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コンテンツ設計アドバイザーの山田まきこです。
今日は、先日7月頭に、
トマコ前市男女平等参画推進センター様からご依頼をいただいた、
ファシリテーションのお仕事についてお話したいと思います。
この男女平等参画推進センター様は、
昨年からいろいろなお仕事をご依頼いただいたりしていまして、
今回、私がやらせていただいたのは、
現代版ジェンダーの果てを解き明かす、という、
今年、このトマコ前市男女平等参画推進センターさんが、
何回かのシリーズに分けて取り組む事業の一つです。
実は、3月12日に、第一回目、国際女性デイに考えよう、
現代版ジェンダーの果てを解き明かす、
いろいろなところで感じるモヤモヤをみんなで話して考えようという、
市民の方に集まっていただいて来ていただいた方の、
ジェンダーギャップとか、ジェンダーバイアス、
そんなところをお話をしていただくというような、
みんなで考えるというファシリテーションをやらせていただいたのが、
1回目だったんですよね。
この時のファシリテーションが、とても良かったということで、
このシリーズ、何回かあるうちの、
7月の回もぜひお願いしたいです、ということで、ご依頼いただきました。
ちなみに、5月にも実施されていたみたいで、
5月は、同じく現代版ジェンダーの果てを解き明かすという、
大きな命題の中の、なるほど、変わっていたので、
その表現、地元市で感じる時代の変化ということで、
今回は、地元で発行されている雑誌とか新聞ですね、
大手かけていらっしゃる方にお話をしていただくというような内容だったようです。
これって普通だよね、というふうに思っていたけど、
あれ?とか、果て?というふうに感じるということがあったら、
それが何なのかというところを言語化していくということですね。
現代版ジェンダーの果てを解き明かすというのは。
何か当たり前のように考えてしまっていたけれど、
よくよく考えてみると、何かちょっとおかしいよね、とか、
今の時代に合っていないよね、というようなことを、
いろんな切り口でお話をする、市民の皆さんとお話をする、
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というようなコンセプトで実施されている企画なんですよね。
3月が第一回目というか、国際女性デーの一番最初の回で、
次が5月、今回の7月が3回目というのかな、ということで、
今回の7月はどういうテーマだったかと言いますと、
男とか女とか関係ある?それっていつの話?
町内会のこれからを話そうということで、テーマ、町内会だったんですよ。
町内会というと、今本当に問題になっているのは、町内会に入る人がいない。
それによって町内会の運営がなかなかできなくなっていて、
今までやってきた行事とかもどんどん縮小していってしまっているというのが、
全国的な町内会あるある問題なんですよね。
トマコマイシーのたくさんある町内会の中でも、
ジェンダーの問題を含め、さまざまな問題に自主的に取り組んで、
どんどんどんどん良くなっていっているという町内会の会長さんをお招きして、
ジェンダーの話題ですとか、町内会のこれからをどうしようかということに関心を持って、
町内会のこれからをどうしようかということに関心の高い方にご参加いただいて、
お話をするという機会でした。
各有、私も子どものころは町内会に入っていて、
町内会の行事を積極的に参加して楽しんでいた人なんですよ。地元ではね。
私の地元は神奈川県の小田原市というところで、
小田原の駅の近くはですね、毎年5月ゴールデンウィークになると北条五大祭という町を挙げて大きなお祭りがありまして、
そのお祭りに出汁を引っ張って参加したり、出汁の上でお林をやったりですとか、
あとおみこしを担いだりとか、そういう町内会行事って当たり前のようにあって参加してたんですよね。
それがすごい楽しいなというふうに思ってたんです。
現在は札幌に引っ越してきまして、今マンション住まいということもありまして、
正直あんまり町内会を意識することがなくなっちゃったんですよね。
町内会はあります。あるけれど、参加するのは年に何回かある花壇の花植えの日とかお掃除の日とか、
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あとはラジオ体操にしばらく通っていたことがあって、1年間ぐらい。
その時は町内会の方々とよくお話ししたりとかしてたんですけど、最近はあまりないんですよね。
つい最近、マンションの掲示板に町内会からのお知らせということで、
今年は宇治神様の神社のお祭りがあるんだけれども、
その神社のお祭りの時に毎年子どもみこしという子どもだけでやるみこしが出ていたんだけど、
今年は平日の開催ということもあって、子どもが集まらないから、
子どもみこしは今年はありませんという残念なお知らせが貼ってあったんですよね。
すごいタイムリーで、あ、そうかと。
子どもが参加できないと、どんどんやっぱり町内会って縮小していっちゃうんだなということを感じたんです。
私が住んでいる場所は子どもがいないかといったらそんなことないです。
子どもたくさんいます。ただアパートとかマンションが多いので、
