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2023-11-29 11:40

いったん数字で考える思考法〜数値化の鬼

#数値化の鬼 #キャリア
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今回は、社会人の算数力の向上、数値化力の向上ということで、数値化の鬼からご紹介をしていきます。
はじめにのところで、いったん数字で考える思考法というのがあります。
この本の始めにのところは、非常に重要なことがたくさん書いてあるなというふうに思っているので、少し丁寧にこの部分をお伝えしていきたいなというふうに思っています。
前も少しお話ししているんですけど、いったん数字で考える思考法という書き方がすごく良いなと思っていて、
要は数字だけじゃないよということがある前提で、でもまずは数字で考えましょうというスタンスで聞いていただければなというところなんですけど、
数字以外のことは最後の最後にというふうに書かれています。
要は数字以外のことがあるのはもうわかっているので、まず最初に数字をやりましょうということですね。
この中で日本の武道とか華道とかそういう道に通ずる中で、教えのフレームワークで守張りという考え方があります。
守張りというのはその型を守る段階と、その次の型を破る段階、応用していく段階と、最後に自分の流派を作るという、離れるという段階なんですけど、
そういう守張りという考え方があって、この基本を抑えてそこから自分なりの考え方や表現というのを探していくと。
型があるから型破りが許されると、この順番が逆になってしまっているのが今の価値観ですということで、継承をならしています。
学び合いでは分かるというのは分けられることというふうにしているんですけど、分けた後に横に並べるものというのは選択肢だと思っています。
その中からどれか一つを選ぶということですね。
同じように分けたものを縦に並べること、これはレベルだというふうに思っています。
今回の守張りとも一緒ですけど、一段ずつ上っていくということですね。
一段ずつ上っていくというのはやっぱり順番が非常に大切です。
この守張りがレベルだとしたら、いきなり守をやらずに破をやるというのはできないんですね。
なのにこれを勘違いして、自分なりとか自分の強みを生かすということばかりに目が向いてしまうと、
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その一段目のステップというのを飛ばして二段目のステップをやろうとしちゃっているということなので、
横に並べる選択肢というのはどれか一つ選ぶということでもいいと思うんですけど、
縦に並べる選択肢というのは一段ずつ上っていくというレベルなので、
このレベルのことを考えているのか、選択肢のことを考えているのかということをまず見つめ直していただくといいんじゃないかなと思っています。
数字が全てではないという言葉を数字は無視して良いと都合よく解釈をしてしまっているのです。
こんな文章もあるんですけど、同じような文脈で行動こそ大事だというのが、
行動が大事なんだから考えることは意味がないとか考えても仕方がないみたいに解釈してしまっているケースもあると思うので、
やっぱりちゃんと言葉を捉えていく。
数字が全てないというのはもちろんそうなんだろうということなんですけど、
じゃあ数字を無視して良いというふうに解釈するのは違うし、
行動が大事だというのはそうなんですけど、もちろん考えることも大事だよねということをちゃんと受け止めていく必要がありますよねということです。
どこかで必ず壁にぶつかります。数字が無視できないことに気づかされます。
ならば先に数字と向き合ってしまえばもっと早く成長できるんじゃないかと考えることはできないでしょうか。
この仕事ができる人に共通するたった一つの思考法ということで、
仕事ができるというふうに評価されている人たちは数値化力があるということを言っています。
その人たちが何でそうなったかというと、数字と向き合っているからそうなったということを言っていて、
どうせ人はいつかレベルの中で必ず数字と向き合う場面というのが出てくるので、
だったら一番最初の早い段階で向き合っちゃった方がいいんじゃないのという提案ですね。
いかなる時も一旦数字で考えるという癖をつけていきましょうというところです。
数字で考えるということだったりとか、正しく数えるということだったりとか、
数値化した評価をする、評価をされる、時間やコストの間隔を持つなど、
基本を抑えることをこの本ではお伝えしていくということを言っています。
お金や時間のように数値になっているものを、
