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2020-01-17 11:57

第7回 【黎明期回】インターネット前夜、私たちが受けた衝撃の体験の数々を語る

80年代初頭から2000年代までの20年間は、驚くようなイノベーティブなことが次々に起こりました。ワープロ、パソコン、そして通信。当時20代だった私たちだからこそお話しできる、今の人からは想像もできない驚愕の体験を語ります。
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Lyustyleの知的迷走ラジオ、第7回目の今日は、黎明期回です。
はい、始まりました。
黎明期、黎明期っていうのはですね、だいたいインターネット前夜からですね、2000年初頭の頃にかけてのことで、私のブログの中で言っていることなんですよね。
その頃ね、黎明期という言い方をしているんです、私勝手にね。
その頃のことを、いろんなその頃にイノベーティブな出来事があったわけですね。
80年代から2000年にかけての20年間というのはね。
その頃ちょうど私が20代から40代を駆け抜けた頃で、次々に襲ってくるそのイノベーティブな出来事をまともに受けてですね、自分の仕事や出来ることをいろいろ求めていった時代なんですね。
当時の人からは今の時代は全く理解できないと思うし、今の時代の人も当時のことは何もよく理解できないんじゃないかと思うんですよ。
それを当時実際に経験したものとして記録に残していくというのは面白いんじゃないかなと思って、ブログに書き始めたのが黎明期なんですね。
どういうことを言うかというとですね、大体私が20代だったのが80年代の初頭なんです。
この頃ですね、ワープロが現れました。
ほどなくしてね、パーソナルコンピューターが個人の手に入る時代がやってきました。
これが大体80年代の中頃のことなんですね。
そしてですね、80年代終わりにはパソコン通信が始まって、それぞれのコンピューターがネットワークで繋がるようになったんですね。
そして90年代の中頃からインターネットの時代が始まっていくんです。
この間ですね、起こったイノベーションというのはすごかったんですよね。
それ以外にもね、カセットウォークマン前世の時代からね、MDとかMP3プレイヤーとか、
それからiPod、Apple Watch、AirPodsなどね、モバイルオーディオ関連の編成がありました。
またビデオカメラにしてもね、VHSの型掛け式のビデオカメラがあったんですよ。
それからいつの間にか8ミリビデオということで、それからパスポートサイズ、手のひらサイズになるようなビデオになり、
それからさらに今度はカラーファインダーですね、カラー液晶のファインダー、カラーで見れるようになった。
その後デジタルビデオが出て、そしてハイビジョンカメラが出て、
そして今4Kカメラというのがね、スマホでそれが撮れちゃうというような、
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とんでもないビデオの進化の歴史がこの20年間にあるわけですね。
デジカメもですね、1995年ぐらいにね、35万画素ですよ当時。
そういうようなものが出てきて、それから一気に100万画素、200万画素、300万画素というようにね、
もう1年単位で100万画素ぐらい増えていくんじゃないかというような時代を経て、
そしてもう一眼とかね、ミラーレス、高級コンデジ、フルサイズミラーレス一眼とかね、
そういうような進化が起こってきて、もう美しい画像はスマホで撮るの当たり前みたいなね、
そういう時代になってきていましたね。
あと外部記録媒体のね、進化もすごいですね。
フロッピーと言ってね、よく今出てきますよね。
フロッピーとか今の若い人知らないんじゃないとかね。
フロッピー、それからハードディスク、それからMO、MOも知らないですよね、きっとね。
光じきディスクですね。
それからUSBメモリ、それからSDカード、それからもう現在クラウドってね、
もうとうとう目に見えない世界の話になってきてしまっています。
1980年代の人間にはですね、たった30年後の今の時代のテクノロジーというのはね、
想像すらできないですね。
でもそんな次々に起こるイノベーションと共に生きてきた私たち人間はですね、
実際に目の当たりにしたそんな様々なね、驚愕ですね。
感動、興奮。
それをね、私はこう、知的生活ネットワークというブログでたくさん記事にしてきたんですね。
私たちのね、頭も次々とね、アップデートしないともういけなかったんですよ。
もうアップデート余儀なくされたんですよね。
それらをね、ずっとまとめていっていこうというふうに思っているんです。
外観しますとね、ワープロですね。
ワープロで人類は生まれ変わったということを私は書いているんですけどね。
あのね、ワープロがどんなものかというとですね、
もう当時の人にとっては、もうなんていうんですかね、
入力することと印刷することとのタイミングがずらすことができるという、そういう価値です。
あの、昔は書いた時がアウトプットの時間じゃないですか。
鉛筆で書いたら、それがそのままアウトプット。
もう書くこととアウトプット、入力とアウトプットですね、それが同時だったんですよね。
ところがワープロの登場で、家で入力だけしておいて、仕事場でそれを印刷するという。
そのような時間差、タイムシフトが可能になったという、そういうようなことがまずあるんですね。
ちょっと思ったこともないでしょ、聞いておられる方。
それがすごかったんですね、私たちは。
それからね、その話のもっと前にね、書いたものが保存できるという。
