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Maple in Melbourne こんにちは、Mapleです。この番組は、オーストラリア・メルボルン在住のMapleが、見たり、体験したり、感じたことを、ゆるりと配信する番組です。
前々回に配信をしましたエピソード37で、 ジェラートの話とミートパイの話をしました。
そして最後にね、私はヴィーガンアイスをよく買うという話をしたんですけれども、ツイッターXで、メルボルンのヴィーガンの食事事情を教えてほしいというコメントをいただきました。
サニーさん、コメントありがとうございました。 ということで、今回はメルボルンのヴィーガン事情をご紹介したいと思います。
ヴィーガンというのは、絶対再食主義と言われていて、動物性のものを一切食べない、使用しないライフスタイルのことを言います。
肉や魚などの動物性のものを食べないということに加えて、動物愛護の観点からね、毛皮とか革製品なども使用しない、そういったね、
一言でヴィーガンと言っても、あくまで個人のチョイスなのでね、どのぐらい厳密に行っているかっていうのは個人によって違ったりします。
メルボルンはオーガニック製品とか、スーパーフードとかヘルシーフードなどがとても身近にあって、健康志向の人がね、とても多い町です。
メルボルンにはたくさんのヴィーガンレストランやカフェがあります。 ヴィーガンと聞くとどんなお料理を想像しますか?
サラダぐらいしか思い浮かばないでしょうか。 日本でも少し前に、何年か前ですかね、ココナッツオイルとかチェアシードとかキヌアなんかがちょっと話題になったと聞いています。
様々なバックグラウンドを持つ人たちが住んでいるメルボルン。 宗教的に食べるものに規律があるという人も多いです。
それとは別に健康上の理由から食べるものを制限している人というのもいます。 メルボルンの人々は食にこだわりのある人というのが多いので、食事の種類も様々なんです。
メルボルンのカフェやレストランでメニューを広げるとそのメニューの名前の横にですね アルファベットの表記があります。例えばGFとかVとか
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VGとかっていうものなんですけど、それぞれね例えばGFというのはグルテンフリー これは小麦などのグルテンを含まないという意味です。
そしてVですね、これはベジタリアンのVです。 肉や魚などを含まないものです。
そしてVGというのはヴィーガンのことです。 動物性のものをすべて含まないものです。
そして最後にDF、これはですね、ABCDのDとF、 デイリーフリーという意味で、有性品を含まないものという意味になります。
こういったグルテンフリー、ベジタリアン、ヴィーガン、デイリーフリーの表記と、あとはですね、オプションとして このメニューはグルテンフリーにしてくださいとかベジタリアンにしてください、ヴィーガンにしてくださいっていうふうに
頼むと対応ができますって書いてある メニューもあります。
それからナッツフリーといって、ナッツを含まないという 表記もあるところもありますね。
グルテンフリー、小麦とかのグルテンを含まないもの。 こういった食生活をしている人がメルフォーニュには結構多いなと感じます。
スーパーで売っている様々な食品なんかにも、大きくグルテンフリーって 表記されるようになったのが、ここ何年かでよく目につくようになりました。
グルテンフリー以外にも、今ではヴィーガンフレンドリーとか デイリーフリーの表記もよく見ますね。ヴィーガンフレンドリーというのは、ヴィーガンの人でも食べられますよという意味の表記ですね。
日本でも最近はヴィーガンレストランとかカフェが オープンしているというのを聞いています。
食生活の観点からだと、ヴィーガン食っていうのは植物性のものを一切摂らないという食事のことなので、
肉、魚、卵、牛乳、チーズ、バター、そして蜂蜜もNGなんです。
蜂蜜も蜂から取ってしまうから。 だからヴィーガンの人は蜂蜜が入っているものも食べません。
なのでメニューにヴィーガンって書いてあったり、スーパーで売られている商品にヴィーガンって書いてあると、こういったものは含まれていないんです。
そしてベジタリアン表記のもの。これは肉や魚は含まれないんですけど、チーズとか卵なんかは含まれたりします。
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蜂蜜なんかも入っていると思います。その他にも、最近はローフードダイエットなんていうのもよく目にして、
これはローというのは生という意味なので、生のものを食べる食生活のことですね。
主に野菜とか果物を食べるという食生活です。それからパレオダイエットっていうのもありましたね。
これは最近どうでしょうね。聞きますかね。このパレオダイエットっていうのは原始人の生活のような食生活をするということで、
どういうことかというと、お肉、魚、ナッツとか野菜、果物、自然界からすぐ手に入るようなものを食べるという考えからですね、
農作物である小麦とかお米、あとは酪農によってできるミルクやチーズなどを避ける食生活のこと、これをパレオダイエットと言います。
こちらは話題になりましたけども、カフェとかでこのメニューはパレオダイエットのものですっていうようなのはあまり見かけないですけどね。
ヴィーガンやベジタリアンの食事って野菜ばっかりで味気がないんじゃないって思われるかもしれないんですけれども、
これって本当にヴィーガン?これベジタリアン?って驚くような美味しいお食事もあるんですよ。
初めてヴィーガンのお店に行った時に、私がこれがヴィーガンと聞いてびっくりしたのはチーズケーキなんです。
ヴィーガンですので、もちろんチーズは入っていませんし、クリームとかそういったものも使ってません。
でもね、チーズケーキのような風味だったんです。ヴィーガンのチーズケーキにはよくカシューナッツが使われます。
ローストしていない生のカシューナッツをブレンダーにかけて滑らかにして甘みを加えてココナッツオイルで固める。それがヴィーガンチーズケーキですね。
カシューナッツの代わりにお豆腐を使うというものもあったりします。
ヴィーガンスイーツという名前で検索をするとたくさんレシピが出てきます。
