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経営コンサルタント 中井隆栄の 幸せな成功者育成塾
ポッドキャスト 経営コンサルタント 中井隆栄の 幸せな成功者育成塾では、
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
この番組は、経営コンサルタントであり、幸せな成功者育成塾 塾長の中井隆栄がお届けします。
皆さんこんにちは、中井隆栄です。
この番組では、私がこれまでに800人以上の経営者の経営相談・人生相談に応えてきた中で、
確実に成果を挙げた、ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功を実現するためのノウハウをベースにして、
リスナーの皆さんや、塾生の皆さんからの質問に、私のオフィスやスタジオ、セミナー会場などから直接お答えします。
リスナーの皆さんこんにちは、経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日も私の品川のオフィスから、
The Profit エイドリアン・スライボスキー長ですね、利益はどのようにして生まれるのかという本の
23のビジネスモデルの解説をしたいと思います。
前回ね、前半戦ということで12番目まで解説しましたので、
今日は13番目からビジネスモデルを解説したいと思います。
ぜひ皆さんも自分のビジネスに当てはめて、このモデル使えないかなとか、
なるほど、自分はこのモデルを使っているからうまくいっているんだとかね、
自分のことと照らし合わせながら、ぜひ聞いていただきたいと思います。
では13番目、専門品利益モデル。
ニッチ市場に向けた専門商品を開発することで、
コモディティ製品、汎用品を扱う他社と競合しないモデルということで、
専門食品とか化学とか医療とか医学とか、
そういったすごくニッチなものを開発することですね、
研究開発モデルと言っていいですかね。
そこで他社と競合しない道を行くというモデルです。
それから14番、ローカルリーダーシップ利益モデルということで、
これは都市単位、都道府県単位で出展目標を作成。
それが実現して地域でブランド化するまで次の地域に出展しない。
都市単位、都道府県単位で主導権を握っていくモデル。
これ有名なのがスターバックスですよね。
スターバックスはシアトルからスタートしてるんですけど、
シアトルで知名度を取ってブランド化するまで次の街に行かなかったんですね。
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多分2番目、シカゴかどっかに行ったと思うんですけど、
そういうふうにエリアでブランド化していくっていう。
ウォルマートも実は軍単位で、アメリカのアーカン層から始まってるんですけど、
そういう戦略を取ってます。
それから15番、取引規模利益モデル。
コスト固定費は売上げが伸びても整比例して上がらないので、
売上げが伸びれば伸びるほど利益が多くなるモデル。
これ実は私がやってます。
不動産管理業というのはこのモデルなんですよ。
ある程度までいって損益分岐点を超えると、
あと全部利益になっちゃうんですね。
例えば管理等数が10等増えましたと。
増えてから社員を1人入ってもらったらいいので、
売上げの損益分岐点を超えるまでは結構地道な商売なので厳しいんですけど、
一旦分岐点を超えちゃうと固定費がほとんど変わらないので、
売上げが伸びてから人件費を投入することだけでいけるので、
利益が継続的に安定的に出るモデルなんですね。
それから16番、価値連鎖ポジション利益モデル。
バリューチェーンの中でのコントロールポイントを支配することで
大きな利益を上げるモデルと。
マイクロソフトやパソコンの業界はそうですよね。
いろんなチェーンの電気屋さんとかネットワーク的なものはありますけれども、
そこでメーカー側が商品を支配したり、商品のリリースのポイントですよね。
ここで新商品を投入しますみたいな。
iPhoneなんかもそうですよね。
いついつiPhoneいくつか出ますみたいなことで、
販売店やマーケットを自分のところで主導していくというモデルです。
それから17番、景気循環型モデル。
徹底したコスト、特に固定費削減により損益分岐点を下げることで、
景気が悪く他社が赤字でも損益分岐点に留まれ景気が良くなると他社より早く利益が上がるモデルと。
これはもうトヨタですよね。
トヨタの看板方式というのはまさにこのモデルですよね。
それから18番、販売ご利益モデル。
パソコンなどを販売した後に自動的に付属のアクセサリーや消耗品が販売できるモデル。
車のメンテナンスや部品交換などもこのモデルということで、
車検を通したら必ずここ部品交換してくださいと、ここも悪いですから買いましょうみたいなね。
