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2025-07-29 09:21

【映画レビュー】#スーパーマン 【警告後ネタバレあり】

ジェームズ・ガン監督の『スーパーマン』について、前半ネタバレなし、警告後ネタバレありでマカ・ママレードが感想をお話しします!


マカ・ママレード

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#この夏はスーパーマン #映画 #感想 #洋画

#アメコミ

サマリー

今回のエピソードでは、スーパーマンの新作映画についてレビューを行い、ジェームズ・ガンが手掛けた本作の魅力やキャラクターの関係性を深く掘り下げています。また、作品を通して現代社会との接点や感じられた不満点にも触れています。

00:01
皆さん、こんばんは。マカ・ママレードです。
スーパーマンの新作映画
今日取り上げる作品はこちら、【スーパーマン】。
これまでに何度となく実写映画化されてきた、言わずと知れたヒーロー、スーパーマンを、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズなどで知られるジェームズ・ガンが再映画化を果たした今作。
今回、スーパーマンを演じたのは、デイビッド・コレン・スウェット、ロイス・レイン役にレイチェル・ブロズラハン、
スーパーマンの敵、レックス・ルーサー役にニコラス・ホルトがキャスティングされています。
ストーリーは、スーパーマンはクラーク・ケントとしてデイリープラネットで記者として働きながら、地球の平和を守るために日夜戦っていた。
しかし、レックス・ルーサーがくわたてる陰謀によってスーパーマンは窮地に立たされてしまうのだった。
というのが、大まかなあらすじですね。
というわけで、スーパーマンですが、一言で言うと、なかなか面白かったです。
結構、今作は、最近のアメコミ映画はだいたいそうかもしれませんが、要素が多かったり、登場人物が多い方なんですが、
例えば、スーパーマン以外にも、ジャスティス・ギャングというチームを組んでいるヒーローが3人、ミスター・テリフィック、グリーン・ランタン、ホーク・ガールがいまして、
あとはクリプトという犬版のスーパーマンもいたりだとか、それからクラーク・ケントが働くデイリープラネットでもロイス・レインをはじめとして同僚たちが何人かいて、
レックス・ルーサーを率いる敵のチームも複数に主要なキャラクターがいて、というように主な登場人物だけで結構人数がいるんですよね。
これだけの人数をさばいていくってなると、ストーリーテリングが難しくなると思うんですけど、さすがジェームズ・ガンと言いましょうか、
ザ・スサイド・スクワットという、ガーディアンズという、アンサンブルヒーローの作品を多く手掛けて良質な作品に仕上げている、その手腕は今回も遺憾なく発揮されていてですね、
ともすると、人数が多すぎて消化不良のまま終わってしまいそうなところを、一人一人に見せ場を作って埋もれてしまうキャラクターを極力少なくさせる演出・作劇の手法はとても良かったなと思いました。
しかもそれでいて、上映時間が129分というね、最近だと2時間半以上、もう下手すると3時間以上っていうのが結構珍しくない、普通にたくさんある最近の映画の中では、まあまあタイトな上映時間に収めたのもすごいなと思います。
これだけ要素を詰め込まなきゃいけない中で、こんなにコンパクトに収めたのっていうね、なんか見てて退屈だなぁなんて感じた瞬間はなかったんで、本当に見事でした。
キャラクターの描写
今、キャラクターの話をしていますが、それぞれのキャラクターというのがスーパーマンと共像関係、鏡に照らし合わせたような関係にあるというか、スーパーマンと照らし合わせて比べることによって、何がスーパーマンをスーパーマンたらしめているのかというのを定義する作用、意味を持たせるように作られているのもよくできているなと思いました。
例えばジャスティスギャングの面々は、敵を倒すときに別に周りに被害が出ようが、敵を倒せたらそれでいいと考えているんですよね。
それに対してスーパーマンは子供や小さい動物に対して、絶対に被害が出ないように、被害を最小限に抑えるように敵を倒すように努力をすると。
