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みんなでまじわる 立て立て 横横 プラスプラス
楽しいといううちに 十字のせれば 草冠の薬になる
あなたの街の元気のもと まなべる薬局のトトラジオ
元気が出ない日の処方箋:笑い
みなさん、おはようございます。 まなべる薬局、知恵どころ、薬剤師の高尾雅人です。
今日も、なんとかは薬かもしれない、そんな目線で日々の出来事を見つめてみたいと思います。
なんだか元気が出ない日ってありますよね。
理由があるようなないような、頭の中だけですね、なんか忙しくて、気づけばちょっとイライラしてて、心がカチンカチンに固まっている。
そんなことあるんですよね。
薬剤師をしているとですね、以前も言ったかもしれないけど、本当によく聞かれるんですよ。
元気になる薬はないですか?
本当によく聞かれます。
基本全部絶好調なんて、ほぼほぼ歳をとるとないですよね。
正直に言いますと、それだけをピンポイントで元気にする薬って、
作るのも非常に困難ですし、選ぶのも難しいと思います。
そんな時、ふっと心を緩めてくれるものがありますね。
それが私の大好きな笑いです。
「原弁」騒動と笑いの連鎖
だいぶ前の話になりますがですね、ちょっと思いっしろいい話があるので、お話をしたいと思いますが、
宮崎市民の心のオアシス、買い物のオアシス。
今はイオンになっちゃった感じが否めませんが、
伝統的な宮交シティというバスセンターがあるショッピングセンターがあります。
私以前はすぐ近くに事務所を構えていましたので、そちらを歩いてよく行っていました。
ちょっと寒い日かな、コロナ禍でちょっと寒い日、ちょっと薄暗い感じで、
うちの奥さんとですね、買い物に行っていた時なんですけれども、いきなりですね、
「ねえねえ、ゲンベンって何?」っていきなりこう言うんですよ。
何ですか、その原弁って、みたいな感じですよ、僕はね。
目線の先にあるのはですね、バス停に貼られた張り紙なんですよ。
すごい大きな字で、原弁って書いているんですよ。
僕も確かに原弁に見えたというのは確かにあります。
ただ、ここはですね、宮古シティです。
正しくこれを読むと、原弁なんでしょうね。
バスの本数が減りますよって感じなんですけども、
真奥さんのフォローをするわけではないですけど、
字が手書きだったもんですから、やっぱ言われたら僕も弁に見えるよね、
なんて話をちょっとしたところでした。
決してうんこの量が減るような感じではないんです。
ここはやっぱバスセンターですから、うんこ関係ないんですよ。
でもそれがおかしくてですね、何回見ても弁に見えて、
おかしくておかしくてもうグスグス笑ってましたね。
でもそうなるとですね、バスセンターの前を走る車ですね、
佐川急便も宅急便も全部佐川急弁、宅急弁になってもうダメですね。
もはやですね、下痢弁、水溶弁、タオル弁、血弁みたいなもう同じですよ。
ということで大好きなうんこネタになってしまいましたけども、
職業病はやっぱ怖いですねという話でした。
笑いが脳と体に与える効果
こういうことってでも皆さんもそれぞれちょいちょいあるんではないでしょうか。
最初はそんなに何か面白くなくても見方一つで急におかしくなったり、
そして一緒に笑っているうちに何だかこっちまで楽しくなってきます。
そう、楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから楽しくなる。
こういうことですね。
ここからちょっとだけ薬剤師っぽい話をしますと、
笑うとですね、脳の中にはいろんな場所があるんですけど、
前頭前脚とか、変円形とか、運動やとか、
なんかいろんな場所がですね、実は今言ったところが一緒に動きます。
考える、感じる、表情を作る、その全部を同時にやるんですね。
さらに今度はですね、これを人と一緒に行いますと、
脳内の内院性のオピオイド系、いわ、えっとですね、オピオイド系なんでですね、
脳の中のホッとする仕組みが働いてですね、
気持ちが緩みやすくなると言われています。
ストレスの面でも、コルチゾールというストレスホルモンが下がるっていうことは、
有名な話ですよね。
まあ言ってみると、自立神経っていう仕事モードのところでも、
体が動いているのがですね、副交換神経といって、
リラックスした状態の神経になりやすいという話ですね。
人と笑い合うことの効用
だから笑った後って、なんかちょっと体の力が抜けてほっこりしませんか?
そして、やっぱさらに面白いのはここからなんですけども、
人とコミュニケーションを取ると、さっき言ったみたいに、脳はさらに活動を続けるって言われています。
相手の話を聞いて、意味を考えて、表情を見て、言葉を選んで返す。
この一連のやりとりはですね、注意機能や実行機能、そして脳のワーキングメモリーも使っています。
つまり、会話そのものが脳にとってのいい刺激なんです。
そして、人と笑い合うと、そこに楽しさが足されていくじゃないですか。
もちろん、一人で笑うのもいい。
でも、誰かと笑うと、そんなこと考えるの?とか、面白いね、とか、そんなやりとりが生まれて、
笑いがですね、一つで終わらず、二つ、三つと広がっていきます。
まるで、薬の効き目が広がっていくみたいな感じです。
高齢者にとっても、最近ではですね、認知症予防とか、いろいろ言われていますが、難しく考えがちですね。
人と話すこと、そして、ちょこっと勘違いしちゃったり、ちょこっと滑ったりして、それを笑い合うこと。
その中で脳はしっかり動いていきます。
そして、何より楽しい、それが楽しい。
我慢していることは長く続きません。
でも、楽しいことはまたやりたくなりますよね。
笑う、話す、そしてまた笑う。
そうやって、楽しさが少しずつ足されていきます。
だから、笑うことは、やっぱり薬かもしれない。
ということで、今週はこの辺で。
お相手は、学べる薬局のおっちゃん薬大使こと、高尾雅人でした。
来週もTOTOラジオでお会いしましょう。