1. マンラジ 〜マンガについて喋るラジオ〜
  2. 第82話「挫折してからが勝負‼️..
2025-08-09 15:32

第82話「挫折してからが勝負‼️好きとは何か⁉️は"ひゃくえむ。"に描いてある‼️」

テーマいただきましたニックさん(https://x.com/@hm_ef1 )ありがとうございました😭



今回は「ひゃくえむ。」について話しております‼️



「じゃがじゃがラジオ」さん

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サマリー

ポッドキャスト「マンラジ」では、漫画『100M』のテーマを通じて、挫折や好きなことの意義について考察されています。特に、主人公トガシとコミヤの対比を通じて、情熱の温度差や成長が描写されています。このエピソードでは、主人公トガシが挫折を経験し、自分を見つめ直す中で、心情的な描写や周囲との葛藤が表現されています。また、宇琴先生の作品「100m」や「家作」についても触れられ、脇役に焦点を当てたストーリーの魅力が語られています。

『100M』の紹介とあらすじ
おはよう、こんにちは、こんばんは。マンガについて喋るラジオ、略してマンラジのうっちーです。
この番組では、通勤時間、片道2時間をマンガとポッドキャストに捧げる30代男性である私、うっちーが、大好きなマンガについて自分なりの解釈を入れたり、感想やあらすじなど好き勝手に話して、毎週土曜日に配信していくという番組です。どうぞよろしくお願いしま〜す。
今回テーマは、ポッドキャスターさんがいただきました、誠にありがとうございます。
今回テーマをいただきましたのは、ジャガジャガラジオさんのニックさんでございます。
このマンラジでも、僕の別番組である空手研ラジオや武将ラジなどでもテーマをいただきまして、またジャガラジさんの方にはゲストに呼んでいただいたり、リアルイベントにも交流させていただいたり、いつも本当にありがとうございます。
ジャガジャガラジオさん、様々な番組や企画に顔を出されておりまして、ポッドキャスト界を盛り上げていらっしゃいます。
肉沢を家庭料理にできないこと、ニックさん、ハリートさん、サキちゃんさん、エビのしっぽさんの女性4名でされているポッドキャスト番組でございまして、様々な話題、キュンキュンするような恋愛話であるとか、日々の出来事の話、漫画の話やどんなグミが好きかやら、映画やドラマの話など、様々な話題を楽しく明るく好きなものを話す雑談番組でございます。
明るい気分になりたいな、そんな時にお勧めしたい番組様でございます。
先日ニックさんがXに投稿されたんですけども、お子様から100Mという漫画を勧められたと。そこから今回僕にテーマをいただきまして、今回100Mで話をさせていただきます。
ということで今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
挫折してからか勝負、好きとは何かは100Mに書いてある
ということで今回は100Mという作品で話をさせていただきます。
今年の秋には映画化されるという作品であることで、また同じ作者であるうごと先生が100Mの次に書きました地、地球の運動についてが大ヒットしましたし、他にもようこそファクトへや原案協力でドクターマッスルビートなど様々な作品を書かれておりますうごと先生。
そのうごと先生の連載デビュー作であるということでもかなり注目をされております。
まずこの100Mのあらすじをざっと話させていただきますと、この作品はマガジンポケット、マガポケーとかで略されたりもしますけども、その漫画アプリにて2018年11月から2019年8月まで連載されておりました。
1年足らずの連載ということもありまして、全40話、単行本でも全5巻、真相版におきましては上下巻の2巻に収まります。
なので手軽に読めるというのも魅力の一つでございます。ただ手軽に読めると言いましても内容としましては主に3つの場面で話が積みまして、話としてはかなりメリハリがあります。
3つの場面と言いますのも、少年編、青年編、社会人編という風に話が流れていきます。
この作品は主人公はトガシという少年、彼は生まれつき足が速く100m走において日本で一番足の速い小学生です。
