1. まなびのはなし
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2023-03-23 23:46

#006 - 性格特性アセスツールの便利さと限界

大人の学び、という文脈における性格特性アセスツールの便利さや限界について、学習者の多様性や多面的であるアイデンティティについて、それぞれが考えていることを話しました。

  • 人をカテゴリーすることに対して思うこと(前回の学習スタイルの回を収録した後の対話より)
  • アセスツールの結果を学びを届ける人として意識することってある?
  • tomo emiの16 Personalitiesアセスの結果を見て感じたこと
  • Brian LittleのTED Talkからの「タイプ・特性と、発揮すべき役割の体現」、リーダーシップ教育でいう「オーセンティックでいることのパラドックス」、話す言語によってキャラが変わるという話の共通項
  • カテゴライズするツールを使う時は「推論のはしご」登ってないか気をつけよう

補足情報(エピソードででてきたもの)


関連エピソード

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このpodcast「#まなびのはなし」では、大人の学びをサポートしている二人が、それぞれ見つけた・考えた、ことを、話したいから話しています。話している二人はemi (ウェブサイト)とtomoko (ウェブサイト)。自己紹介エピソードはこちらです:#001 - 自己紹介

00:10
このポッドキャスト、まなびのはなしでは、大人のまなびをサポートしている2人が、それぞれ見つけた、考えたことを話したいから話しています。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日のテーマ、性格特性診断について話していきたいと思います。
今日ね、収録の前に準備として、
16パーソナリティっていう、性格診断をちょっとお互いね、説明してみて、
改めてね、性格特性診断、まなびの文脈でっていう話をできたらなと思います。
この診断をやってみようってなったのが、先週からの続きがあるんですよね。
前回、コルブの経験学習のフレームワークを使って、学習のタイプも9タイプぐらいに分かれますってコルブさん言ってます、みたいな話をした後に、
9タイプに分けるという、分けられるっていうことに少し思いあり、みたいな話をエミさんはされていたことが、
そういえば性格診断とかも分けるよね、みたいな話になったのが伝わってます。
なんか、研究者のめんどくさいところなんですけど、人間をカテゴリー分けするっていうことに、そもそもちょっと抵抗がある、私的にはね。
だから、例えば血液型で性格が分かる、みたいなのって。
はいはいはい。あれ4タイプですね。
4タイプ、プラスマイナスあるにしても、基本的には4タイプとか、星占いとか、えと、とかは12なんですけど、
前回コルブさんの流れで出てきた9タイプも、分けちゃうっていうことに違和感があるんだよねっていう話になったんですよね。
なりましたね。多分なんかこう、コーチングの話をしてた回にも確かあったような気がするんですけど、
結局マンツーマンだったら、相手に合わせて無限の形の学びの場を提供できるよねっていう話があって、
一方で集合研修にすると、最大公約数のまずデフォルトの設計があって、
大きく3パターンぐらいの人がいるかもな、みたいなことを想定しながら、
それでカテゴリーみたいのがあると、便利っていう話にもつながるかなと思って、
性格特性もね、9なのか16なのか、いろいろあるかもしれないですけど、あと4とかね、4が多い気もしますけども、
なので便利上あると、やっぱり全くないよりは少し解決策というか工夫のヒントになるっていう使い方も、
この限界をわかった上で使うことはできるのかなというふうに思ったりはします。
私がカテゴリー分けにあまり前向きじゃないからこそ、1対1の何かサービスを始めているのであるし、
03:08
一方でグループ、クラス、団体っていうものを相手にするときには、そうは言ってられないっていう現実があるのは知っているので、
そういうときにある程度カテゴリータイプ分けっていうのが役に立っている場面もあるよっていう理解なんですよね。
ちなみにあんまりこういうのは好きじゃないえみさんでも、今までの教育に関わってきた奇跡の中で、
ちょっとカテゴリー見たての参考にするとか、使ったことって意味だったんですか?
