2025-11-14 07:16

福祉の新しいカタチ~データが可視化する支援のあり方

ジャパンにケアを!
札幌市営地下鉄・円山公園駅から徒歩6分。ジャパニケア札幌という就労継続支援B型事業所で、カフェ・バーを併設した小さな雑貨店「マノメオ」を運営しています。

事業の責任者は、現役のパニック障害!

日々、利用者さんといっしょに食事やコーヒーなどのドリンクを提供したり、福祉事業所で作られている雑貨やクラフトビール・ワインなどを販売したりしています。

そのほか、超ハンドメイドの“マノファクチュア方式”でのモノづくりも展開。店内は利用者さんたちのアート&クリエイティブで溢れています。

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A place where diverse values ​​come together!!

多様な価値観を持つ人が集う場所
多様な価値観が交わる場所
これがマノメオのコンセプトです!

このチャンネルでは、スタッフが持ち回りで「事業所での日々のできごと、それを受けて学んだこと、福祉事業の魅力や素晴らしさ」について発信しています。

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見学・体験したい、利用したいという方、うちで働きたいという方は、お気軽にお問い合わせください。
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札幌市にお住まいの方、Woltのチェックも是非!利用者さんが仕込んでいる食事、全国の福祉事業所で醸造されているクラフトビールなどをお届けしています。 https://wolt.com/ja/jpn/sapporo/restaurant/manomewo

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サマリー

福祉の現場における体調チェックを記録から対話へと変えるアプローチについて考察されています。この方法により、利用者との対話が促進され、支援の質が向上することが紹介されています。

体調チェックの目的
おはようございます。ジャパニケアを札幌でB型就労支援でカフェ&雑貨屋をやっているジャパニケア札幌のりんりんです。
今日は体調チェックを記録から対話へ変える福祉現場のPDCAについてお話しします。
気になる方は最後まで聞いてください。
特に利用者さんとの関わりの中で体調やメンタルのチェックが境外化しちゃってない?
当たり前にやってるけどただやってるだけで何のためにやってるのか意味がないかもと感じている支援員さん。
また福祉と経営をつなげたい方にはきっとヒントになると思います。
私たちの事業所ではカフェを併設した小さな雑貨店を運営しています。
利用者さんと一緒に食事やコーヒーなどのドリンクを提供したり雑貨やクラフトビールを販売したりしています。
私、リンリンは地下鉄丸山公園駅から徒歩6分ほどの場所にあるジャパニケア札幌で支援員をやっているリンリンです。
マノメオというお店が私たちの職場です。
このチャンネルでは事業所での日々の出来事を通して福祉事業の魅力や素晴らしさ、そして日々学ばせていただいていることについて発信しています。
うちで働きたいよとか利用してみたいという方、またご質問などがあれば概要欄よりお問い合わせください。
それでは早速今日の本題です。
今日のテーマは体調チェックを記録から対話へ変えるポイントは3つです。
1つ目はチェックの目的を見失わないこと。
2つ目は数字の裏にある変化を見つめること。
そして3つ目は数字を通して対話が生まれる仕組みを作ることです。
1つ目チェックの目的を見失わないこと。
体調チェックシートどこの事業所でも導入しているところが多いと思います。
通所したら調子が良い、調子が悪いのどちらかに丸。
体温、血圧を測っておしまい。
よくある光景ですよね。
でもある時私たちは考えました。
これ何のためにやっているんだろうと。
本来は利用者さんの心身の状態を把握して支援や作業の調整に生かすためのもの。
なのに丸を付けて保管する事自体が目的になっていないかそんな違和感が生まれました。
これって前回の放送で大次隊長が話していた仮説検証BDCAと同じなんです。
やっていることに仮説があるのか。
結果を次に生かせているのか。
目的を見失うとどんなに正しい方法もただのルーティンになってしまいます。
対話を生む仕組み
2つ目数字の裏にある変化を見進めること。
そこで私たちは9月に体調チェックシートをガラッと変えました。
作業開始前、お昼、作業終了の3回。
心と体に分けて0から10の数字を記入してもらう方式にしました。
5が普通、10が絶好調、0が限界というイメージです。
この仕組みに変えたことで朝は低かったけど午後には数字が上がった。
逆に昼から下がってきた。そんな変化が見えるようになりました。
例えばある利用者さんは自分のデザイン依頼の打ち合わせがあって笑顔になり
通所時より対処時の方がメンタルスコアが上がっていたんです。
また別の日、緊張しながらもお客様対応をした方がいました。
接客が終わった後、ありがとう、また来ますねと言われて午後のメンタルスコアが8に。
その達成感が表情にも出ていてスタッフ全員で拍手しました。
他にも久しぶりに友人が来てくれて働いている姿を見てもらったことで6から9に上がった方もいます。
数字の変化にはいつも理由がある。
それを見逃さないことで支援の質が大きく変わりました。
3つ目、数字を通して対話が生まれる仕組みを作ること。
体調チェックのもう一つの目的は記録ではなく対話を増やすことです。
数字を見ながら今日はどんなことがあったんですか?
この数字が上がったの、何かいいことありました?
そんな会話が自然に生まれるようになりました。
例えば午後の数字が下がっていたら、少し休みましょうか、お水飲みましょうか、などと声をかける。
逆に上がっていたら、今日はいい日ですねと一緒に喜ぶ。
これが支援というよりチームの空気を作っていきます。
そしてこの積み重ねがデータになり、1週間、1か月、1年という長いスパンでの変化を見えてきます。
以前は2から3だった朝の数字が5から6へと上がっていく。
通所に慣れてきたんじゃないかな、自信がついてきたねとその人の成長を実感する瞬間があります。
まさにPDCAです。
仮説を立てて、試して、数字を見て、次の支援につながる。
うちの事業所では意識的に利用者さんのために、今日お話ししたような経営的な思考をしっかりと取り入れています。
まとめます。
今日のテーマは体調チェックを記録から対話へ変える。
ポイントは3つでした。
1つ目、目的を見失わないこと。
2つ目、数字の裏の変化を見つめること。
3つ目、数字を通して対話を生み出すこと。
体調チェックシートは、ただの書類ではなく、利用者さんと支援者が心を通わせるためのきっかけです。
小さな数字の動きの中にこそ、希望や成長が宿っています。
本日の話はここまで。いかがでしたか?
利用してみたい、一緒に働きたいという方、見学や体験は随時募集していますので、概要欄よりお問い合わせください。
いいね、コメント、チャンネル登録、インスタのフォローなどもお願いします。
ジャパニケアを札幌市から就労継続支援B型事業所ジャパニケア札幌のりんりんがお届けしました。
また次回の配信でお会いしましょう。
それでは素敵な一日をお過ごしください。
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