかんないけども。
でもあれだね、新規の営業とかだと確かにそう思う人もいるだろうな。
そうだと思う。
関係ができてるならばもうアポ調整ツールでいいじゃんっていう感じ?
アポ調整ツールの便利さ
毎回毎回調整するのも面倒なだけだからアポ調整ツールだけど、
初回のミーティングは、あとアポ調整ツールを使いこなせない人もいると思うんですよね。
どうだろう、いないかな。初めてだと操作わかりづらいんですみたいな人もいるかもしれないし、
あとアポ調整ツールよく見るのは資料ダウンロードした後にここからお話できますよとかって出てくることもよくあるじゃないですか。
ああいうのとか見ても確かにそういうふうにしたほうが手間はなくなるけれども、
そんな気軽に問い合わせとかしまへんでって言っちゃうもんから。
ちょっとねアポ調整ツールって実際手間もなくして便利なんだけど、
サボってる感があるんだよな初回はね。
なるほどね。
サボってる感出さないアポツール作ったら売れるのかもね。
どういうアポツールなんやろ。
手書きで書いてあるね。
本当手書きで書いてあって。
時間ますますご検証残す。
お手紙みたいなのが書いてあって、
あなたと打ち合わせできることを楽しみにしております。
こちらの中から候補日を選んでいただけると幸いでございますって書いて、
すごい一個一個ボタンで選んでくれるみたいな感じとかのテーマとかがあると、
ちょっとちゃんとやってくれてるなみたいな感じが出るのかもね。
めんどくさいなー。生きにくい世の中になったな。
だから便利になる便利にするということは、相手からすると手間を省いている、省かれているということになるので、
別にそれでいいと思うんですけどね。
相手の手間も省いてると思うんだけどね。
確かにね。調整ってめんどくさい。
候補日でマックスで出せるってことは、それだけ相手もワンタンで確定できるってことじゃん。
しかも確実にね、そこで押さえた瞬間にそこはもう大丈夫だから、
予定調整ツールで押さえて後でやっぱりってことは基本ないからね。
便利は便利なんだけどね。
なんか最近やっぱウェブ会議が多いから会議が増えてるのもあって、
なんかお互いの予定合わすのを特に2社だとあれだけど、3社とか入れると奇跡の一点見つけるような作業になっていくじゃないですか。
なるなるなる。そうね。3社とかなるとややこしい。
ややこしいんだよ。その時ってもうアポ調整ツールめっちゃ便利なんだよね。
そうね。え、それは3社分が、アポ調整ツールって1社の空きしか出ないじゃん。どうやって3社。
同じツール使ってて、マージできるんだよね。2社分の予定をマージして3社目に提示とかできるから。
それは便利。
フィシルとかでさ、フィシルって結構外中で関わってる人が多いからスケジュールに見えない人が多くて、
そういう人みんな集めて会議やるとき、しょうがないから調整さん使ってミーティング調整してたもんね。
めっちゃ宴会っぽくてテンション上がるやん。
社会的風向きの変化
調整相手が4社とか5社とかになってくると、もう1個ずつ聞いてると超大変やから、調整さん投げて相手に言って丸してもらってとかやってたけど、
そういうのもね、そういうツール使った方が便利よね。
まあそうなんだよね。便利だよね。ちょっとだから社会的風向きが思ったよりきついなと思ったんだよね。
例えばさ、よく批判の一つで、知らないUIはストレスであるみたいなことは、確かにそうなんだけど、
僕がこれまで使った調整ツールだと、まあ調整さんぐらいめちゃくちゃバカでもわかりやすいようなUIなんで、
全くストレスはありませんけどみたいな話なんだよね。登録もいらないし、いったらもうカレンダーで選ぶだけみたいな。
ワンクリックでも確定までするからさ。やりとりの場合だと、投げられた日で、じゃあこの日でお願いします。
で、次のターンで確定じゃん。はい、わかりました。で確定なんで、その点は絶対省けるから。
省けるね。
これはいいと思うし好きなんだけどな。
まあだから、じんぼさんはツールに慣れてるのでいけるけど、そうじゃない人もいるんじゃない?