一口にヒーローと言っても、全くアプローチの違う戦闘スタイルをわかりやすく見せることによって、スーパーマンらしさっぽさを観客にしっかりと伝えているわけですよね。
ロイス・レインも、クラーク・ケント、スーパーマンですけど、意見を戦わせる場面があることによって、スーパーマンがいかに周りの人、人類に対してどう考えているか。
もっと言うと、自分は人類に対してどうあるべきと考えているのかを端的に示していると。
またこれはネタバレになるので詳しくは言えないんですけど、終盤で出てくるとある敵キャラクターとの戦いも、スーパーマンはあの強大な力を持っているからスーパーマンなのか。
いや違うよねと、善なる心を持っているからスーパーマンはスーパーマンなんだよね、というのを表したようなシーンになっていて、ここも見所だったんじゃないかなと思います。
このようにですね、スーパーマンを軸にして、スーパーマン対各キャラクターという構図で描いていくことで、スーパーマンとは何なのかというのを浮かび上がらせていく。
この作劇演出もとてもスマートで、映画的で良かったですね。
あとはストーリー以外でも、スーパーマンの戦闘シーンや飛行シーンは本当に迫力があって見応えがありました。
月並みな表現ですけど、実際にスーパーマンが現実にいたらこういう光景が繰り広げられるのかなというリアリティがあって、
同時に漫画映画としての懸念味もたっぷり用意されているというのも抜かれないですよね。
巨大な怪獣との戦いもジェームズ間らしいというか、他のコミック映画でも見せた手腕を今作でも存分に発揮しているなと感じました。
現実社会との接点
ということで、かなり面白かったし、本当にお勧めの作品なんですが、ちょっと不満点というか気になってしまった点もあるにはありまして、
ここからはネタバレ、ラストの方の展開に触れるので、まだ見てないという方はご覧になってから、ぜひここから先の動画を見ていただきたいと思います。
まず一つは、劇中に登場する独裁国家がジャスティスギャングの活躍によって陥落するという展開ですね。
これが現実でイスラエルのガザ進行などを目の当たりにしているからこそ、もちろんジェームズ間もそのような世界の情勢を踏まえてこのような設定にしているんでしょうけれども、
スーパーヒーロー数人の活躍で問題が解決するなんて、ちょっとこの現実世界ではありえないよなと、見てて悲しくなってしまうというか、
例えば、このSNSで人々の非難の声が高まって、独裁制が崩壊するとか、
もっと市政の人々の団結によって独裁者が倒されるという展開であれば、現実と地続きの表現として受け止められたのかなと思いました。
ここらへんがちょっと気になってしまいました。
またこれは作品の内容ではなくて、日本語字幕の話になってしまうんですけど、
ポストクレジットシーンでスーパーマンが地雷を踏んだという表現を使っていたのに、少し違和感を覚えました。
ここはネットで調べた限りでは、英語ではI can be such a jerk sometimesと言っているようだったんですけど、
リアルタイムでは映画を見ているときは聞き取れなかったので、調べた限りではというところなんですけど、間違っていたらごめんなさい。
多分こう言ってたんじゃないかと思うんですけど、とにかく地雷を踏んだという表現、気にしすぎかもしれないんですけど、
スーパーマンが不必要に戦争による被害を連想させるような表現を無邪気に使うかなと、ここで見ながら感じてしまいました。
これは細かい話になってしまうんですけど。
ということで、このように気になるところもあるにはあるんですけれども、全体的には本当にお勧めの作品です。
今、現実社会との接点というところで不満点を挙げましたが、でも基本的にはちゃんと今の世界で起きている問題点というのをきちんとエンターテインメント作品で無視するんじゃなくて、
ちゃんと救い取ってくれたっていうのは特筆すべきところで、まさに今見るべき映画と言えるんじゃないかなと思います。
アクションシーンの迫力も映画館で見てこそだと思うので、ぜひぜひ今やっているうちに映画館で見てみてください。
以上、マカママレードでした。
チャンネル登録、高評価よろしくお願いします。
09:21

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