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2016-04-12 16:30

第194回「ゲスト対談:高橋秀仁先生(事業承継コンサルタント)」

成功する事業承継の重要ポイント(1)2つの人の問題


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経営コンサルタント 中井隆栄の幸せな成功者育成塾
ポッドキャスト 経営コンサルタント 中井隆栄の幸せな成功者育成塾では、
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
この番組は、経営コンサルタントであり、幸せな成功者育成塾、塾長の中井隆栄がお届けします。
皆さんこんにちは、中井隆栄です。
この番組では、私がこれまでに800人以上の経営者の経営相談・人生相談に応えてきた中で、
確実に成果を挙げた、ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功を実現するためのノウハウをベースにして、
リスナーの皆さんや、塾生の皆さんからの質問に、私のオフィスやスタジオ、セミナー会場などから直接お答えします。
リスナーの皆さんこんにちは、経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日はゲストに、2代目社長専門事業承継コンサルタントの高橋修人先生に来ていただいています。
高橋先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
もう肩書き通り、2代目社長専門事業承継コンサルタントということでご活躍ということなんですけれども、
簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか。
はい。2代目社長専門事業承継コンサルタントの高橋修人と申します。
私は神戸の方で事業承継のコンサルをしているんですけれども、
もともと父の会社を引き継いだ社長も今やっているんですけれども、
非常にいろいろ問題が社内の中に起こりまして、非常に困った経験があります。
ひどい目に参りましたし、非常に困ってですね、大変だったので、
それを周りの人と同じ2代目、3代目で困っている高橋さんがたくさんいるので、
それをコンサルのノウハウとともに何とかお手伝いを、
私みたいな失敗とか苦労しないようにご支援をしたいなということで、
今やコンサルをしております。
なるほど、ご自身がお父さんと事業承継でうまくいかなかったという経験を生かされて、
2代目、3代目の社長の方にスムーズに事業承継をね、ということでコンサルをされているということです。
修人さんは中井塾5期生ですよね。
はい、5期生です。
5期生って何年くらい前ですかね?
5期生がちょうど5年ですね。
5年くらい前ですか。その当時はもう事業承継は終わっていたんですか?
終わっていたんですか?
ちょうど直前です。
直前、その後中井塾に来てからひどい目に遭われた?
中井塾に入る前にひどい目に沢山ありましたね。
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そこからちょっと上昇気味のところにちょうど来られてということですね。
はい、分かりました。
事業承継は非常に大きなテーマで、どの方も起業してある程度成功して、
最後は事業承継、バトンタッチというのが一つの経営者としてのサイクルのゴールということになると思うんですけれども、
どんな事業をやっていても必ず来るのが事業承継。
もちろんお子さんがいらっしゃるお子さんにという話になるでしょうし、
お子さんがいらっしゃらない場合でも会社が存続している限りお客様もいるわけですから、
社員の人の中でバトンタッチをしていかないといけないということになって、
この経営者の最後の壁というか最後のステージということになるわけなんですけれども、
その中でポイント、いろんなことがあると思うんですけれども、
大きく分けてポイントというのはどんなことがポイントになるんですかね。
はい。私もそうですし、相談に来られる後継者さんの多くはですね、
会社の中の人の問題とお金の問題に悩んでいるのが二大大きな悩みです。
二大悩み、お金の問題と人の問題。
人の問題というと、今お父さんと息子さんだというパターンが多いと思うので、
その話でさせていただきますけれども、お父さんと息子さんが意思疎通ができないみたいな、
そういう問題ということですか。
そうですね。同じ会社にいてお父さんが社長、息子さんがいらっしゃるということになれば、
お互いから真剣に会社のことを考えれば考えるほどですね、
経験と考え方が違うので、どうしても経営の方針がぶれてきます。
