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2015-05-05

第149回「リーダーシップ能力を向上させるためには?」

リーダーシップには、「担がれる・担ぐ・背中を見せる・言葉を操る」の4つの要素があります。あなたのタイプを見極めましょう。


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経営コンサルタント 中井隆栄の 幸せな成功者 育成塾
ポッドキャスト 経営コンサルタント 中井隆栄の 幸せな成功者 育成塾では、
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
この番組は、経営コンサルタントであり、幸せな成功者 育成塾 塾長の中井隆栄がお届けします。
皆さんこんにちは、中井隆栄です。
この番組では、私がこれまでに800人以上の経営者の経営相談・人生相談に応えてきた中で、
確実に成果を挙げた、ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功を実現するためのノウハウをベースにして、
リスナーの皆さんや、熟成の皆さんからの質問に、私のオフィスやスタジオ、セミナー会場などから直接お答えします。
リスナーの皆さんこんにちは、経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日は久しぶりに京都の自宅のスタジオから、リーダーシップについてお話をしたいと思います。
気が変わりましてですね、会社のほうで、うちのスタッフの面談を今やっている最中なんですけれども、
昇格をした人が何人かいて、昇格した人から順次ですね、個人面談をやっていたんですけれども、
その中で共通してですね、うちのスタッフの方がね、言うのがリーダーシップ、せっかく課長に昇格したと、
今までよりもそのリーダーシップを発揮しないといけないと、それは使命感もって責任感もって大変嬉しいことなんですけど、
でも具体的にそのリーダーシップをどのように発揮したらいいのか、よくわからないとか、
それから4月1日がね、うちは4月3月決算なんで、4月1日と例えば3月31日と1日しか違わなくて、役職が変わるということなんですけどね。
1日で人って変われないじゃないですか。
だからどういうふうに今の上司やまた部下、そして人によってはですね、今まで上司だった人と並んだりもしくは追い越したりする人も出てくるわけですよね。
そういったときにどうすればいいのかというような質問がありましたので、今日はね、ちょっとリーダーシップについてお話をしてみたいと思います。
まずですね、リーダーシップっていう言葉の定義、これは多分10人いれば、10人というので、皆さん理解もしくはイメージが違うんじゃないかと思うんですね。
ですからまずリーダーシップっていう言葉の定義をする必要があります。
この定義が曖昧だと、それぞれがイメージがずれているとうまくチームとしてまとまっていかないということなんですけども、
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これウィキペディアを見ますとね、
事故の概念や価値観に基づいて魅力ある目標を設定し、またその実現体制を構築し、人々の意欲を高め成長させながら課題や障害を解決する行動。
難しいですね。もう一回読みますね。
事故の概念や価値観に基づいて魅力ある目標を設定し、またその実現体制を構築し、人々の意欲を高め成長させながら課題や障害を解決する行動。
というふうにウィキペディアを見るとですね、書いてます。
もちろんね、その通りなんですけど、ちょっとこれでは長くてイメージしにくいので、
実は私はですね、勝手に自分の定義としてリーダーシップをこういうふうに定義してます。
中井孝之の定義は、態度や言葉で人をやる気にして巻き込み、目標を達成する力。
態度や言葉で人をやる気にして巻き込み、目標を達成する力。
同じようなことなんですけど、よりシンプルで具体的に言葉っていうのは定義したほうが、実際動く人が動きやすいので、私はこういうふうな定義をしてます。
私がですね、リーダーシップに興味を持ったというより、持たざるを得なかったのは、18歳でですね、レストランビジネスで起業してますので、
その時に自分が店の店長、マネージャーということで店をまとめて、お客さんに満足してもらって、
そして売り上げを上げていって利益を出していかないといけないということで、
イヤガオンにもリーダーシップが必要とされるわけなんですけども、
当時18歳、19歳、20歳ですから、そもそもリーダーシップの意味もあんまり分かってないし、
なんでしょうね、高校野球で言えばエースで呼ばんみたいなもんで、
自分がいないと逆に言うと何にもできないと、逆に言うとリーダーシップがあんまり高くないという状態だったわけなんですけども、
でも分かんないんですよね。だから分からないからとにかく一生懸命やるっていうのと、
自分ができるだけ成長するっていうのと、背中を見せるっていう、そういうことを心がけたわけなんですけども、
当時はね、当初かなり空回りでうまくいかなかったですね。
当時自信がなかったので今から思うとね、何でも自分がパーフェクトにできないと、
それを人にやってくださいとかお願いをしてはいけないみたいな、
