2024-02-10 08:30

#212 2024/2/10

小中学校での授業時間の話

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西牧 秀敏 ライブ
皆様、こんにちは。 2月10日のライブです。
今朝の読売新聞、一面に上がった記事なんですが、 小学校、中学校の授業時間、
現在は小学校が45分、 中学校が50分なんですが、
どうも、これが5分ずつ短縮されそうです。
と言いますのも、この秋の中教訓に、 そのことが諮問されるそうで、
実現されれば、2027年に見込まれる、 次期学習指導要領、改定に盛り込まれると、
いうことになるんだそうです。 実現もその時からということですよね。
ただ、まだ諮問で検討される段階ですので、 これはもちろん、正式決定ではないわけで、
ですが、こういった記事が出てくるというのは、 大体の場合においてはかなり、
実現される可能性が高いですよね。
そこで、私、実は小学校の教員を務めているんですけれども、 今の45分の授業が5分短くなるというのを、
ちょっとイメージしてみました。 ただ、なかなかイメージしにくいんですけれども、
おそらくは、今、導入段階でやっている全時の復習、 これもやらないわけにはいかないですので、
この辺を少しコンパクトにやって、 展開、授業の中心に移っていくのかなと。
さらには、授業の後半で、 その日の授業で学習したことを振り返るワーク等があるわけですけれども、
その一部が、家庭で復習するための宿題として回されるのかな。
そうですね。短縮できるといえば、せいぜいその辺りでしょうね。
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いずれにしても、授業が5分短縮される、 短くなるというのは、すごい大きなことで。
おそらく、授業の組み立てを根本から変えていくことになるでしょうし。
子ども側の立場に立つと、なかなか45分間という時間も、 長いといえば長いですよ。
集中して取り組むという点においては。
5分少なくなることで、集中力が持続する。
そういう点ではメリットもあるとは思いますね。
あと、5分ずつを短縮。
1日に授業が5時間、ないしは6時間ありますので、 仮に6時間それが行えたとすると、
トータルで1日30分時間の節約が図れるわけです。
その30分を文科省の方としては、 学校裁量で考えているようです。
それが学校全体で統一して何か行うために使われるのか。
できるならば、それが各担任裁量になるといいなと思います。
その日の予定している授業の中で、 少し時間的に厚みを持たせたいとなれば、
40分の1コマにその20分をつけて、 60分間でじっくりやるであるとか。
あとは、20分単独でもいいと思うんですね。
その日にあった授業の復習であるとか。
その日はなくても別に、 そこまでの授業の復習でもいいでしょうかね。
そういったものに使うとか。
あとは、これはダメですかね。
その分で早く下校する。
家庭学習を充実させてもらう。
我々教員の放課後、仕事をする時間も増やしてもらう。
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案外これが一番有効な気もしますが、それは難しいんですよね。
ですので、今30分の話が20分になっちゃってますが、
20分なり30分なりの浮いてくる時間を、 いかに有効に使うかですよね。
コマ数については変えない方向だと言うんです。
確かにそうですよね。
時間が減ってさらにコマ数も減るとなると、
学習指導の時間が大幅にさらに減ってことになりますので。
そうすると今度は学習の質という問題にも なってくるんだと思いますから、
コマ数は現状でいいのかもしれませんね。
過去のいわゆるゆとり教育に逆戻りするんじゃないかということで、
ちょっと慎重になるべきだという意見もあるそうですし、
賛否両論の問題だとは思いますが、
我々教員としては決まった方針に沿って、
それに合わせて子どもたちにとって最適な授業を 設計していくのみだと思います。
いかなる形になっても結果を出すのが、
我々プロの教員としての使命だと思いますので、
動向を見守りながらまたその流れに合わせていけるように、
私個人としては頑張っていきたいと、そんなふうに思います。
珍しく真面目なお話でしたね、今日はね。
今日のライブは以上です。ではまた。
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