言葉と脳の関係
言葉にすることによって、自分がやりたいことの夢は叶うんだっていうことをよく言われますけれども、
それを根拠を持って話しますみたいな、なんか大それたタイトルがついているというふうに思うんですけど、
まあちょっと心理学だとか、そういういろんなね、いろんなというところがちょっと非常に怪しいんですけどね、
そういうものを元にしてちょっと話してみようかなと思うんですよね。
声に出して宣言するっていうのは、脳を本気モードにすることってよく言うじゃないですか。
思っているだけっていうのは脳は自分事と思ってないと。だから行動に結びつかないと。
で、これをやりますと言うと脳が本気モードになるとよく言いますよね。
こういう脳をですね、ちょっと4つの根拠っていうものを元に話してみようと思うんですね。
一つはですね、脳が言葉に出すことに強く反応するからということ。
二つ目はセルフトークっていうのが行動力を高めるからということ。
三つ目は宣言効果によるコミットメントが強化されるからということ。
そして四つ目がですね、実現できる人の共通点というのが言葉に出すことなんだよということですね。
この四つから行こうと思ってるんです。
最初はね、脳は言葉に出すことに強く反応するからということの話なんですけど、
まあ頭の中で考えているっていうことはですね、先ほども言いましたけど、
これは現実の行動とか自分の決意と脳の方が判断しないんですよ。
ただぼやーんと頭に浮かんでいるだけなんでね。
で、声に出して言葉にするとなると脳の中で何が起きるかというとね、
頭の中で思っているっていうこととは違うことが起きるんですよね。
それはですね、思考から発声、そして聴覚、再認識というこの流れがぐるぐるとループするんです。
まずね、言葉にするときに思っていることを言葉に紡ぎ直しますよね、自分でね。
どういう言葉を当てはめれば今思っていることが伝わるのかということで構成しますよ、言葉をね。
これというのがね、前頭用のブローカー屋というところで行われるんだそうです。
次に音声としてそれを言葉で発しますよね。
それは同じく前頭用の運動屋というところがつかされているらしいんですよね。
で、言った言葉を自分が聞き取るじゃないですか。
これは側頭用の聴覚屋というところが担っていると。
そしてそれを聞くことによってその内容をもう一度再確認するというのがこれも前頭用のウェルニッケ屋というところ。
こうやっていろんなところが脳が働いてですね、これがぐるぐるとこう回転することによって
単に情報が処理されるというんじゃなくて
その自分ごとという認識が高まるんだということが言われています。
脳が言葉に出すことによってその四つの運動をぐるぐる回ることによって
それに反応するんだという一つの根拠ですね。脳科学からの根拠です。
セルフトークと行動
二つ目はですね、心理学ですね。セルフトークというのが心理学の概念なんですけども
これがですね、自分自身に語りかける言葉というのがね
思考や行動に影響を与えると言われているんですね、心理学の中ではね。
声に出すということで自分自身の行動やパターンが書き換えられるそのきっかけになるというんですよ。
なのでポジティブなセルフトーク、例えば私はできるとか自分はやれるみたいなね
そういうようなポジティブなことというのは非常にやる気や集中力を高めるよということが
心理学の中で明らかにされているということでよくスポーツの世界とかでね
よくやりますよね、そういうことね。二つ目は心理学というところからでした。
三つ目はですね、宣言効果。これ社会心理学の分野からのことなんですね。
これ一貫性の原理というものが働くんだそうです。これはどういうことかというと
人は自分が一度言葉にしてしまったらそれを実行しようとする傾向がね、人間というのはあるんだそうですよね。
つまりその出した言葉に自分を合わせようとするように行動を始めていく生きがちだということです。
言葉に出して自分は自分ごとになったのにも関わらず行動していないというのは
自分に対しての整合性が取れてないなと。そういうことで整合性を保たなきゃというような心理が動くんだそうですよ。
これが一貫性の原理ということで、社会心理学からの根拠というようなことですかね。
最後が面白いんですけど、これは根拠というか後付けの研究みたいなものなんですけどね。
言葉にしてる人としてない人とでは実際大きな差がありますよという現象を確認をしているということなんですよね。
それはね、これはドミニカン大学か、そのガイル・ワシューズ博士という方が2015年に研究した論文があるんですよね。
ちょっと調べてみると、それの概要は目標を紙に書いて誰かに伝えた人は、これ喋ってるということですよね。
宣言をしているということです。目標達成率が約70%近くに達したというもう優位な結果が出てるんですね。
ここが面白いのが、目標を心の中で考えるだけの人、これは全然頭の中で思ってるだけということよりもちょっと先に言ってますよね。
考えているので、つまり言葉は構成して飛行になっているので、ぼやーんと思っているよりは少しはいいんですけど、それでも43%半分以下なんですよね。
目標を紙に書くといういわゆる運動をした人ですね、これは半分を超えるんですよ、約64%。それでも半分ちょっとというところですね。
ここですよね、目標を紙に書いて、じゃあ実際どう行動したらいいかという行動計画を立てた人ですね。これはですね、68%に上がるんですけど、ほんのちょっとだけですね、上がるんです。
これ僕がよくやっている鬼軸攻略という本とかで示したり、バレットジャーナルの本で示したようなことがここに根拠を持って示されているので、僕もあの本にこれを根拠として入れていこうかなと思います。
次ですね、目標を紙に書き、行動計画を立て、友人にも目標を伝えた人が70%あったということですね。
さらに続きがあって、目標を紙に書いて、行動計画を立てて、友人に目標を伝え、さらに定期的に進捗を報告した人、これ76%になるんですよ。
このね定期進捗、定期報告ってものすごい力があるんですよね。これちょっと今日の話題とはそれるんですけど。
なので僕は週次レビューで毎週1回自分の中での定期報告をやっているわけですけれども、まあそれは鬼軸攻略に結びつきますよね、これを見るとね。
ということでですね、最後のは相関関係云々というんじゃなくて、共通的なこととして宣言している人の方が確実にパーセンテージ高いよという、そういう有意な結果が出ているということからですね。
ということなんでね、皆さんね、ただ思っているだけではね、もうふんわりした願望としか扱っていないので、言葉にしてみてください。
そのことによってね、やっぱり現実になるというか、現実にするように脳が行動させてくれるということですね。
まあスピリチュアルなことじゃなくて、実際に脳の働きがそうなっているというようなことでした。
私の場合はよくKindleの本をさっさと書きましょうとか言っているんですけど、メンバーシップの方では宣言してもらうんですよね、最初にね。
本を書きたいですじゃなくて、何月何日に出版するという言葉で具体的に宣言をしてもらっていますし、自分で言葉でも言うようにしてもらっているんですね。
まあそういうことで、結構続々とKindleの出版を皆さんされています。
はい、ということでですね、今日はそのような何故言葉で宣言すると夢が叶っていくのかということを、脳科学とか心理学とか研究とかですね、そういうものから今日はお話ししました。
それではまた。