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好き趣味発見!まにまにラジオ。どうも、ぎっさんです。
がみおです。
この番組は、好きなことや趣味について気ままに語りながら、何か新しい発見につなげていこうというトークバラエティ番組でございます。
今週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということで、今週はぎっさんからの…。
そう、あれの話をしないとなと思って。
なんかどうしても話したいやつがあるっていうことで。
いやもう、あれの話をね。
この番組であれと言ったらもう、【岸辺露伴】ですよ。
【岸辺露伴】。あのー、前回ね、ドラマの話をしてついに映画がやるというね。
そう、えっとね、【シャープ5】で、第5回で話したドラマ版の【岸辺露伴は動かない】。
これの映画版ですね。【岸辺露伴は動かない残下室】。
これの話をね、していきたいと思います。
劇場版見に行っちゃいましたか。
はい。で、今回は…。
いやもう、始まる前からもう上がってるね。
そう。完全にネタバレ上げていこうと思います。
分かりました。じゃあちょっと、もし見てない人でネタバレ嫌だという人はね。
引き返していただいて、劇場に駆け込んでいただいて。
まだ数は少ないですけど、やってる映画館あるんで。
おー、いいね。
ネタバレに触れないとちょっと、何の話もできなくなってくる。
あったら話ができないってことですね。分かりました。
ということで、【岸辺露伴は動かない】について簡単におさらいすると、
【岸辺露伴は動かない】は原作、荒木裕彦先生が書いてる漫画なんですけれども、
これが【ジョジョの奇妙な冒険】という有名な漫画のスピンオフとなっておりまして、
【ジョジョの奇妙な冒険】の第4部に出てくる岸辺露伴という漫画家を主人公にして、
その岸辺露伴が漫画の取材中などに怪奇現象などに巻き込まれていくという、
そういったストーリーになってるんですけれども。
なんか、岸辺露伴が別に勝手に巻き込まれて、解決するわけでもなく、
どっか行っちゃったりするみたいなことを言ってたやつだよね。
それがNHKでのドラマとして、高橋一生さんが主演で、
2020年からやっているシリーズの、今回劇場版の第2弾ということで、
【懺悔室】と題しまして。
この【懺悔室】っていうのは、原作でいうと第1話にあたる、
この【岸辺露伴 動かない】シリーズの第1弾の原点となるエピソードなんですけど、
なのでこの劇場版第2弾にして、ついにこの一番最初のエピソードに挑むというね、
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ファン待望の内容になってるんですけど。
【懺悔室】自体はどういう話かというと、
まず【懺悔室】っていうのは、カトリック教会の神父様に罪を告白する場所を指す言葉なんだけども、
岸辺露伴がイタリアのベネツヤに、漫画の取材旅行に行くんですけれども、
そこの取材場所の一つである教会の中の【懺悔室】にたまたま露伴が入るんですけれども、
その【懺悔室】っていうのは、神父様が入る側と信者の方が入る側の2つに部屋が分かれてるんですけど、
間違って神父側に露伴が入っちゃうという。
自分が入ったのが神父側だと気づかずに入って中とかを見てたら、たまたま信者の人が告白に来ちゃうわけ。
なるほど。懺悔しに来ちゃったんだ。
懺悔しに来ちゃった。
その懺悔した罪の内容がとんでもない、すごい奇妙な話を聞かされるっていう。
岸辺露伴が聞かされる。
聞かされる。
これだけ聞くと、これだけで映画になるのかっていう感じなんですけど。
確かに。しかもどっちかっていうと、露伴が面白いっていうよりはその人が面白そうな内容が面白いのかみたいな。
それだけで2時間やれるのかっていうところなんだけど。
実はね、映画見た人はわかると思うんだけど、原作の懺悔室の内容が映画の半分ぐらい。
半分ね。
残り半分は、なんとオリジナルエピソードを展開していくという。
結構この岸辺露伴シリーズのドラマは、割とそのドラマのオリジナル要素というか、原作からちょっと変えてる部分が割とある作品なんで。
オリジナル要素を足すこと自体は問題ないというか、今までその実績があるからそこまで心配してなかったんですけど。
ありそうっちゃありそうみたいな。
まさかその映画の半分を完全オリジナルのシナリオで追い付け進んでいくっていう。
そこが衝撃だったのね。
もうなんか心配が勝つというか、大丈夫なのかみたいな。
ジョジョファンうるさいからね。
そうそうそう。そういうこと言うと炎上しそうだけど。
ジョジョに限らず原作好きな人はね。
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ちゃんと納得できるような作りになってるのかっていうのも確かめるために僕は映画館に行かせていただいたんですけど。
これが結論から言うとめっちゃ面白かった。
素晴らしい。
ちゃんと岸辺露伴は動かないのストーリーになってたなっていう感じがします。
納得感がある。
そうそう。あれだけオリジナルでやれるんだったら、
マジで原作のエピソードをあれもこれもやってほしいなっていう要望もあるんだけど、
オリジナルの岸辺露伴もちょっと見てみたかったりみたいな。
新しい話も見たいなみたいなね。
作れるんじゃないかっていうぐらいすごい出来て良かったという。
なるほど。
良かったね、でもまず。
そうそうそうそう。
外れないだろうとは思ってはいたが。
大丈夫だろうという信頼のもとちゃんと映画を見てはいるんだけれども、
やっぱふたを開けてみたらね、こっちの想像を超えてくる。
いや素晴らしいね。
良い出来でしたね、本当に。
何よりだ。
映画見に行って良かったなって思いましたね。
映画見に行ってパンフレットまで買って。
今そのパンフレット手元に。
見ながら?
