2025-10-24 16:27

五輪書 #2


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サマリー

五輪の書では、武士に求められる多様な技能の重要性が語られています。特に、文部二道の考え方が強調されており、武士が戦いだけでなく文化的な面でも優れた能力を持つ必要があることが示されています。

武士の多様な技能
ダメでした。
みなさん、こんにちは。 五輪の書の続きを読んでいきたいと思います。
昨日ね、昨日読みました中でね
ちょっと 気になるところがあったんですよね。
一つは
武蔵の小国ですね。
晴間の 米田町っていうところで生まれになったらしいんですね。
びっくりいたしました。 なんと
これは私の旧姓と同じ町名でした。 何かこう、背筋の伸びる気持ちがいたします。
それとね、
昨日 読んだところでですね
万事において 我に師匠なしという一文なんですけれどもね
この時代の武士というのは
絶対に身につけなければいけない
諸芸諸能というのがあったんですって。
学問と弓と算用
算数でしょうかね、定場、
医師、医師って何でしょう。あのお医者さんの真似事みたいな。
医師、煉瓦
煉瓦、和歌。 和歌が来たらそれにつなげて煉瓦ですね。
包丁って、これお料理ということですよね。
乱舞、これ一応日本舞踊ですね。
麻里、これ毛麻里だと思うんですが
それとしつけ。 これはわかりませんね、ここら辺。
礼儀作法でしょうね。 細工。
細工ってこれ芸術的な細工なんでしょうかね。 花、花道ですよね。
で、兵法。 その後に相撲が来るんですよ、相撲。
びっくりしますよね。
囲碁将棋。 これ足しなまなければいけない。
鷹、鷹を使えなければいけない。
用儀って何なんでしょう。 用紙のようにね
礼儀の、儀式の儀ですね。 これだけしなければいけない
武士の世界で
それぞれに師匠をもって勉強すると思うのですが
彼にはね、万事において我に師匠なしと断言してるんですね。
だから、その
剣術の才能と
研究ですよね。 それを
全てに応用すれば
万事において我に師匠なし らしいんですよね。これすごいですよね。
文部二道の重要性
で、今日は私が今書いてほったらかしにしているところまで読んでみます。
まだまだ最初の部分でございますが
それ兵法ということ武家の法なり 将たる者はとりわきこの法を行い
卒たる者もこの道を知るべきことなり 今
世の間に兵法の道確かに極まる 極まるという武士なし
まず道を表してあれば仏法として人を助ける道 また柔道として文の道を正し医者といて処病を治する道
あるいは稼働者として和歌の道を教えあるいは好き者と好き者 求法者そのほか書芸書能までも思い思いに稽古し
心ごころにすくものなり 兵法の道にはすくひと稀なり
まず 武士は文部二道といて
二つの道をたしなむことこれ道なり たといこの道武器をなりとも武士たる者はおのれおのれが文材ほどは
戦の方を 戦の方をおば努むべき
ことなり まああの武士のたしなみ
の部分が 出てきて
学ばなければ身につけなければいけない
ものと
兵法とはちょっと違うっていうふうなものがあるんですけれども
それを解説しているんですけれども
物と
兵法とはちょっと違うっていうふうなことをおっしゃってますね
で これね
今世の世の間に兵法の道確かにわきまえたるという武士なし
って言ってるんですよね
その次ですよねいろいろまあ 和歌とか旧法とかいろいろ書いて
まず武士は 文部二堂と二堂といいといいて
文部二堂ですね 二つの道をたしなむこと
これ道なり これね非常に難しいですよね
文部二堂 もう昔からこの時代から文部二堂でなければ
文部二堂でなければ
武士ではないというふうに言われてきたのですから
これが江戸初期ですから
それが何年
あの
私の父が口酸っぱく文部二堂文部二堂言っていた頃まで
日本人のその
メンタルの根底にねやっぱり文部二堂
っていうそれに対する憧れっていうのはあったでしょうね
どちらに偏ってもダメだしどちらだけができても何の意味もないという
この文部二堂ですね
両方できてこそ両方が抜群にできるようになるという
相乗効果ですよね
まああの勝海州も坂本龍馬も
免許改伝だったらしいのでね
それはもう今の時代でしたら半死八弾でしょうよね
半死八弾以上でしょうね
ですのでね
これはやっぱり
忘れかけますけれどもね
書道と継承
忘れかけますけれども
まあ車の両輪と思って
これは心して
子供の自分にサボった分
大人になって苦労しなければいけないという風に
自分で自分を励ましておりますが
でね
武蔵は非常に美しい水墨画とか残してますでしょう
でこれなんかも
師匠なしと書いてますのでね
ですので
何事においてもやっぱりその
一つに引いてた人っていうのは
何でもできちゃうんでしょうねきっと
そういう人いらっしゃいますでしょう
一つのことに引いててるお子さんが
何もかもできたり
ずば抜けた芸術家が
実は他のこともずば抜けていたりね
ありますよね
有名な漫画家の方が
非常にプロ並みの音楽家であったり
そんなことはよくありますよね
でもこの昔は
全てにおいてある程度収めておかなければ
武士ではないと
特に
その兵法に関しては
その章、章たるもんですよね
章たるものはとりわけこの法を行い
って書いてますので
殿に対する兵法の勉強っていうのは
至難役がいて
毎日のお稽古とかそれは大変だったと思いますね
お勉強の方もね
大変だと思います
私が書いたのは
たったここまでなんですよ
それでね
巻物にしたらね
1メーターぐらいしかまだ書いてないんですよ
まだ8メートルぐらい書かない気もする
これを書くときに
2つの文鎮
これと同じサイズの文鎮を使ってるんですけどね
この文鎮には非常に思い出があるんです
私の書道の師匠
梅本俊夫
平成13年秋
終日ですよね
社中の者と展覧会をしたときの
素品として賜った金色に黒で字が彫ってます
小学部
小学部とは
九龍を登るごとしでしょうかね
もう一つは
平成7年5月に
剣道藩主を授与されました記念に
私に賜った千葉の菊前博先生から
同じような金のね
同じサイズの
20センチちょっとぐらいでしょうかね
文鎮のサイズですね
両方とも金で綺麗な
メッキをしてまして
菊前先生の方は字が彫ってて
梅本先生の方は彫った字の上に
黒く
墨で書いたように黒く印刷って言うんでしょうかね
黒の色を入れられて
楽観は赤でね
ちっちゃい楽観が楽観まであるんですよね
丁寧ですよね
菊前先生の方はね
本当に美しい金なんですよ
もう
こんなにしていただいてと思うんですけれどもね
これを使って
くるくる巻きの巻き物を広げてね
で書いております
読む方がついていったので
明日は
ちょっと書いて
で書いたところを
読んでいくって言ってもね
相当ありますのでね
私の書くスピード
書くスピードよりも先に
読む作業をしていった方がいいかも分からないですね
読むことをきちっとして
その後書くという
書くことは読むことに追いついて
いかなくても仕方ないだろうぐらいにしておきたいと思います
基本の部分はねやっぱり文部領土の一言ですよね
まず武士は文部二堂といいて
二つの道をたしなむことこれ道なり
なんですよ
皆様頑張りましょう
では今日は金曜日
明日から週末の方も
普段とおかわりない方も
どうぞお健やかにお過ごしくださいませ
ごきげんよう
16:27

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