1. ままならない1on1
  2. #13 苦手の効能
2025-04-28 18:59

#13 苦手の効能

苦手な人が教えてくれること⚠️

✏️エピソードノート
- マネジメント対象に苦手な人がいたらどうするの?
- 尊敬できる部分を探してシーソーのバランスをとる
- 自分が乗り越える課題にしてしまう
- 人から苦手だと思われる部分は自分だって変えにくい
- むしろ苦手だと思われないための振る舞いを考える
- シーソーの逆にある重しを自分から見せる
- おすすめされる「鈍感戦略」で得られるものと失うもの
- 組織なら人を足せばバランスがとれる
- マネージャーは部下に困っても苦手とは思わない
- 部下の問題行動にだけフォーカスする
- 解決できない場合は自然と部下から離れていく
- 部下が上司を苦手の箱に入れるのは自然なこと
- 苦手の箱は心の安全装置
- 安全装置が働いたら離れるが吉
- 部下の多様性は上司の許容値で変わる


🌀番組概要
日々のままならない瞬間をテーマに、デザイン会社の上司と部下が1on1で喋ります。「他人の些細なミスをどこまで指摘する?」「尊敬と尊重の違いって?」「男女って言葉にどう感じる?」といったトピックなど。ままならなさに頭を抱える2人と一緒に、「自分ならこう思うな〜」と楽しんでいただければ幸いです。


❓ままならない瞬間とは?
日常でふと引っかかる小さなジレンマや、自分ではどうしようもない状況のこと。話してみると共感されたり、全然気にならないと言われたりする、正解のない瞬間です。


🎙️スピーカー
🏔️やま(部下)
デザイナー/ISTP/上司を困らせたがりがち/子どもの頃よく言われた言葉は「ああいえばこういう」
🏖️はま(上司)
デザイン会社のマネージャー/ENTP/フラットな意見ほしがりがち/子どもの頃よく言われた言葉は「落ち着きがない」

Xhttps://x.com/mamanaranai1on1


📮お便りはこちらhttps://forms.gle/XpTZjkXLz2Jwuw2e8

※このポッドキャストでの発言は個人の見解であり、所属する会社や組織とは無関係です。また、配信時点での解釈に基づくため、正確性を保証するものではなく、事実と異なる場合があります。

サマリー

このエピソードでは、マネージャーと部下の相性問題について考察し、苦手な人との関係性の構築方法やそれに伴う成長について議論しています。また、苦手な部分とその対処法について具体的なアプローチが紹介され、コミュニケーションにおける柔軟性の重要性が強調されています。さらに、苦手な特性を持つ人をどのように生かすかという視点が語られています。そして、上司と部下の関係における苦手の意味や、適切なコミュニケーションの必要性が強調されています。