ないですね。
例えば30人ぐらいのクラスを持っていたとしても、考えたことがないと思います。
なるほど。
確かにえみさんにも私聞きながら、インスタラクションデザイナーとしてこれを使ったことはないかもしれない。
上司として使ったことはあるし、部下として使わされたこともあるし、
チームの中で対話をするみたいなところで使ったこともあるし、
あとは自己理解にすごく使うことが多くて、
他者理解に使うというよりは、大人の学びにかかる自分の癖を知るという意味で使うみたいなことの方が多かったかもしれないなと。
なるほどね。
自己理解も含めて私は経験したことがなかったので、
今回ね、ともこさんが教えてくれて、16個のパーソナリティっていうのを初めてやってみました。
でも後で見たら、もうここ10年とかすごい人気なんですね、これね。
今回使ったのはたまたま16パーソナリティっていう、もともと多分英語圏で作られているツールですけど、
MBTIっていうアルファベットの四文字字のものが多分一番知名度が高くて、
けど価格的にそれはどうなのかみたいな話ももちろんあるんですけど、便宜上マーケティングもうまくいってて、
知ってる人が多いのがビジネス界でMBTIで、そことちょっと似てるツールだなとは思ってるんですけど、
気軽に使えるから16パーソナリティを今回2人は使ってみたわけですけれども、
2500ぐらいあるらしいですよ。
ちなみにこういう自己理解系のアセスのツールって、世の中に2500あるって、
こないだインサイツっていう本に書いてありました。
なるほど。まあね、人気が出るのはわかる気がしました。
けどMBTIもそうですけど、一時期はMBTIのこれとこれのカテゴリーの人は特にリーダー、
上司として適正があるみたいな使われ方を一時期した時とかに、
やっぱりそれに当てはまらない人の社内での立場とか、
今最近ね、ダイバーシティーインクルージョンとか流れなので、
こういう話は出てこないと思うんですけど、
06:00
そういうツールが悪くラベリングの使われ方をすることは、
やっぱり良くないよねみたいな話も結構あって、
なのでこういうのは自分の盲点を築くとか、
あとは自分と全く違う人に接する時の想像力を働かせるために使うみたいな文脈で、
そのアセスをビジネス文脈で使ってるってイメージは今は私は持ってますね。
なるほどな。
けどね、人によってどう使うか色々だと思うんですけど。
使いやすいし、見た目にも可愛いし、人気があるっていうのは事実でしょうね。
そうですね、特にこの16personalitiesは可愛い気がします。
受けが良さそうな。
ちょっと一部ですけどね、日本語訳もあるみたいなのでね、その辺のところも。
確かに確かに。
すごいたくさんの言語に訳されてる。
ね、確かに確かに。
しかもこのツールがどのぐらい何か信憑性があるかとか、
アカデミックな視点でアセスツールって研究されてるものはすごい研究されてるじゃないですか。
これって何かどういうのってどうなのかなっていうのはちょっとワークサイトだけ分からなかったですけどね。
まあそういうね、占いみたいな気分でね、ちょっと遊び半分でやってみて、
ともこさんは前にもやったけど今回も改めて診断してみたっていうことですよね。
そうですね。ちょうど1年半ぐらい離れて2回やったことになるんですけど、
それでどうなるかっていうのもなかなか面白いなと思ったんでやってみたんですが。
どうでした?
なんかやっぱり結構ねサクサク答えられるのがアセスって重要だなと思うのでね、そもそも。
深く考えたりとかしなきゃいけないやつとか正確に診断できないような気がしてて、
こういうツールとかってやっぱり本当にうまくできてるのでサクサクサクサクって答えられる体験が使いやすかったなという印象と、
あとやっぱり結果を見たときになんかそんなに大きく変わってなかったんですよね、1年半の間に当たり前ですけど。
それってアセスツールのね、信憑性の一つの軸は再現性があるからと思うので、
これが研究されてるかどうかは知らないですけど、再現性あるツールなのかもなってちょっと思ったっていうのが私のまず最初にやってみた初感でした。
そう、サクサク答えなきゃいけなかったんですよね。
私、後で見返したらなんか12分以内に終えてくださいみたいなことが書いてあるんですよね。
そこちょっと見逃していて、結構これかな、いやちょっと待てよみたいな。
結構迷いながら、しかも途中でちょっと別のことやったりとかして。
もしね、時間測ってたら無効になっちゃいそうなくらい時間かけてしまったんですよね。
あ、そうなんですね。中断してるのは別に良いじゃないですかね。
1個の問いをね、1個の問いをああだこうだって考えて大きく動くっていうのは、しかしたら彼らは想定してなかったかもしれない。
09:03
なるべく真ん中にならないようにとかってあったのを完全に見逃していてですね、
結構真ん中にもしちゃったし、結構迷っちゃったし。
これあれですよね、5つの軸でね、結果出ますよね。
それに関してはなんか感じたことってありますか?
