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2023-05-29 06:23

私の稽古が夫の稽古に支えられていた事実


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皆さんこんにちは、まりあです。
前回、稽古と稽古が繋がっているというお話をさせていただいたのですが、
実は、自分の中の稽古と稽古も繋がってはいているのですが、
時々、夫の稽古と私の稽古が繋がる場合があるのです。
どういうことかと申しますと、私はいろいろな稽古をしているのですが、
夫は弓道をしておりまして、去年の秋にだいぶ剣道で落ち込むことがございまして、
その時に、私を過去に一番長く教えてくださった師匠が、私に対して励ましの言葉を言ってくれました。
それは、全力を出しすぎたらブレーキがかかるぞというふうに言ってくださったのです。
それともう一つは、自由にやれと言ってくださったのです。
自由にやれと言われた時は本当にうれしくて、あまりにも多くの方の意見を聞き入れすぎて、
自分自身がロボット化してしまっていたのです。
そのことに初めて気づいて、その師匠の言葉というのは非常にありがたかったのです。
もう一つは、全力を出しすぎたらブレーキがかかるぞという意味が全く分からなくて、
それで帰ってきて、夫にそのことを伝えたのです。
そしたら夫は、宮道では八分の呼吸で完了しなくてはあかのよと言ったのです。
その時にドキッとしました。
私は今まで稽古においても何においても120%出し切るのが最高のパフォーマンスだと思っていたのです。
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でもよく考えてみれば、例えば刀を持った武士が2人対峙しているとしましょう。
その時に全力で気勢を上げて、全力でかかってくる勢いの武士と、ゆったり構えて無言でじっと見据えている武士と、どちらが強く感じますか。
これは明らかですよね。俯瞰する力というのでしょうかね。自分で自分を見る力というのでしょうかね。
そこでこの年になって初めて、全力を出し切るということは何なのかということにふと気がついたのです。
ですので私は間接的に弓道に支えられたんですね。その時点でね。弓道に助けてもらったという感覚だったんです。
昨日、ピアノは剣道に助けられているという話をしましたでしょう。
なので怪我している時にそれは感じていていたんですけれども、それ以外にピアノを再開した時に、当時の先生に発表会前にものすごく家で引き込んでいたんですよ。
何時間練習しました。何時間ですという話をしていた時に、そんなに練習して腕どうもないですかと言われたんですけどね。
私はその時どうもなかったんですよ。やっぱり剣道のおかげですねというふうに先生はおっしゃったんですね。
えっと思ったんですが、私の上腕というのがね、やっぱり普通の女性よりも何十年も品を振り回して育ってきたのでね。
すごいことになっているんでしょうね。きっとね。自分ではそれは感じないんですけれども。
初めてそこで剣道が私のピアノを支えてくれているんだなって思いましたね。
皆さんも自分の中の別のものがまた自分の中の別のものを支えているのでね、そこのところをご理解なさったら非常に楽しい人生になっていくと思います。
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では今日は月の光で。こればっかりですけど。ではごきげんよう。
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