ミモリラジオ、このポッドキャストは、自然界から一つのテーマをピックアップして、その面白さを掘り下げていくトーク番組です。
前回は、薬草という概念の歴史、そして薬草の定義は存在しないという話をしました。じゃあ、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、続きです。
はい、で、あの、言い忘れてたんだけど、
うん、一言ね。
一言。なんかあの、僕も、これはこの植物は何に効きますかとか、そういう質問をたくさん受けます。
そうだよね。
死ぬほど受けます。
死ぬほど受けるよね。
死ぬほど受けてきたし、で、最初の頃、勉強したてとかは、あの、例えば、よもぎは体を温める効果があって、すごい免疫をアップして、万病に効くんだよ。だって。
うん。世界中で使われてきたし。
きたし。なんだったらヨーロッパで学名がね、女神の草だし、みたいな。
アルテミシアだし。
そうそうそう。そうっていう風に言ってきたのだが、勉強すればするほど、効くっていうのはめちゃめちゃ複雑なのね。
そう、ほんとそう思う。
あの、例えばよもぎを、よもぎが効くかどうかを、試験するためには、まったく同じ双子の遺伝子を用意して、生活習慣全部同じにして、よもぎを使った時間と使わなかった時間を比べる必要があるんだけど。
対象実験が極めて難しいね。
極めて難しい。
生態に対するものだから、薬草と生態に対するものだから。
だし、どこの土に生えてるかで、よもぎの成分も全然違うのね。
ぶっちゃけ重金属たくさんあるところに、たくさんある土から生えてるよもぎとかさ、絶対ダメじゃん。
絶対ダメ。
絶対に食べたら毒じゃん、そんなの。
まあ、ていうのがあって、この草は、この野草はこれに効きますっていうのは、絶対勉強すればするほど言えない。
うーん、言えなくなってくるというのが、極めて正常な反応だよね。
勉強すればするほど。
いや、そうだと信じたいんだけど、やっぱり言ってほしいんだよ、みんな。
そうだね。
これは効くっていうの。
なので、実際、たぶん今、植物とか自然とかって、たぶん今後すごく流行っていくと思うんだよね。
そうだね。
なので、記録に残しておこうと思うんだけど、そういう効くって言ってる人たちは、勉強してないです。
マジで。
マジで勉強してない。
で、分かってやってる人たちももちろんいる。
やっぱそっちの方が大きくなるからね、商売が。
ブランディングとしては、やっぱり言い切る必要が、いや、必要というのはちょっと違うか。
ブランディングとしては言い切った方が効果的なんだよね。
効果的。
で、言い切ることは必要ではないんだけど、それをバスバス言い切っちゃってる人は、ちょっとブランディングに寄ってるのかなって。
だしね、熱狂的になりやすい。
お客さんめっちゃつく。
信者は増えるね。
だから、フェイスブックコミュニティとかも、やっぱ一気に4,000人、5,000人とかいくんだよね。
ただ、僕とかね、このみもりのスタンスとしては、分からないですね。
っていうのがちょっと補足しておく必要があるかなと思って。
っていうVSだね。
で、この薬草茶、ハーブカルチャーっていうのが生まれました。
なのでコーヒーっていうのは定義的にはお茶なんだけども、
この時点で敵になってしまったのね。
お茶から外されてしまったのね。
っていうのがこの時代に作られた文化ですね。
それは誰によってかっていうと、当時の近代的な社会、
資本主義社会に対する反発を覚えた人たち。
化学物質とかそういうのに対しても反発を覚えた人たちっていうことだよね。
そう。その流れがあって、今このハーブの世界とか野草の世界っていうのは女性が多いです。
その火付け役が東條さん。
東條有利子さん。
女性が多かったりとか、物質主義に対してスピリチュアルの人たちが多かったりとか、もうこういう感じですね、今。
もう片方に存在している現実の、当時の社会に対する反発の先がそのハーブ業界になってしまったから、もういろんな人がいるわけだよね。
そう。だから陰謀論の人たちもいるし、っていうのがこういう構造になってます。
で、ここで言いたいのは、良い悪いじゃないですね。
そうだね。それ大事。
別に良い悪いじゃないね。コーヒーも別に良いやん。ハーブティーも別に良いやん。
どっちも美味しいよ。よく飲んでるよ、どっちも。
って僕は思うんだけど。っていうのがこの歴史の流れだね。
構造だね。
構造、そう。はい、っていう感じです。なんだけど、ちょっと今までこの化学物質の不審とか、ちょっとこの悪い話。化学物質ってあんま良くないよね、みたいな話をしてきたんだけど、それでもこの現代学っていうのが僕はすごいんだぞっていうのをちょっと話しておこうかなと思います。
まず、生薬っていうのは聞いたことあると思うんだ。生薬配合とか。なんかすごい体に良い感じがするじゃん。
漢方薬みたいなのをみんなイメージするかなって思う。
ただ、生薬の定義っていうのは、天然物に由来する素材を生成せずに用いる薬のこと。なので、要は何もしてないってことなんだよね。
そこから化学物質を抽出したりするとかじゃなくて、粉物まんま使ったり、それから煮出したりとかってことだね。
そう。だからあんまり何も加えてないものを生薬。なので、アヘンも生薬です。
あ、そっか。なるほどね。加工の方法がそれを規定するんだね。
そうそうそう。なので、麻薬も一応生薬っていう風に。
カテゴライズされる。
なるので、多分これも僕たちのね、言葉の認識がすごいずれてる。
それは俺も今ずれてたのか、強制された。
企業のマーケティングとかでね、生薬配合とか。
近代の薬学の始まりっていうのは、それこそまさにアヘンからモルヒネを単裏、モルヒネを抽出することから始まりました。
で、錬金術とかがすごいヨーロッパで流行ってて、そこから化学が進んでいくんだけど、
アヘンからモルヒネ単裏に成功するドイツの薬剤師のゼルチュナーっていう人がいて、