ジャパニケア札幌の紹介
おはようございます。ジャパンにケアを!札幌の就労継続支援事業所で、カフェ・雑貨店をやっているジャパニケア札幌の尾形です。
ジャパニケア札幌では、カフェを併設した小さな雑貨店を運営しています。
場所は、地下鉄丸山公園駅から徒歩6分、マノメオというお店が私たちの職場です。
店舗では、利用者さんと一緒に食事やコーヒーなどのドリンクを提供したり、雑貨やクラフトビールを販売したりしています。
このチャンネルでは、事業所での日々の出来事、それを受けて学んだこと、福祉事業の魅力や素晴らしさなどについて発信しています。
気になる方はぜひ最後まで聞いてください。
道で働きたいよ、利用したいよという方、またご質問などがあれば、概要欄よりお問い合わせください。
それでは、今日の本題です。
今日は、私たちが就労継続支援事業を始めたきっかけや、事業所の方針、雰囲気などをご紹介していきます。
ジャパニケア札幌は、就労継続支援A型事業所とB型事業所があるうち、B型事業所に該当します。
これは簡単に言うと、雇用契約を結んでいるか結んでいないかという違いになります。
雇用契約を結んでいるのがA型事業所、雇用契約を結んでいないのがB型事業所です。
ジャパニケア札幌を運営しているのは、合同会社ジャパニケアという会社です。
本店本社は、江別にあります。
2019年に同じく就労継続支援B型事業所になるジャパニケア江別。
2023年に当事業所ジャパニケア札幌を開設、スタートしました。
私は、法人を設立したときのメンバーの一人です。
ですので、会社では一番古い人間になります。
ジャパニケアという名前を付けたのも私です。
福祉事業を始めたきっかけについてですが、これはとてもリアリティがあります。
あまり自分の個人的な話をしていいのかどうかという躊躇するところがあるのですが、
パニック障害を経験したのがきっかけになっています。
もっと言うと、今も薬を飲みながら体調をコントロールして仕事を続けています。
10年くらい前だったでしょうかね。
その時は会社員をしていたのですが、電車に乗ると心臓が止まるのではないかという動機が来るわけです。
飛行機なんかも同様で、お客様が全員乗りました。
ドアが閉まりますと言った時に、バクバクバクバク、このまま心臓が止まるのではないかという動機が起こるというような状況で、
ちょっと待って飛行機から降ろしてくださいと、そういうような状況が続きます。
エレベーターも当然なんですけど、エスカレーターに乗る時でも震え立てが来るような状況で、
やっぱり仕事の約束とか時間であったりとか、守れないことが増えていったんですよね。
それで最終的には会社員を辞めるという選択をしました。
その後は細々と、幸い個人で仕事をできるような環境にはありましたので、できる範囲で仕事を続けていたというような感じです。
そんな時にある先輩なんですけど、B型事業所を経営している先輩から、
おばちゃんさ、自分の経験を生かして障害を抱える人の居場所だったり仕事だったり、いわゆる福祉事業所を作ってみないかという話を受けたんです。
1ヶ月後のお給料、いわゆる公賃になるんですけど、現状を知っているかと聞かれたんですね。
全く想像したこともなかったんですけど、通学の公賃が1万5千円とか1万6千円なんだと、そういう世界なんだということを教えてもらいました。
公賃に対する考え方については次回お話しできればと思います。
これは自分の経験からでもあるんですけど、月曜から金曜まで、9時から18時までフルタイムで仕事をするのは難しいと。
利用者のニーズへの対応
一方で体調がいい時は働ける、そういう人は少なくないんだろうなと思いました。
自分もそうでした。普段は元気です。
やっぱり自分の居場所であったり、地域あるいは社会との関わりというのもあった方がいいというのも考えていました。
この辺りを受けて、福祉事業所を作ってみようかということになったわけです。
ジャパニティア・エベツは仕事の内容はいわゆる軽作業が中心になっています。
それに対して札幌は幅広い様々な仕事をしているというのが現状ですね。
具体的には冒頭でお伝えした通り、飲食の提供であったり、雑貨、クラフトビールなどの仕入れ販売、
そしてオリジナルの小物、雑貨の製作、その他イラストやアートの活動なども行っています。
雑貨やクラフトビールの販売については少し補足しておくと、
日本各地の福祉事業所で製造されているプロダクトを集めています。
利用者の皆様方にリサーチをかけてもらって、仕入れ交渉をして、
うちで販売させてもらえないかというような形で仕入れて、
それを札幌のお客様に届けていく、あるいはネットショップで届けていくというようなことをやっています。
うちの事業所はこういう人に合っているんじゃないか、
向いているんじゃないかということについても少しだけ触れておきたいと思います。
障害を抱える人、利用者さんになるんですけれど、中には一般就労、
あるいはA型事業所への移行を想定しながらバリバリ働きたい、稼ぎたい、
といったニーズやウォンツがあるかもしれません。
一方で、コーチによりも今は自分のペースで働きたい、
生活のリズムを整えたいんだというようなニーズやウォンツというのもあると思います。
私どもの事業所はどちらかというと公社に該当するのではないかなと思っています。
そのような中でもコーチンがきちんと上がっていくような仕組みというのも作っています。
これはコーチン規定というのはどこでも作られて利用者さんにきちんと提示されていると思いますけれど、
また機会があればコーチンの設計についてもお話をしていきたいと思います。
今日ちょっと短い話になりましたけれど、簡単にポイントをまとめると、
ジャパニケア札幌の事業の責任者であるA型は障害者であるというのが一つ。
仕事の内容、進め方については自分のペースで働きたい、
自分に合った仕事をしたいという人に向いているのではないかなと考えています。
そしてちょっと詳細はお伝えできなかったですけど、
適切にコーチンを上げていく仕組みというのも導入しているというところです。
本日の話はここまでとなりますが、いかがでしたか?
ためになることはありましたか?
利用してみたい、一緒に働きたい、そういった方がいらっしゃれば、
見学や体験は随時募集していますので、概要欄よりお問い合わせください。
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JAPANICAREを札幌市から就労継続支援B型事業所、
JAPANICARE札幌のお方がお届けしました。
また次回の配信でお会いしましょう。
私たちはこの後、利用者さんとランチミーティングに行ってきます。
それでは皆様素敵な一日をお過ごしください。