勉強とか他のスポーツが特別優れているというわけではないんですけども、日本で一番速いということもありまして、みんなから褒められましてヒーローになれている少年でした。
ただ、生まれつき足が速かったということ、常に褒められていたということで、足が速いことはもちろん自慢ではあるんですけども、走ることに対しての情熱も失っておりました。
そのトガシがいるクラスにコミヤという少年が転校してきます。
このコミヤはいじめられっこで転校してきてもすぐにいじめられておりました。
暗い感じをしておりまして、身なりもそんなに綺麗という感じもしない、そんな少年なのですぐにいじめられたんですけども、そのコミヤが河原を必死に走り続けているというところにトガシは遭遇します。
ただ、必死に走っているもののコミヤは足が速くない、むしろかなり遅い方。
でもなぜコミヤはこんなにも必死に走っているのか、というのをトガシがコミヤに尋ねるんですけども、コミヤとしては走っているという苦しいことを経験している間は辛い現実を忘れられる。
いじめられているとか様々辛い現実から逃避をするために、より辛い経験として必死に走るということをしている、そう聞かされます。
トガシはなんてネガティブな人間なんだと思うんですけども、その時にトガシはコミヤにもっと違う目的で走ったらということを説明します。
実際トガシ自身がそうなんですけども、特別勉強ができるとか他のスポーツが得意というわけでもないトガシ。
ただ彼は足が速いこと、100m走が速いということ、これでヒーローになっておりました。
なので足が速くなれば人生は変わるよということをコミヤに伝えます。
そしてコミヤに速く走れる方法などアドバイスをしていきまして、実際どんどんとコミヤは足が速くなります。
そして迎えた運動会。運動会では100m走がありまして、トガシは当然ながら6人ぐらいで走って1位。
しかもゆるーく走っても1位という状況でした。
その後コミヤの走る番が来ました。
コミヤはいじめっ子と一緒に走ることになるんですけども、コミヤは途中で転んでしまいます。
転びながらもいじめっ子に勝ちます。
そのことでみんながあれコミヤってやればできるじゃんとコミヤを見直しましてクラスで認められていくようになります。
足が速くなることで確かに人生が変わるということではあったんですけども、ただその後もコミヤは貪欲に速く走れることを追求していきます。
今までいじめられていたコミヤは自分の居場所を初めて得ることができました。
なので初めて自分の得られた居場所、これを失いたくない、よりみんなから認められたいという思いから、より速くなることを目指します。
その姿はまさに狂気とも言える姿となります。
トガシとしてもそのコミヤの狂気に恐怖を感じるようになっていきます。
そしてトガシとコミヤで100m走の対決をすることになります。
結果的にはトガシがなんとか勝つものの、ただコミヤはオーバーワークにより足が折れていたことがレース後にわかります。
足が折れていなければ負けていたんじゃないか。コミヤはすでにトガシよりも上だったんじゃないか。
トガシの中でも自分は負けるかもしれないという恐怖心が芽生えるようになります。
ただその後コミヤはけがれに入院をし、家庭の事情で引っ越しをすることになり、2人は離れ離れになります。
ここまでがこの作品における序章とも言える少年編でございます。
青年編とトガシの成長
そして青年編。
中学生までトガシは100m走の無敗を続けておりました。
小学校中学校一度も負けていないということですね。
それで高校にも入るんですけども、ただ周りとのレベル差がだんだんと縮まってきていること。
いつまでも一番早いわけではないかもしれない。
でももし負けたら自分の居場所、足が早いことを得られていた自分の居場所を失うのではないかという焦りもトガシに生まれるようになってきます。
負けられないというプレッシャーであること。また過去のような必死に走れない。
そんなこともありましてトガシはスランプ気味にもなっていました。
ただスランプ気味といっても中学までは勝てていた。
でも高校に行ったらどうなるだろう?そんな不安もよぎっておりました。
ただトガシが入学した高校で没落したとも言える陸上部。