多分こういうのね、されるの滅多にないってことは、
そもそもこういう軸で結果出るんだ、ふーんみたいな感じだと思うんですけど。
まあこれもね、なんかあの感じ悪いところですけど、
回答しながらこういうことを聞いているんだな、これとこれを比べてるんだなっていうのは予感しながらだったので、
結果が出た時に、あの回答がここに響いてるんだなとか、
そういう理由付けとしては納得した感じですね。
確かにね、質問でわかりますよね。
ここでこう答えたらこういう結果になるだろうなみたいな。
なので結果を見てなんか意外だったところとかは別にないですね。
こういうのって私はやっぱり相対的に見るのが好きで、
今回すごく面白いなって思ったのは、
えんみさんの結果と私の結果が横になった時がやっぱりいろいろ頭が動き始めるというか、
心も動くみたいな感じで楽しく私は結果を見させていただいたんですけど、
まああれですよね、この16パーソナリティーズをどういうツールかわからないという方は、
もしかしたらわかりにくいかもしれないですけど、
5つの軸で、例えば内向的、外向的みたいな軸があった時に、
その軸の中でどこに位置するかみたいな、
ついになってる曲の中でどこら辺かみたいなことをマッピングしてくれるツールなんですけど、
えんみさんと私、似てるところと似てないところがやっぱりあって、
なんかそれを見ながら、やっぱり自分一人の結果を見るよりは、
こういうツールのなんか面白いというか、使い道の一番有益なとこかなとは思っている。
ともこさんのその面白いなとか、心が動いたとかっていうのは、
例えばどういうことですか?
そうですね、例えば大人はね、いろんな体験をしてきたりとか、いろんな価値観を持って学びの場に来ているので、
例えば直感で物事を決めるタイプかとか、
あとはその感覚を大切にするかとか、
情報に対してどういうふうに向き合う傾向があるか、
で、向き合った情報にどういうふうに意思決定をする傾向があるかっていうのが、
どっちよりだなとか、自分と似てるなっていうので、
やっぱり自分と似ている人じゃない場合っていうのは、
少し自分の前提を押し付けないようにというか、
意識することにつながるかなとは思いますね。
なるほど、似ていないところで、じゃあ次にどうしていくかなっていう、
考える材料がもらえるっていうところですかね。
そうですね、それが一番大きいですかね。
12:00
特に似ていないところがね、2つ出てきたんですよね。
そうですね、我々の間は2つありましたね。
MVTIでは4つの軸があったと思うんですけど、
最後のアサーティブかタービュラントかっていう軸っていうのは、
私初めて見たんですよね、改めて。
本当だ、これ日本語訳がないんだ。
私がアサーティブの軸がすごく強くて、
エミさんは中間って感じですよね。
やや、本当にややのタービュラントの方が強い。
51点ですかね、ほぼ真ん中。
で、私がアサーティブ78。
これ50はないのかな?
いいんじゃないかな?
多分どっちかに、じゃないとカテゴリーできないんですよね。
だから限りなくアサーティブに近いタービュラントっていうところでしょうかね。
そうですね、多分間にいるから。
アサーティブって日本語で訳がないのって何ですかね?
