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Maple in Melbourne。こんにちは、Mapleです。この番組は、オーストラリア・メルボルン在住のMapleが見たり、体験したり、感じたことをゆるりとお配信する番組です。
番組あてに質問をいただきました。White Papicoさんからいただきました。ありがとうございます。
ヴィーガンについて質問があります。ヴィーガンは何を食べたいのか?
ソイミート的な代替品を好んで食べたいのか?野菜そのものの味を楽しみたいのか?
例えば、ヴィーガンの人たちはコース料理でメインディッシュで何を食べたいと思うのか?などお願いします。という質問です。
White Papicoさん、ありがとうございます。
メルボルンはオーガニック製品やスーパーフード、ヘルシーフードなどがとても身近にあって、健康志向の人々がとても多い街です。
食にこだわりのある人々も多いので、食事の種類も様々なんです。
ヴィーガンというのは絶対再食主義というもので、動物性のものを一切食べない、使用しないライフスタイルのことです。
動物性のものを使用しないというのは、例えば毛皮とか革製のベルトとかカバンを使わないということですね。
ビートルズのポール・マカドニーは動物愛護に力を入れているんですよね。
そしてその娘さんであるステラ・マカドニーという方はデザイナーなんですけど、彼女のブランドのバッグは動物の革を使用していないんです。
すごく素敵なデザインなんですけど、結構高いんですよね。
そして食生活の観点から言うと、ヴィーガン食というのは動物性のものを一切摂らない食事ということなので、
肉、魚、卵、牛乳、チーズ、バター、蜂蜜なんかもNGなんです。蜂が一生懸命取った蜜を搾取するという考えがあるからですね。
日本の精進料理というのも動物性のものを含まないですよね。
これがヴィーガンの食事ですけど、あとベジタリアンというのは肉、魚は含まれないですけど、チーズや卵なんかは食べますね。
他にもお肉は食べないけど魚は食べるよというペスカトリアンというのかな、そんな感じでいろいろな区別はあるようです。
ベジタリアンやヴィーガンの食生活をしている方が、どうしてそのようなチョイスをしているのか、そういったのはそれぞれの考えに基づくものになると思います。
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例えばお肉が嫌いだからとか、動物愛護の観点からとか、あとは健康上の理由から、あとは宗教上の理由、そういったことがあると思います。
そして今回いただいた質問なんですけども、ヴィーガンは何を食べたいか、あとはソイミート的な代替品を好んで食べたいのか。
これね、ソイミートの良さがいまいち理解できないということでしたね。
あとは野菜そのものの味を楽しみたいのか、あとはコース料理だったらメインディッシュでどんなものを食べたいのかというような質問でした。
ヴィーガンのライフスタイルを選ぶ理由というのは、先ほど言ったように人それぞれだと思うんですけども、ヴィーガンの人は動物性のものを一切使わない食事をするためにどうするかというのを思考錯誤されているなって感じます。
人それぞれ食べたいものが違うように、ヴィーガンの人も食べたいものというのはそれぞれ違うはずですよね。
お肉は大好きだったけれども、くじの選択でベジタリアンになったという人はきっとお肉の味というのが美味しいかもしれないですよね。
植物性でお肉の味に近づけているというものだと、ソイミートを使ったハンバーガーのパテとかソーセージ、あとはミートソースなどがありますね。
ハンバーガーのパテというのは、ソイミートのほかに豆類とか、あとは豆腐なんかがよく使われていますね。
このソイミートというのは大豆でできた加工食品です。
よく見かけるのは乾燥したものですね。これを水に戻して使うんです。
ソイミートのような加工品を控えたいという人は、こういったソイミートのような売られているものではなくて、自分でハンバーガーのパテにするものを手作りしたりするかもしれないですね。
私も一時期ビーガン食に興味があって、いろいろ作ってみたりしたんですけれども、このソイミート以外にハンバーガーのパテの代わりになるものとして、天ぺを使ったりしましたね。
天ぺというのは大豆製品なんですけれども、それを焼いてパンに挟んで食べたりしました。
通常は挽き肉をパイ生地に包んでオーブンで焼くソーセージロールというのがこちらにはあるんですけれども、
その挽き肉の代わりにマッシュルームとクルミ、ナッツをミキサーというかフードプロセッサーで混ぜて味付けをして、それを挽き肉に見立てて種を作ってパイ生地に包んで焼いたりすることもありました。