この再建をきっかけに早く走ることの意義も感じるようになりまして、スランプを抜け出すきっかけを得られます。
ただ高校最初のインターハイ、そこで少年時代のライバルコミヤとの再会。
そしてトガシは生涯初めての敗北を味わうことになります。
ここまでが青年編、そしてラストの社会人編。
社会人としての挫折と挑戦
高校時代のインターハイから10年経ちまして社会人ランナーとなったトガシとコミヤ。
ただ日本トップクラスと言えるコミヤの一方でトガシは大会でも思うような結果が出せていませんでした。
一部ではもう終わった選手とも言われるようになったトガシ。
そしてトガシにとって大きな挫折を味わうことになります。
その挫折を経験したことでトガシは走ることをやめてしまうかどうかそう悩むようになります。
ただその挫折を味わったことで100m走に賭ける思いを改めて確認したトガシは
日本陸上でコミヤや数々のライバルたちに挑んでいくというのが100Mのあらすじでございます。
もう正直話の終わりの方までざっと話させていただきました。これが大体100mという話でございます。
この作品は本当にいろんなところでライバルとの対比関係がよくできていると思います。
トガシとコミヤなんですけども、トガシは生まれ持って走ることが早かった。
いつしか速いことに慣れてしまっていた。だんだんと情熱を失っていた。
一方コミヤは生まれた時は遅かった。
それを努力で足を速くしていき、そして自分の居場所を勝ち取っていった。
ということでどんどんどんどん走ることへの情熱を増していきます。
というように情熱を失っていく主人公と情熱を燃やしていくライバルというのが対比になっておりますし、
またこの2人の走ることへの意義というのも違っているのがまた面白いなと思います。
トガシはかつて無敗を誇っておりました。
人に負けたくないという思いが強いので、他のランナーと対戦して負けないようにという思いが強いのが主人公トガシ。
一方ライバルのコミヤ。彼はいじめられていた。自分はいないものと扱われていた。
そういった過去の経験もありまして、自分の名前を歴史に残すことを重視しておりまして、
日本最速の記録を出すことにこだわりを見せるなど、それぞれ走ることの目標の違いというのも変わっております。
そういった意味で何もかもが真逆となっているこの2人。
この2人が日本陸上におきましては過去の自分のこだわりであるとか、
そういった過去の思いからお互いに変化を見せていきます。
自分を改めて見つめ直し、心境の変化ということで大きな成長を見せていく。
挫折からの成長
これもまた主人公もライバルも成長する姿っていうのは本当にいいなと感じさせられます。
またこの作者、宇琴先生、心境の変化とか不安な様子っていうのを書くのが本当にうまいです。
後に描かれます地であるとかファクトでも、また100円の連載前に賞を取りました読み切り作品、家作といった作品でもそうなんですけども、
人が辛い時、それは肉体的に辛いというよりも心情的に辛い、こういった描写を書くのが本当に宇琴先生うまいです。
そういった心情的な辛さの描写を見た後に主人公たちが覚悟を決める、こういったシーンはやっぱり見て気持ちいいものだと思います。
だからこそ主人公トガシーは青年編で挫折を味わい、さらに社会人編でも大きな挫折を味わいます。
それによって様々な葛藤もありまして、走ることをやめるかどうかすらも悩むことになります。
ただ大きな挫折を味わって、そして自分自身を見つめ直した時に初めてその競技に対する思いを確認することができました。
仕事でも趣味でも競技でも挫折をした時に、その時に本気で向き合った時だからこそ好きなのか嫌いなのかなどを改めて考えることができるんじゃないかなと思われます。
100m走という約10秒で終わる短い競技でありますけども、この短い競技には様々な思いが詰まっております。
極上の10秒を味わいたい方はぜひとも100mをお読みくださいませ。
ここからはアフタートークです。100mについては40話くらいなので、ぜひとも読んでいただきたいです。
宇斗先生ってすごい人とか主役というよりもその脇役にスポットを当てることが多いんですよね。
100mに関しましてはある意味日本トップクラスの男が今夜になっていた。そのある意味脇とも言えるトガシが成長していく物語というふうに最後描いております。
