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Lyustyleの知的迷走ラジオ、第89回目の今日は、【定年後の自分と向き合う回】です。
高齢者には社会的需要がある、新しいビジネスチャンスの創造ということについてお話しします。
チキリンさんの【ゆるく考えよう】という本がありまして、それを読んでみると、これからの高齢者市場に活気があるという話が出ていたんですね。
高齢者市場という言葉は、この本を読むまでは自分の中であまり聞いたことがない言葉だったので、とても新鮮だったんですね。
この高齢者市場というのは、なぜ今後活気があるのかなということで調べてみました。
一つは、高齢者は高い給料を欲しているわけではないということですね。
安い給料に労使双方が満足できるという、まずそのことが述べられています。
高齢者はすでに子育ても住宅ローンの支払いも終わって、ベーシックインカムである年金をもらっているわけですので、月10万程度の収入があればいいわけですね。
家事の合間に働けてそのくらいもらえるなら言うことなしと、そういうことで高齢者と労使双方が満足するということなんですね。
二つ目は、高齢者はキャリアを求めているわけではなくて、淡々と働いてくれると。
若者にとってはキャリアアップにつながらない単純作業というのがあっても、でも高齢者は飽きずに真面目に働いてくれるわけですね。
体力に相応のちょうどいい仕事であるということもありますね。
高齢者はキャリアアップなど求める必要もないということです。
さらにですね、高齢者って40年もの長きにわたって職業訓練を受けてきた人たちなわけですね。
すでに社会で成果を収めてこられた方々なんで、教育をする必要がないわけです。
再就職1日目から顧客対応などにおいて即戦力になるということだね。
育成コストがかからない労働力になるという、そういうことですね。
私もですね、町のスーパーに行ってレジに退職した後のようなおじさんがよく見るのをよく見かけるんですね。
私も何度もレジを売ってもらったんですけど、さすがに対応がこなれていて、とっても心地よく買い物ができました。
客側も高齢者ということでですね、カタカナのメニューがわからんとかね、高齢者の困り感をよく知った上での対応がお出来になると。
ということで高齢者の客をリピーターにできる、そういう対応をすることができるのが高齢者であるということですね。
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以上のような理由で高齢者市場に活気があるということ、とっても納得ができますね。
若者は正規社員から占め出されるどころか、派遣や臨時の仕事からも占め出される可能性が高いと、そういうふうに書かれていて、
それはゾッとしましたが、そのようなことも否めないのかなという気がしていますね。
はい、いかがだったでしょうか。高齢者には社会的需要があるということで、なるほどなと思うようなお話でした。
私たちも頑張って需要に応えられるような市場価値を伸ばしていきたいなというふうに思っているところです。
それではまた。リュースタイルでした。