仕事に対する考え方
こんにちは、まりもです。 今日は私の仕事感についてお話ししたいと思います。
今の私がどのように仕事を選んでいるかとか、考えているかとかお話しできればと思います。
起業をして、まぁ会社を作って10年ぐらい経ちまして、年賞も数千万とかになってくるとですね、
自分のために何かを頑張るっていうことに、あまり欲がなくなってくるというか、
自分のためだとそんなに力が出なくなってくるんですよね。 なのでそういう時には、誰かのために頑張ろうって思えるその対象がいる方が力が出るという話をしたいと思います。
その具体例としてレシピ本の出版の話をしたいんですが、
出版というとやっぱり憧れるという方とか、もう一度でいいから出して本を作ってみたいとか、
本を出せば博がつくので仕事に良い影響がありそうとか、有名になれそうとか、
自己肯定感が上がりそうとか、いろんなイメージがあるかもしれないんですが、
そうですね、私の体感で言うと、1冊目を出すとやっぱり自己肯定感が上がって、
やったーとか嬉しいとか認められたみたいな気持ちになります。
2冊目、3冊目と続くと、嬉しいなーっていう気持ちがどんどん高まるんですが、
4冊目を超えたあたりぐらいから、あまり何も感じなくなってきて、
もちろん嬉しいんですけど、普通みたいな感じになってくるんですね。
で、私の場合はいつもレシピ本を出しているわけなので、
毎回毎回もちろん全力でレシピを考えるんですが、
毎回全力だからもうこれ以上のものは出せないと思って作っているので、
なんかもう出さなくていいや、みたいな気持ちになります。
で、もちろんこの本が例えばビジネス書になるとか、エッセイになるとかだったらまた取り組む気持ちは変わるのかもしれないんですが、
ジャンルが一緒だとですね、あんまりこう自分の名誉のためにとか、
博画つくからとか、自分のためにこうやろうみたいな気持ちはなくなってくるんですね。
メイクアウィッシュの紹介
で、レシピ本以外でも、お菓子教室とか写真教室とかも、
自分が目立ちたいとかお金が欲しいとか、そういう自分の何か欲を満たすために稼ごうっていう気持ちは、
おそらく3,000万円くらいを超えたあたりから、そんなになくなってくるのかなっていう感じはします。
で、それ以上行きたいってなった時に何がこう、
原動力になるのかとか、レシピ本を何冊も5冊目とか出していく時に何が原動力になるのかというと、
誰かの役に立ちたいとか、誰かこの人を喜ばせたい、みたいなものがあると、すごい力が湧いてくるものなんじゃないかなというふうに感じています。
ちょっと例えは違うかもしれないんですが、
なんか夕食を作るのに関して、家族が楽しみに待ってくれていたら作る気がするけど、
今日夕食一人だっていう時は、何かそんな気合い入れて作る気しないじゃないですか。
何か食べに行っちゃおうとか、買ってきて食べようみたいな感じになると思うんですけど、
何かそんな感じで、自分のために力が湧く、何か限界っていうのがあって、
それを突破するにはやっぱり誰かが待ってくれているとか、誰かのためになりたい、誰かに喜んでほしいみたいなものが必要だなというふうに感じています。
私が今回5冊目の出版を引き受けたのは、本の印税を寄付したいって思ったからなんですね。
それも、メイクアウィッシュっていう団体に寄付したいと思ったから本を作ろうって決めたんです。
ちょっとその話をしたいんですが、メイクアウィッシュという団体は命に関わる難病を持つ子どもたちの夢を叶えるお手伝いをしている団体です。
例えば入院して治療している子が、一度でいいからディズニーランドに行ってミッキーに会いたいっていう夢があった時に、
それを叶えるにはお医者さんのサポートもいりますし、そのディズニーランドに行って並んだりとか、
そういった周辺のお世話をしてくれるサポートのスタッフとかも必要になりますよね。
そういうボランティアを手配したりとか、それに関わる費用を出したりとか、そういったことをしている団体になります。
本の出版と寄付
私はこの団体を知ってからですね、いつか力になりたい、寄付をしたいって思っていたんですが、なかなか踏み出すきっかけをつかめずにいました。
それと同時にですね、実は私には娘が一人いるんですけれども、娘が生まれて半年の時ですね、ちょっと大学病院にかかることがありました。
娘は特に異常はなかったんですけれども、その診察に行った時にですね、大学病院の中に小児がん科っていう看板を目にしたんですね。
私は父をがんで亡くしているので、その瞬間ですね、病気と戦っている子どもたちがいるんだっていうのを突きつけられた感じがしました。
娘は体に異常がなかったので、特に病院に通うことはなかったんですが、なんかそういう子どもたちがいるっていうことがすごい私の中に心に残ったんですね。
その月日は経ちまして、出版社の方から子どもと一緒に作るというテーマで本を書いていただけませんかっていう依頼をいただいたときに、
なんかその私の思っていたことがビーンと全部つながりまして、
子どもとママが一緒に作るというテーマで本を書いて、その印税をメイクアビッシュに寄付することができたら、
世の中のママと子どもがお菓子作りを楽しむ、その時間をサポートしながら、
病気と戦う子どもたちの役にも立てるかもしれないっていう、なんかすごい素敵な未来が私の中に想像できたんですね。
なので今回の本を作って、印税は寄付をしたいっていう話を編集者さんにお話ししたら、
すごい良い活動だと思いますということで、この本を作ることにしました。
なので本が売れれば、印税の部分がですね、寄付に回りますので、
より多くの子どもたちの夢を叶えるサポートができる、そんな循環が生まれる本になっています。
なのでですね、私がこう、子どもたちの役に立ちたいって思った時にですね、
本をまた作ろうと思えた、なんかそういう、なんだろうな、力が湧いてきた、なんかそんなお話でした。
なのでですね、もしあなたがですね、なんかもう自分のためだけに頑張るのって、なんか力が出ないなぁとか、
何のために頑張っているのかなぁって思っちゃった時はですね、
誰かのためっていうのを少し考えてみるといいと思います。
もちろんその目の前のお客さんのためっていうのもあると思いますし、
その商品とかサービスを通して広がっていく幸せの循環があればですね、
そこを強く意識してみるのもいいんじゃないかなと思います。
というお話だったんですが、実はですね、11月の12日の水曜日にですね、
この新しい本を一緒に作った編集者さんと、Zoomで対談するイベントを行います。
今回のこの新しいレシピ本ですね、うちの定番おやつという本ができるまでのお話とかですね、
編集者さんから見た私とか、あとはこのチャリティーの企画のお話とか、
あと私のアトリエもですね、中を公開しますので、どんな感じでお菓子を作っているのかなぁとか、
設備どうなっているのかなぁとか、どのぐらい広いのかなぁとか、
なんかその辺も気になる方はぜひご参加いただけたらと思います。
今回のチケット代もですね、一部をMake-A-Wishの方へ寄付させていただきますので、
参加していただくとですね、そのチケット代で子どもたちの夢をまた一つ叶えることができると思いますので、
ぜひご参加いただけたら嬉しいです。
チケットはですね、4種類ありまして、一番安いものは2000円からお用意していますので、
ぜひ気軽に参加していただけたらと思います。
質疑応答の時間にはですね、私ともお話しできますので、お話しできることを楽しみにお待ちしております。
イベントの概要はですね、こちらの配信の概要欄に貼っておきますので、ぜひぜひご覧ください。
はい、ではではまた次回の放送でお会いしましょう。
それではまた。