「角に触る」の兵法
みなさん、おはようございます。 えっと、ドコモです。
サボったらいいのかしらと思うくらい、サボりまして、申し訳ございません。
続いて、16回目じゃなくて、火の巻きと書いて、火の巻きなんですが、
16段のところですね。 角に触るということ。
角、三角形の角ですね、隅に触るということ。
その言い方、角に触るなぁとか、時々関西の方では使ったりしますけれども、
この16番の解説を見てみますとね、
角に触るというのはね、本当に、
四角形の隅に触るというふうに書いてあるんですよね。
それがね、どのように書いてあるかというと、
17番、火の巻きの16番ですね。
張り出して強く、張り出しているところ、隅っこなんですね。
その言い方、角に触るなぁ、みたいな言い方っていうのはね、
やっぱり反応があるんですよね。
正面切ってたいあたりをしてきたら、こちらもドンと受け止めるんですけれども、
たいを少し左に開いてというか入って、
斜めから引き面とかを打ったらうまく入るんですね。
引き戸なんかもそうですよね。
多分ね、そのことだと思うんですよ。
そこを攻めなさいと言っているんですけれどもね。
読んでまいります。
角に触るということ、張り出して強く突き出たところにぶつかるとは、
何事であれ強いものを押し動かすのに即座に、まっすぐに押し込むことは難しいからである。
他人数の合戦においても、ちょっと待ってください。
これはね、訳文ですね。ごめんなさい。原文を読みます。
角に触るということ、あ、45番に書いてますね。
45番、45番、これの45番はどこ?
あ、ここですね。45番。
やっぱりそうですね、尖って突き出たところにぶつかるということですね。
角に触るということ、角に触るというは、
物事強きものを押すに、そのまますぐには押し込みがたきものなり、
大分の兵法にしても敵の人数を見て張り出し、
強きところの角に当たりてその利を得るべし。
角、目るに従い、目るというのはね、
減る、減るって書いて、目るっていうふうに振り仮名が打ってあるんですね。
弱まるとかね、減るとかですね。
角、目るに従い、全ても皆目る心あり。
その目るうちにも隅々に心をつけて、勝つ利を得ること寛容なり。
多分、真っ向勝負で行く必要はないということですよね。
特に合戦の場合なんかはそうであるって書いてます。
その後、一分の兵法にしても敵の体の角に痛みをつけ、
その体少しも弱くなり、崩れる体になりては勝つこと安きものなり。
このことをよく吟味して勝つところをわきまゆることせんなり。
一対一の兵法にしてもそうですよね。
斜め45度とか。
ちょっと編集が入りました。お電話がかかってきましてね。申し訳ございません。
どこまででした。一対一の勝負デモっていうところですね。
ですからね、私ね、同級生の男の子に体当たりで、一番大きな男の子にね、
思いっきり真正面の体当たりを行った時に、高校2年生の時、合宿の時でしたね。
思いっきり飛ばされましてね。お尻から着地した時があったんです。
その時は別段何ともなくその子と稽古して、他の人たちとも稽古して、
終わって正座して木曽をしたら、急にね、力が抜けていて立てないんですよ。
それで、微底骨をちょっと損傷したということで、すぐにお医者さんの方に連れて行かれましたね。
そこから合宿参加できずに、合宿の宿舎の方で足を高くお布団を積んでいただいて、
そこで上向きに寝さされてました。そんなことがございましたね。
ですので、特に強い人と当たるとか、大きな人と当たるとかいう時はね、
こちらも体格上、しかも体幹も劣っているとすればね、やはり真っ向勝負というのは駄目ですよね。
物事、強きものを推すに、というふうに武蔵を書いていらっしゃいますが、
強いものと対峙する時ですね、日常生活でもあると思うんですけれどもね、
真っ向勝負で喧嘩をする必要は全くないということなんでしょうね。
物事と書いていますのでね、すべてに当てはまるよということですものね。
ですので、かわしなさいということでしょうね。非常にこれは大切なことだと思いますね。
「うろめかす」の兵法
まだちょっとお時間ありますので、次、17番目もちょっと読んでみますね。
うろめかすということ、うろめかすって何なんでしょうね。
47番もうろめかす。うろめかす、うろたえさせる、狼狽させるという意味みたいですね。
うろたえさせるということですね。
うろめかすということ、うろめかすというは敵に確かなる心を持たせざるようにすることなり、
大分の兵法にしても戦いの場において敵の心をはかり、
われ兵法の知力をもって敵の心をそこ、ここ、となし、
との、こう、の、と、思わせ、知し、はやし、と思わせ、
敵のうろめく心になる表紙を得て確かに勝つところをわきまゆることなり、
うろたえさせなければいけない、
うろたえさせるということは敵に確かなる心を持たせざるようにするところなり、
って書いてますね。
ちょっと、びっくりさせる。
でもね、恐怖疑惑というのが司会なんですね。
恐れ、おどろき、まどい疑いでしたね。
それが一番だめな四つのいましめなんですね。
うろたえるなんて、言ってみればちょっとあるまじき姿なんですね。
そこに持っていかなければいけないよっていうことを書いてると思うんですけれどもね。
との、こう、の、って、
との、こう、の、っていうこの表現はですね、
あれやこれやと、
との、こう、の、と、思わせ、
知しって書いてますね。
おそし、はやし、と思わせ、
おそしはやしと呼んでもいいんでしょうかね。
敵のうろめく心になる表紙を得て。
だから、ワンパターンのタイミングではなくて、
遅くいったり早くいったりっていうのは、
もう一瞬の出来事の勝負なので、
その中で遅い早いっていうのは、
タイミングを外すっていうことしかできないと思うんですね。
で、そのタイミングを得て、確かに勝つところをわきまゆることになる。
確かにね、攻撃的な人とかと、
真っ向勝負みたいな、
そういう場においたらね、
同じ土俵に上がって相撲を取る必要は全くないですもんね。
そういうことなんでしょうね。
また一部の兵法にして、時にあたりでいろいろな技を仕掛け、
あるいは打つと見せ、あるいは突くと見せ、
または入り込むと思わせ、
敵のうろめく兆しを得て自由に勝つところ。
これ、戦いのせいになり、よくよく義にあるべし。
まっさにそうですよね。
一対一の勝負にして、時にあたりでいろんな技を仕掛けてね、
それがもし届かなかったとしてもね、
その次の技で決めたらいいんですからね。
あ、届かなかったと見せて、片手突きが届いていない、外れていると見せて、
手首を返して左目を打つとかね。
まあね、そう見せておいてこういくと。
それをよくよく義にあるべし。
なんですって、私たちも日常でこのことをよくよく義にいたしたいと思います。
ではごきげんよう。