なかなか町内の活動に参加する子どもがいないということなのかなというふうに思うんですよね。
自分の中ではそういう課題意識とかも持ちつつ、今回はファシリデーターということでご依頼いただいていますので、
私がしゃべるというよりは、私が皆さんのお話をお聞きするというそういう役割で参加させていただきました。
コンテンツ設計アドバイザーとしてどんなコンテンツを設計したのかというところで言うと、台本ですね。
台本というか全体構成、どういう流れで誰に何を聞いていくのかということの構成を設計していました。
これは男女平等参画推進センターの担当者の方とお打ち合わせをさせていただいて決めていきました。
今回はスピーカーの方がお二人いらっしゃるということなので、そのお二人がどんな方なのかということをお聞きした上で、
趣旨にあった質問をどういう質問を投げかけていったらいいのかなということを考えていきました。
お持ち合わせは全部で2回あったのかな。
1回目のお持ち合わせの中でスピーカーのお二方のことをいろいろお伺いして、こんな質問はどうかなというのをあげて、
その質問事項を担当者の方からお二人の方に聞いてみていただいて、
こんな流れで進めようと思ってますけど大丈夫ですかとか、答えづらいとかありますかとか、他に何かお伝えしたいことありますかとか、
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そういうことを打ち合わせをしてくださったということなんですけど、
庁内会の中での男女の役割が固定化していることによって参加しづらくなっているのであれば、
それを是正していった方がいいですよねという方向に主催側は思っていらっしゃるんですね。
なので、ジェンダーの果てを解き明かすという大きな命題がありますから、
そこに持っていくためにどんな質問が必要なのかということを考えていっていたんですけど、
なかなかそこに持っていく質問を考えるというところも、
私が実際に話し手の方と接しているわけではないので、何かしっくりこないということがありました。
なので、一回その話し手の担当の方からこんな流れで進めようと思っているんですけどということと、
私が叩き台としてお送りした質問の内容とかもお持ちいただいて話し合っていただいたんですよね。
そしたらですね、予想していた以上に、なかなか主催側がやりたいこと、持っていきたい方向と、
スピーカーのお二人がお話ししたい内容のズレが埋まらず、打ち合わせが終わってしまったというような状況だったみたいで、
こんな回答だったんですけれどっていう資料をいただいたときに、
これはやっぱりもうちょっと擦り合わせが必要かなというふうに感じました。
具体的にはですね、ジェンダー、女性がとか男性がっていうところの問題意識というよりは、
町内会がいかに必要なものなのかとか、私たちの暮らしにどういう貢献をしているのかとか、
必要不可欠な存在なのかっていうところを、とても話したいっていうふうに思われているお二人だということだったんですね。
お二人が今所属されている、代表されている町内会に関して言うと、
男性、女性での役割とかはあんまりもうなくて、むしろ女性の方がガンガン活躍しています、
そういう町内会だということだったんですね。
町内会がどれだけ必要なことなのかとか、大事なのかというお話がメインの内容になってしまうと、また趣旨がずれてしまいますので、
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その話を聞きたいと思ってきたわけではない方々からすると、あれちょっと違うなというふうになっちゃいますのでね、
うまいこと構成を考えて、主催側も話し手の方も聞き手の方もまるっといい話を聞いたなというふうに思っていただけるような構成をもう一回作り直しました。
なので、研修を作るとはまたちょっと違ったりはするんですけれど、結局目的が何なのかということと、
その目的を達成するためにどんなゴール、目標設定が必要なのかということの考え方はいつもやっていることと同じでした。
研修の場合には、そのためにどんな講義が必要なのかとか、どんなワークが必要なのかとか、そういう手段を考えていくということなんですけど、
ファシリテーションの場合は、どんな質問をしてどんな話をしていただくか、これを考えていくということになりますよね。
なので、生み出すものはちょっと違うんですけど、考え方は同じかなと思っています。
私が考えた構成というのは、全体で2時間のイベントだったんですけど、最初の10分間でこのイベントの趣旨を主催側に説明していただいて、
そこから話し手のお二方の紹介、そしてお二方が今所属されている町内会のご紹介をしていただくというふうにしています。
最初に町内会が必要性を感じていないという方がいて、そういう方々にどういうふうにアプローチしていますかみたいなことを聞くことにしました。
そうすると自然と町内会が必要だ、自分たちは必要だからやっていますという話題に触れざるを得ないので、そこを話したいということだったので、そこを話していただけるような流れを最初に作りました。
話したいことをずっと横に置いたまま最後までいくと、そこが気になって集中できないことがありますので、先に話したいことを存分に話していただくというふうにしたということです。