どれもとても美味しそうで、本当にミルクもバターも使ってないのってびっくりします。
私は一時期ヴィーガンスイーツに凝っていて、いろいろなものを作っていました。
このカシューナッツのヴィーガンチーズケーキも作りましたけれども、他にもアボカドチョコレートムースなども作りました。
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アボカドのチョコレートムースなんです。これは作るのはとても簡単なんですよ。
アボカドとメープルシロップなどの甘味料、ココアパウダーとココナッツオイル、そしてあればバニラエクストラクトなどを加えるだけなんです。
これね、アボカドなのってびっくりしますよ。
ヴィーガンのスイーツってバターとかクリームとかそういった乳製品を使わないので、すごく軽い感じがします。
食べた後にちょっともたれるっていう感じがしないので、私は結構好きですね。
ベジタリアンやヴィーガンの食生活をしている方は、お肉が嫌いだからそのような食生活をしているという人ばかりではなくて、
動物愛護の観点だったり、健康上の理由など、人それぞれの選択によるものになります。
中にはお肉は大好きだったんだけど、個人の選択でベジタリアンになったっていう人も多いと思います。
そんな人々が満足できるような食事を提供するというのは結構重要なことで、ベジタリアンとかヴィーガンレストランというのは今どんどん進化してきています。
例えば普通のハンバーガー店であっても、メニューの中にお肉のパテの代わりに大きなマッシュルームを挟んだり、
もしくはひよこ豆とかレンズ豆で作られたベジタリアン用のパテを使ったりとか、
あとは飲み物なんかは牛乳の代わりに豆乳とかアーモンドミルク、オーツミルク、ココナッツミルクといったプラントベースのものを使うようにしたりとか、
あとはバターとかミルク、小麦粉を使わない、例えばデイツ、デイツというのはナツメヤシなんですけども、これとナッツで作られたブラウニーのようなスイーツとか、そういったものを扱うカフェやレストランが結構あります。
日本ではまだ限られた場所でしか目にしないこういったヴィーガンのメニューですね。こういったものがメルボルンではとっても身近なんです。
そうそう、メルボルンでは5、6年前に昆布茶ブームというのがありました。昆布茶というのはKOMVUCHAと書くんですけれども、紅茶キノコと呼ばれる発酵ドリンクです。
乳酸菌が豊富なので注目されたんですけれども、初めてこの昆布茶という文字を雑誌で見て、最初は私の大好きな梅昆布茶みたいな昆布の昆布茶かしらって思ったんですけど、実際は全然違うものでした。
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紅茶から作られる発酵ドリンクなんですけど、微炭酸で結構美味しいんです。
私はジンジャー味のものが好きなんですけれども、他にもマンゴー、パッションフルーツ、あとはベリー類とかピーチなどいろんなフレーバーがあるんです。
この昆布茶はカフェのメニューにもよくありますし、スーパーでも手に入ります。
こういったヴィーガンが身近なメルボルン、きっとヴィーガンやベジタリアンの人たくさんいると思うんです。
というのは、時々ヴィーガンフェスティバルとかヴィーガンマーケットと呼ばれるイベントも開催されるんです。
このイベントでは、食べるものはもちろん売られている、例えばボディケア用品だったりキャンドル、エッセンシャルオイル、あとは衣類、カバンや靴、リサイクル可能なエコ用品とか、そういったものが売られていて、どれも動物性のものは一切使用していないです。
私はヴィーガンではありませんが、ヴィーガン食品には興味があったので、生活の中に取り入れたりしています。
メルボルンではスーパーなどにヴィーガン食品がたくさん並んでいます。
ハンバーガーのパテとか、あとは鳥のパン小焼きみたいな感じのね、見た目や味はまるでお肉なのに、実は植物性のもの。
あとはね、味はチーズだけど乳製品を使っていないチーズ、ココナッツミルクを使ったアイスクリームとかヨーグルト、オリーブオイルを使ったバターなんかもあります。
それから牛乳、バター、卵などは使っていないケーキ、こういった加工食品というのがたくさんあるんです。
私はココナッツヨーグルトとかアイスクリームが好きなのでよく買っています。
お肉の味に近づけるように加工してあるものっていうのはたくさんあるんですけど、そういうのね、何回か試してみたんですけど、今はあんまり食べないです。
あまり手を加えたものよりも、それだったら普通のお肉を食べた方がいいかなって思いました。
もともとステーキとかそういったお肉はあんまり食べない方なので、お肉を食べない生活っていうのは苦ではないんですけど、
最近はね、タンパク質を意識して鶏肉を食べるようにしています。
そうそう、オーストラリアはね、カンガルーのお肉っていうのも売ってるんですよ。
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私自身は自分で調理したことはないんですけど、カンガルーのお肉って脂肪分が少ないからとてもヘルシーなんだそうです。
私、昔に1回だけ食べたことがあるんですけど、スパイスでマリネされていたので、結構美味しいなって思いました。
毎年11月1日は世界ヴィーガンデーとして国際デーに設定されているそうです。
ヴィーガンの生活をされている方も増えてきているような気もしますけれども、もちろんそうでない方の方が大半かと思います。
こういったね、飽食の時代じゃないですか今は、こういった中で食っていうのは本当に個人のチョイスだなって私は感じます。
自分が良いと思う食生活をすれば良いって思うんですけれども、それを他人に共生させるのはあまり好ましくないかなって感じます。
でもこういったことをね、知識とか情報として知っておくということは大切だと思います。
今日はメルボルンのヴィーガン事情についてのお話でした。サニーさん、リクエストどうもありがとうございました。
サニーさんは静まぬ枕というポートキャスト番組をされていて、私もいつも楽しく聞かせていただいています。
皆さんもぜひ聞いてみてくださいね。
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メイプルでした。