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こんにちは、整理力トレーナーのまきのくみです。
この番組は、【片付け】と【時間管理】の話題を中心に、
スタンドFMとポッドキャストに配信をしているチャンネルです。
はい、今日はですね、私日帰りで福岡の実家の方に帰ってきました。
そこで、父親から面白いことを聞いて、そのお話を今日はしたいと思います。
何の話かというとですね、昔の人のもったいないっていう感覚の違いのお話です。
父の話はですね、最近倉庫の整理をしていたらしいんですね。
そしたら、自分が、自分って私の父親ですね、もうすぐ80になるんですけど、
自分、父親が、ボーナス、初ボーナスで両親に買った、
両親って私のおじいちゃんおばあちゃんですね、
に買った電気毛布が出てきたらしいんですよね。
なんか、初ボーナスっていうから、今80の父親が20代の頃、
だから、60年は経っていないけど、60年そこそこ経ってるものが出てきたらしいんですよ。
で、当時の電気毛布って、なかなかのお値段がしたらしいんですね。
でも、初ボーナスで両親に買ってあげたらしいんですけど、
それがですね、箱のまま、封を開けない状態で取っていたらしいんですよ。
で、昔だから、私の父親が言うには、
息子が買ってくれた、そんな高級な電気毛布を使うのがもったいないっていうことで、
取っておいたんじゃないかって言ってるんですね。
きっとそうなんだろうと思います。
当時、今はね、本当に安く、電気毛布って本当に安く手に入りますけど、
きっと高かったんだろうと思います。
そんな高級なものを使うのがもったいないっていうことで、
封を開けずに取っておいて、
だから本人たちが死ぬまで取っておいたわけじゃないですか。
取っておいているっていうのが、
本人たちが分かっていたかどうかっていうのがすごい疑問だなと思ってて、
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その時にもったいないなと思って、
ちょっとこれはもう封も開けられないみたいな思って、
ずっと開けられないなって感じていたのか、そのまま忘れていたのか、怪しいなと思って。
それはいいんですけど、とにかくそのもったいないの価値観ですよね。
これがやっぱり昔の人ってこういう感覚でいて、
それを受け継いでいるのが私の親世代なんだなって思います。
その親世代の感覚を受け継いでいるのが私世代なので、
私はこうやって生理習のを学んで実践してきて感覚が変わりましたけど、
以前は使うのがもったいないっていう気持ちはありましたね。
例えば、大学時代に私ハンドベルブに入ってたんですけど、
みんなでユニフォームを作ったんですよ、トレーナーを。
そのトレーナーって、みんなで合宿する時とか、
ちょっとカジュアルにハンドベルの演奏会をしたりとか、
そんな時はそのトレーナーを着ていたんですね、みんな一緒に。
でもその時しか着なくて、ある時、卒業してからなんですけど、
友達が持ってたその同じトレーナーが、自分が持っているものよりもすごく色あせてたんですね。
で、一緒に見た私と友達がですね、
なんでそんなに色が薄いのって同時に言ったんですよ。
同時にっていうか、びっくりして私たち。
で、これパジャマにしてるって言ったから、
その時、パジャマにするなんてもったいない!みたいなことを話した覚えがあって、
彼女は、そんなもったいないって着ない方がもったいないじゃんって言ってたんですけど、
その時の感覚って私はわかってなかったんですね。
で、その感覚がわかるようになって、
手にしているもの、自分のものって使わないと意味がないし、
もったいないっていう感覚になってきたんですけど、
でもね、本当に親の感覚っていうのは受け継がれるもんだなと思って、
それは勉強次第で、勉強とかその後の環境次第で変化するものであるっていうこともわかるんですけど、
でも、すごいなと思って、その電気毛布。
結局私はその電気毛布は見ることなく、もう捨てたって言ってたので、
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ちょっと見てみたかったなと思ったんですけどね。
いやー、でもなんか複雑ですよね。
両親に使ってほしいと思って買った電気毛布を全く使われないまま、封も開けられないまま、
だから見てもないんですよね、中身を。
見てもなくて、使われないままだったから、本当にそれはすごくもったいないなと思うんだけど、
でも、昔の人の感覚っていうか、
当時も使わないともったいないっていう感覚の人って、
本当、レアだったんでしょうね、きっと。今よりももっと。
でもね、父親としてはその親の感覚はわかるので、
多分息子がくれたものをもったいないと思ってたんだろうっていうふうには言ってたので、
買ってくれなくて残念だとかいうことは言ってないので、それはいいかなと思いました。
そんなことを言いつつですね、私も実はもったいないと思って使えてないものが実はあるんですよね。
それは、以前使っていたお茶碗をですね、
猫が興奮してバーって走ってきて、お茶碗を割っちゃったんですよ。
そのお茶碗は私の大好きだったおじがくれたもので、
もうおじが亡くなるっていうことがわかっていたんですよ、その時。
もうおじが亡くなってしまったんですけど、
生きてる間に金継ぎをして、
その金継ぎをした後に使えなくなっちゃったんですよ。
いやーこれ本当、次に割れたらもう寿命かなって思いつつ、
でもその時が来るかもしれないと思うと途端に使えなくなっちゃって、
今別の普通のお皿、お茶碗でもない、ご飯をよそうお茶碗でもない、
別のお皿にご飯を持って食べてるんですよね。
使うのがもったいないっていう気持ちはまだまだ私にもあるなって思います。
金継ぎしちゃうと、ひびがもう見えてるんで、
金継ぎってそんなに丈夫にはやってくれてるけど、
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でももともとのお茶碗よりは脆いので、
なんかちょっとした表紙に割れることがあるかもしれないって思うと、
ちょっとね、怖いなと思って使えてないんです。
使うのがもったいないって思うもので、
使えばいいのにでも使えないっていうものありますでしょうか。
よかったらコメント欄から教えてください。
では最後までお聞きくださいましてありがとうございました。
ストア化の方のお申し込みもお待ちしています。
では整理力トレーナーの牧野くみでした。
ではまた。