マネージャーと部下の相性
ままならない1on1。
今日の議題は、マネージャーやってるじゃないですか。
マネージャーやってるね。マネージャートーク来た。
人間であれば誰しも相性ってあると思うんですよ。
人の相性?仕事の相性?
人の相性。
マネージャー、マネージメント対象に苦手だなって人がいたらどうするんですか?
どうするんだろうね。
自分がマネージャーになって採用するタイミングだと、そこはあんまり起きないもんね。
でも、部署移動とかあり得るとか。
元からいるとか。
元からいるとかだと全然あり得るもんね。
苦手な人はあれだよね。そもそも多い少ないもんね、ありそうだもんね。
確率でさ、こういうことちょっと苦手だなのは許容値じゃないですか。
それが高いか低いかでも確かにあるから。
でも全然誰でもがあるんじゃない?どのマネージャーだってきっとね。
俺の場合、今のところ今いる人に関してはそういうのないから、あんまりそこに困ってはいないけど。
全然言ってもおかしくないだろうなと思う。普通に考えたら。
苦手な人との関係構築
苦手っていうパターンと何があるんだろうな。
あんまり聞いてくれないとかあるかもね。
それは業務的な問題なような気もするんですよね。
もっと違うところ?
例えばコミュニケーションのちょっとした、ちょっと引っかかる言い方をするなとかありそうじゃないですか。
確かにね。
同じことを言っても通じ方がこの人だけ違うなとかもしかしたら、それ一例ですけど。
確かに。
そういう苦手な人が現れたら、自分が耐えしのぐ感じになるんですかね。
上司でもってこと?
苦手だからこそこうやるみたいなテクニックみたいなのあるんですか。
苦手ってどういうことで起きるんだろうねみんなね。苦手ね。あんまり起きないからね。
ちょっと今考えてみるけど。
上司とかとかじゃなくても、普通に日常生活なり仕事上で出会う人なりっていう範囲で考えてもいいかもしれないですね。
そうだね。そこまで広げればいいもんね。
ちょっと苦手だなって思ったときに、ただ接していかないといけないみたいな。
そうだよね。だから大体は苦手だなって言ったら距離を置けば済む話が多いけれども、そこで接してさらに関係性を良くしていかなきゃいけないって時だもんね。
言ったら人を別に一個じゃないから、いろんな側面があるじゃん。
いろんな側面のうち、ここはでも尊敬できるなみたいなところをまず見つけるみたいなアプローチは取った方がいいだろうなと思うね。
お客さんとかであるじゃん。これめっちゃきついな、苦手だなって思うけど、とはいえこれをやってるのはすごいなみたいな。
結構普通にそこは切り分けて思うのよ。
それをすれば一応あるシーソーの片方のバランスを取れたりして、なんとかもう片側が地面につかないように動かしとくみたいなことはできたりするから、
なるべくそっちを探して大きにいくみたいな、もう片方の重しを乗せにいくみたいなことは自分からやればできなくはないかなっていう感じがするんで。
あとは苦手だけど勉強にはなるなっていう観点を持ったりとか、
これがこの人ともうまくやれればちょっとした成長なのかなみたいな感じの、自分側の課題にするみたいな感じで付き合っていくみたいなのはあるかもね。
それはクライアントであったりとか、別に会社内でも、別に過去にそういう人はいたかなと思うから、全然できるかなっていう。
対処法と組織内の調整
なるほど、自分の課題にしてしまうか。
そっちの方がまだね、変えれないもん相手は結構。
まあそう。
しかも苦手な部分って結構あれでしょ、なんだろうな、結構変えづらい気質みたいな部分でしょ大体。
なんかコアな。
コアな部分でしょ。だから相手からしても変えれないよねそれって。
そうですね。
自分も思われてるもんなって思うもん半分。
あー確かに確かに。
だからそれを変えろって言ったらきついじゃん実際。
なんなら自分が苦手だって思ってる頻度以上に苦手だなって思われてる頻度の方が高そうな気もしますね。
そうなのよ。
はい。
で、俺はどっちかというとそれも思うのよ。
うん。
なんかあ、めんどくさがられてるなとかさ。
はい。
多少感じる気はするからさ。
はい。
その自分がどうしてもさ、追求したくなったりとかさ。
はい。
こう気になったりとか、あとはこうなんだろうな、簡単に納得してみたら困ったりするから。
うん。
どっちかというとそっちの方が人間関係上さ、めんどくさがれるケース高いから。
うん。
自分がそっちがかなって思う方が多いから。
あー。納得しなすぎる。
とか、そうそれは簡単に寄せないなとかさ。
あーはい。
思われても悲しくないじゃんみたいな。
はい。すぐ飲み、なんかずっとこの人飲み込まないなって。
そうそうそうそう。
たまには飲み込んだ方が早いことだって。
あーそうそうそうそう。
みたいなのもあり得るから、どっちかというと、俺が苦手だなって思う。
俺の許容値で言うと、俺の許容値より相手の許容値の方がきついケースが多い気がする。
なるほど。むしろそっちの方が危機の問題かもしれないですね。
自分が苦手だと思う対象にどう振る舞うかよりも、
苦手だと思われないためにどう振る舞うかの方が課題としては何とかした方がいいかもしれない。
そうだね。だから気をつけなきゃなとかさ、何かのアクションがあった後にしまったなとかあるわけじゃん。
