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2020-03-14 11:29

第36回【知的生活回】マルチポテンシャライトは、オートパイロットで行こう!

私たち、したいことを一つに決められない「マルチポテンシャライト」は、ずいぶん長いことそのことで苦しんできましたが、TEDでそういう人たちが一定数いて、その人たちの役割があるのだということがプレゼンされて、何十万回も再生されていることを知り、安心しました。そして、自分が一つに決められないことを前向きに考えるようになりました。さまざまなことに気持ちを持ちながら、一つ一つ前に進めるための「オートパイロット」の考え方を述べています。
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はい、みなさんこんにちは。今日はですね、何かに取り組むときの一点集中ということについてお話をしたいと思います。
私たち、何かにことをなそうとするときには、一点集中をしないといけないというのはよく言われることですよね。
何かあれこれあれこれやっていたら、結局どれつかずでものが達成しない。
一つのことに集中することによって、ものごとが達成されていくと。
あれこれあれこれやっている人に成功者はいないというようなね、そこまで極論をする人もいますけれども、
ながち分からないではないですね。ところが私たちマルチポテンシャライトは、それが非常に難しいと。
マルチポテンシャライトについては、ブログで何度も書いているんですけれども、一つに決められない人たちのことということですよね。
仕事をするにも一つの仕事に決められない。趣味も勉強も何か一つのことに決められないと。
あれこれあれこれやってしまって、なかなか成果が上がらないという悩みを持っている人たちなんですね。
ところが、それが研究の対象になりまして、そういう人たちが確実に一定数いるけれども、
でもその人たちはダメというわけではなくて、その良さというものは確実にあるんだということで、
そういう人たちというのは様々なことを経験し、様々なことを知っているので、物事の折り合いを、
いろいろなこととつないで物事の折り合いを作ったり、新たな知見、価値を作り出したりすることがとても得意だというような成果が発表されて、
いわゆるテッドでプレゼンをされて何十万回も再生されたという非常に重要がある考え方なんですね。
私もまさに自分がそれだったんだということに気づいて、そしてそれでいいんだと思うようになった人間なんです。
ですから自分は何かをこれ一点と決める人間ではなくても、あれでもこれでもやってきたので、
常に悩みだったんです私自身も30年間くらい。他の人はもう、例えば私の仕事であれば教師ですけど、教師一本でしっかり打ち込んでいって、
そして論文を書いたり、すごく実践のある力のある有名な人間になっていったり、中には本を書いたりというような教師の世界でしっかり成果を出す人間が周りにたくさんいまして、
そういう人の中ですごく自分は良くないな、ダメだなということを常にずっと思い続ける30年間だったんですけれども、
そういう中で自分はどうだったんだというと、教師という仕事はすごく自分に合っていて、教師をするときには本当に打ち込んだんですけれども、
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でもそれだけじゃなくて打ち込む対象がイラストを書いてみたりとか、本を書いてみたいとか、絵を書いてみたいとか、3Dアニメーションを作ってみたいとか、それから音楽を極めたいとか、さまざまなものがあるんですよね。
それは誰にでもあるだろうって、誰でもそういうような一つのことだけじゃなくて趣味を持つだろうと言われるんですが、そのレベルじゃないんですよ。
例えばイラストを書いて決めたら、プロ用の機材を買いますし、プロ用の何十万もするようなソフトを2年も3年ものローンをかけて買いますし、
要は素人という言い方してはいけないんですけど、一般の人が使う機材やソフトでは満足できないので、プロになったつもりでプロが使う環境を整えるんです。
ですから私がイラストというものを自分でするために何十万のお金を継ぎ込んだか、そして時間を継ぎ込んだかわからないんですね。
同じく3Dアニメーションをしたいというのでも、今無料のツールとかあるんですよ、ブレンダーとか世界中の人がそれを使っていて素晴らしいプロダクトを生んでますよ。
でも僕としては満足いかないんですよ。
1999年当時、日本やアメリカ等のCMでガンガンと3Dのコマーシャルに使われていた、ライトウェーブ3Dという、これもプロのソフトなんですけれども、
モデリングから着色をして光を当ててそれを一コマずつ作ってアニメーションにしていくという全てのことができるソフトなんですけれども、
当時30万円したんですよね。それを2年のローンで買ってみたりとか、また音楽に関してもギターとかそういうもの、楽器は当然のようなこととしてソフトですね。
これもキューベースだとかソナーだとかロジックだとか、プロが使うソフトを何年間のローンが済み次第また次のを買ってみたいなソフトコレクターみたいな感じでやる。