保存しておくと何がいいかという、そういう意味がわからなかったんですよ。
つまりね、保存をしておくと、それを呼び出して、今度は別のものに編集して別のものを生み出せるという。
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このことの概念が理解できなかったんですよ、最初の頃は。
あの、要は書いたらそれで終わりなんですよ、昔はね。
鉛筆で書いて終わり、違ったら今度消しゴムで消さなきゃいけないんですよ。
ところがワープロはそれを保存しておいて呼び出して、またカーソルで打ち直すことによって
別のものを作り上げることができるという。
そういうようなことに気づいた人間は、いち早く仕事場の仕事を改革していくことができたんですね。
どんどん効率化していこうというふうに思ってね。
私も職場の中でね、いち早く書く論文であるとかレポートとかをね、
ワープロに変えていった人間なので、それを知らない人たちと比べて相当時間をね、
有効に使うことが、そういう時代になったんだということをしっかりと受けた、
享受した時代でありますね。
享受した人としなかった人がだからいるわけですね、当時はね。
はい、それがね、一つのワープロですね。
次にね、パソコンですね。
80年代はパソコン黎明期です。
当時ね、30万から40万ぐらいしたんですよ。
それね、高いという感覚なかったんですね。
どういうことかといったら、今の人ね、車買うのにね、100万というのは高いと思わないでしょ。
100万とか安いぐらいだと思うかもしれないんですけど、
100万、当時パソコンというのはそんなもんだという一般の認識だったんですよ。
だから30万出しても40万出してもね、
車に100万出すのと同じぐらいの感覚でパソコンに30万40万出していたと思ってください。
ですから、パソコンを買うというのはね、30万ぐらいの金を出すということだったんですよ。
それで、パソコンの黎明期が80年代ぐらいですね。
パソコンを買うとね、いかにそれが何でもできる機械だというようにね、
思い込んでね、パソコンで何でもしようと思った時代があるんですね。
デスクトップパブリッシングというような概念を初めてそこで知って、
地を打つだけじゃなくてね、
それに絵を描いたりとかね、レイアウトを組んだりとかそういうようなことができるようになっていったということですよね。
あとデータベースですね。データベースという言葉自体がね、もうワクワクするわけですよ。
パソコンの代名詞じゃないですか、何かわからないことがパパッと打てばサーッと出てくるというね、
それを自前で作ろうとしていた時代なんですよ、そのデータベースをね。
私も教育関係のデータベースを1000件ぐらい打ち込んでね、5年かけてやめました。
一回も検索したことがないからね。これは一人でやるものじゃないなと思いましたね。
その直後にインターネットがやってきて、もう個人でデータベースを作る時代では完全になくなりましたけど、
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当時はそういうことをやってたんですよ、みんなね。
あとパソコンでゲームをやると。
当時ね、ファミコンはすでに延熟期を迎えていたんですけれどもね、
しかしゲームの多彩さとかね、グラフィックの綺麗さとか、本格的なシステムとかね、
パソコンでゲームをやるとね、ファミコンでやるゲームの遥かにすごいことができてたんですよ。
だからパソコンを持っているとね、ファミコンでは味わえないような高性能で綺麗な大人向けのゲームができてたんですね。
これがね、当時パソコンを持っている人のアドバンテージだったんですよ。
それからね、次に90年代ぐらいに出てくるパソコン通信です。
パソコン同士がつながった喜びっていうのをね、想像できます?
まずね、パソコンとかワープロっていうのはそれぞれ独立した機械だったんですよ。
そこでクローズドだったんですね。
ある時、おっかなびっくりモデルを買ってきて、電話線つないでね、
そして指定された電話番号を打って、ピコロコロコロっていう音がして、ガガガガガっていう音がして、
そして画面にね、ウェルカムとかいう文字が現れた瞬間ですね。
これ感動ですよね。
自分のその画面の向こうに誰かがいるという、つながっている感覚。
これはね、もう本当にね、感動的でしたね。
私は一人ではなかったんだという感覚ですね。
人類はそこで一つ前に進んだんですよ。
ワープロとかパソコンの画面の向こうに確実に誰かがいるんです。
自分たちは一人じゃないと。
それをリアルに感じ取ったね、私たちの喜びっていうのはね、
もう宇宙をさまようロケットの乗組員がね、知的生命体のいる惑星を見つけたの。
そういうような喜びに近かったかもしれないですね。
はい、その後ね、インターネットがやってきて、あとは皆さんが知っている世界になるんですけれども、
この黎明期では今話したことをですね、それぞれ個別にもっと面白く詳しく話をしていこうというふうに思っています。
今日は黎明期間でお話しすることの全体の概要についてお話ししました。
お付き合いいただいてありがとうございました。
第7回、黎明期間いかがだったでしょうか。
昭和の時代に生きた人間の驚きとか喜びとかね、そういうものについてお話をしていこうかなというふうに思っています。
私たちぐらいの60近い人間にだからこそできるお話なのかもしれませんね。
喜んで聞いていただければありがたいです。
できればSNS等で話題にしていただけるととてもうれしいと思います。
それでは今日はこれで終わりたいと思います。
ではまた。
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