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こんばんは、おはようございます。こんにちは、楽しくおしゃべり❗まこにぃの部屋でーす。いつも聞いてくれてありがとうございます。
今日は月曜日ですので、古事記シリーズ、古事記やっていきたいと思います。改めましてまこにぃです。今日は
スサノオの冒険
古事記第6章、「スサノオの見事の大冒険編」をお送りいたします。前回ね、いたずらが過ぎて天テラスを怒らせ、
天の岩戸に籠らせてしまったスサノオは、高間ヶ原を追放され、地上の世界、出雲に降り立ちます。
そこを歩いていると、川のそばで泣いている老夫婦と女の子に出会いました。おじいさんの名前は足名淳、おばあさんは
手名淳、娘の名前は串奈々姫と言います。
スサノオがどうして泣いているの?と尋ねると、こう答えます。
私たちには8人の娘がいましたが、
毎年恐ろしいヤマタノオロチに、オロチに食べられて、 最後に残ったこの子まで、もうすぐ食べられてしまうのです。
ヤマタノオロチとは、頭が8つ、
尾も8本ある、大きな
オロチ、大きなヘビですね。 体の長さは8つの谷と8つの山にまたがるほどで、
目はまるで、 宝月のように赤く光っています。
スサノオは言います。 じゃあ、もしこの娘を僕のお嫁さんに
くれるなら、ヤマタノオロチを退屈してあげましょう。 老夫婦は喜んで、すぐに串奈々姫をスサノオの妻として譲ります。
スサノオはまず、串奈々姫を安全な場所に隠し、 彼女を串に変えて、自分の髪に
刺すんです。これ、ロマンチック! そうなんだ。
そこから、老夫婦の家の周りに8つの物と8つの酒亀を、
酒亀を用意します。 その中には、
ヤシオリの酒 というとっても強いお酒をたっぷり入れました。
そしてヤマタノオチが ズズッとやってきます。
8つの頭がそれぞれの酒亀に頭を突っ込み、 グビグビと飲み始めました。
飲みすぎてグデングデに酔っ払ったところを、 スサノオが、「今だ!」と一気に斬りかかります。
大蛇の体をズバズバと斬りつけ、 ついに退治することに成功。
でも、スサノオを斬った時、ガキーンと音がして、 刀が欠けてしまいました。
なんとその中から出てきたのは、 雨の村蜘蛛の剣。
後に、草薙の剣と呼ばれる 有名な神剣です。
スサノオはこの剣を、 この剣を姉、アマテラスへのお詫びの気持ちとして、
高間ヶ原に捧げます。 こうしてスサノオは、
クシナダ姫と結ばれ、リズモの地で、 地を家に建てて平和に暮らすようになりました。
ということで、今日はここまで。 次回は、スサノオの子孫、オオクニーヌシノミコトの登場です。
出雲を作り、日本をまとめていく 大きな物語が始まります。
はい、今日も最後まで聞いてくれてありがとうございます。 また次回もお楽しみにということで、
今日のお相手も、いつも笑顔で明るく元気な オオクニがお送りいたしました。
それでは皆さん、お幸せに。 またねー。今日もありがとう。