どっかにあんのかもしれないけど、
なんか慌てない感じ、どっしり、そういう感じでしょうかね。
だから私の方が割とそわそわしちゃう、ざわざわしちゃうってことですね。
そうですね。
わかります、わかります。
なんかアサーティブのところは、英語の文だと嵐の中で静かにいるみたいなことが書いてあって。
なんか例えば終わったことをくよくよ公開しちゃったりしますかみたいな、
そういう質問があったような気がするので、
そういうところに違いが出てるんじゃないですかね。
51だ、51。
それがなんかね、一つ私たちの違うところです。
もう一つはね、エクストラバージョンとイントラバージョンといって、
外の人と関わることでエネルギーを得るか、
自分のうちの声を向き合って、
自分の一人の時間のところで逆にエネルギーが補充されるかみたいな軸が、
私はエクストラバージョンよりの60前後で、
エミさんがイントラバージョンよりの60の後半みたいな感じなので、
やっぱね、2人は少し離れてる感じはしますね。
そうですね、私に関しては安定の内向型なので、
これも驚きはないですね。
ちなみにこの私、外向的・内向的は結構学びの文脈で、
そんなに意識したことあまりなくって、
他のね、直感が大事とかそういう感覚、フィーリングが大事とか、
そういうのは少し情報のプロセスのところで関係あるんですけど、
その人がエネルギーを人と話すことでチャージするか、
それともそうじゃないかっていうのは、
もしかしたらホームワークの設計のところで、
たくさんの人と話さなきゃいけないとか、
そういう誰かとこれを実践してみてくださいみたいな設計のときに、
ちょっとイントラバージョンの人にとっては、
それをやる心の負担がエクストラバージョンの人より少し高いだろうなぐらいのイメージはあるんですけど、
あとはね、セッションの中でグループワークにしたときに、
たくさん発言する人はエクストラバージョンの人が多いなとか、
15:00
そういう何となく断向にはしますけど、
実はそんなに気にしてない方かも。
先ほども話したように、検証設計するときに
このアセスのことをすごい考えるわけではないんですけど、
やっぱりエクストラバージョンで判断された人がいたとしても、
学びの状況とかコンテンツとか、
あと誰が周りにいるかによって、
意外と普段エクストラバージョンな人だとしても、
学びの場でそうとは限らないのでね、
あんまりそこは過度に参考にはしないという、
それよりはその場でどういう状態でいるかとか、
どういうふうに行動するかを見て、
それに合わせた方が全然、
その人のありの姿に近いかなという気持ちで。
ブライアン・リトルっていう人のテッドトークをね、
シェアしましたけど、
彼が言っていた通り、
タイプとは別にやらなきゃいけないプロジェクトっていうのが来たときには、
それとは違う動きをね、
人はあえてするっていうところがあって、
私はそこが、
例えば英語学習っていう文脈になったときにも、
本当の自分は、
例えば内向的だけれど、
このために少し外向的な素振りを頑張ってやっていますとか、
やる覚悟がありますみたいな、
人によってハードルの高さって、
その同じプロジェクトに向かうときに、
違いがあると思うので、
どれだけ高いハードルを、
その人が超えたのかっていうところに、
すごく超えたときには、
すごい勇気を出したなとか、
素晴らしいなっていう風に、
強く感じるっていう、
そういう違いはありますね。
分かりますね、それは。
逆に、たくさんいつも発言するタイプの人が、
グッと我慢をして、
その場でもっと内省に時間をかける、
みたいな努力をしていることが目撃されたときも、
頑張ってるね、みたいな。
そうですよね。
本来の自分っていうのを、
ある程度自覚するっていうこととは別に、
だからこそ、あえて違う行動をしてみる、
またこれもコンフォートゾーンにつながってきそうですけれど、
あえて自分の壁を破って、
あえて違うことをチャレンジしている。
そこを見つけられたときに、
あ、伝わってるよっていう感じがすごくするんですよね。
なんか今聞いてて、
リーダーシップ育成の文脈で思ったのが、
欧米とかで特になんですけど、
オーセンティックなリーダーであろう、
みたいな論調があって、
ありのままの自分というか、
自分の価値観とか感情とかをオープンにして、
そういうリーダーで周りを引いていこう、
みたいな使われ方をするフレーズがあるんですけど、
オーセンティシティ、オーセンティックさの
パラドックスとかジレンマみたいなこともやっぱり言われていて、
全部ありのままの自分を、
どんな状況もダモレすればいいわけではもちろんですって、
18:01
そこのバランスがやっぱりすごく重要で、
先ほど言ったこの場で自分が求められている役割を
担うためにできる限りオーセンティックに