見ながら話してますけど。
素晴らしい。
まずね、やっぱ何が素晴らしいって。
何が良かったか。
ビジュアルですね。
ビジュアルの話はドラマ版の時の。
その時もしてたよね。
話したんだけど、タカシシセさんとか、いいドラマアーティストさんとか。
そのレギュラー陣というか、いつも二人のビジュアルも良かったし。
そのゲストのですね、井浦新さんとかね。
栃木重幸さんとかね。
大東俊介さんとかね。
この出てるキャラがね、なんていうのかな。
本当徐々にいそうっていう感じの。
なんか立ち振る舞いとかも含めて。
確かにな。
写真としての見た目だけじゃなくて、やっぱ動きみたいなのが重要だもんね。
懺悔室の話、改めてこのストーリーを説明すると。
懺悔室でしべろはんが聞いた奇妙な話っていうのが。
はいはい。
あるトウモロコシ市場に勤めていた男がいて。
その男の元に不老者がやってくるわけ。
不老者がやってくる、はい。
不老者が食べるものとか恵んでくださいってお願いするんだけれども。
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市場でちゃんと働いてる男からすると、働いてもいないのに物をねだるなんてのはちょっと癒やしやつだっていうことで。
そいつを無理やり働かせようとするわけ。
なるほど。
で、その不老者が重たいトウモロコシの袋を持って運ぼうとしたら、バランスを崩して倒れて、袋の下敷きになって死んでしまう。
なるほどね。
不老者は本当に何も食べてなくて、死ぬ寸前みたいな状態だったっていうところで働いたことがとどめになってしまった。
それもわからずに、不老者のことを怠け者だと思っていた男は、不老者に呪われちゃうわけ。
なるほど。
不老者からすると、その男が自分を絶望の淵に叩き落としたっていう認識がある。
そいつのことを呪うために、死んだ後になって化けて出てくるみたいな。
自分と同じ絶望を味わわせるために、働いていた男が一番幸せの絶頂の時に、
俺は戻ってきて、お前に復讐してやるからな、ということを宣言して姿を消す。
はいはいはい。怖いね。
そういう怖い思いをして、それが実際にその男が死んだ後に、男にとんでもない幸運がどんどん転がり込んでくるわけ。
おー、なるほどね。
急にお金がバンバン入ってきたり、美人な奥さんと結婚したり、怖いくらいに幸運がどんどん続いていくと。
うまくいきまくっちゃうんだ。
そうそう。でもやっぱりそれが単なるラッキーとして捉えられなくて、死んだ不老者の呪いのせいなんじゃないかっていうことがいつも頭の中にちらつくと。
はいはいはい。
結婚した美人の奥さんとの元に娘が生まれるんだけれども、娘の愛苦しい姿を見て、男が幸せの絶頂を感じてしまうわけよ。
なるほど。
その瞬間に、不老者だった男は娘に乗り移って、男に復讐しに来るわけ。
で、復讐しに来るんだけれども、男からしたら不老者の高恨みみたいなもんだと思われてるから、
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本当に自分のこの呪いが高恨みかどうか、神様に判断してもらおうということで、とあるゲームを提案するわけ。
なんかそれちょっと一個整理したいんだけど、その乗り移ってるわけだよね。
そうそうそうそう。
じゃあ娘と喋ってるみたいな感じだけど、そいつと喋ってるみたいな感じになってるってこと?