はい。
そっちに持ってかれることが多いから、意外と自分に向かってくることで苦手だなどうしようがあんまり思ってないかもしれない。
そうですね。でもさっき苦手だなって思うことってコアな部分だから関与がないとなると、
別に濱さんが苦手だなって思われやすいところどうしようもないんじゃないですか。
そう、どうしようもないのよ。結構困るよね。
そうですね。追求しないっていうのも。
気にしないとかでもさ、難しいよね。
そうなると、さっき言ったパラメーターの他の要素じゃないけど、他で貢献できるところはちゃんと見せるとか、
分からないけど、例えば人としてはそんな好かれてないけど仕事はできるなっていう状態を思われるとか、
もう一つかもしれない。要は役には立つなみたいな。
さっきのシーソーの逆側を自分で見せていくみたいな。
シーソーの逆側を見てくれない人もいるじゃん。
見てくれない人に自分からこんなシーソーあるんですけど、こんな面白いどうですかって。
なるほどな。
確かに苦手だな。
結構マネージャーにもし自分がなった時に苦手属性同士で精神的に耐えられる気がしたりとかもあって、
いなす技とかをこの世の上司陣たちは学んでるのかなと思うんですけど。
割と聞くところによると鈍感になっていくとか言うかもね。人によってはね。気にしないとかさ。
俺あんまり生きてないけどね。あんまり生きてないから。
気にはするようにしようとしてるからね。どっちかっていうと。
鈍感になるとそれはそれで違うリスクを膨らませる気がするんだよね。
そうですね。
だって改善してるわけじゃないじゃん。自分が感じないだけで。自分が平気ってだけで相手は平気じゃないからさ。
そうですね。ちょっと平気すぎると裸の王様的な。
そのパターンもあるし。
だから鈍感になりなよ的なアドバイスはもらうこともあるけど、受け入れがたいなっていつも思う、それは。
そうしてしまうと違うリスクを膨らませそうだからみたいな。
じゃあ繊細に何かをキャッチするアンテナを立て続けると、自分への反省がめっちゃ多かったり、あれまずかったのかなみたいな気にする回数がめっちゃ多かったり。
多いね。
それ嫌じゃないですか。
嫌っちゃ嫌だけど、それをしない結果も嫌かもなみたいな気もすんじゃん。
どっちの天秤の方が?
そうね、今日は天秤の話を。
天秤なのかシーソーなのか。
シーソーなのか。確かにちょっとブレてるけど。
シーソーにしますか。
シーソーね。
確かに。
繊細じゃなかった方の結果の方を想像するっていう。
そうですね。
どっちも辛いようの多いか少ないかを選んでるようにしか聞こえないんですけど、どっちみち辛いみたいな。
マシな方を選ぶみたいな。
もう1個あるのもあれかもね。
普通に組織で行われてることで言うと、間に人を挟むっていうパターンやってる人もいるかもね。
純粋に仕組みとして。
確かに私結構それやるかもしれないです。
このコミュニケーションスタイルなんで、普段も。
向こうにとっては初見ではきついかなって思った時には、なるべくならしい保育じゃないですけど、他の人に最初オンボーリングじゃないですけど、やってもらった方がいいかなとか思う時があります。
それは結構みんなやってるかもね、間に人挟むっていうのは。
だから一対一だとできないけど組織ならできるよね。
確かに。
だから実際フリーランスだと全部が一対一になるじゃん。
それが結構きついけど、会社だったら大体チームにやられてると思うから、一対一で何かをしなきゃっていう場面は意外と減らそうとったら減らせるから
そこで結構回ってるかもね、今もね。
個別に見ていったら苦手同士だけど、アサインはちょっとずらされてるとか、基本一対一だとバランス取れないけど二対一になってて、
価値観がAだとしてもう片方Bの人が弱いとしたらBがちっちゃいんだけどBを二人にしておくとちょっとバランス取れるとか、そういうこと。
確かにそれは再配されるだったらそうだと思うんですけど、
ほぼマネージャーと部下だったらもう一対一は避けられない気もするんですよね。
そういう魅力面の一対二とかしないもんね。
だから回避策が結構少なくなる感じがしますけど。
でもマネージャーになった時点で自分の部下のことをあんまり苦手だなっては思わない気がするけどね。
なんかその目にならないよ多分。
どういう感覚なんですか?
どうしたらこの人とうまくやれるんだろうなんしかなんないから、あんまり苦手な箱に置かないかもなって思う。
結果的にもちろん相手が自分のことを受け入れないはあるんだけど、
自分が先に受け入れないはないかなって順番としてマネージャーになった時点で。
苦手の特性を生かす視点
逆にみんな同じ箱に入るってことですか?
どうしたらうまくやっていけるかなが苦手とか得意とかじゃなくてみんなその目線で見る?
そうかもしれない。
それで言うと、そもそもどうやってうまくやっていくかっていう視点でスタートしてるから。
別に異動とかで来たとしても、じゃあこの人どういう人でどうやったら活躍するようにできるかなみたいな。
もうそれがミッションだからさ。
そうすると自分に対して苦手っていうよりは、
単純にこの人の特性ってどんなのなんだろうみたいな見方になるじゃん。
その特性をどう生かせばいいんだろうなみたいな感じになるし。