自分ができないことを人に頼むのは恥ずかしいみたいな、何かそういう思い込みが当時あって、
とにかく一生懸命、自分自身は頑張ったんですけど、
あたから見たらかなり空回りをしてたんじゃないかなというふうに思います。
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で、一番初めにやったのは僕がエースなんで、キャッチャーを探すことですよね。
高校、中学高校の同級生で、親友の王くんに頭下げて頼んで、
とにかく自分一人でもお店回らないんで助けてくれということで、
彼に来てもらってピッチャーとキャッチャーでバッテリーで相談しながらね、
お店を運営するようになったら、僕には言えないこともね、
その多くにはスタッフの人も言えるので、うまく調整ができて、
チームワークがだんだん整ってきて、いいお店に最終的にはなったということです。
まあ、自分だけの力でね、なかなかリーダーシップを発揮して、
なんとかというと、どうしても空回りしがちだということを実際、私も経験しましたし、
よその会社とかお店なんかでもそういうことって結構あるんじゃないかなというふうに思っています。
それから二番目にですね、リーダーシップを意識したのは、
30歳で青年会議所、JCっていうね、一般的に言われてますけど、
京都の青年会議所に入ったときに、各ですね、委員会というのがいろいろあって、
委員長というのがいて、いろんなその委員長がいるんですよ。
すごいね、かっこいいなという人もいれば、頭いいなという人もいれば、
びっくりするほど話がうまいという人もいればですね、
もうすんごい優しい、心優しい人がいたり、すっごい配慮ができて気が利く人がいたり、
ものすごい情熱的でね、みんなこう引っ張っていくってエネルギー高い人がいたり、
あと一番驚いたのがですね、いじられキャラとかアホキャラの人ですよね。
これが結構人気あったりするんですよね。
だからそういう人って多面的なものなので、何が正しいっていうのはないんですよね。
結論から言うとその人らしさ、その人らしいリーダーシップの発揮の仕方をですね、
すると人がついてきて、人がまとまって、青年会議所というのは一年おきに事業計画というのがありましてですね、
その委員会ごとに何とか委員会、何とか委員会というのがあって、
そこの例えば環境問題をですね、扱う委員会だったらなんか環境問題に関するフォーラムをやったりとか、
あとは国際関係の委員会だったらその国際会議というのがあるんですけど、
そこにいっぱい人を連れて行っていろいろ交流を図ったりとか、
あとは会員開発委員会という新入会員をトレーニングする委員会であったりとか、
いろんな委員会があるんですけど、その委員会の事業の目的をその委員長のキャラと、
そして言葉でですね、一年間引っ張っていってその事業を成功に導いていくということなんですけど、
ここでの経験が自分自身としては10年、結局30で入ってJ.C.って40で卒業なんですけど、
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40歳の時に理事長というトップをやったもんで、トップをやるともう1年お勤めしないといけないんで、
41まで11年半、今でもね、自分でも今振り返るとよくやったもんだなと思いますけど、
ここでの11年半の経験、そしてその理事長というね、何百人の会社の社長ばっかりですかね、
今の大省の中の総大省をやらせてもらったということで、
すごくこのリーダーシップということについてはですね、いろいろ学ばさせていただきました。
私はですね、この経験の中でね、実はリーダーシップというのはですね、
マトリックスにできるんじゃないかなと思ってて、勝手にリーダーシップのマトリックスというのを作ってるんですけど、
これはね、縦軸がね、担がれるリーダー、そして上がね、上が担がれる、下が担ぐですね。
よく見越しに乗るとか見越しに担がれるとかね、言いますけども、
この担がれるタイプのリーダーと担ぐタイプのリーダーがまずいると。これ縦軸です。
だから横軸はね、背中を見せて引っ張るリーダーと、これが左側。
右側が言葉を操るリーダー。
俺について来いとか、黙々とその自分の背中を見せることでみんなを引っ張っていく人と、
言葉を巧みに使って、言葉で人をやる気にさせ、そして正しい行動をですね、導くっていうリーダー。
このね、4つのマトリックスの軸って、僕はいつも考えていて、
これをね、ちょっと分かりやすくするために、三国志で例えて説明したいと思うんですけども、
皆さんも三国志ね、ご存知だと思いますけども、
劉備玄徳という殿様がいてですね、
この蜀という国を中国の統一するためにですね、戦っていくわけなんですけども、
その時に桃園の誓いね、支える3人が義兄弟の千切りを結んで、
この4人がね、中心にその蜀という国がですね、国を大きくしていくという話なんですけども、
もちろんね、いろいろ脚色されていて、我々が知っている三国志っていうのは、
三国志演技っていうね、今で言うとドラマ三国志、もしくは小説三国志みたいなことですから、
桃園の誓いも本当はなかったらしいんですけども、
その方がね、夢があるので、桃園の誓いがあったということで、
しゃべりたいと思うんですけども、
まずね、担がれるリーダーで背中を見せるタイプは三国志の4人のキャラの中ではですね、
関羽雲長だと思っています。