女女っぽい表現なんだけど、娘の舌、ベロのところに男の顔が浮かび上がってるわけ。
なるほど。
めちゃくちゃすごい怖い。
なるほど。変な、変わった描写になっているんだ。
そうそうそうそう。
じゃあやっぱそいつと喋ってるんだね。見た目はそれだけど。
見た目は娘なんだけど、実際喋ってるのは娘の舌に出てくる男の顔みたいな。
なるほどなるほど。理解しました。
これがまじでビジュアル的にもかなりすごいところなんだけど。
でその、風呂舎が提案したゲームっていうのが、ポップコーンを街灯、道端にあるランプっていうのかな。
よりも高く投げて口でキャッチするという。
なるほど。
それに3回連続で成功したら、自分の呪いは逆恨みってことにして、お前を殺すのを諦めようと。
はあ。
ただ失敗したら、俺の呪いは逆恨みじゃないから、潔く死んでくれと。
なるほど。
っていうので、ゲームを開始すると。
まさかのポップコーンバトル開始すると。
ポップコーンみたいなつまんないことで、運命が決まってしまうっていう。
なるほど。
この作品のテーマの一つなのかもしれないけど、そういうつまんないところに運命が現れるじゃないけど。
ああ、なるほどね。
そんなことで人生が決まっちまうぞみたいな。
そうそう。っていうのも、この作品のメッセージじゃないけど、テーマの一つなのかなっていう。
で、1回目普通に投げて、逆光が眩しくて一瞬見失うんだけど、運良く顔のところに落ちて、そこから転がり込んで口の中に入って成功するっていう。
なるほど。1回目まさかのギリギリ成功っていう。
やっぱその呪いが発動しちゃってるから、もうその男に運は残ってないっていうような状況なのね。
なるほどね。
これまで嘘みたいに湧いてきてなくなっちゃってるって。
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なるほど、なるほど。
で、2回目投げると、ポップコーンめがけて鳩が飛んでくると。
はあ。
鳩に食われそうになるんだけれども、とっさに起点を聞かせて、手元に残ってるポップコーンをばら撒いて、そっちに鳩を寄せて、なんとか成功。
おー、なるほど。
3回目投げるんだけど、これがすごいなっていうか、因果というか、2回目でポップコーンをばら撒いちゃったせいで、鳩がもうめっちゃ集まってくるのよ。
なるほど。
鳩がもうめっちゃポップコーン狙ってるっていう状況。
はいはいはい。
こんなの投げたら絶対食われるやんみたいな状況で。
で、最後3投目で投げる。投げてどうなるかって時に、ポップコーンをライターで燃やすっていう方法を思いつくわけ。
はい。
で、ポップコーン燃やせばさすがに鳩はもう食えないだろうということで。
あー、燃えてるもんを食べに来ないだろうと。
火をつけて上に上げるっていうのを結構するんだけど、燃やしちゃったせいで逆光に入っちゃうとなんにも見えなくなっちゃう。
なるほど。
そのせいで3回目は失敗しちゃう。
なるほど。
で、もうそのせいで男は失敗した瞬間首を切られて死亡っていう。
なるほど。
っていう話をロハンが聞かされるという。
はい。
で、ここでロハンも疑問に思うんだけど、死んじゃった話なのになんで今ここでしてんのっていう話になる。
死んじゃったの?みたいなオチとして。
はい。あれ確かにそうだよね。
あなた生きてるじゃんって。
そうだよね、不老者じゃなくて不老者をやっちまったっていう話なわけだもんね、そもそも。
なるほど。
で、命を受けて男は死んだんだけど、じゃあ俺の目の前で今告白をしてる男は何者なんだと。
はい。
そこがもうこのザンゲスの、いわゆる原作のオチになってくるんだけども。
うんうんうんうん。
実はお金持ちになった時に男は身代わりとして自分と全く同じ顔、背丈の人間を用意するわけ、成形させて。
はい。
で、その男にポップコーンチャレンジをさせて死なせちゃうっていう。
なんだと。
それこそが男が新婦に告白したかった罪っていう。
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あー、そのあいつ復讐できたと思ってるけど俺実は貝玉だったんだって。
そう、実は貝玉を用意してたんだっていう。
なるほど。
で、その原作のオチとしては身代わりになった執事と不老者の2人から未だに呪われて生を送ってるっていう。
なるほどね。
のを見届けて、いやー不思議な話だったなーっていう感じで、ロハンが総括して終わるみたいな話だったのね。
なるほど。
これ原作ね。
これが原作の話。
はいはいはい。
で、映画の話はちょいちょい設定が変わってるところもあるんだけども。
うん。
