事業所の特徴と運営
おはようございます。ジャパンにケアを札幌市にある就労継続支援B型事業所、ジャパンにケア札幌の尾形です。
うちのジャパンにケア札幌では、カフェを併設した小さな雑貨店を運営しています。
場所は、地下鉄丸山公園駅から徒歩5、6分、マノメオというお店が私たちの職場です。
店舗では、利用者さんと一緒に食事やコーヒーなどのドリンクを提供したり、雑貨やクラフトビールなどを販売したりしています。
このチャンネルでは、事業所での日々の出来事、それを受けて学んだこと、福祉事業の魅力や素晴らしさなどについて発信しています。
気になる方、ぜひ最後まで聞いてください。
うちで働きたいよとか、利用したいよという方、またその他ご質問などがあれば、概要欄よりお問い合わせください。
それでは、今日の本題です。
今日は、事業所の特徴、こんな人こそうちに、という話をしていこうかなと思っています。
結論から言うと、介護・福祉業界での転職を考えている方、
事業所からの転職を考えている方だけではなく、いつかは企業、経営をしたいと思っている人にも、そういった人にこそ内を向いているんじゃないかなと思ったりしています。
お伝えしてきた通り、私たちは就労継続のB型事業所を運営しています。
一般的な会社でいうところのお客様というのは利用者さんです。
お客様というと言葉が悪いかもしれないですけど。
厳密には利用者さんの関わらない仕事、自主事業というのもあるんですけれども、そのあたりは今回は省略させてください。
私たちは日々、障害を抱える利用者さんの支援をしています。
利用者さんに対してサービスを提供しているわけです。
介護福祉業界の仕事ではありますけれども、このお仕事の中にはビジネスに関するあらゆる要素が入っているんじゃないかなと思っています。
ポイントは2つです。
1つ目が利用者さんの意向への対応。
2つ目が工賃を払うための生産活動、仕事づくり。
この2つの中に、すべてのあらゆるお仕事に共通する大切なことが含まれています。
1つ目の利用者さんの意向への対応です。
これは当然ですけれども、利用者さんの障害、特性というのはそれぞれ1人ずつ異なります。
A型事業所、あるいは一般就労に向けたステップアップを目指している方もいれば、自分のペースで働きたい、社会との関わりを持ちたいというような意向を持った方それぞれです。
これはすなわち個別対応が必要ということを意味します。
そのために必要になるのがコミュニケーション能力、コミュニケーションのスキルです。
私どもは利用者さん1人1人との時間を大切にするために、孤立化、生産性の向上というのも日々追求しています。
余談ですけれども、実際にうちは残業はゼロです。月の残業があっても10分もないくらいではないでしょうか。
介護・福祉業界で、時短だったり効率化というと、利用者さんの対応をおろそかにしているのではないか、軽視しているのではないかと思われるかもしれませんが、これは全く逆です。
ビジネス要素と必要なスキル
サービスの質を上げるため、利用者さんとの情報を従業員、スタッフ間で共有するための時間を増やすための工夫を取り入れています。
一例となるのがAIの活用、フル活用でしょうか。福祉事業ですけれども、ガンガンAIを使っています。
例えば面談とかを行っているのですけれども、面談と同等あるいはそれ以上に大切じゃないかなと思っているのが日々の雑談です。
利用者さんとの雑談の中には宝というか貴重な情報、見落としてはいけない本人の心の中にある大切な情報がたくさんあります。
これはAIレコーダーを使って記録化させていただくこともあります。
当然、利用者さんに事前に承諾というか了承を得た上で録音させていただく。
速やかにテキストにして、従業員、スタッフ間で情報給与を図るというようなこともやっています。
その他は諸々ですけれども、私どもの事業所は仮設検証、PDCAというのはとにかく早いです。
2つ目は、公賃をお支払いするための生産活動、仕事づくりについてです。
利用者さんの公賃の原資となるのは、利用者さんが関わった仕事の売上げのみです。
厳密に言うと、売上げから費用を差し引いた全ての金額を利用者さんの公賃として支払うというのが制度というか決まりになっています。
これは利用者さん一人一人異なるわけですけれども、それぞれの特性に適した仕事を提供して公賃を上げていく必要があるわけです。
逆に言うと、仕事がないと利用者さんに公賃をお支払いすることはできません。
生産活動、仕事については大きく分けると2つです。
自社プロジェクト、自分たちで仕事を作っていくというものと、他社さんからお仕事をいただくという2つのパターンがあります。
自社プロジェクトの場合は、当然に企画力というのが求められます。
その他、減価計算であったりということも必要です。
これだけの減価をかけて、利用者さんの原資となるあらりが残るのか、そういったことも考えていく必要があります。
そして、プロダクトでもサービスでも同様ですが、マーケティング力というのも求められます。
その他の2つ目ですが、他社さんからお仕事をいただく場合は、営業のスキルも必要です。
私どもはこういった事業所で、こうこうこういうことができるんですけれど、一緒にやりませんというようなことをご提案させていただいています。
簡単にというか、ざっとなんですけれども、この中でお伝えしてきたのが、日々の仕事の中でコミュニケーションの力、企画、マーケティング、営業、
そしてその他業務改善に関わるもろもろの効率化などが必要になってくる仕事だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
どうですか、なんとなく楽しそうな職場じゃないですかね。
本日の話はここまでとなります。いかがでしたか。何か参考になること、ためになることはあったでしょうか。
利用してみたい、一緒に働きたい、そういった方がいらっしゃれば、見学や体験は随時募集していますので、概要欄よりお問い合わせください。
いいね、コメント、チャンネル登録、インスタのフォローなどもお願いします。
ジャパニケアを札幌市から就労継続支援B型事業所、ジャパニケア札幌の小型がお届けしました。
また次回の配信でお会いしましょう。
それでは皆様、素敵な一日をお過ごしください。