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みなさんこんばんは。先ほど、うだれさんの放送を聞いておりまして、昔、私が、全面コンサートではなくて、トップのハウスメーカーさんに入って、
お仕事をしていました時のことを思い出しまして、懐かしく拝聴しておりました。そこの会社はですね、業者会に対して非常に手厚いんですね。
県内の業者さんだけでも300社からあると思うんですけれどもね、毎月ホテルに集まって、そこでまず始まるのが、安全対策のお話。
その安全対策のエキスパートの先生の講義をまず30分聞くんですね。その月内に事故はなかったかの報告から、まず始まりましてね。
週に1回ずつでしたか、安全パトロールというのを実施しまして、各下請けさんから順番にグループを作って、別の下請けさんの現場を無作為に朝一番でグループで回るんですね。
監督さん数名とその先生と、その時担当する下請けのトップの方、現場でトップの人とで回って、ここはどうかしら、ここちょっと危ないんじゃないかしらみたいなチェックをするんですね、お互いにね。
それを工事担当の会議というのがまた月に1回ございましてね、それをホテルじゃなくて別の会場を借りてするんですが、その時にね、監督さんのチームからお一人必ず出てきて、
その安全パトロールのことをきっちり再現して報告するんです。
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なぜ、最初どうしてこんなにここまでするのかしらというふうに考えましたけれども、下請けさんの事故というのは元請けの根幹を揺るがすことになるわけですよね。
下請けさんだけではなく元請けをもより動かしてしまう、安全対策といったらそういうものですよね。
絶対に事故は起こしてはならない、しかし小さい事故でも報告しなければいけない。
その報告を隠してしまう、隠蔽してしまう労災各種が発覚しましたらね、それも処分を受けて、下請け、元請けもろとも仕事ができなくなります。
これも事故同様、屋台骨を揺り動かす大事件になりますよね。
ですので、小さいとか大きいとかにかかわらず大小いろんな事故というのは起こってしまうと思うんですが、
経営を揺るがす大事件という前に、人命の尊さですよね。
それがあるからこそ、経営の屋台骨が折れてしまう結果になる。
ですので、ここは頑張っていただきたいと思いました。
本当にここに関しては、専門家にお金を払ってでも、やはり現場の安全対策というのを徹底的に検証していただく必要があるような気がしますね。
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私が関わったことで、一つ思い出す事例があるんですね。
非常に高い糊面の上に立っていなければいけない木立がありまして、
そこに立った後に、糊面の境界から鉄骨を建てまして、
大きなベランダを作り、そこに透明には何もついていないように見えるガラスのようなパネル。
非常に頑丈なパネルを張る工事なんですが、
これを下請けさんに発注した場合に、下請けさんは間が大きい職人さんと話をするんですけれども、
あの高さでこの作業でパネルを張る場合とか床を張る場合に非常に危険だと、この安全対策をどうするのかと言われまして、
その時、毎月業者会議で講義をしてくださる安全の専門家の先生にご意見を賜りたいという風に、
監督さん、工事部長にご連絡しまして、幸い私の自宅の近くにお住まいだったんですよ。
それで自宅に来てくれということで、自宅にまで行かせていただいて、図面を見ながらフリーハンドで絵を描いてくださいって、
ここに何メーターの杭を何メーターまで打ち込んで、何十センチ打ち込んで、ここからロープを引いて、こっちからもロープを引いて、
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それで現場で作業する人の安全帯をつけるロープをこっち側に引いて、絵を描いてくださいましたね。
やっぱり、いろんな場面を見てきているベテランの専門家の方って、図面を見ただけでどこが危ないかっていうのを一瞬にして予測しちゃうんですよね。
私一番面白かったって言ったらあれなんですが、大きなトートバッグのでっかいみたいなのがあるでしょ。
木のクズとかいっぱい入れてトラックにいっぱい積んだりする、超大きなバッグ。
あれをお二人で一斉に大きなトラックに乗って、焼却場の積み上げてあるところにハンドをつけて放り投げてたらしいんですよね。
そうしたら、お一人の年配の方がそのバッグもろとも一緒に向こうに行っちゃったらしいんですよ。骨折でしたけど、本当に。
土木とか建築をされている方には、経営手腕以上に手腕を問われるところですよね。
また厳しく厳しく言いやすいようにするには、やはり現場の社員たちから自身に決めさせるっていうんでしょうかね。それも必要でしょうね。
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どうすれば安全に、元池さんの言うようにできるかどうか考えたんだけれども、社員の意見はこうでした、みたいなこともございましたしね。
造園の方って外回りなんですが、外回りであっても家の中のごとく丁寧に扱うんですよね。
それで元池さんが、そのお庭の中に簡易トイレをつけろとか言ってたんですが、それを拒否して喧嘩になってたとかね。
まあ、いろいろあると思いますが、頑張ってくださいませ。
城外から土俵の外から応援しております。
本当に寒い中お疲れ様でございます。
私たちの方でしたらね、高いところとか危ないところだけ気をつけていればいいんですが、本当に寒冷地にお住まいの方は、それプラス雪のことを考えなければいけないっていうのは、私たちには想像つかない危険な作業でございますのでね。
どうかご安全に、社員の方々のご健康とご安全を常に遠くから祈っておりますので、どうぞお気をつけてお仕事なさっていただきますようお願いいたします。
もうね、外野だからこんなこと言えるんですよね。本当にわかっておりますが、どうぞご安全によろしくお願いいたします。
ありがとうございました。