大筋としては、同じように不老者が男のせいで死んじゃって、娘に取り付き、ポップコーンチャレンジをし、最終的に男は死ぬと。
で、男が自分の身代わりを告白して、その2人から呪われてる状態ですっていうような話をするんだけれども。
ここまで一緒。
ただ、この懺悔室の原作の一つの特徴が、ヘブンズドアが一切出てこないっていう。
ヘブンズドアっていうのはロハンの特殊能力のことなんだけど。
技だよね。
一切使わない。ロハンが不思議な話を聞くだけで終わっちゃうんで出てこないんだけど。
映画版では、そこで男に対してヘブンズドアを使って、男を本にして、男の物語を追体験するっていうような内容になってるんだけど。
なるほどね。
ヘブンズドアを男に対して使ったせいで、ロハン自身にも呪いの作用が入ってきちゃうみたいな。
そこが原作から大きく外れるポイントの一つなんだけど。
まず原作との違いは、ロハンも男の呪いの影響を受けるようになってしまうっていうのが一つ。
もう一つあって、原作では不老者と他にも身代になって死んだ執事が、恨みは旦那様の娘が幸せの絶頂の時に復讐しに来ますよと。
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なるほど。
そういうことを言い残すんだけれども、映画ではこの設定がそのまま生きるというか、漫画だと単なるオチとして、男だけじゃなくて男の娘が幸せの絶頂の時にまた再度呪いが発動するんだなっていう、ちょっと怖いなっていうところで終わっちゃう。
そのことだけ言われて終わるってことだよね。
恐怖オチみたいな感じで終わるんだけど。
映画は娘の話がメインになっていく。
呪いを受けた男は幸せの絶頂になったら呪いが発動するっていうのはわかってるから、映画の中では原作とは違ってそこを深掘りしてるというか。
男は必ず幸せの絶頂にならないように、少しずつ自分を不幸にしようとしていくっていう行動をとっていく。
なるほどね。絶頂になるとまた来ちゃうから。
そうそう。何事でも2番目がいいっていうようなキャラクターにデザインされてる。
なるほど。
美人の奥さんももらうけど、別にそれは一番好きな女性じゃない。
例えば自分に幸運なことが起こったら、それが幸運の絶頂にならないように、自分に嫌な呪いをかけていくじゃないけど。
例えばわざと黒猫が横切っているところを見るとか、割れた鏡は縁起が良くないからそれを持っておくとか。
はいはいはいはい。
いろいろ工夫して自分が幸せにならないようにしていくっていう。
なるほど。
で、もう一個違うところが、原作だと男はトウモロコシの市場に勤めてたんだけど、
映画だと解体現場みたいなところに勤めてて、それが関係してるのかわかんないんだけど、
幸運になった後はガラスの製造業みたいな、別の仕事に就いてるんだけど。
はいはい。
で、男が死ぬシーンも原作だと首を切られて死ぬんだけど、
多分映画だとそういう描写がついてくるのかなっていうところもあって、
ガラスの板で腹を切り裂かれて臓物がビュッと飛び出して死ぬみたいな。
まあどっちにしろえぐいけど。
そう、どっちにしろえぐい。
首が切れるよりはまあ残酷ではないのかなみたいな。
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だからある種の因果応報じゃないけど、ガラスの製法とかで特許取ったりとかしてすごいお金を儲けてたんだけど最後ガラスの板で死ぬみたいな。
それでやられちゃうと。
原作も要はトウモロコシの市場に勤めててお金持ちになってポップコーンのチャレンジで死ぬみたいな、ある種因果応報じゃないけど。
そこが関連づいてるのかなっていうところもあるんだけど。
で話を戻すと、娘が幸せの絶頂の時に呪われるっていうのはもう男も認識してるから、娘を幸せにしてはいけないっていう。
まあそういう流れになっちゃうよね。
だから娘にはもう一番欲しいものは与えないで育ててきたっていう。
なるほど。
不幸になるような、例えばさっきの黒猫じゃないけど、そういうシンボルとかも積極的に持たせるようにして、娘に幸せになりすぎないようにっていう方針で育ててきたんだけれども。
娘が結婚を決意するわけよ。
なるほど。
娘が要は人生で初めて一番を選ぼうとしてると。
一番好きになった男と結婚しようとしてると。
まあそりゃそうだよな。
つまりこの結婚が成就しちゃったら自分は死んでしまうと。
幸せになっちゃうと。
自分はもう、自分が死んでしまうので結婚を何とか阻止しようとするっていう。
これがオリジナルエピソードのメインの部分というかね。
なるほどね。
ぜひお寄せください。
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