やる気がないんじゃない。動機が違うだけ。
子どもの学習意欲を心理学の視点から整理します。
回避動機から始まっても大丈夫。
大切なのは「今、どの動機で動いているか」。
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サマリー
子どものやる気を理解するためには、内発的動機づけと外発的動機づけの違いを認識することが重要です。また、動機の種類を4つに分けることで、学習による発達と動機の役割を考えることが、学びを深める鍵となります。
動機の種類を理解する
はい、マモススです。いかがお過ごしでしょうか。今回は子どものやる気をどう見るといいのかというお話をしていこうと思います。
これは子どものやる気と言ったんですけれども、大人でも大きく変わらないかなというふうにも考えております。
それをお話しするにあたって少しだけ心理学の考え方を使わせていただきます。 ただ難しい話ではありません。
現場でいろんな生徒を見ていて、 なるほどこう考えるといいなと感じたので、その整理の内容についてお伝えをさせていただきます。
はいまず、動機の源には大きく2種類あります。これは聞いたことがある人が多いとは思いますけど、
一つは内発的動機づけですね。これは楽しいからやる、面白いから続けるという動機ですね。
もう一つが外発的動機づけ。これは褒められるから、怒られたくないから、やらないと困るからといった理由が主になります。
ここでよくある誤解があるんですね。それは外発的動機はダメで、内発的動機が良いという考え方ですね。
これは別にどちらが良い悪いではないと思っています。 ただいろんな物事で身につくのはどちらかというと、やっぱ内発的動機にはなるんですよね。
ただ自分が楽しいから面白いからやっている。やりたいからやってるっていう状態の方が、親に言われるからやっている。
あるいは何か怒られちゃうからだとか、あるいはお金がもらえるからやるというものよりは、どう考えても身につきやすいっていうのはあると思いますし、実際の実験結果でも出ております。
ただそうは言ってもですね、ほとんどの学習というのは外発的動機から始まることが多いと思っています。
これはあの、勉強においてですね。 学校の勉強、受験勉強とかはどうしても外発的動機から始まる気がします。
それ以外の趣味ですね。スポーツとか音楽というのは自分がやりたいからやるっていうケースも十二分になると思うんですけど、
学校の勉強、受験勉強を自らやりたいっていうのはかなり少数派だと思いますね。 楽しいから勉強するっていう子供は本当に少ないと思っております。
この動機についても、源が内発的動機付け、外発的動機があるけれども、種類もですね、結構4つぐらいあるかなと思います。
これはですね、デイビッド・マクレランドという心理学者が提唱した動機理論を使うと整理しやすいかなと思います。
このマクレランドによると、人の行動を動かす動機っていうのは大きく4つに分けて考えてますね。
難しそうに聞こえるんですけど、中身はとってもシンプルです。 まず一つ目が達成動機です。これはできるようになりたい、成長したいという気持ちですね。
点数が上がらないとか、点数が上がるのが嬉しいとか、昨日よりできる自分になりたいとか、目標である80点を取りたいとか、そんなですね、一番これ学習と一番相性が良い動機かなと思いますね。
成績がある程度優秀な生徒は達成動機が強いように思います。 学年で一番になりたいとか、この点数、この科目で偏差値を70取りたいとか、
そういった達成目標を掲げて頑張れる子は強いと思いますね。 2つ目が回避動機ですね。これは失敗したくない、怒られたくないという気持ちですね。何かを避けたい欲求ですね。
避けたい気持ちが強いと。 これは一見するとあまり良くない、悪者にされがちなんですけれども、入り口としては大体これ多いと思ってますね。
何もしないよりは怒られたくないからやるっていうのは一つ立派なスタートだと個人的には思っております。
学習における動機の役割
3つ目が親和動機ですね。これは仲間と一緒がいいとか、周りから起きたくない、特定の人と親しくなりたいっていう気持ちですね。
クラスの雰囲気とか友達の存在に強く影響される動機かと思います。 友達からやってるから自分もやるとかですね。先生に好かれたいからやるとか
これも一つの親和動機ですね。そういった生徒さんもいますけど、ムラがあるような印象を受けます。
最後はパワー動機です。これは勝ちたい、認められたい、影響力を持ちたいという気持ちですね。
競争タイプや承認欲求が強い子っていうのはここが動きやすいですね。 認められたいとか一倍になって、ちょっと達成動機に近しいんですけれども、周囲に大きな影響を及ぼしたり
そういった欲求が強い子、これもあるとまあまあ強いかなと思います。 ただ強い弱いとか良い悪いっていうのを若干お話しさせてもらったんですけど
ぶっちゃけ動機は良い悪いではなく役割があるっていうのが大事な考え方だと思ってますね。 それは動機に良し悪しはないということですし
あるいは今どの動機が主役をやっているかだけだと思っています。 特に学習の初期においては回避動機、親和動機といった
開発的な動機が主役になりやすいかなというふうに個人的には感じています。 そこから達成動機が育って徐々に開発的な動機、あるいはパワー動機に近づいていくというか
関連していくっていうのが 自然な流れじゃないかなというふうに私は考えていますと
ここで一つ大事なお話をさせていただくんですけども 学習が能動化、要は自分でやるっていうトリガー
きっかけになるのは成功体験と自己決定の2つだと思っています 成功だけ与えるとやらされ感があるし
自己決定だけだと不安が強くなる。だからこの2つが揃うことで 開発的だった動機が少しずつ内側、つまり内発的動機に取り込まれていくかなというふうに思っております
最後に一番伝えたいこととしては回避動機は消そうとしなくていいということですね 怒られたくないからやるから始まっても全然いいんじゃないですか
大事なのはその途中で 小さな成功を感じられるか
自分で選ぶ場面があるかで選べるか振り返ってそれぞれの 行動結果に意味付けができるかの3つがあるかどうかです
動機は入れ替わるものではなく重心が移動していくものだと私は思っています だから
今日はあるいは今どんな動機で動いているのかを見ることが大事なんですね 変えようとする前に本人がどの動機で動いているかをまず理解する
それだけで関わり方は随分変わっていくんじゃないかなというふうに思っております はい最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください
07:42
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