ちゃんと自分のお金の管理だったりとか、自分の時間の管理というのをできている人というのは、
社会になってものすごく少ないんじゃないかなと思いますし、
自分自身も非常に耳が痛いなと思って聞いているので、
一個一個そういった数値化できるもの、身近なお金や時間というものをまず現状把握していくということが、
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今我々ができることなんじゃないかなというふうに思っています。
自分の仕事を数値化することは、現実をそのまま見るということです。
ここが足りていないんだということをそのまま受け入れることです。
やっぱりその素直さが大事とかというふうに言われたりとか、
行きたい目的地があって、今の現在地が正しくわかって、
そうすることでカーナビのようにルート検索ができるということもあるんですけど、
正しい現在地を知るためにも、数値というのはものすごく優秀なツールであるということですよね。
この本で言っている数値化の鬼というのは、他人に対する数字の鬼じゃなくて、
自分に対する数値化の鬼ということなので、
同じようなニュアンスで数字の鬼というふうに聞こえたとしても、
自分自身の仕事に対して一旦心を鬼にして、
いろんな数値をまず見て、感情じゃなくて事実を知っていくということに徹しましょうというのが、
ここで言っている数値化の鬼というところです。
数字というのは不足を見るためだと。
もっと言うと、なぜ数字を見るのかといえば、未来を変えていくために見るんだと。
なので、不足を埋めて次の行動を考える材料であって、未来の手段だと。
例えば数字を使って、同期よりも売れてるから大丈夫だとか、
徐々に右肩に上がってるから大丈夫なんだというふうに、
ただただ安心するための材料として数値化を使うのであれば、
そもそも目的が変わっちゃってますねということですね。
そして、数値というのはお互いの誤解をなくしてくれると。
上司や部下の認識違いの例は、上げ始めたらキリがないほどに多くあります。
そしてその誤解は、誤解が生まれてしまう根底には数値化の欠如があります。
確かに数値を明示して会話をしたら、誤解の数というのはものすごく減るんだろうなというイメージはすごく湧くので、
自分自身も日頃のコミュニケーションの中に、極力数字を入れるということを入れていきたいなというふうに思っています。
言葉は過剰で数字が不足の世の中ということで、数値化はめんどくさい。
だから世の中は言葉があふれかえり、数字が足りてない状況になっているのです。
これは本当に、さっきの上司・部下の誤解が生まれたりとか、評価において認識の疎後があって、いろんな問題になったりというのは、
全部このめんどくさい数値化に向き合えていないしわ寄せだなというふうに考えることもできるんじゃないかなと思います。
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無駄とはデータのない不毛な会議、好き嫌いや空気の読み合い、認識違いによる仕事上のエラーのことを指します。
数値化をすることによって、こういった無駄をどんどん排除していくことができますよということですね。
実際の現場で数字のことばかりうるさいなと思われることを恐れ、確認を怠る管理職は失格です。
この言葉による言い逃れが癖になってしまったプレイヤーはそこで成長が止まります。
なので数字に向き合うというのはすごく冷徹な感じもするし、そんなのわかってるよって言われることもあるし、
だけど管理職は管理職の職務を全うするために、そしてプレイヤーの成長を促し続けるためにも、
この基礎を絶対に外しちゃいけないということですね。
その数字の後に自分らしさというのが出てくると。
数字を追いかけ、ふと振り返ったときに初めて自分の強みは〇〇だと、
自分らしい個性が出る、その順番をとにかく吐き違いないでいきましょうというところです。
なのでどうしても強く数字で全部見ましょうと言うと、数字だけじゃないよという反発心がもちろん湧くし、
いろんな気持ちがざわついたりするところもあると思うんですけど、
逆に数値化するということは感情を切り離して客観的に見えるものではあるので、
そういった冷静に判断できるツールとして、今の現在地というものとか、さっきの無駄というものが発生しないことを作り、
よく現場で起きてしまう目的と手段の入れ替わりということによって、いろんな諸問題が起きていますので、
そういったズレが発生しないような仕事の仕方を身につけていきましょうということになります。
次回以降、はじめに以外の序章だったり、中身の本編のところをお伝えしていきたいなと思っています。
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