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これ結構おいしかったですね。何度か作りました。
あと、ジャックフルーツという果物があるんですけど、その缶詰があるんですね。それを使ってプルドポークのようなものを作ったこともあります。
ジャックフルーツの繊維質な感じが煮込んだポークのホロホロとしたプルドポークの感じに近くなります。
ホワイトパピコスさんはソイミートの良さがいまいち理解できないとのことでしたけれども、私も何度かソイミートを使って作ってみたんですけど、あまりうまく調理できなかったのと、
私個人的にお肉の味が恋しいわけでもないので、加工品は控えようと思って、今はあまり使ってないです。
メルボルンのカフェメニューには、大抵1品はビーガンメニューというのがあります。
トーストの上にアボカドが乗っているアボカドオントースト、こういったものもチーズとか乗っけていなければビーガンになりますよね。
あとはね、スクランブルエッグの代わりにお豆腐を炒めた豆腐スクランブルというのもよく見かけます。
あとはひよこ豆のパラフェルというのも結構よく見かけますね。
ハンバーガーショップでもプラントベースのパティを使ったものも出てきて、それ一度食べたことあるんですよね。
ビヨンドビーフという名前だったかな。食感はお肉みたいでしたね。
でもね、一体何をどうやってこのように作っているのかなって思ったのと、もともとお肉そんなに好きじゃなかったから、その後プラントベースのバーガーは食べてないんですよね。
メルボルンでビーガンレストランとして有名なお店があるんですけど、そこのシェフはレシピ本なんかも出していて結構知られている人なんですよね。
そのお店はカジュアルなデリとレストランがあって、私どちらかというとカジュアルなデリの方が好きなんですよね。
そのデリの方はカフェみたいな感じなんですけど、置いてある食べ物が野菜のグリルとかサラダ、サンドイッチなんかがあるんですけど、あとはドーナツとかペーストリーなんかも置いてますね。
サンドイッチの具材として野菜サンドとかだけじゃなくて、さっき言った豆腐を使った卵サンドとか、あとはチキンっぽい食感のチキンサンドって言われるもの。
これ多分大豆ミートのようなものを使っているんですけどね。
あとはツナサンドっぽいものもありましたね。あれ何でできているのかな、ちょっと分からない方ですね。
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そういった植物性のものでも卵っぽかったりチキンとかツナっぽい味になってるんですよね。結構おいしいです。
そしてこのお店のレストランの方へも行ったことがあります。
ここではメインとしては大きなオイスターマッシュルームというのがありましたね。
あとはナスもよく使われる印象ですね。
こちらのナスというのはベイナスのように大きいものなんです。なのでボリュームがあるんですよね。
そしてバーベキューソースみたいな味付けでお肉感を出しているなって感じました。
他のメニューとしてはコロッケみたいなものとかパスタ。
それぞれいろんな凝ったソースがかかっていておしゃれ感もあり、味も結構複雑な味がしますね。
野菜の素材を生かすというよりもソースなどで味の複雑さを出しているものが多かったです。
あとビーガンデザート。これは私おいしいなと思います。私好きですね、ビーガンデザート。
ナツとかデイツを使った焼かないデザート、ローデザートというのも少量でも満足感があるし、
あとはドーナツとか焼き菓子なんかもバターとか牛乳を使わないでケーキも焼けるんだってちょっとびっくりしましたね。
こちらのスーパーでは牛乳の代わりにソイミルク、アーモンドミルク、オーツミルク、ココナッツミルク、プラントベースのミルクがたくさんあるんです。
ヨーグルトも普通のヨーグルトの種類もたくさんあるんですが、それに加えてココナッツヨーグルトなんかもあります。
バターの代わりにオリーブオイルとかココナッツオイルを使ったり、植物性のバターというのも売られているので、そういったものを使って家でケーキを焼くこともあります。
メルボルンのカフェやレストランにビーガンメニューが並ぶようになったのは、ここ10年くらいかなって感じます。
カフェラテなんかに使うミルクも、以前はあってソイミルクぐらいだったんですけど、今は当たり前のようにオーツミルク、アーモンドミルクがあります。
例えばお友達のグループで食事をするときに、ビーガンメニューがないとビーガンの人がいるグループはそこのお店に行かないで、他のビーガンチョイスがあるレストランを選びますよ。
そういったことを考えると、お店側もビーガンメニューが一つもないとお客さんを逃すことになりますよね。
そういったこともあって、ほとんどのカフェがビーガンメニューというのを取り入れているんだと思います。