一つの町内会は本当に先進的な取り組みをされていて、デジタル化をどんどん推進しているんですよね。
例えば町内会費は通常は班長さんという方が持ち回りで各家庭を回って町内会費を集めるというのがスタンダードのやり方なんですけれど、そこの町内会はコンビニ払いかペイペイ払いができると。
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もちろん、日を決めてこの日にここに持ってきてくださいというやり方もしているということでしたね。
班長制とか副長制はやめたと言っていました。班長になり手が大変になっちゃうからね。そういうのはやめましたということはおっしゃっていましたね。
それでもそういった取り組みをしていて、例えば子どもたちも大人も巻き込んで町の中をウォークラリーをするイベントとかもされていて、北海道新聞にも取り上げられていたんですけど、
チェックポイントにはQRコードがあって、それをスマホで読み込んで謎解きをしていくという仕組みになっていて、それもデジタル化ですよね。
一つ一つチェックポイントを回っていくうちに、町内にどんな建物があるのかとか、どんな人が何を営んでいたのかというのが分かるようになっていって、
有事のとき、防災という意識ですね。有事のときにはどこに何があるのか、どこに逃げればいいのかということが分かるようにしているんだという取り組みをされたんですね。
そういう意味で町内界の役割ってすごく大事で、平時は何をしているのかよく分からなかったりとか、本当に目に見える街のお祭りをやっていますとか、ごみ拾いをやっていますとか、見えるところではそういうことかもしれないけれども、
何かあったときにどこに誰がいるのかを把握するためです。だって近所に誰が住んでいるのか分からなかったら、万が一地震があったときとか津波が来たとき、あそこは海沿いの街ですから津波が来る可能性があるんですけど、
あったときに救助が必要なのか必要じゃないのかとか、そういうのが把握できていなかったら助けられないんですね。だからみんなに町内界に入ってもらいたいんですというふうにおっしゃっていて、いろんな取り組みをしていて、道外からも視察に来るような町内界なんですけど、
それでも町内界に入っていらっしゃる率は60%程度ということで、結構苦戦しているんですっておっしゃっていました。マンションとかアパート住まいの方はなかなか必要性をわかっていただけなかったり、情報を届けるのが難しかったりしますというお話をされていましたね。
そんな感じでですね、話し手の方の町内界の必要性、どういうふうに参加を促しているのかといういろいろな工夫をお伺いしました。
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そして次にいよいよですね、この主催者側で聞きたい、そこをやっぱり深掘りしたいという、果てという視点ですね。
それだけが理由ではないんですけど、例えば何かイベントがあるというふうになった時には、なんとなく女性がサポート側の仕事に回り、男性が表舞台の仕事をするみたいな構図が出来上がってしまっているとかね。
イベントをやりますと言ったら、表でテントを建てるのは男性で、裏でお茶の用意をしたりとか、皆さんのご飯の用意をするみたいな、そういうのが固定化されているとかね。
役員の割合が男性の方が多くて女性の方が少ないということであれば、やっぱり女性が少ないと女性が入りにくいんですよね。
なので、そこに役員を選出する時にバイアスがかかっていないかなとか、そういうことを話していただいたり。
2つの庁内会に関して言うと、女性がバリバリ活躍しているという場所で、一人の庁内会長さんは男性だったんですけど、もう一方は女性だったんですね。
女性の庁内会長さんだったんです。
その女性の庁内会長さんにも、自分が庁内会長になったことによって何か変わったことはありますかとか、なった当初と今では変化がありますかということをお聞きしたりしました。
そして最後は会場から、会場にいらっしゃった方からのご感想ですとか質問、ご意見とか、そういったものをシェアしていただく時間になりました。
最後クロージングとなりまして、ぴったり2時間で終了しました。
このファシリテーションのお仕事って、私の中ではそんなに得意な方の仕事ではないんですよね。
私、予測ができないことについて、瞬時にいい感じに反応するというのはあまり得意ではないんです。
ですから、いろんな話が飛び交って、それをまとめるとかね、それを膨らませるみたいなことって、あんまり自分の中では得意と思っていないんですよね。
ですから、自分の中ではこれが良かったのかなというのはちょっと分からないところはあるんですけど、
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主催してくださったトマコ前氏男女平等三角推進センターのセンター長さんとか担当の方からはですね、
すごく前回も後回もとても好評いただいたんですよね。
ここなんか本当に自分が見ている自分の評価と他者から見られている自分の評価のギャップが大きいところだなというふうに思うんですよね。
今回一つ自分の中でここが評価されているのかなって思うところがありました。