そこにやっぱり普通の会社であれば、社長の言うことにすべて資産のものは従うというのがあるんですけど、
親子なんで、ついつい、親父というか社長こうじゃなくて、この方がいいんだと言ってしまうために、
非常に社内で揉めてしまうということがたくさんございます。
その関係性として社長と専務だとして、社長専務という関係とお父さんと息子という関係が二重になっているので、
その関係性を考えてほしいということですね。
それは分かります。うちもそうだったのでよく分かるんですけれども。
もう一つは、新社長と今いる従業員の方との問題とか起こらないですかね。
はい。次ですね、社長になろうというときに一番従業員さんとの問題が起こってきます。
というのは、やはり今までの社長ですね、今の社長お父さんの方が雇ってきた従業員が、
親子さんが社長になるとなるんですが、当然リーダーが変わるので、ついてこらないというか、
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それについつい反発してしまう従業員さんも放っておくと出てくるので、
それでやっぱり私もそうですし、私の知っているクライアントさんでも従業員が出ていったり、
反発するという例は多々あります。
そうですよね。そもそも息子さんが雇ったわけではないですから。
ひょっとしたら息子さんより古い人もいるかもしれないしということですよね。
はい、分かりました。今回、人の問題にお話を絞らせてもらって、
お父さんと息子さんがうまいことスムースにバトンタッチするにはという話と、
バトンタッチした後、従業員さんをスムースに引き継いでいけるという2つの話をしていただきたいなと思っているんですけど、
まずお父さんと息子さんが揉めないで、多少揉めると思いますけど、
なるべく揉めないでスムースに事業承継していくコツとかポイントみたいなのを教えていただけますでしょうか。
事業承継、全般に言えるんですけど、うまくいこうと思うと後継者さんが変わる、もしくは成長することしかうまくいくことはないんですね。
そうすると後継者さんが自分の社長、お父さんと関係者を抑止すると、自分が何かしら成長を変わることが必要になってきます。
そうすると、経営の話にしますと、当然後継者さんが考えているこれがいいと思う方針もあるんですけども、
そもそも今会社の方針、社長の方針は何でそうなったんだろうか。
これも当然積み重ねが何十年あるわけですから、その歴史とか考え方を全部知っているかというと、
なかなかそこまでしっかり話している親子、もしくは会社というのは非常に少ない。
実際、私がコンサルすると、そこを前に入り、根折り葉折り聞いてくると、そういうことだったんですねということが結構あります。
それは具体的にコンサルをやる中で、先代社長と新社長の間に高橋先生が入って、3社でやるという感じになるんですかね。
はい、そうです。
先代社長に、そもそもの歴史とか考え方とか成り立ちとか、いろんな経緯みたいなのをインタビューすることで整理していくという。
そうです。
それいいですね。やっぱり親子という側面もあるので、ついつい感情的になりましょうね。
そこに客観的な第三者の立場のプロの先生が入っていただくということで、お互い客観的に話が聞けているということ。
それは素晴らしいなと思いますね。そもそもなぜそうなっていたかという経緯を共有して理解すると。
その次のステップとしてはどういうふうになるんですか。
そうですね。そのステップで、その場で一応ふんふんと言うんですけど、実はその後も個別に警察さんとか高橋さんと私が会うと、さらにああは言っているけどこうなんだよみたいな本音の部分が聞けてきます。
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そう聞いた上で、私もどっちの立場も非常にわかるので、それを両方聞いた上で、もう一度3人で会う時に。
本来は伝えたかったこと。息子さんがお父さんの社長に伝えたかった本当の意味はこうなんですよ。
もしくは社長、警察さんが高橋さん、息子さんにこういうことは守ってほしいとかやってほしいと要望があるので、それはこういうことなんですよということを翻訳というか端渡しをすることで、お互いこれが一番やってほしいというか。
これが息子のやりたかったこと、これが父親のやってほしかったことというのがわかるので、非常に経営の方針としてはすり合わせております。
うまくそれでいくって一番いいと思うんですけど、最悪うまくいかないとどんな感じになるんですか。
最悪うまくいかないとですね。本当にこれは僕もされなくても友人の話なんですけども、お父さんと方針が合わなくて息子さんが出ていってしまったということで、本当に継ぐ人がいないというようなことも起こり得ます。
起こり得ますよね。悲惨ですよね。かなりね。