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それだけビーガンとかベジタリアンというふうに食のチョイスをしている人が多いんだなって思います。
オーストラリアの人は日本が大好きな人が多くて、よく日本へ行ったよという話を聞くんです。
でもビーガンの人は日本での食事に苦労するということも聞きます。
これね、私が直接知り合いから言われたわけではないんですけど、
日本食というのは、例えばスードンでスープの中にうどんだけが入っているものであっても、
出汁にカツオが使われていたり、あとはビーガンというものがあまり知られていないので、
ビーガンの人に提供できるものというのがメニューの中でどれがあるかというのもちょっとわからないケースというのもあるそうです。
最近ではビーガン食が食べられるということを打ち出しているお店というのも出てきているそうなので、
日本でも少しずつ食のチョイスが増えていくのかなって思います。
日本ではアレルギー対策としての表示はされていますけれども、
ビーガンとかベジタリアン、グルテンフリー、これは小麦粉を含まないというものですね、
あとはデイリーフリー、乳製品を含まない。
こういった表記というのはオーストラリアの飲食店に比べるとあまり見かけないなって感じます。
ちなみになんですけど、私がビーガン食というものに興味を持ったのは体調に崩したことがきっかけでした。
食生活をシンプルにしたところ、みるみる良くなったのは肌荒れです。
その頃は結構食べ物を制限したりしてたんですけど、今はかなり緩くいろいろ食べています。
もともとお肉があまり好きじゃないことと、お肉を食べると消化が悪いなって感じるので、
その後もしばらく食べてなかったんですけど、最近はタンパク質を摂るために鶏肉を時々食べています。
牛肉は、ステーキ肉なんかは結構手に入りやすいんですよね。
おじビーフたくさんあるので。
だけどね、私お肉は薄い方が好きなんですよね。
そしてこちらにはあんまり薄いお肉っていうのはないんですよ。
なのでね、牛肉あまり食べてないです。
あとね、豚肉はあんまり好まれてないようですね。
豚っていうのは雑食だから嫌だっていう声を聞くんです。
当面ね、豚肉もスーパーに売ってるんですけど、私は今まで1,2回買ったことあるかな。
でもね、あんまり好んで買わないですね。
今ほとんど全然買わないです。
それからね、ラム肉もポピュラーですね。
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オーストラリアらしいっていうのはカンガルーのお肉でしょうかね。
カンガルーのお肉もスーパーに並んでるんですよ。
脂肪分が少ないカンガルーのお肉はヘルシーだと言われています。
ローストビーフの容量で調理したらとてもおいしかったよって言ってるお友達がいました。
ただね、カンガルーはお肉として食べられる部位が少ないらしいんですよね。
だから牛とかに比べると生産性っていうのが低いですよね。
私ね、オーストラリアに来たばっかりの時、一口だけカンガルーのステーキを食べたんですよね。
おいしかったっていうような記憶があります。
ステーキレストランに行くとカンガルーのお肉があるはずですのでね、
オーストラリアに来た方はカンガルーのお肉もぜひ食べしてみてください。
今日はいただいたビーガンについての質問から最後はカンガルーのお肉の話になります。
ホワイトパピコさん、質問ありがとうございました。
皆さんはビーガン食やカンガルーのお肉に興味がありますか?
よかったらお便りで教えてください。
最後にお知らせです。
こちらのエピソードは99回目の配信となり、来週の土曜日は100回目となります。
お聞きいただいているリスナーの皆様のおかげで100回を迎えることができます。
ありがとうございます。
50回目の配信の時にビデオ&トークとしてスポーティファイ限定になるんですけれども、
動画を配信しました。
来週配信の100回目の記念としてまた動画配信をする予定ですので、
来週もぜひ遊びに来てください。
また毎月11日はXのスペースもしています。
今月は11日が土曜日ですので、来週の土曜日は100回記念配信とXのスペースを行う予定です。
スペースでは聞きに来てくださった方とお話もさせていただいています。
こちらもぜひ遊びに来てくださいね。
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本日は最後までお聞きいただきありがとうございました。
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それではまたお会いしましょう。
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それでは今日はこの辺で、Mapleでした。