にわさん、熱出た時って漫画読めます?
いや、しんどいからあんまり読まないと思います。
今日はね、熱があっても読める名作を紹介します。
佐島とにわのマンガ760
忙しい二人がいろんな漫画の魅力をワイワイ語るマンガ760をお送りするのは、佐島と
にわです。この番組はSpotify独占配信でお送りしています。
なお、8月9日水曜日のエピソードから他のプラットフォームでも聞けるようになります。
本日のコーナーは、今日の持ち込みです。
このコーナーでは、佐島とにわのどちらかが選んだ漫画一作品について語っていきます。
語りたいポイントのために軽くネタバラしてしまいますので、ネタバラ一切困る人は漫画を読んでからお聞きください。
今回紹介するのはですね、アンダーカレントという作品です。
ちょっと存じておりません。
はい。
これ実はね、今年の10月ぐらいから実写の映画版が公開されるっていうので、ちょっとね話題になってる作品なんですよ。
それは邦画ですか?
邦画、邦画。
はいはいはい。
ハリウッド映画家みたいな感じではないですね。
いやまあ別に、ハリウッド映画家が正義とは僕は思ってないから大丈夫ですよ。
アンダーカレントに至っては舞台2本やしね。
あーはいはい、そういうことね。
そうそうそうそう。
これ実はですね、知り合いの土の子さんっていう、これラジオネームなんですけど。
本名ではない。
本名、そうですね、実在はしてない。
あーそうですか。
はい、土の子は。
ラジオネーム土の子さんから紹介してもらった漫画でして、せっかくこう紹介いただいたので、すごい熱烈なね、紹介をいただいたので。
はいはいはい。
僕呼んだ後に、ちょっとまた土の子さんにお話しして、その方の推しポイントをね、聞いてきたんですよ。
浅島さんの推しポイントではないの?
まあ僕の推しポイントでも結局あったんですけど、やっぱそこ良かったっすよねみたいな話になったんですけど。
はいはい、2人で盛り上がったんだ共感で。
盛り上がった、1時間半ぐらい盛り上がって。
結構やな。
漫画760より盛り上がって。
そういう言い方すんなよ、いい。もう今日終わりや、終わり。なんかモチベーション下がる言い方されたな。
いやいや、聞いて聞いて。それはでもあのやっぱ、二羽さんとのこう会話じゃなくて、やっぱやーここ良かったですよね。
いやあそこめちゃめちゃ良かったですよね、みたいなこうちょっと大人の感想会みたいなね。
あーまあまあ、そういうことね。
感じの盛り上がり方したんで。
なんか僕がいたら大人の感想会にならないみたいな言い方して。
うん、ちょっと聞いて聞いて。
はあ。
今回ちょっと土の子さんにあの推しポイントを聞いてきたんですけど。
はいはい。
まああの、全体的なね、こうバンドテーマを出すなら何ですかって聞いたやつがありまして。
ちょっとそのテーマをね、今回ちょっと先に発表したいと思うんですけど。
はい。
テーマが、熱があっても読める。
おお。
まあ二羽さんにはその気持ちは分からないと思いますけどね、っていうテーマです。
おい、ちょっと待てよ、なんやこのテーマは。
二羽さんにはその気持ちは分からないと思ってますけどね、っていうところだけは絶対に伝えて欲しいって言われました。
そのあらすじがですね、親から引き継いだ銭湯を経営してる主人公の金江さんっていう方がいて、
はいはい。
でこの金江さんがですね、その夫が突如蒸発しちゃうんですね。
蒸発、あーいなくなっちゃうのね。
そう急にいなくなっちゃう失踪しちゃって、
でそれ店をちょっと2ヶ月ぐらいかな休業してたんですけど、
ずっとお手伝いしてくださってたおばさんの手も借りて、
まあなんとかこうお店を再開するんですね。
っていうところに寝なし草的な寡黙な男堀がね、組合の紹介でこう来てくれるんですよ。
ちなみに寝なし草ってどういう感じの意味なんですか。
フラフラいろんな職については場所も変わりみたいな。
はいはいはい。
中に定住するわけじゃなくてフラッといなくなって新しい土地に行くみたいな。
はいはい。
急にいなくなっちゃいそうな雰囲気の寡黙な男堀。
夫もいなくなったのに。
そう、が来るんですよね。
でまああの堀さん結構その免許もボイラー免許持ってたりとか。
なんか資格は持ってるんですか。
そうそう資格は持ってるからその全然じゃあ釜抱きみたいなもん。
はいはい。
セントで必要な釜抱きとかもできるよね。
じゃあ雇いますみたいな感じで雇うんですけど、
それであのセントに住み込みで働くことになるんですよね堀さんが。
セントに住み込みって住むスペースがあるってこと?
