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リュースタイルの知的迷走ラジオ、人生3弾ロケット。
この番組は、定年退職後、2弾ロケット点火中のリュースタイルが、60男の様々な挑戦や生き方について発信していく番組です。
4月の6日木曜日、あと1日で週末という、そういうような日です。
今朝、黄色たんぽぽさんのラジオを聞いて、思ったことを話したいなと思いました。
黄色たんぽぽさんは、ファイナンシャルプランナーでいらっしゃるんですよね。
ちゃんと資格を持った方なんですけれども、どうしても自分の中では、こんな私がファイナンシャルプランナーで名乗っていいのかなっていうようなところから始まって、
でも、ある方のクライアントになった時に、その方が、いや自分は駆け出しですが、とか言われるのを聞いた時に、
その方自信を持って、そんなに言わなくてもいいのになと思ったという経験から、自分もちゃんと勉強していこう。
この分野だったら自分は得意だから学んでいこうと思ったというようなことをおっしゃってまして、とっても共感をしました。
僕らも教師という仕事を38年間してきたんですけど、よく言われるのは、大学出たてで何もわからない人が教師なんか名乗ってっていうようなことをね、世間ではよく言われるんですよね。
よく、もう本当に自分たちでもそれはね、思ってるんですよ。
でもね、教師であるということを名乗った瞬間ね、後に引けなくなるんですよね。
いや僕、駆け出しの教師だからって子供の前ではね、やっぱり言えないんですよ。
もちろん、信頼関係を作ったりとか、親近感を持ったりとかいうような意味でね、そういうふうに言うことはありますね。
でも、こと授業に向き合ったり困っている子を目の前にした時に、そういうことって絶対言えないんですよね。
自分は教師というプロであるという、そこの立場に立つしかないと。
なので、教師であると名乗った瞬間、そこからもう自分は教師であるということへ向けて、本当に力を持った教師であろうという自分になるという、そういうことなんですね。
教師ですということによって、教師になっていくという。
そういう意味で自分は38年間教師をやってきて、自分が思い描く教師というのに慣れたかどうかというと、
とてもそれには手が届かないというところできっと終わったとは思うんですけれども、
でも、教師であり続けようと思ってきた38年間だったなというふうに思いますね。
僕はですね、今イラストレーターだと言ったり、ギタリストだと言ったり、ブロガーと言ったり、ユーチューバーと言ったりね、いろんなことを言っているんですよね。
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でもこれ、もうどうしようもないぐらい恥ずかしいんですよ、実際はね。
だってそこですごい突き抜けたものを持っているわけでもなんでもないと。
肩腹痛いわって自分で言いながら思うんですけれども。
でもそう名乗ることによって、そうあらねばならないというね、そういうようなところになるじゃないですか。
もしそれでね、お仕事とかいただいたときに、リュースタイルさんってイラストレーターですよねって言われたら、そうですと言うわけですよね。
コーチの仕事も4年間やってますけれども、マスターコーチという世の中に何十人しかいないというようなすごい方がいらっしゃる前で、僕もライフコーチですと名乗るんですけど、まさにそうなんですよ。
僕はとてもマスターコーチじゃないからとか言えないんですよね。
コーチですと言った瞬間、コーチであらねばならないというようなことがあるので、
コーチとかイラストレーターとかギタリストとか名乗ることによって、本当に自分の思い描くそういう人たちになっていこうというそういう気持ちで、
僕はこれからもギタリストなんて本当はよく言えたよねって思うような感じなんですけど、
でも僕はイラストレーターでありブロガーでありコーチでありギタリストであり、そのような人生をこれからも歩んでいきたいというふうに思います。
それではまたリュースタイルでした。