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  2. 終戦記念日に毎年想う我が家の🐕
2023-07-18 15:01

終戦記念日に毎年想う我が家の🐕


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みなさんこんにちは。
今日も暑かったですね。毎日は本当に暑いです。
お体を十分お気を付けいただきまして、どうぞ無理のないようになさってくださいませ。
特に屋外で作業をなさっていらっしゃる方々、本当にお気を付けて、
30分に一度水分補給をなさって、ちょっとでもおかしい時にはすぐに休憩なさってくださいませ。
すみません。去年、8月の予定を入力していたんですね。
予定を入力する係なんですよ、今年というか去年から。地元の県道連盟でそういう役が回ってまいりまして、3人で一生懸命しているんですけど、
来月って言いましたらもうお盆ですよね。
それで、終戦記念日ってあんまり最近はあれなんですが、実はね、私の家で戦没者が1人というかわんこになるんですよ。
これちょっと珍しいケースだと思うので、今日ちょっとお話しさせていただこうと思うのですが、
夫の父がまだ存命中に、話してくれた、実はなんですね。
父は昭和9年生まれで、小学校1年生から2年生にかけて犬を飼ってたらしいんですね。
それで終戦記念日の2日か3日前に、新聞にですね、この非常事態に家庭で犬を飼うとは何事だみたいな記事が出たらしいんです。
うちのわんこもここに来て、なんかカチャカチャしておりますが。
それで、それが出てすぐにね、飼ってたわんこちゃんが危ないということで、
父は押入れの中で、そのわんこと半分暮らしてたらしいんですね。
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真っ暗で閉め切ってしまいましたら、またわんわん鳴いちゃいますので、
押入れの中で2人で出たり入ったりしながら、危険になったら押入れの中に入りながら、ちょっと応戦してたらしいんですね。
しばらくして、市の地元の役場の方がですね、犬を飼っているらしいけれど、高校で出してくださいと。
毛皮にして、シベリアの方の兵隊さんに送るというお話だったらしいんですけどね。
その時、父はドラえもんのように押入れに隠して、ETですよね、これね。
そうなんですよ。
でね、父はだいぶ抵抗したらしいんですよね。
でも結局役所の方に連れて行かれて、家の父から言うとご両親ですよね。
もう出しなさいということで出して、2日後ぐらいに終戦だったらしいんですよ。
あと2日頑張ったらね、本当にね、残酷ですよね、戦争って。
同じ町内でも、戦没者って割と数多くいらっしゃるらしいんですけれどもね、我が家はワンコちゃん1人1匹が戦没者になるんですよ。
人間の代わりに犠牲になってくれたっていうふうに家族は考えてはいてるんですけれどもね。
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それでね、父が亡くなる前にね、そのワンコちゃんの名前は何ていう名前だったんですかって私が尋ねたんですね。
そしたら、うーんって考えてね、すごい考えてくださったんですけどね、結局思い出せなくて。
それでね、お父さんのお母様は何ていうお名前なんですかってお尋ねしたんですね。
それもね、うーんとか言って必死で考えてくださったんですけれど、2日ぐらいかけて考えてくださったんですけれどもね、思い出せないと。
本当にね、ちょっと認知が入ったりしましたけれどもね、施設に父が引っ越してから私に何か問題が起こったときに、
大抵夫に対する問題だったと思うんですが、夫がなかなか聞いてくれないと。
で、もうお父さんどうしましょうみたいな。
で、そのときはもう近くですのでね、父の施設に走って行って、私の走り込んできた姿を見てどうしたんやと思って。
で、お父さん高校でね、こうなんですよ、ずっとこの状態なんです。
これ、どう思います?私ね、この状態でね、ずっと我慢してるんですけど。
言ったらね、そうしましたらね、父がすっごい真剣な顔に変わりまして。
で、婆さんを呼んでこいって言ってくださるんですよ。
いや、もうそこまでしていただかなくても、いや、私が夫に話しますから。
そんな優しい父でしたですね。
本当に、あれですね、最後の最後まで私の味方でいてくれましたですね。
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本当にそれは感謝ですね。
母も本当に後半、今もそうですけれども、年を重ねるごとに丸くなりましてね、
なんだか、私自身の良心っていうのは結構早くに高いしたんですが、
本当の人間関係っていうのは血のつながってない家族で作るものよっていうふうにおっしゃってくださった大先輩の女性の方がいらっしゃるんですけれども、
その意味を本当にひしひしと感じてますね。
私がここの家にお嫁に来た時に、一番近くに住んでいらっしゃる夫のおばがですね、
お嫁さんっていうのはもう本当にご先祖様の生まれ変わりって言うけれど、
本当にそう思うわって私、言ってくださったんですよね。
本当にありがたいお話だなって今から思えば、父も亡くなってしまいましたが、
終戦記念日にはですね、やっぱりその犠牲になってくれたわんこちゃんを思い出してですね、
ちょっとその思い出す時間っていうのをとってみようかなって毎年思うんですよ。
本当にそういう歴史がありますんですよ。
どこのお宅にもね、もう今はそんなに語り継がれてはないと思いますが、
夏になりましたらやっぱりね、おばあちゃんたちがですね、
本当に苦労したお話なんかをね、してくださいます。
特に浦川家の前の親元、今100歳におなりになってらっしゃると思うんですが、
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前の親元がですね、特攻隊でしたからね、出撃する前の同僚を、
御座を引いてですね、そこで茶会をするんですよね。
あの画像は本当にすごいですよね。
今まさに出ていかんとする青年たちに、
ありあわせの見たてのものを使ってですね、
お茶碗とお茶船は持ってきてたんでしょうね。
やはりじき家元ですからね。
私たちは本当にそういった先輩たちが、
うちの父であったり、母であったり、
小さな子供の時にね、目の前でわんこを取られていくってね、
そういうふうな民主化の海の苦しみをね、
みんなが、その時代の人たちが背負って、一心に受け止めて、
私たちの今のこの平和な世の中があるんだなって、つくづく思いますね。
なんだか締めっぽくなりましたが、
あ、だめ。すいません。すごい音を出してしまいました。
では、今日も十分お休み、睡眠時間はたっぷりお取りくださいませ。
私もそうします。もうお昼寝も睡眠も何もかも全部、
もう十分取ってくださいませ。
何も気にせず、いろんなお食事を食べたいものを食べて、
飲みたいものを飲んで、
あなた自身のお体を一番気を使って差し上げてくださいませ。
では、ごきげんよう。
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