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今回は、ピーター・ドラッカーの5つの質問、ということについてお話をしたいと思います。
まず最初に、質問ということに着目してみたいなと思っているんですけど、
結論から言うとですね、いい質問を持つというのは、人生の質を高めるなというふうに思っています。
たまたまかどうかわかんないですけど、質を高めるの質も、質問というのも質を問うということだったりするので、
質問というのをうまく使っていけるといいなというふうに思っています。
学び合いでもですね、考えるというのは書くということだったりとか、
分かるというのは分けられるということだったりとかということをお話ししているんですけど、
伝えるというのは、なかなか伝えよう伝えようとしても伝わらなかったりするので、
伝えるというのは意外と質問するという行動を通じて、結果的に伝えることができたりというのはすごくあるなという経験を通じて思っています。
そんな中ですね、人生の質を高める質問ということで、
常に自分の中に持ち続けたい問いとして、ピーター・ドラッガーの5つの質問というものがあります。
ドラッガーはすごく言い訳すると、
マネジメントの父とか、ビジネスのコンサルタントとして活躍した人というふうに思われていることが多いんですけど、
元々はピーター・ドラッガーは社会生態学者というふうに自分のことを言い続けていて、
人間という生き物がどのように過ごしていくと自由に生きられるのか、
そんなことを研究したということなんですよね。
その中で組織という存在だったりとか、マネジメントというものがすごく重要な役割を占めるんじゃないかというふうに考えて、
仕事のコンサルティングというビジネスの世界に研究をしていったという、そんな人なんですね。
そういった中で企業というのは、顧客というのを創造する、作っていって、
存続し続けていく、その社会の後期としていろんな人の活躍の機会だったりとか、
世の中に価値を提供する、そういう存在なんだという位置づけをして、
そういった企業であり続けるためには、この5つの質問にしっかり答えられる企業である必要があるということで集約した質問というのがこの5つだと言われています。
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1つ目は、我々のミッションは何かということですね。
そもそも何のためにこの組織は存在しているのか、この組織の使命は何なのかということですね。
そして忘れがちなものとして、我々の顧客は誰かということですね。
顧客って自分たちの中では当たり前すぎて、今さら顧客なんてわかっているでしょうと思うんですけど、
本当に自分たちの顧客というのは誰なのかとか、本当に誰に届いてほしいのかとか、
究極的な絞り込んでいくと、どんな人物、どんな一人に届けたいと思っているのか、
そんな観点で顧客は誰なのかということを改めて考えてみるというのは非常に意味があることなのかなと思います。
そして3つ目が、その顧客にとっての価値、私たちが提供できる価値というのはどんな価値なのかですね。
そういった顧客に価値を提供した上で、我々が求めている成果というのは何なのか。
最後に我々の計画は何かですね。
このミッションは何か、顧客は誰か、顧客にとっての価値は何か、我々にとっての成果は何か、我々の計画は何か。
これがピーター・ドラッガーの5つの質問というふうに言われています。
ぜひ自分自身を企業と置き換えたときに、自分の人生のミッションって何なのかなとか、自分が価値を届けたい相手って誰なのかな、
その人にとっての価値って何なのかな、自分にとっての欲しい、得たいものって何なのかな、
そのためにこれから何をしていくのかという計画は何なのかな、
そんなふうに自分ごとに置き換えてですね、常に自問自答してみていただきたいなというふうに思っています。
ぜひ良い質問をですね、携えて自分の脇に置くことで、より質の高いというかね、
自分が実現したい人生や日常というものを過ごしていけたらなというふうに思っています。
今回はピーター・ドラッガーの5つの質問ということについてお話をさせていただきました。