スピーカー 2
本屋も始まりました、沈まぬまくら。この番組は、面識のないまま友人歴10年となった2人が、ところかまわず寝落ちしてしまうという唯一の共通点を生かして、眠れない夜を過ごすリスナーの皆さんと共に、日常のふとした疑問について、それぞれの視点からゆるっとお話ししてみる番組です。
今回は、さにぃーがお届けいたします。
スピーカー 1
さて、本編でおそらく初めての一人語りでございます。
スピーカー 3
本日のトークテーマは、「みんなが嫌いな人は嫌いじゃなくて、好きな人は嫌いなけん。」でございます。
スピーカー 1
嫌いって言葉ね、あんまり使いたくないんですけど、
みんなが苦手な人は苦手じゃなくて、じゃないくて、本当にみんなが嫌いな人は嫌いじゃない、なので、その後に続く好きな人は嫌いなけんも嫌いになってしまったんですけど、
要するに、自分のね、周りの人たちが嫌ってる人のことを嫌いだと思うことがなくて、
逆に、みんながどの程度本気で好きかわからないですよ、人の心の中ですから。
そういう人のことを私は、その苦手というのも理由があるわけですよ。
なんか嫌なことされたりとかね、無礼な態度を取られたりとか、それがね、ずっと謎なんですよね。
でもその人付き合いの仕方とかってそれぞれ違いますでしょ。
私はあんまりこう、多くの女の子たちが撮る、みんなでワイワイっていう感じが昔からとても得意ではないので、
一人一人と向き合うという付き合い方と言いますか、そんなにね、距離も近くないような付き合い方しかできないと言いますかね。
それが私の人付き合いの仕方なんですよ。
でもそれがね、みんなが嫌いだってこぞって言うようなお友達のことを、
1ミリも何が苦手なんだろうって、どんな部分が嫌なんだろうって考えても、全くわからないということが多かったり、
逆に私が苦手な人に対しては、みんなはなんか、あの子いい子だよねみたいな感じなんですけど、
スピーカー 3
なぜかそういう子は私にはすごく嫌なことをしてきたりするんですよ。
スピーカー 1
でこれがね、学生の時だけとかだったらまだわかりますけど、大人になってもね、ずっと変わらないんですよね。
スピーカー 3
でなんかその、みんと違うことにあんまりこう特に違和感とか不安は抱かないですけど、
さすがにもう年齢も重ねてきて、そろそろあれもしかして私がちょっとおかしいって思うようになったんですよ。
なった時期があって。でその今までこう、
なんでしょうそのみんながのこのこと嫌っているのに、なんでサニーちゃんはあの子と仲良くするの?みたいなことを言われたことがあったとしても、
スピーカー 1
いや別に私は特に嫌なところがないし、むしろこう一緒にいて楽しいから遊んだりしてるだけだけどって言って同調もしないですよね。
そこでまあその同調することが協調性で社会は捉えるのかもしれないですけど、
スピーカー 3
なんかその本当に嫌な思いをさせられたり嫌だと思って嫌いなのかなっていう疑問はねありますよ。
スピーカー 1
でまあその私がおかしいんじゃないかなって思い始めたこともあったんですけど、
スピーカー 3
その私がよく行くね喫茶店のママがある日、その自分のお父さんから常々こう言われてきたことがあると。
スピーカー 1
それは人生で友達なんていうものは最終的に一人二人できれば十分なもんだと。
友達なんてそんな簡単にできるもんだと思っちゃいけないよっていう風に言われたと。
そういう風に育ってきたというお話で。
スピーカー 2
なのでそのよく話す人とかでも自分にとっては知人という位置づけで、
スピーカー 3
好きな知人に関しては死ぬまでにお友達になれればいいなっていう考えで人付き合いをしてるんだっていうお話を聞いたときに、
スピーカー 1
なんか私が自分の人付き合いの仕方の中で目指したいゴールの感覚ってそこかもしれないと思ったんですよね。
友達だと思うからみんなが嫌いな人のことは嫌いじゃない、みんなが好きな人のことは苦手っていうことに悩みますけど、
でもみんなのことも知人、みんなが嫌いな人のことも知人、私が好きな人のことも知人っていう位置づけだったら、
スピーカー 1
それは事実だから特に悩むことはないんだろうなという風に考えたときに動く気持ちが楽になりました。
まあでもその楽になった考えをいただくまではやっぱりなんでかなっていう風に思ってたんですよ。
これはなんかそのやっぱり人の内面っていくらどうなのこうなのって聞いたとしても本当にそうかどうかもわかんないし、
自分自身が本当に流されてないかとか本当に自分の意見なのかとかも、少数の側にいても多数の側にいても自分のことを客観視できている人とか、
スピーカー 3
いろんな要素を排除して自分の心理だけを捉えている人っていうのは、もしかしたら本当はすごく少ないのかなと思ったりはしてますね。
私そのあんまりこう人付き合いから何かを生み出そうっていうことがあんまり考えたことがなくて、
スピーカー 1
なのでその常に平均的に関わってるっていうことがないんですよ。
本当に親しい友人でも1年に1回ご飯食べに行くぐらいで、お互いにそれぐらいがちょうどいいと思って。
でまぁその1年間は思い出さないことはゼロじゃないですよもちろんね。
近畿かなとか思いますけど、会う日までは自分のことを頑張る。
自分の身の回りの人を大事にするみたいな。
そういう感じで生きてて。
なのでその相対的に一般的な人付き合いっていう感覚に比べて、人との関わりが密接じゃないというか数も少ない分、
私、人生の転機みたいなタイミングが来る時ってすごく意外な人と出会ったりするんですよね。
あとは意外な場所に導かれたり。
なので全く縁もゆかりもない場所に行くことになったり、行った先で一生出会うことのないような人と出会ったりということがあるので。
私の人付き合いの仕方は私の方法として大事にしていきたいなということをね。
この収録日現在ちょうどまさか会うとは思わないような人に出会ったことで、
久しぶりに転機になる出会いがあったなということで改めて思いました。
その人たちに出会ったからといって再度会うことにつながったりとかということはないんですけれども、
会った時にその人からすごくいろんなことを学べる。
そしてその自分の仕事だったり、生き方の姿勢にアウトプットできる。
そしてまた自分の階段を一歩上がれるっていう、そういう出会いが転機だなっていうタイミングでたぶん訪れるんですよね。
おたあさんはね、この私の転機の出会いの数々を結構知ってくださってるんですけど、
スピーカー 3
本当にびっくりするような出会いとかで、
今日の出会いも業務連絡ついでに、今日こんな出会いあったから私転機かもしれませんとか話をしたら、
ここから上昇気流だなって喜んでくれてましたけど。
スピーカー 1
果たしてね、この2人で収録することができてない状況が続いている。