それは参加者の方からご意見をいただくときに、ある参加者の方が自分はこういう方針で、こういうふうに運営をしている町内会長ですっていうことをお話しされたんですよ。
そのお話しされた内容は正直ジェンダーっていう視点でいくと、私もハテって思うところがあったんですよね。
参加されている方の中でも、やっぱりジェンダー問題に関心が高い方はハテって思うところがあったようですし、主催されている方もハテって思うところがあったようなんです。
なんですけど、その場では私はその方のお話をお伺いして、なるほどそういう視点があるんですねとか、その方がいろんな事情がありながらも取り組んでいらっしゃることそのものに対してめちゃくちゃリスペクトを示して受け止めたんですよね、その場の中で。
私の意見はそもそも求められている場ではないので、それはちょっとハテですねみたいなことは言う必要もないことだから言わなかったんですけど、その姿勢がとてもありがたかったっていうふうにおっしゃっていただいたんですよね。
その場では、今回はいろんな意見が出て、いろんな立場のいろんな人の意見が出て、その中から参加した方々がそれぞれ、なるほどなって思ったり、それは私は違うと思うなって思ったり、
今ある自分の立ち位置よりも少し視座が上がったりとか、自分とは違うということに気づいたりとか、そういうことがゴールだったので、それで良いっていうことだったんです。
だから私はみんなの意見をまとめたりとかする必要はなく、その場で出てきた意見を肯定的に受け止めて、その場の中に置くっていうことがお仕事だったんですよ。
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こういうタイプのファシリテーションであれば、私は割とできるかもしれないって思ったんですよね。
自分の在り方を見直すっていうことをここ10年くらい、特に企業の中でマネジメントの仕事をするようになってから、私はすごく意識するようになりました。
自分の意見は意見として持っているけれども、目の前で自分とは違う意見を発している方とか、その場にいる方の中で違う意見が飛び交っているみたいなとき、
そのときにどっちかに空気を寄せていく、雰囲気を寄せていくということではなくて、それぞれの異なる意見がその場に存在していてもいい状態にするっていうことを心がけているんです。
これはいろんな理由があるんですけど、一つは自分の意見を否定されたらすごくその場に居づらくなるなっていう、北海道弁でいうところの居づい状態っていうんですけどね、居心地が悪い、居づい状態にしないっていうことをチャレンジしたくて。
自分自身も自分の意見を否定されたときってすごくその場に居づらくて、なんか阻害されたような気になったりとか、自分を否定されたような気になってしまう。
自分が発していたその言葉って自分の意見の中のもしかしたら100分の1ぐらいの要素かもしれないんだけど、その断片だけを切り取られて、そこの後ろにある背景とか経緯とか前提条件とか、そういうものは一切剥ぎ取られた状態で、その表面的な部分だけを判断されて、
あなたはこういう人だと決めつけられたりとか、あなたはこういう私とは違う意見ねっていうふうに線を引かれたりとかするのってなんかちょっと悲しいんですよね。
なので、いろんな意見があったとしても、そういう状態なんだなっていうふうに受け止めるっていう訓練を今してきてるんですよね。
そうすると、意見を否定されないから、自分の安心・安全の場で話ができるっていう雰囲気を作ることができるんですよね。
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それを、私はキャリアコンサルタントなので、キャリアカウンセリングっていう1対1の場でももちろんするんですけど、それを1対多数みたいな、多数の方がその場にいる状態で実践するっていうことをやっているってことだと思うんです。
それが参加者にとって、いろんな人がいろんな意見を持ったり感情を持ったりしたとしても、正解ですっていう場においては発揮できるスキルなんだなっていうふうに思って、だから自分の中で1回目の時もこれでいいのかな、なんか何もまとまっていないし成果物として何かお出しできるものになってないのにいいのかなっていうふうには思ったんですけど、
その場の雰囲気がとっても優しい雰囲気になる、温かい雰囲気になる。参加した人、みんなが嫌な気持ちにならずに帰れる。たとえちょっと自分と違うかなっていうふうに思ったとしても、なんかそれをそのまま受け止められる、そういう場にいることができる。そこが評価されたような気がします。
自分からはね、自分はあんまり得意だって思ってないから、ファシリテーションできますとか、何かあれば私に声かけてくださいみたいなことは言ったことないんですけど、何が評価されたのかなとか、どういうところができるっていうふうに思っていただけてるのかなっていうのを引き続き、なんかもう少し言語化したりとか、自分のことを客観的に評価する。
そういうところができるようになって、自信をつけていきたいなというふうに思いました。
はい、長くなりましたが、今日はここまでです。最後までお聞きいただきありがとうございました。コンテンツ設計アドバイザーの山田真希子でした。