その人が別の人とトラブルを起こした時とかには純粋にそれは
この観点でこのチームではそれはやめてほしいっていう
そのトラブルの指摘をするっていうのに留めるから。
苦手だからあっちいってとかはしないじゃん。
基本的にその問題行動だけ抑えるだから。
問題行動を抑えるコミュニケーションを取った上で
その問題行動を改善することが本人が難しいですっていう場合は
本人から多分いられないと思うんだよね。
逆にそれは指摘をされてっていうことだから。
だから結果的に起きることは自然といなくなるんじゃないその人が。
多分どんなにこちらが活かそうと思っても
その活かすための支援なりそのフィードバックが届かなくて。
基本的にその人はいられなくて他の部署なり外の会社なり
別にその人の選択の自由もあるから
基本離れていくと思うんだよね。
だからあんまりそこをどうしようと思いすぎなくてもいいのかもしれないね。
上司と部下の関係
自分が前じゃなった時点で。
あれですかね、やること考えることが多すぎて
苦手にフォーカスしてる暇ないっていうか問題フォーカスみたいな。
そうそうそうそう。
あんまり人の苦手っていうの意識したことないかもしれないね。
自分の部下に対して少なくとも。
なんかそれが苦手にはなんないかもね。
根源的にはもしかしたら苦手なセリスがあるかもしれないけど
そこのセリスから沸き起こってきた問題の方に何か考えて。
基本的には行為にしか行かないもんね。
その人の気質にいってもしょうがないから。
例えば正確な仕事ができません、ミスをしますってなった場合には
その正確なところに意識が向かない性格を咎めてもしょうがないから
単純にまず品質としてはこのミスがないようにしてくださいじゃん。
フォーカスするのは。
そのためにやれることを考えてくださいだし
それが仕組み上で変わりきれない仕組みを考えてくださいだし
その仕事がどうしても難しかったら違う仕事をさせるだし
っていう何ができるかの調整でしかないから
普段の仕事って意外と苦手にフォーカスできないと意識として
そんなこと考えてらんない。
だからパッと思いつかないのと。
じゃあちょっと苦手を考えてる暇があるっていう
暇があります。私は。
部下側の方が思うんじゃない?
上司のこと苦手だなは。
上司が部下のこと苦手だなは、なんかちょっと違う気するわ。
だって上司の仕事はその人を生かすことだから苦手とか言ってらんないのよ。
部下の人からしたら確かに自分が何かしたいのに
受け入れられないとか自分の価値観を聞いてもらえないのは苦手と感じるだろうね。
確かに。そこから問題フォーカスしようって言われてもちょっと難しいです。
その問題は部下からしたら上司の価値観だってなるわけじゃん。
それ変えれないじゃん。
だからそうすると苦手っていう箱に収めざるを得ないよね。逆にそっち側は。
確かに。受け入れる箱そこしかない。
上司を生かすみたいなことは難しいわけだから。
役割でもないし。
役割でもないし。
最終的に何かにもめた時は意思決定は上司側にあるわけじゃん。
基本的にどの会社も。
そう考えると上司側は苦手なんて言っちゃダメだし
部下側はこの人どうしても合わないなと思ったら苦手っていう箱に入れて
逃げていいんだと思う。そこはもう避けていいっていうか
ちゃんと自分が好める人の場所に行った方がいいんだと思う。
なるほどな。
きついよね。自分の上司に苦手なものずっといるって普通に考えたらね。
そうですね。なるべくその判断軸でみたいなことがあったとしたら
もう変えられない。
変えれないでしょ。絶対その上司のことって。
だからみんな異動希望とか出すんじゃない?そういう場合は。
異動希望が叶わなければ転職っていう。シンプルに。
苦手っていうのはもしかしたらこの
まさき浜さんが簡単に飲み込まないって言ってましたけど
飲み込むための唯一の箱みたいな感じなんですかね。
ある種心守れるかもね。
そうですね。
この人は合わないんだ、自分とは。
やったらそれ以上の解決を自分に課さなくていいじゃん。
それはある種心のブレーキとして持っていた方がいい機能な気がする。
それが自分が悪いなってなっちゃうとたぶん潰れちゃうから。
確かに。
苦手って思うこと自体が正常なセーフティー機構なんじゃない?
苦手もいいことであると。
安全装置でしょうね。
安全装置。
それ以上近づくなんてことでしょ。
苦みみたいなものですよね。
これ苦いからダメなやつだ。
もちろんそこを超えられるケースもあるんだろうけど
一定量を超えたらそれはどんなものでもダメだと思うから
距離を空ける、会社を変えるみたいな感じなんじゃないかな。
だから結果どの上司も自分の苦手な人はいないってなるのよ。
なるほど。だんだんそこが突破されていく。
全滅されていくんですね。
そういう意味で言うと許容値の広い上司の方が
いろんな人を集められるよねってことだと思う。
そこが狭いとマイクロ過ぎるたり価値観がすごい低いと
狭いともう数人しか見れないとか
ある同じ属性の人しか集められないってなるんじゃない。
それはそれで突き詰まされた集団になるかもしれない。
そうかもね。すごい高額な人が尖らせることはできるもんね。
価値観がぶれないし。
ということで今日は苦手の功能ということで
以上です。
ありがとうございます。
18:59

コメント

スクロール