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リュースタイルの知的迷走ラジオ、人生3弾ロケット。
この番組は、定年退職後、2弾ロケット点火中のリュースタイルが、
60男の様々な挑戦や生き方について発信していく番組です。
僕はもう長いこと、知的生活ネットワークというブログをやってるんですけど、
渡辺翔一さんの知的生活の方法という本に、26歳の時に出会いまして、
そしてもう、それから26、27年くらいですね、
その本を何度も何度も読み返しながら、僕も知的生活というものに憧れてですね、
少しでもその世界に近づこうと思って、いろいろとやってきた人間なんですね。
その中で、本棚を作るということに取り憑かれてましてね、すごく魅了されて、
自分の本棚を作る、自分のライブラリーを作るということに魅了されて、
いろいろと工夫をしてきたんですけれども、
僕の本棚のシステムというものがあって、
どんなのかというと、3つの本棚から構成されているんですよ。
その3つの本棚をぐるぐると本がね、回って移動していくんですけれども、
どんなのかというとね、まず1つはカレントの本棚、
今現在形で動いている本棚という意味ですね、カレント。
そしてメインの書棚、これは本当に私のライブラリーという書棚です。
そして寝室書庫、寝室にある書庫ですね。
書庫という名前の通り、倉庫というような意味合いがあります。
カレントの本棚というのは何かというとね、
僕は書斎の自分の机を壁に向けて置くんじゃなくて、
壁を背にして置いているんですよ。
よくテレビのドラマとかを見ると、社長室とかにカチャって入ったら、
向こう側の壁を背にして、社長さんが机に座って、
こちらを向いているというようなシーンがあるじゃないですか。
ああいう感じで僕は部屋の真ん中を向けて、
背中に壁を背にして机を置いているわけですね。
机についていろいろ書き物をしたり、ワプロを打ったりして、
くるっと椅子を後ろを向けると、壁に一つ本棚があるんです。
この本棚がカレントの本棚といって、
今使う本をそこにずらっと置いているんです。
辞書とかね、地図とか年表とか、そういう参考書類。
それからすぐ参照できるような辞書類ですね。
それから買ってきたばかりの本とか、今読んでいる本ですね。
そんなの置いているし、一つの棚には20冊並行読書といって、
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毎月20冊本を選んできてずらっと並べて、
隙間時間に読むというようなコーナーがあるんですけど、
そういうのがあると。
とにかく買ってきた本はそこにまずずらっと並べるし、
辞書類とかね、図版類とかね、
そういういつも使うものというのはそこに置いているという。
これがカレントの本棚ですね。現在進行形で使っている本棚。
これを質問しているときに必要になったら、
くるっと背中を向ければそこにあると。
また何か仕事と仕事の合間に隙間が出たら、
後ろをくるっと向いたら20冊並行読書があって、
どれかを選んで読むというような感じの、
カレントの本棚です。
20冊並行読書がたとえば終わりました、
次の本を選んできますというときに、
それを戻したりしますよね。
またもう使わなくなったとか、もう読んだ本とかね。
そういうのがメインの本棚に移動していくんですよ。
メインの本棚というのは、
カレントの本棚と真向かいの壁に出来てあるんですよね。
仕事をする時に、
仕事をする時の机を向かってそこにあるわけで、
顔をパッと上げるとメインの本棚が見えているという配置ですね。
そこはちゃんと本が決まっていて、
右上から、僕の場合は日本の歴史、
それから左側が民族学とかね、
右側が史書とか、
あと左側になると科学書とかですね、
そのような数学とか量子力学とか、
ビジネス賞が置いてある棚とかもあるんですよ。
あと美術の本とかね。
そういうように決まった配置があって、
それがですね、大事に大事に僕が何十年かかけて、
集めてきた本がそこに並んでいると。
そこに並んでいた本で、
例えばカレントの本で読んでいた本がもう終わりましたという時に、
そのメインの本棚に持っていくんですけども、
メインの本棚の、例えば科学書だった時に、
科学書の中にその本を入れるのかどうなのかと。
入れたら入らなくなるよねと。
入らなくなった本はどうするかというと、
寝室書庫の方に持っていく形になります。
また、新しく読んだね、カレントの本棚に置いて読んでいた本も、
メインの書棚をもう入れなくていいやと。
これはもうそのまま寝室書庫に行こうという。
そういうふうにね、メインの本棚に入れないまま、
寝室書庫へ行くという本もあるんですね。
つまりメインの本棚って、選ばれた本ということで、
そこに置かれるというだけで、
その本にとっては名誉なことというようなね、
位置づけになっていくんです。
でもね、そこに置いてて、やっぱりもうそろそろいいなと、
もっとさらに新しい本がね、そこへ入ってくるという場合は、
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一旦寝室書庫へ行きます。
寝室書庫というのはね、
別の部屋にあるんですけれども、
そこにある本というのは、
もうバッファーですね。
もうあとは、
リサイクル。
リサイクルに出す本としての候補なんですよ。
リサイクル候補なんです。
そこに1,2年置いてて、
もういよいよ見なくなったなという本を、
そこからリサイクルの方に出していくということなんですね。
ところがね、すごいことがやっぱり起きて、
メインの本なのにね、
返り咲くのもあるんです。
時々ね、棚の一つはね、
特集コーナーに空けてあるんですけれども、
ちょっと農科学ばっかり集めたコーナーを作ろうとかね、
誰々さんが亡くなったので、
その人の書いた本のツイートコーナーを作ろうとかいって、
あちこち自分のカレントにあったり、
寝室書庫にあったりして、
あちこち散らばっているその人の本だけを全部集めてね、
書棚の一画を特設コーナーにするんですよね、時々ね。
で、その時にメインのコーナーから返り咲いてきて、
そしてそのままね、
ここに置いておこうということで、
メインの本棚にずっと置かれている本というのもあるんですね。
そうやってね、ぐるぐると動いているというようなシステムになります。
システムといったらかっこいいんですけれども、
本はそうやってぐるぐると中を動かしていって、
活かしていくことで、
つまり自分の頭の中をね、
ぐるぐると整理しているのと同じなんで、
本棚はできるだけね、毎日触るようにしています。
それで本棚ライブというのを時々やっていますけれども、
それをやる時に本の説明しながらライブをするというやつなんで、
時々夜にやっていますので、
よろしかったら見てください。
これまでね、放送でも過去に3回くらいね、
本棚ライブというのをやっているアーカイブもあるんで、
よろしかったら見てください。
それではまた、リュウセイラでした。