脇役っぽいところがあるんですよね。他の作品地についても地動説とか天動説の話になってきますけども、地動説を発見したとか地動説を世に説いて歴史に名を残した人ではなくて
ああいった地動説とかが受け継がれていった。そういった話を描いておりまして、どちらかというと歴史に名を残さないような人たちをピックアップする。そういうのが宇斗先生の特徴かなと思われるんですよね。
他にもファクトとかもそうですよね。ようこそファクトなんてもうまさにその通りですよね。人生何もかもうまくいってない。自分では何とかいろいろやってるつもりだけども人生うまくいってないとかね。
そういった人が陰謀論にハマっていくというのがファクトに描かれていますけども、あれもまた本当心境の不安感とか描写しているのが本当にうまいと思うんですよね。
自分ではこれだけやれている。自分はできている人間なんだ。成功している人間なんだと思ってもやはりもしかすると一般のラインから見ると
ん?と思うところがあるかもしれない。そういった人たちが考え方の違いとかによってどんどんどんどん陰謀論にハマっていってっていうのが描かれてますけども、かといって陰謀論にハマった先、その先でもじゃあ何か大きな犯罪を起こせるのかってなるとまたそれは違う話になってくる。
よく物語とかにおきまして正直主役とも言える人じゃない。モブキャラとか脇役と言えるような人たち。こういったのに焦点を当てるのが宇斗先生の特徴かなと思います。
100mという作品がマガポケってこともあるんですけども、マガポケでも読めるはずなんですけども宇斗先生の家作はねぜひとも読んでいただきたいです。
家作というもの。これもまたあのちょっとあのひねくれているところはありますけども、まさに脇役に焦点を当てた作品ですね。天才とも言えるテニスプレーヤー。
どんどんどんどん試合中にテニスを上達していくような天才的な少年。それの踏み台にされるような少年を主に描いておりますけどもこれも本当によくできてと思います。
家作におきましても最後の試合の結果。本当に物語で言ったら一般的な主人公とも言える少年がもうみんなから絶賛されている中、脇役とになってしまうような少年が最後に自分の足元にボールだけが来るってあの描写は本当美しいと思います。
家作の傾向からでも多分この作者は主役とか花々しい人っていうのは嫌いなのかなって思うところもあるんですけども、ただ本当に脇役とかモブとも言える人に焦点を当てるのは本当にうまいと思います。
そういう意味でも100Mに関しましてもかつては主役だったそういった主人公トガシが挫折とか敗北をきっかけに脇役モブになってしまうと。
そこで自分を見つめ直してまた上がっていく。逆にライバルであるコミヤは一般的に言えば最初はいじめられっこモブ役でした。それがだんだんと自分の努力で勝ち取っていった。
努力で居場所を奪っていたということでこれこそよくよる作品における主人公キスですよね。
この主人公キスを持っているキャラをライバルにして、かつては凄かった人を没落させるというね。よくある敵キャラとか脇役であるようなモブを主人公にさせるっていうのはやっぱり宇音先生ならではの描写だと思います。
宇音先生は心情的な描写とかめちゃくちゃうまいですし、100M間違いなく面白い作品ですのでぜひとも読んでいただければなと思います。
今回はこの100Mということで話をさせていただきました。改めましてニックさん誠にありがとうございます。
ジャガライズさん冒頭でもどんな番組か簡単に説明させていただきましたけども、今回も概要欄に載せさせていただきますので、まだジャガライズさん聞いたことないよという方はぜひとも聞いていただければなと思っております。
また次回は別の方からテーマをいただいておりまして、別の作品で話をさせていただきます。今回も最後まで聞いていただきまして誠にありがとうございました。
次回第83話。テーマ金色のガッシュ。タイトル完璧な続編。ガッシュで泣いたことある人はガッシュ2をぜひ読んでほしい。
次回また聞いてくださいね。それではまたお会いしましょう。
15:32

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