趣味の域を超えているわけですね、お金のかけ方からすると。
だから私が持っているものを使えばプロの仕事ができる、そういうようなものをいっぱい自分は揃えながらやっているわけです。
ですからそれをする時の自分というのは本当にそこに打ち込むわけですし、それぐらいになったつもりで頑張るんですけれども、
次々にかと思えばイラストを描き始める、かと思えば音楽、かと思えば3Dのモデリングをする、かと思えば電子書籍を書こうとするみたいな感じで、
次々に気持ちが切り替わっていくので本当に苦労をしていました。
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とはいえですね、そんな困ったマルチポテンシャライトだったんですけれども、そうは言いながらも何らかの生産物は作り出してきているんですよ。
電子書籍も結局2冊の本を書いていますし、ミニサイトを作りたいということでミニサイトも5つぐらい作っていますし、
現在もう一つ必要なサイトがあって作っているところなんですけれども。
またイラストについてもですね、イラスト用のサイトに200個ぐらいのイラストを上げて、人が使えるような形で保存をしたりしていますしね。
ブログも毎日きちっとフロー型ではない、ストックできるような形での記事を価値の生産として上げていますし、
そう言われてみればですね、何も手つかずということではなくて確実に何かを作り出すという経験はしてきてはいるわけですね。
じゃあどうなっているんだと、マルチポテンシャライトで何も手つかないと言いながら、何でこれだけいろいろな生産ができているんだというと、
これでスイッチが変わるんです。その時その時のスイッチが変わるので可能なんですよね。
音楽もたくさん作ってきました。音楽を作る時の私は他のことを忘れられるんですよ。
全部それに没頭して、例えばその期間は忘れられるんですよね。
電子書籍を書く時にも私は1ヶ月間ほぼブログも書かず、イラストも書かず、何のことにも興味を示さず、電子書籍だけに興味を示すことができたんですね。
現在自分で必要なサイトがあるんですが、そのサイト作りにブログ以外のすべての興味、関心がそこに今集中されているんですよ。
そういうような意味で一点集中というのが、僕の場合は日替わりとか期間限定とか月替わりみたいな、
そんな感じで一点集中の対象がくるくる変わっていくというようなことがあります。
ですからプロダクトが確実にできていっているんだなというふうに思うんですね。
実はそうは言いながらも日々あれこれしたいというのはあるので、僕は確実に毎日ブログは書いてますよね。
それからツイートは知的生産という気持ちがあるので、知的生産のつもりで小さなツイートをたくさん書いています。
またブログはですね、毎週やっていますし、動画作成もとにかくやりたくてやっていると。
結局あれこれやっているじゃないかということになるんですけれども、
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実はですね、これらはもう確実に自分の中でルーチン化されていて、エネルギーを使わないんですよ。
分かります?エネルギーを全く使わないんです。
段取りが全てルーチン化されているので、一番エネルギーを使うのはやろうかなどうしようかなと思う、あの選択じゃないですか。
そこでうーんってやっぱりやろうとかやっぱりやめようとか、そういうようなところに使うエネルギーが一番大変で、そして無駄ですよね。
でも完全にルーチン化されていると、まずそのエネルギーを使わないで済みます。
段取りも決まっているので、淡々とそれをこなしていって、特にブログの場合はもう事前からテーマは決めているのを一つ一つこなしていくわけですが、
明日はこのテーマとなると、その日の中にいろいろリサーチして見出しは全部決めておいて、
そしてその晩の夜にも書けるときは隠し、翌日の朝その見出しをたっと埋めていくというようなルーチンの中には、
エネルギーをかけなくていい場面がたくさんあるんですね。
そういうことでブログなんていうのは呼吸をするのと同じ、ツイッターも同じことですね。
呼吸をするのと同じように普通に淡々とやっているものというのは、あれこれやっているうちに入らないんですよ、呼吸ですから。
今の私が力を入れているものは何かというと、あるサイトづくりなんですね。
これは私が毎日自分の空いている時間のうちの1時間を割いて、エネルギーをかけてやろうとしている、集中して今やっていることなんです。
ですからそういうようなことができるためにも、他のいろんなことはルーチン化してエネルギーを使わないようにする。
そして段取りも細かく秘めて淡々と進めていくようにするというようなことで、
蓋を開けてみればいろんなことが同時進行されているように見える。
そして確実にその中でも良いコンテンツが一つ一つ満たされていくというような状況を
作り出すことができるんじゃないかなと思いながら、もうずっとそれをやっているというわけであります。
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