かつビジネスだけではなくて人間的に縁が切れてしまう。何年もお父さんに持っていないとか、孫の顔を見せていないみたいなことになるのは、やっぱりせっかく会社もしているのに、それは本当に不幸せになってしまうので、それは本当に良くないなというふうに思います。
そもそもお父さんも息子さんに良くなってほしいと思っているし、息子さんもお父さんに親孝行したいとかお願いしたいという気持ちがあり、しかも両方とも会社のことを真剣に考えているにも関わらず、結果がそうなってしまうと。かなり重傷ですね、それは。
そうならないために事前にやっぱり話し込み、価値観の擦り合わせ、方向性方針をしっかり決めておくということですね。
それは今度うまくいきました。いついつから、例えば来年の4月から新社長体制でスタートしますというときに、今度は従業員さんとの問題があるんですよね。それはどういうふうにして解決していくんですか。
そうですね。従業員さんの問題で一番多いのは、社長が新社長になって、これからこうしますというふうにすると、いろいろ事前に聞いていない従業員さんというか、あまり興味がなかったのかと思うんですけど、今までこのルールがちょっと変わるわけですね。何割か変わるので。
変わることに対して不利益というか、自分にとって良くないと思う人が反発してくるので、そこで対立というか、対立しなくてもいいんですけど従業員さんとうまくいかない。それがベテランさんである場合が多いんですけど、ベテラン社員さんとうまくいかないというのは多いです。
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それはどういうふうに解消していくんですか。もしくはそうならないために準備をしていくわけですか。
そうですね。そうならないためにまずは、自分が社長になったらこういうふうにしますよって方針を伝えるということと、もう一つはやはり個別個別で従業員さんと、私がお勧めするのは必ず面談をしてください。
そこでまずコミュニケーションをとるということと、その中で一番伝えなければいけないのは基本的にあなたの安全というか、そのまま働いていただいても全然結構です。
ただし将来的には会社はこういうふうにしたいので役割は変わるかもしれませんけれども、今すぐではないですという、今その安全というか今のままですよというのを伝えてくださいというのを言っています。
なるほど。で、その会社をどういうふうにこれから運営していくというビジョンとか方針みたいな、そういうのも伝えるということですか。
そうです。やっぱりリーダーが変わることによって従業員さんは基本的にみんな不安になるので、今のままでいるのかどうか、最悪ひょっとしたらクビになるんじゃないかとか思い込んでいる人がいますよね。
そういう人に対してそうではないということと、将来こうなりますよというのを見せてあげるということで非常に安心を皆さんされます。
なるほど。でもその中でも辞めていく人はもう辞めていくのはしょうがないということですかね。
しょうがない。
なるべく、基本新社長が今の従業員の人を全部引き受けるというか引き継ぐという方針で行って、ただついてこれない人はもう仕方ないという感じで。
仕方ない。
なるほど、わかりました。事業承継ということで、すごく大変だしデリケートだし難しい問題だと思うんですけど、冒頭にも言いましたけど、これ全ての経営者の人が最終に乗り越えないといけない難関ということですから、
ぜひうまくスムースに、初代から2代目、2代目から3代目とバトンタッチしていただけるように、そんなスムースな事業承継ができれば本当に素晴らしいことだなと思います。
今日はゲストに、2代目社長専門事業承継コンサルタントの高橋修人先生に来ていただきまして、いろいろと事業承継のコツということでお話をお伺いしました。高橋先生、今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
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今回の番組はいかがだったでしょうか。あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功のための気づきがあれば幸いです。
なお番組では、リスナーの皆さんからの中井高橋へのビジネスや経営に関する質問を募集しています。質問はホームページの受付ホームからお願いいたします。
また、全国各地から約400名の塾生が通う幸せな成功者育成塾に関する情報はホームページをご覧ください。
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ではまたお耳にかかりましょう。
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