リスニング力向上のための練習法
こんにちは、森川まりえです。今日はね、英語ど真ん中のお話をしたいと思います。TOEICの勉強されている方なんかは、ぜひぜひ聞いていっていただきたいなと思います。
今日話したいのは、TOEICの中でもリスニングですね。リスニングの勉強法というか、はい、それをちょっとお話ししたいと思います。
というのも、私、今ね、4ヶ月の英語学習のサポートプログラムっていうのをね、あのモニターさんにさせていただいていて、その中のモニターさんの一人がTOEICの勉強をされてるんですね。
で、プログラムスタート時が300点ぐらいで、で、まずね500点目指したい。で、次は600点までね、行きたいということで頑張ってやってるんですけど、
その方が、昨日おとといかな、おとといそのTOEICの模擬試験を解いたんですよ。そしたらリスニングがめちゃめちゃ点数上がってて、100問あって26問ぐらい上がってました。
100分ので言うとね。すごくないですか?あの最初のね、学習スタート時から比べてなんですけど、正答率25%上がったんですよ。
すごいですよね。点数にしたら多分100点ぐらい上がってるんですよ。そう、で、そうしたらその受講生さん何やったの?って気になりますよね。
ってことでそれをね、ちょっとお話ししたいと思います。で、リスニングができるようになるために何やったらいいかなって思うと、皆さん何だと思いますか?
今ね、ネットでちょっと検索すればいろんな情報出てくるし、英語の勉強してる方は見聞きしたことあるかもしれないんですけど、リスニングを鍛えたいときにひたすらただ聞いてるだけじゃダメなんですよね。
ただ聞いてても、いつまでたっても聞けないままなんですよ。で、じゃあ何するかっていうと音読するんです。音読。
音読って声に出すから、なんかスピーキングの練習のような気がするかもしれないんですけど、どっちかっていうとリスニングというかね、インプットの練習になります。
アウトプットの練習じゃないんですね。だって読んでるだけだから自分で算出してないじゃないですか。自分で話す内容、文章を算出してないので、どっちかって言うとインプットの練習になるんですけど、
そうだからね、リスニングを鍛えるためにも音読がすごく有効なんです。で、なんでかっていうと、結局リスニングなんで聞けないかっていうと、
単語知らないっていうのはあるんですけど、それちょっと今置いといて、それリスニングの問題じゃないのでね。単語力の問題だから。
で、じゃあそのリスニングの問題としてなんで聞けないかっていうと、自分が思ってる発音、思い込んでる発音と実際の発音が違うから、そこにギャップがあるから聞き取れないんですよ、英語聞いた時に。
で、音読練習はこのギャップを埋めていく作業なんですね。そう、だから音読練習っていうのはもうひたすら自己流に音読練習しても意味ないです。
それはなんか自己流の、ひたしたらその間違ったね、通じない発音が癖になって身についちゃうので、それは何にも意味がないんですけど、しっかりそのモデルの音声を聞いてね、それをそっくりそのまま真似して音読するっていうこと。これがめちゃくちゃ大事ですね。
で、真似するポイントとしては、これもね、聞いたことある方多いと思うんですけど、英語って単語と単語がくっついて発音されたり、
あるいは単語と単語が並んだ時にくっつかないで音が消えちゃう、くっつくんじゃなくてむしろ反対に音がなくなっちゃうっていう現象が起きたりするんですよね。
そこを意識的に聞いて同じように再現できるようになると聞けるようにもなってくるんです。なので今回私のね、その受講生さんにやっていただいたのもひたすらその練習です。
受講生の成果と目標
トイックの実際の問題を使ってね、1回解いた問題を使って、まずはリピート練習です。まずはリピート練習をして、その後オーバーラッピングって言って、モデルの音声にかぶせて同時に読んでいく。
イントネーションとかを揃えて読んでいくっていうこと。最後にシャドーウィングをしていきますね。
シャドーウィングの時に大事なのはしっかり音を聞くこと。やったことある方はわかると思うんですけど、なんかね、喋ることに一生懸命になって、気づいたらモデルの音声に追いついてる、あるいは追い越してることとかっていうのが起きるんですけど、それって音聞いてない証拠ですよね。
だからそうじゃなくてしっかり音を聞いて、その音を真似て後からついて発音をしていくっていうことが大事なんですけど、それをね、やっていただいてました。
で、そしたら100点アップですよ。すごいですよね。ちょっと私も興奮して、はい、興奮して今この収録を撮っています。
ただ、ちなみにその今言ったみたいに音をね、そっくりそのまま真似してリピート練習、オーバーラッピング、シャドーウィングしたとしても、一応注意点として、まあ皆さんわかってると思うんですけど、注意点としてお伝えしておくのが
文章の意味、英文の意味をしっかり理解しておく必要があるっていうこと。意味もわからず、ただね、音真似だけしてもそれは意味がないので、まずはその音読練習をする前に書いてある英文、スクリプトを見てね、書いてある英文を見て、知らない単語があれば覚えるし、
あとは文章の構造ですね。これが主語でこれが動詞でとかっていうことを捉えて、しっかり意味を理解する。その上で音読練習をしていくっていうことです。
なので、リスニングと言いながら聞いてないんですよね。聞いてないっていうのもおかしいけど、まあ聞いて音読練習はするんですけど、聞くだけじゃないっていうこと。ここがね結構ポイントかなというふうに思います。
はい、ということで、リスニング力アップさせる勉強法ね、まあ巷でもよく言われていることで、今ここでね、私がお話ししたことが何か新しいことを言ってるわけじゃないんです。
まあでもね、あんまり英語の勉強法とかにね、詳しくない方からすると、え、リスニングって聞いてればいいんじゃないの?っていうふうに思うかもしれないのでね、ちょっと今日はお話をさせていただきました。
でね、この受講生さん、その最初の目標にしている500点が見えてきましたね。ほぼほぼ。
うん、あの、ほぼほぼ500点。まあちょっとね、予想スコアが出るんですけど、予想スコアって幅があるので、500点超えてますっていうふうには言えないんですけど、まあだいぶ少なくとも射程範囲内には入ってきたっていう感じなので、これからもね、楽しみかななと思っています。
はい、ということで今日はTOEICの勉強している方、まあそうじゃなくてもね、英語の勉強されている方でリスニングなかなかできないんだなんていう方の参考になっていたら嬉しいです。
では最後まで聞いていただき、ありがとうございました。