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関羽はもちろん武力もものすごく優れたわけなんですけども、
すごく頭もいい人で、それから文武良道ということを常に唱えていて、
国民の教育にむちゃくちゃ尽力したんですよね。
だから今でもいろんなね、官庁病でありますけど、
学問の神様もしくは商売の神様として中国各地で祀られていますし、
日本でもね、チャイナタウンとかに祀られてますよね、関羽。
関羽はそういった意味で、背中を見せながらも担がれながらもみんなを引っ張り、
そして最終的にはもちろん劉備を支えるわけなんですけど、
そういうタイプのリーダーだと僕は思っています。
それから担ぐタイプで背中を見せるタイプは張飛、益徳ですよね、張飛。
張飛は武力がもちろん売りで、これ義兄弟なんですけど、
劉備とそれから関羽を、この二人の兄貴を支えるために自ら命を張って、
先人に立って戦い続けるわけですよね。
これが背中を見せながら担ぐリーダー。
それから担がれるリーダーで言葉を操る、
担がれるリーダーで言葉を操るのが劉備、益徳ですよね。
この劉備が持っているビジョン、そしてミッション、
そしてそれを体現していくためにいろんなバリューですよね。
これを意思決定、王様として意思判断を言葉ですることによって、
他の三人がいろいろ考えながらチームワークを作って、
そして国をまとめていくということになります。
最後、担ぐ人で言葉を操る人はもう言わずと知れた諸葛亮、孔明ですよね。
孔明は軍師ですから、自らがその戦場で先人を斬って刀を振るわけじゃないですね。
一番後ろで陣形を見ていて、作戦を立てて陣形を見て、
状況によって旗を振ったりして、攻めろとか否定とかいろいろ作戦があって、
全体的な指示をするわけですけども、
この人は典型的な担ぐリーダーで言葉を操るリーダーというふうになります。
どれが正しいというのではなくて、その人のリーダーシップのタイプだと思うので、
リスナーの皆さんは自分はどのタイプなのか。
背中を見せて担がれる関羽のタイプなのか、背中を見せて担ぐ張飛のタイプなのか、
言葉を操って担がれる劉備のタイプなのか、
もしくは言葉を操って担ぐ諸葛孔明のタイプなのかということで、
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ちょっとイメージしてもらって、自分自身の言葉の定義ですね。
私自身が先、リーダーシップの言葉の定義を態度や言葉で人をやる気にして巻き込み、
目標を達成する力というふうに私は考えているという話をさせていただきましたけども、
皆さんも自分がリーダーシップを高めたいというふうにもし思われているんだったら、
まず自分なりのリーダーシップの定義をしっかりとすること。
これがスタートラインになってきますし、
自分に合っているタイプ、自分の目指すタイプはどれにするのかという4つを決めることですよね。
そうすることで、自分自身が自分の持ち味を生かしたリーダーシップが発揮できる確率というか、
力を出しやすくなってくると思いますので、ぜひちょっと考えてみていただけたらなと思います。
ちなみに、当時レストランをやっていた頃の自分のセルフイメージというか、このタイプでいうと、
関羽になりたかったんですけど、なれなくて張飛をやっていたみたいな感じで、
JCで理事長をやっていたときは完全に劉備ですよね。
担がれて、そして言葉で皆さんに全体的な方向を示していくという。
今の経営コンサルタントをやっているときの立場というのは、完全に孔明ですよね。
社長を担いで、そして言葉を持って他の人に、社長にもそうですけど、他の人にもいい影響を与えて、
みんなをやる気にさせて巻き込んで一丸として、そして目標を達成していくために言葉を使うという、
まさにその経営コンサルタントだと思うんですけども、ここを意識して私自身はやっています。
今日はリーダーシップの話をさせていただきました。
ぜひリスナーの皆さんもご自身のリーダーシップの定義をしっかりと決めて、
どのタイプのリーダーが自分が一番向いているかなというのをイメージしながら、
どんどんリーダーシップを向上させていただければと思います。
今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
今回の番組はいかがだったでしょうか。
あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた、幸せな成功のための気づきがあれば幸いです。
なお番組では、リスナーの皆さんからの中井 隆へのビジネスや経営に関する質問を募集しています。
質問はホームページの受付ホームからお願いいたします。
また、全国各地から約400名の塾生が通う幸せな成功者育成塾に関する情報はホームページをご覧ください。
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URLはhttp://www.magiclamp.co.jp
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または、中井隆で検索してください。
ではまたお耳にかかりましょう。

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