なんかボタンがどこにあるのだろうかわからんみたいな。
消しからんみたいな。
消しからんみたいな。やっぱね年齢層もね、ITリテラシーも幅広いからね。
あれじゃないですか?時代の境目なんじゃないですかね、今Apple調整ツールって。
そうだな。
だってもうみんながGoogleカレンダーとかで管理するようになったからじゃん。
昔ってさ、みんな手帳とかで管理してたからさ。
手帳やったね。
手帳とかサイボーズとかで管理してたから、そのApple調整ツールに連携できなかったけど、
みんなGoogleカレンダーでやるようになって連携できるようになったから、実は結構新しいツールよね。
そうだな、社内は今Googleカレンダーで調整できるもんな、基本はね。
昔な、僕らが若い頃はね、一応サイボーズとかスケジュールあったけど、
だいたい上の人スケジュールは手帳でやってるから、なんか意味なかったんだよね。
若手は入れてるけど、おっちゃんは入れてないから結局は聞きに行くみたいな。
そうそうそうそうそうだったよね。
あれだってみんなが使わないと意味がない。
意味がないし、マスターがスケジューラーじゃないと、
マスターは手帳で、手帳からサイボーズは転記してマスターになると、
タイムラグとか生まれるからね、確実にそこが空いてるかわかんないからね。
そうだよね。
まあ、なんかそのApple調整ツール急に送られたから切れるみたいなさ、
そういうのもイライラしてるんだと思うけど、
そのイライラの原因も実はやっぱりApple調整の煩わしさで、
もともとはイライラしてるんだと思うんだよ。
循環参照的な感じで。
なるほどね。
結果がApple調整ツールを入れたら、そういうことで切れなくなれますよ、みたいな。
そうか。
まあでもね、AIとか新しいツールどんどん使っていきましょうよとか言ってるんだったら、
Apple調整ツールぐらいね、慣れて使いましょうよと思うけどね。
AIは新しいツールは使った方がいいけど、
Apple調整ツール送られてきたら怒るとかって、
だいぶなんかこう、上司にはヘコヘコするけど、
部下には厳しいみたいなのと近いものを感じるけどな。
そうだよね。やっぱりそこには一定立場の差を感じてるから切れるとかムカッとすると思うんだよな。
ああ、そうね。それはあるね。
タイトのパートナーだと思ったら、別にApple調整ツール投げられても切れないはずなんだよな。
まあ切れないよね。
むしろ逆に相手が偉い人だと思ったらApple調整ツールを送られても絶対ちゃんと対応するもんね。
それに合わせようと思うわけだから。
そうだよ。
それ送るのはどうやらけしからんと思うのは、結果的に相手を下に見てるってことだよな。
そうだよね。
だからまず、最近さ、シレットがApple調整ツールが普及し始めてるから、
起こる移行期のストレスだったりだと思うんだけど、
まあね、Apple調整ツールでめっちゃ収益が上がるわけでもないから、
そんなに啓蒙とかできないのはわかるんだけども、
やっぱそもそものApple調整ツールの価値だよね。
隠れストレスなんだよ、Apple調整っていうのはみたいな。
ところの啓蒙とかさ、それを解消して時間を増やすんだみたいな、
そういうところはちゃんと共通認識として作ってほしいよね。
スマ撮りって今頑張ってるじゃん、朝日が。
朝日と札幌と47Lとあと2社ぐらいとかでやってて、
俺テレビすごいなと思ったのは、2,3年前12%だった認知率が、
今は浜ちゃんとか使ってCMやってるので、50%まで伸びたんだって、スマ撮りっていう。
へえ。
確かに何やっけな、座漫才かなんかの相当広告出向してたというか、
間のCM必ずスマ撮りのCM入ってたりとか。
そうなんだ。
してて、結構見るなと思ったね。
やっぱ吉澤亮くん問題の直後でちょっと一線してくだったのかもね。
まあだからテレビ結構聞くんだなと思ったけども、
ああいう啓蒙だよな、なんか。
だからApple調整ツールも1社ではなくて、なんか協会団体全体とかないかもわからないけど、
何社かで啓蒙するのもいいかもねって思ったけどね。
確かにね、そうね。
Apple調整ツール業界が盛り上がれば、全員儲かるわけだもんね。
全員儲かるよね。
僕はすごい良いツールだから、ちゃんと普及してほしいなって思ってるっていう話だね。
啓蒙とツールの普及
確かに。
じんぼさんは何使ってるんですか、メインは。
僕はブックランっていう、私ベーシックの元社員なので、
ブックランヘビーユースですけども、
ブックラン以外で言うとスピーってやつかな。
あ、そうね。スピーよく見るね。
スピーをよく見ますね。
見るね、確かに。
その辺をよく使ってるかな。
僕は無料で、個人だったら無料で使えるイージーってやつを使ってますね。
やっぱだからいろんなツールがあるんですね、この辺もね。
まあね、でもなんかUIは、何、迷いはないUIではいずれもないので、
まあないね。
情報力の人じゃねえだろうとは僕は思いますけど。
確かに、これぐらいはできようよと思うね。
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