えーとね物置みたいなスペースなんですけど堀さんはアパート見つけるまでの間でいいんでもうここで大丈夫ですと。
どうせ身一つですし。
なるほど。
うん大丈夫ですって言ってこう住み込みで働くことになるんですけど。
まあカナエさんはそのセントがあるところのなんか建物の2階に住んでるんでちょっとこう共同生活みたいになるんですよね。
フロアは分かれてるけど。
半同居みたいな。
あーそうそうそうそう。
えー嫌じゃない?
まあちょっとなんか奇妙な共同生活が始まるんですよね。
奇妙なとか嫌じゃないそれちょっと。
いやもうそういうねそのレッテルバリみたいなの話はちょっと後から出てくる。
レッテルバリじゃなくてちょっと心配じゃないですか。
まあ本人たちがいいって言ってるからね。
カナエさんいいって言ったの?
言った言った。
あーそうなんや。
一応2階の絵の2階の扉鍵かかってるし別にまあぶっちゃけ入ってこれないしいいんじゃないみたいな。
あーなるほどねまあ2世帯住宅じゃないけど分かれてるのは分かれてるんだ。
あーそうそうそうそう。
はいはいはい。
そうまあなんかね二羽さんみたいにやっぱりこうえそれ大丈夫なんてこう外見だけで判断するっていう話はちょっと後で出てくるんですけど。
違う別に僕外見で判断したわけじゃない。
言い振りやったね今の。
違うよ心配しただけや。
まあみたいなところでこう銭湯をね経営する一方で探偵に夫の捜索も依頼するんですよ。
はいはいはいどこ行ったかわからんから探してと。
でなんかこうまあ自分の夫のこととかあとまあなんか自分の過去とかとカナエさんが向き合っていくことになるみたいなあらすじなんですね。
言っちゃうところだったけど。
ちょっとまあ濃いんですよキャラが。
探偵出てきたりとか。
あとなんかその地元の銭湯の近くで何て言うんですかね。
サスライの老人史というしかないんですけど。
ちょっとよく分かんないですね出会ったことないですねあんまり。
なんかこの人も根無し草風の何の仕事をやってるかよく分からないおじいちゃんみたいなの出てくるんですよね。
サスライのおじいちゃんが現れるんだ。
そうそうそうそう。
え何この人みたいなのねキャラがいっぱい出てくるんですけど。
結構いろんなキャラが割と口酸っぱく人ってどう見えてるかっていうのと実際どういう人なのかっていうのって違うよねっていうようなセリフが結構あったりするんですよね。
はいはいはいはい。
これってまあすごい大事なことじゃないですか。
大事なことですね。
見た目と中身って違うよね。
さっき二羽さんは外見とか外面だけで土の子さんを嫌なやつって言ってたけど。
いやいやいや煽られたからそら売られた喧嘩買うしかないって言ってるのよそれはね。
煽ることでしか愛情を表現できひん人だっているじゃないですか。
こじやせすぎやろそれは。
それは知らん。
まあなんかねそういうやっぱ大事なことすごい言うんですよみんな割と。
はいはいはいなるほどね。
そう言うんですけどその言った本人ですらやっぱりなんか結局は根拠のない推測をしたりとかレッテルを張っちゃったりとか。
はいはいはい。
それこそさっきの二羽さんみたいに一階に堀さん二階にカナエさんってなんか起こること起こったんじゃないのみたいなのを言ってくる人はいるんですよね。
そこまで言ってない。
二羽さんみたいに。
心配やってなんか僕が悪者にされてるけど。
みたいなねこう人がいたりするんですけどそのレッテルを張ったりとかまああの人ってああだよねって決めつけたりとかするのってやる側はすごい楽じゃないですか多分なんか脳のリソースを裂かなくて済むから。
まあこの人はこういう人だって思っとけばまあそれ以上考える必要がない。
そうそうそうそうそれ以上知る必要がないみたいななるからすごい楽やけどやられた側ってまあ基本的にそんないい気持ちにはなんないじゃないですか。
まあ良くないレッテル張られたら基本的にはそうですよね。
そうそうそうそうで土の子さんもね日頃からずっとですね決めつけは絶対に良くないっていう人なんですよ。
よく言ってる人なんですよ。
へー。
そうなんかねあの〇〇さんはこういう人だからみたいな言い方をするともうすごい怒る人なんですよね。
そういうの良くないぞって。
常日頃からもうカテゴライズは人を幸せにしないってずっと言ってる人なんですよ。
はいはいはい。
だからこそなんかこの作品すごいいいんやろうなって思うんですけどね。
あったんやろうなって思うんですけど。
なんかねその後まあその人実はあの哲学みたいのすごい研究されてた方なんで。
あの哲学ではこうこうこういう解釈なんやみたいな説明してくれたんですけどちょっと僕あんまり覚えてなくて。
おいそこ大事なとこやろ。
いやそれはもう哲学の話になっちゃうから。
いやいやそこがこう語りたかったポイントかもしれない。