必ず車検とは別に請求書くるじゃないですか。まさにこのモデルですよね。
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それから19番、新製品利益モデル。
市場にいち早く新商品を投入することで先行利益を得るモデルと。
これ面白いんですけど、Sカーブってわかりますかね、プロダクトライフサイクル。
商品というのは導入期、成長期、成熟期、衰退期という4つの期に分かれて、
どの商品も生まれてから無くなるまでそのS字を描くということなんですけども、
このSカーブの左側ということは導入期と成長期ですね。
ここは他社の3倍のコストをプロモーションにかけるんです。
そうすると頂点を過ぎたときに逆に今度は3分の1のコストで済むという、
そういう利益モデルですね。だからそのいち早く新商品を投入することで、
その認知を、商品が認知されて成長するまではお金がかかるんだけど、
そこから他社が追っかけてきても利益が十分に出るという。
これが新製品利益モデル、半導体とかですね、パソコンとか化学薬品、
医薬品とかそういうね、このモデルです。
それから20番、相対的市場シェア利益モデル。
市場で占めるシェアが大きくなると有名になりブランド化されるので、
マーケティング活動にかかるコストが下がり、大量生産により生産コストも下がるモデルと。
医薬品とかそうですね、ジェネリックとかね、同じものなのに安いですよね。
そして21番、経験曲線利益モデル。
経営者や従業員の経験値の累積が様々なコストを削減するモデル。
この本の例でいうと、デニム工場とか設備機械メーカーとかの例で上がってましたけど、
そういうね、工場とかメーカーさんで、そこで働く人の経験値ですね。
経験値によってコストが下がってくるというモデルです。
そして22番、低コストビジネスデザイン利益モデル。
極小に低コスト、とにかくその低コストのビジネスをデザインすることで市場の大きさに関係なく利益を上げられるということで、
個人事業の主というのはそのモデルなんですけれども、要は大きな組織を作らないで自分一人でやっていくことで市場の大きさに関係なく利益が上がりやすいと。
ただね、限界がすぐ来るので個人事業主の場合は、
これはやっぱりその個人事業主同士でチームを組んだりとか、いろんなネットワークを作っていったりとかする必要はあるんですけど、
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とりあえずそのデビューして生き残れるのはですね、テッドルバイというのがこのモデルです。
そして最後です。デジタル利益モデルということで、
従来のビジネスデザインをデジタル化することで大幅に利益を増やすモデルと。
リアルビジネスに比べて顧客に正確な情報を与えにくいのでFAQ、質問と答えですね、
などでそれを正確に提供するものに利益を得る機会が生じるということで書いてますが、
今まであるものをデジタル化することで、
販売の場所を変えて顧客の層を変えることによって一気に売り上げを上げていくと。
代表的な例は電子書籍ですよね。今まで本が紙であったものが、
今、Kindleとかタブレットで読めるようになるということで買いやすく、
それから持ち運びも便利だし、その保管が何と言っても便利ですよね。
というような全く今まであったものをデジタル化することによって、
新しいマーケットを開発するというデジタル利益モデルということになります。
以上、前半、後半、そしてディズニーも入れた予告編も入れますと、
3回にわたって、ザ・プロフィット、利益はどのようにして生まれるのか、
という本のビジネスモデル、それから私のことも含めて、
少しいろんな例を挙げながらお話をさせていただきました。
ぜひ皆さんもまずは本を読んでいただきたいと思います。
読んでいただきたいということと、単純に知識として、
知っててどうかということではなくて、ご自身のビジネスモデルのヒントにしていただいて、
今うまくいっているのは、なるほど自分はこのモデルを使っているんだなと、
それからこのモデルをさらに組み合わせたらもっとビジネスがうまくいくんじゃないかということで、
自分のオリジナルの組み合わせのビジネスモデルを作っていただけたらなというふうに思います。
ありがとうございました。
今回の番組はいかがだったでしょうか。
あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功のための気づきがあれば幸いです。
なお番組では、リスナーの皆さんからの中井孝吉へのビジネスや経営に関する質問を募集しています。
質問はホームページの受付ホームからお願いいたします。
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