言いながらも期待役割に応えるみたいな、
そのバランスが重要なのに、
たまに自分はもうありのままで、
みたいな形で捉えて行動して、
これ自分なんだもんみたいな、
相手にその重要を求めるみたいのは間違ってるよ、
みたいな話をするのにも、
このブライアン・リトルさんのネットトークの話とかは
つながっているかもしれないなと思います。
そうですね。
嘘をつかないっていうのは一つ価値があることではあるんだけれど、
嘘ではないにしても、
ある種、自分があえて違和感があることをやってみるとか、
ここではその役割を果たすっていうような、
そういう使い分けっていうのは必要ですよね。
そうですね。
ある種のプロフェッショナリズムとか、
リスペクトの現れかなと思うんですよね。
場と相手に対する、
そこのラインがすごく微妙ではあるんですけど、
どこで引くのっていうのは。
そういう話が性格のラベル付けっていう話にも
ちょっとつながってくるなという気はしました。
そうですね。
今のトムコさんはリーダーっていう人物と、
その他の人物っていうのが実際にいる場面だと思うんですけど、
私が関わっている学習者にとっては、
例えば、日本語を話す自分と英語を話す自分っていう、
一人の人なんだけれど、ちょっと分かれているようなところ。
これをどれだけ近づけるのか、遠ざけるのかっていうのを、
考え方はそれぞれでいいと思うんですけど、
極端な話をすると、
日本語で話している自分はあまり話さない、おとなしい。
英語で話す自分は大胆で積極的みたいな、
そういうふうに割と分けている人もいるし、
そうではなく、それが融合して、
後々一つになっていくみたいな、
どっちも自分って思えるところまで、
どんなふうに英語を使っていくかみたいなね、
そういう話になったりもします。
なんかすごくわかります。
私の友達の子供が8歳なんですけど、
スペイン語研の学校で、
結構アメリカ人で英語、家では英語なんですけど、
キャラが全然違うらしくて、
スペイン語を話すダイナミックなラテンな彼女と、
家で英語をしゃべる彼女が違うっていう話をしてて、
彼女が意識して使われ分けているから別として、
やっぱりなんか変わる、タイプが変わる、同じ人間でも、
っていう話は10年前ぐらいにちょっと出た本なんですけど、
日本で、私とは何か、個人から分人へっていう本が、
21:00
なんかそれちょっと思い出します。
なんか分人って分ける、人を分けるので、
個人っていう、自分一人のっていうよりは、
一人の中にいろいろあるよっていう話の、
分人の話をちょっと思い出しましたね。
だからなおさらね、性格特定の診断で、
その人がやった一つの結果っていうのが、
限界はあるんだよなと考えます。
ね、前にトムコさんがおっしゃってた、
大人になってから学んだこと、人間はいろんな面がある、
多層である、そういうのも、ある場面では、
こういう一面を見せている。
でもそれが偽りのない、そのままを出しているとは限らないので、
これをやってるってことは、この人はこういう人っていう、
そういう早い決断、判断っていうのはね、
ちょっと危ないところがあるよっていうことでしょうかね。
ありますよね。
大人の学びでたまに出てくる心理学のフレーズで、
ラダーオブインフェンス。
ああ、そうですね。
推論のはしご。
一段一段確認しながら、
ここまでできてる、じゃあ次はっていうね、
そういうステップを説明したモデルですよね。
それを確認していくべきなんですけど、本来は。
けど、その思考のバイアスがあって、
あの人はこう、だからこうに違いない、
はしごをかけ上がってしまうリスクがあるっていうところが、
よく大人の学びのところにも出てくる。
はしごだけ登ってませんか、みたいな、
相手に対してジャッジをするのがあまりにも早すぎるっていうのは、
危ないですよ、みたいな。
はしごの話もしたりするので、
性格診断のツールとかも、
はしごをスキップできるような便利なツールに見えるときもあって、
すっきりするじゃないですか。
あの人こうだった、あたしもこうだった、みたいな。
そこのすっきり感、ちょっと気をつけながら使いましょう、みたいな感じですかね。
そうですね。脳が快感を覚えちゃうと、
なかなかそれ手放せなくなっちゃいますからね。
そうね。
ダブルが可愛く綺麗に作られてれば作られるけど、
あんな人こうだよね、みたいなことになってしまいがちなので。
今日の占い程度に楽しんでいったらいいかな。
短いね。
そんな感じで、今日は16パーソナリティというツールを使ってみて、
大人の学びに関わる人として思うこと、みたいな回ですかね。
はい。
まなびのお話は毎週1回配信予定です。
それではまた次回。
23:46

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